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史実の伊達政宗 |
伊達 政宗(だて まさむね 1567年9月5日 - 1636年6月27日)
奥州(後の陸前国)の戦国大名。
第16代当主・伊達輝宗と最上義守の娘・義姫(最上義光の妹)の嫡男。幼名は梵天丸、字は藤次郎、諡号は貞山。
神号は武振彦命で、青葉神社に祀られる。
米沢で生まれ育ち、元服してからも其処を拠点としていたが、後に 豊臣秀吉に領地移転を命じられ、陸奥仙台藩の初代藩主となる。
幼少時に疱瘡(天然痘)を患ったために右目を失明。
なお、政宗を「独眼竜」と呼んだのは明治期に入ってからであり、
ゲームや漫画その他でよく見られる政宗の眼帯姿も、一般的になったのは大河ドラマの影響である。
戦国屈指の教養人であり、豪華絢爛を好むことで知られていた。
良くも悪くも非常に頭が回る人間と言われ、戦の際は政宗本人の策謀や機知で打開することも多々あった。
若い頃から非常に野心の強い人物であり、隙あらば天下簒奪を常に目論んでいたと言われる。
ほぼ豊臣の世となりつつあった当事、民衆蜂起を扇動し動く機を自ら作ろうとし、
それが露見しても二つの花押(本人の認印みたいなもの)を用意し、豊臣秀吉の疑いを何処吹く風で受け流すなど非常にしたたか。
個人的に海外(スペインやローマ法王庁)にパイプを持っており、
徳川と豊臣の争いをスペインの艦隊の力を借りて一気に治め、日本の覇権を狙おうとしたこともある。
スペインでは「我こそ日本の王」と名乗ったらしい。
奇しくもこの時スペインの無敵艦隊がイギリスに敗れたため御破算となったが。
『戦国BASARA』でライバルとなっている 真田幸村(真田信繁)とは大阪夏の陣で対峙し、
噂に名高い伊達軍の騎馬鉄砲隊を、幸村は奇襲で打ち破っている。
だが幸村は次の日に徳川本陣で討ち死にし、政宗はこの借りを返すことは出来なかった。
しかしその際、戦死した幸村の娘を片倉重綱(小十郎の息子。2代目小十郎)の側室として仙台に迎えている。
後年は徳川家康・秀忠に重用され、家光の代に至っては徳川御三家すら許されなかった御前で帯刀を許されるほど信頼されていて、
祖父の如く尊敬されていた。
家光が鷹狩りに没頭し外遊ばかりしていた時、政宗は「私は外遊していた家康公の首を狙う算段ばかりしていた」と言って家光を諌め、
家光は鷹狩りを控えるようになった。
この時代の家康は神君と呼ばれ奉られており、他の人間が首を狙っていたなど言おうものなら、
たとえ徳川御三家の人間であろうと首が飛ぶレベルの暴言である。この話からも如何に敬愛されていたかが窺える。
戦時ばかりではなく政治の方面でも非常に見識深く、世情が落ち着いてからは東北の治世に力を注ぎ、治水・開墾などを積極的に行っていき、
表高62万石、実高では優に100万石を超えていたと言われ、一説によると250万石にも及んでいたらしい。
「伊達男」の語源となった人物でもある(朝鮮出兵に向かう際の伊達家の行列が豪華絢爛であったためと言われている)。
この兵装は同じく派手好きだった秀吉に気に入らせ、本陣待機させることで自分の部下達を戦前に出させないようにする為の策だった。
かくて政宗の策謀通りに事は運び、朝鮮出兵において伊達軍は被害を殆ど受けずに済んだという。
また日本で最初に味噌の大量生産を行い、商業用の納豆を開発したのも政宗と言われる
(味噌も納豆も戦争での保存食として使えるため、そのために開発したとも言われている)。
ちなみに本人も料理好きであり、来客には自らが台所で料理し来客をもてなしたという記録があり、非常に家庭的かつ大名らしくは無い一面もある。
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「Let's Party(パーリィー)!!
