任天堂が製作した『
ドンキーコング』シリーズに登場するカジキマグロのアニマルフレンド。
アニマルフレンドには他にも
サイのランビ、オウムのスコークス、ヘビのラトリー、
ぞうのエリー(
死神ではない)など、個性豊かな動物が存在する。
スーパーファミコンの『スーパードンキーコング』、続編の『2』『3』、ニンテンドウ64『64』と、
レア社が開発した全ての作品に出演しており、スコークスと並ぶ皆勤賞となっている。
その後レア社はマイクロソフトに買収され、同シリーズは別の会社が開発することになったが、
エンガードは『たるジェットレース』以降登場していない(ランビとスコークスは『リターンズ』と『トロピカルフリーズ』に出演)。
見た目の通り魚であり、主に水中戦で活躍する。
自慢の上顎(尖った鼻のような部分)を敵に突き刺して攻撃する。
水中面ではドンキー達は攻撃ができないため、貴重な攻撃手段となるが、
地上に上がってしまうと身動きが取れなくなってしまう(ふんばって少しずつ移動することは可能)。
『2』と『3』ではAボタンで力をチャージした後、一直線に突撃する「スーパーダッシュ」を習得。
これで破壊可能な
壁を壊すことができ、また、敵の一網打尽も可能。
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シリーズ作品に出演するエンガード |
SFCの『スーパードンキーコング』のエンガード。
このゲームはファミコンの次の世代の据え置きでの作品とは思えないリアルなグラフィックで表現されており、エンガードも例外ではない。
『ドンキーコング64』では、ランキーコングを操作している状態でエンガードのコンテナに入ると↑の画像の通り変身する。
立体になり、目がとても可愛らしくなっている。
ガリオンとうだい限定での変身だが、広い水の中を自由に泳げる。
シリーズ初の音ゲー『ドンキーコンガ』では 背景で登場。
パオン(現パオン・ディーピー)開発のレースゲーム『たるジェットレース』では、
一部のコースに設置されているコンテナを壊すとエンガードに跨る。
このゲームを最後にエンガードは スマブラのフィギュアを除いて登場していない。
発売中止になった『ドンキーコングパイロット(仮名)』では恐らく ステージの 背景として登場している。
同じく発売中止作品の『ドンキーコングレージング(仮名)』は、
エンガードの他ランビ、ジンガー等のキャラクターに乗って走るレースゲームになっていたと思われる。
『パイロット(仮)』と同じくレア社製だが、諸事情で開発中止になってしまっている。
以上の他にも、元レア社スタッフが集結して制作した『ユーカレイリーとインポッシブル迷宮』というどこかルー語を思わせるタイトルの作品では、
劇中で「やさしいメカジキのおかげで泳ぐのが早くなった」という説明文のアイテムが登場しており、エンガードとの関係性を臭わせている。
出番無いからってお前カメレオンと遊んでたのかよ
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漫画におけるエンガード |
ドンキーコングを題材にした漫画が数作存在しており、一部作品ではエンガードも出演する。
特別出演の『 スーパーマリオくん』を除いて絶版となっているため、活躍を見たい方は中古本を買う必要がある。
須藤ゆみこ氏による、ドンキーコングの漫画で最も知られているであろうこの作品においては気弱な性格。
ドンキー達にぶん回されたり罵倒されたりえんがちょされたりといつも酷い目に遭う。かわいい。
14巻のドンキーコング編に登場。
ドンキーが先にエンガードを見付けるが、それはリモコン式のニセのエンガードだった。
その後マリオが本物のエンガードを見付け、一時一緒に行動することに。
他にも4コマ漫画や海外コミックにもエンガードが登場する。
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MUGENにおけるエンガード
原作
ドットを使用したものと、超
変態が付くほどのエンガード好きで知られる水魚氏による手描きのものが存在する。
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水魚氏製作 |
2017年4月に公開された手描きのエンガード。
ニュートラルポーズ等は 原作を忠実に再現しているが、それ以外は独自のアレンジが施されている。
M.O.D.O.K.のように左右上下自由に移動できる(ただし、画面外には行けない)。
オリジナルの技やどこかで見たことがある技、カオスな技が 必殺技として搭載されている。
システムは様々なゲームのシステムを参考にしたカスタム仕様。
HPが3分の1になると覚醒モードが発動し、攻撃や必殺技等が強化される。
AIはデフォルトで搭載されており、オプションと組み合わせることで現在は狂下位まで強化される。
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高崎舟氏製作 |
こちらは『スーパードンキーコング』のドットを用いて作られたエンガード。
高崎舟氏曰く「よーく狙って突進するだけのキャラ」「強さ・性能に関しては完全に度外視しています」とのこと。
試合中はステージが常に水で満たされた状態になり、水魚氏のものと同じく画面内を自在に泳ぎ回ることが可能になる他、
時折画面下から 攻撃判定のあるイカが出現する。
攻撃手段は原作準拠の突進オンリーだが、飛び道具を掻き消せる上に出掛かり無敵と中々侮れない。
通常の突進の他にも、タメを必要とするもののガード不能となる「すこし強い突進」「とても強い突進」を所持している。
なお、常に浮いている状態であるためか、地上投げは基本的に通用しない模様。
AIは搭載されていない。
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この他にも、原作ドットを使った海外製のものが何体か確認されているが、いずれもAIは未搭載。
出場大会
最終更新:2024年06月07日 21:18