さあ、楽しいGAMEの始まりだぜ!!」
CAPCOMの人気GAME『戦国BASARA』シリーズの主人公の一人。二つ名は
「奥州筆頭」。
戦国BASARAのロゴには伊達家の家紋「竹に雀」が使用されており、まさにこのシリーズの顔役であると言えるだろう。
担当声優は
ロロノア・ゾロなども演じる
中井和哉
氏。自軍の兵士からは「筆頭」と呼ばれており、プレイヤーからもそう呼ばれることが多い。
なお中井氏はアニメ『へうげもの』でも伊達政宗を演じている。
そちらはそちらで何故か歌舞伎キャラだが
『戦国BASARA3』の海外版『Samurai Heroes』では
ケンや
ダンテの英語
ボイスも務める
Reuben Langdon
(ルーベン・ラングダン)氏が担当。
奥州・摺上原を本拠地とする、まるで
暴走族のような血気盛んな荒くれものどもで構成された、
伊達軍をまとめ上げる
カリスマ溢れるCoolな若きリーダー。年齢は19歳。
その隻眼の風貌と強面のイメージから「独眼竜」「奥州の竜」と呼ばれ恐れられているが、
自分の信じる「粋」を通すまさに伊達男である。
「六爪流」という、
どこかの教会の人のように片手に三振りずつ指の間に挟み、同時に六振りの刀を操る独特な剣技を使う。
前述の海賊狩りもビックリ
ちなみにこの剣技は、
某アメコミの毛深い人をリスペクトしたものである。
普段は一刀しか使わないが、固有技「WAR DANCE」、またはBASARA技を使用すると一定時間六爪状態になる。
専用のアイテムを装備することで常時六爪流状態にすることもできる。Yes,we can!
六爪流状態は攻撃力は上がるが
防御力が低下し、防御と回避ができなくなってしまう。
『2』までの最強武器(No.8)は『
Devil May Cry』に出てくる武器
「亜羅棲斗流(アラストル)」。
『3』では『DMC』コラボ武器は廃止されていたが、『4』では政宗自身が
ダンテと化すDLCコスチュームと共に復活。
また、『
空想科学読本』ではこの六爪流が科学的に検証された。
異国の文化に精通している国際派という設定で、
異国の言葉「English」に強い興味を持ち、
クールな言葉として会話で使用している。
固有技名も「JET-X」「DEATH FANG」など全てEnglish表記で、ゲーム中の台詞でもカタカナは主にEnglishで表記されている。
ルー大柴って言うな。
もっとも舞台が
一応戦国時代のため、ゲーム中の英語の使用率は意外に少ない。
え?史実的には
スペイン語かラテン語あたりじゃないとおかしいって?細かいことは
気にするな!
両方共日本人には馴染みが薄いし。でもHasta la vistaぐらいわかるよ
ちなみに口笛も英語と同じぐらいに多用する。
また『4』では政宗は英語を
「竜の言葉」と称していることが判明している。
伊達軍副将の
片倉小十郎は「竜の右目」とも呼ばれる片腕的存在である。
「背中を預ける」という発言をするほど信頼している反面、彼の小言にはうんざりしている所もある
(小十郎の方も政宗の破天荒な行動に頭を痛めているのだが)。
真田幸村とは生涯のライバルとして互いに認め合っている。
幸村よりも2歳年上だが、史実では両者同年生まれであり、決して政宗が年上ではない
(お互いに1567年生まれ。ちなみに西国最強と言われる立花宗茂も同年生まれであるが、
『BASARA』では政宗より年上でうだつの上がらない
サラリーマンと化している)。
小十郎とのコンビは「奥州双竜」、幸村とは「蒼紅」と表記されている。
農民一揆のリーダーであるいつきとは奥州で起きている一揆のためよく絡む。
最初は侍のことを嫌っていた(特に『2』のストーリーでは出会うのがよりによって織田、明智、
毛利なおかげで悪化)が、
政宗と小十郎に会うことである程度払拭される。
『BATTLE HEROESでも政宗ストーリークリア後に使用可能になり、ミッションモードでも小十郎に次いで仲間になる。
直接の登場のない『3』以降でも伊達軍との交流は続いているらしく、漫画版『3』の最初のエピソードで登場し政宗との交流が描かれたり、
ラジオ番組である奥州特攻目安箱に彼女のものと思われる投書があったり、政宗が彼女に関する台詞を言ったりする。
おかげで筆頭がたまにロリコン扱いされるが
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『3』では |
『3』では小田原城での戦いで石田三成に大敗(この際の転倒が通称「ビッタァァァァン」「b」などとネタにされる)し、奥州伊達軍は弱体化を余儀なくされる。
家康の手によって秀吉が討たれ、再び乱世が訪れると、政宗はかつての屈辱の借りを返す為、
そして何より地に堕ちたPrideを取り戻す為、打倒石田三成を目指して再び立ち上がる。
惨敗した怒りからか少々屈折しており、他国に八つ当たりのように喧嘩を吹っかける中、
通りかかった上田城で思いもよらず石田三成と再会する……のだが、
三成は政宗のことを全く覚えておらず、再び屈辱を味わうことになってしまう。
その上、ライバルである幸村が三成に味方し、自分に刃を向けてきたことで激昂し、
怒りに任せて幸村を殺そうとするが、「ここで真田を討てば貴方は後悔する」と小十郎によって諌められ、
そして他ならぬ幸村の言葉を受け、政宗は怒りのまま剣を振るうことを止め、家康と手を組むことを決意する。
一方、二周目以降にプレイできる青ルートではシリアスな赤ルートから一転し、熱くもクールないつもの蒼紅を見ることができる。
ちなみにエンディング数は全キャラ中最多で、その数実に6個(全キャラ共通の本能寺ED含む)。
…が、実はそのうち3個は「ストーリー性はほぼ無しで ラスボスが違うだけ、エンディングも使い回し」という、
存在理由がよく分からない、水増し感の強いルートとなっている。
本能寺EDも赤ルートの最終戦直前に本能寺に分岐するだけ(政宗だけに限ったことではないが)というものなので、
きちんとしたストーリーがあるルートは実質赤ルートと青ルートの2つのみ。
ホーム ステージ「奥州走竜戦」では主従共に馬でのレースを挑んで来る。
その結果として馬に乗らない爆走族に追われることになるのだが、それに関しては 従者の項を参照のこと。
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『4』では |
『4』では主人公の一人として続投。
「 竜王」を名乗り、誰もが希望を見出せるような天下を目指している。
同作初出であり主人公の柴田勝家の失意の表情にかつて片眼を失った際の自分を見て、その目に光を掴ませるため伊達軍に勧誘する。
幸村とのライバル関係も健在で、因縁シーンでは言葉は不要とばかりに武器を構える二人が見られる。
ホームステージ「奥州・青葉城」は前作に引き続き馬でのレースステージなのだが、色々とパワーアップしている。
多い直角コーナーと狭い道のりが立ちはだかり、一度のミスを挽回しづらい。
複数あるチェックポイントで政宗に遅れると門が閉じられて迂回を強いられる(この時点でほぼレースの負けが確定)。
とはいえ、道さえ覚えれば、BASARAゲージを駆使するなどして十分に勝てる難易度となっている。
また、ステージをクリアするだけなら急ぐ政宗達をスルーしてマイペースで進んでも問題無い。
だが最大の見せ場はレース前半が決着し、政宗が小十郎にバトンタッチする瞬間。
「MAGNUM BOOST!」と叫び 後ろ手に六爪を回転させ、馬諸共空を飛んでいく。
プロモーション映像で見せたその圧倒的インパクトにより、発売に先駆けて
大百科
が作られた。
お前らが筆頭の乗り方が普通普通言うから…
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アニメでは伊達軍の「
暴走族」のイメージからか、
政宗の愛馬にはバイクのようにチョッパーとマフラーが取り付けられており、公式で
「馬イク」と呼ばれている。
嘘か真かアニメのスタッフがカフェオレ・ライターというWebサイトに送ったメールによれば、
伊達政宗の馬と伊達軍の馬は、馬の顔と足の生えたバイクです
2009年には宮城県知事選挙のイメージキャラクターに採用されてしまった。ってそれでいいのか?
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県知事選挙でLet's Party! |
ちなみに宮城の市営バスの後ろにも『BASARA』の政宗&小十郎が貼ってあったり、
BASARA米などの多くのタイアップ商品を出していたりする。
小十郎と縁のある白石市も2009年に博物館を新設するなど、ブームに便乗しまくりである。
それにしてもこの宮城県、ノリノリにも程がある。
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筆頭マジ広告塔 |
大阪府の車上狙い防止のイメージキャラ、赤い羽根共同募金の啓発ポスターなどに採用されている。
共同募金の方は『4』の宣伝も兼ねているのだが、この奥州筆頭安請け合いし過ぎである。
ちなみに『BASARA』で赤いと言えば ライバルもいるのだが、こちらでは採用されず。
一方カプコンもこの知名度を放って置く訳もなく、
ニンテンドー3DSソフト『ガイストクラッシャー』にて彼をモチーフとした敵と装備を『4』とのコラボで登場させ、
続編の『ガイストクラッシャー ゴッド』では『4』の特別衣装である 農民袴&木刀モチーフの別バージョンも併せて配信された。
この勢いだとその内『 VS.』シリーズでリスペクト先と共闘するかも…?
果てには筆頭が某コンビニの制服を着ているのが確認されている。
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中の人ネタなど |
中の人が『 ONE PIECE』の ロロノア・ゾロで御馴染みの中井和哉氏であることから、「六刀流のゾロ」と言われることもある。
偶然にもゾロは新世界編以降で隻眼になっているが、生憎左右が逆。
また、ゾロは 原作にて 「六刀流か、くだらねえ」と言っているが、まさかそれをやるとは思ってもいなかっただろう…。言われた相手も小十郎とCV一緒だし。
他にも、英語交じりのその口調から「欧米か(某漫才コンビのツッコミ)」「欧州筆頭」などと言われることもあるが、
ゾロも「百八煩悩砲」と書いて「ひゃくはちポンドほう」と読むなど無理やり横文字を取り入れた技を使っている。
ちなみに中の人曰く「英語は苦手」「発音に対するツッコミは受け付けません」とのこと。
また中井氏はゾロや筆頭の影響で剣士キャラのオファーが増えたが、 実は先端恐怖症で刃物が超苦手だったりする。
ニコニコ動画での出番も多く、MADではよく 声優繋がりで『 銀魂』の 土方十四郎( マヨラーで アニメオタクの 新撰組副局長)にされる。
余談だが、『銀魂』には中井氏の他にも ヅラ(ではない桂だ)や パンデモニウムさんなど、
戦国BASARAに出演 した声優が多く、ニコニコでは非常にネタにされ易い。
作中で土方が 上杉謙信のコスプレをした際には視聴者から「お前は伊達だろw」とコメントで総突っ込みを受けた。
『銀魂』本編のジャンプ連載時にもネタにされ、そしてとうとうアニメ銀魂でやらかしてしまった。
一方で『Fate/Prototype』でも ランサー役を担当しており、その番外CDでもやっぱりやらかしている。
『BASARA』シリーズのパクr…オマージュ元であろう『 三國無双』シリーズでは夏候惇と典韋を演じているのだが、
前者は「流れ矢が目に直撃して隻眼になった」「(『無双』シリーズでの魏の武将全員がそうだが)イメージカラーが青」「喧嘩っ早い性格」と、
こちらも共通点が多い。
三國と戦国の世界が融合した『無双OROCHI』シリーズでは互いに専用セリフがあるが、
(こちらの政宗を知っていると)夏候惇からのセリフが自画自賛めいて聞こえてしまうといった珍事を起こしている。
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何故か
作品によって髪の色が固定されていない。
アニメや『X』では茶髪に統一されている(2Pカラーは除く)のだが『戦国BASARA』シリーズのCGでは黒髪である。
キャラクターデザイン担当である土林誠氏の絵では黒に近い茶色で描かれているので、どちらが正式な色なのかは判断し難い。
特別な例として漫画『乱・世・乱・舞』では銀髪であった。
また
瞳の瞳孔も細長く、現実の生物で竜に最も近い
爬虫類のような眼をしている。これはイベントムービー等で確認可能。
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『2』~『英雄外伝』での性能 |
残念ながら中堅下ランクという微妙なポジションである。まず普通に戦った場合、 通常攻撃のスペックが低い。
主人公らしくシンプルな挙動なのだが、リーチも短く、パワーも並、と良い所が無い。
やはり真骨頂は上記で述べた「WAR DANCE」を使用するか専用アイテム「無限六爪流」を装備した六爪流状態。
通常時よりもパワーやスピードが上昇し、技の隙も減るので防御不可というデメリットを補え… ない。
なにより、
- 被ダメージ率が2倍というとてつもない紙装甲
- さらに回避が出来なくなるため、遠距離攻撃にかなり弱くなる。
これらの要因により、総大将戦ではそれなりのスキルが要求される。
総大将は体力が減ってくると、戦極ドライブで スーパーアーマーを張ってくるため暴れられるとかなり辛い。
専用アイテムだというのに、「無限六爪流」を使うぐらいならば
通常形態と使い分け、紙装甲が殆ど気にならない(1回食らうと通常形態になる)「WAR DANCE」の方が安定しており、
はっきり言って専用アイテムの割に性能は悪い。…Oh,Shit!!
いざという時のBASARA技も威力こそ並だが、攻撃範囲が狭く使い勝手は微妙。
使用後に六爪流状態になる効果がついているが 効果時間が5秒とアホみたいに短くワンコンボで切れるのでほとんどオマケ。
といっても、無敵突進の「MAGNUM STEP」や 乱舞技の「CRAZY STORM」などの安定した固有技で補えなくもないため、
格ゲー版のように最弱ではないのでNo Problem!
マイナス面ばかりを強調したが、雑兵戦ではパワフルな六爪流で無双できるため、『BASARA』の主人公らしく立ち回れる。
ライバルの真田幸村が 忠勝一強に次ぐ五強の一人に混じっているが、 なに、気にすることはない。
ちなみに幸村の専用アイテムも攻撃力が上がり特大ダメージを負う政宗と似たようなもの…だったはずなのだが、
こっちは攻撃力増強守備低下アイテムを装備しまくればデメリットがデメリットとして機能しないので最強クラスのアイテムとして君臨している。
この通り性能は微妙だが、人気投票で毎回トップとなるなど人気は非常に高く、
ストーリーやグッズなどでも優遇されている為、「 主人公(笑)」扱いされることは殆どない。
ちなみに『3』『3宴』の人気投票においてもニ位以下を全く寄せ付けず、貫禄の一位を勝ち取った。
さすがの筆頭である。
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『3』以降の性能 バトルコンセプト:『最強の六爪流で敵を蹴散らせ!』 |
『3』では六爪流状態だと固有技が非常に強力かつ高性能になっている。 エフェクトや見た目もかなりスタイリッシュ。
さらに技名も、
- 「DEATH FANG」→「DEATH BITE」
- 「JET-X」→「X-BOLT」
- 「MAGNUM STEP」→「MAGNUM STRIKE」
- 「CRAZY STORM」→「CRAZY STREAM」
……といった具合に変更された。
通常の「DEATH FANG」にも新たな攻撃バリエーションが追加されている。
また、固有技を放った後の 硬直を、ダッシュで キャンセルすることができるようになっている。
「MAGNUM STEP」→ダッシュ→「MAGNUM STEP」…と、縦横無尽に戦場を駆け抜けることも可能。
それだけではなく「CRAZY STORM」の拾い性能殲滅性能が高くなり、更には六爪流にスーパーアーマーが付き、
固有奥義に昇格した「WAR DANCE」が空中発動可能になり、発動の隙が事実上無くなるなど、
『2』の頃と比べ、火力、機動力、殲滅力が格段に強化され、文句なしの強キャラとなった。シリーズ主人公の面目躍如と言った所か。
3随一のラッシュ力を誇り、一度コンボを決めれば六爪が解除されるまでずっとコンボを持続させることが可能。
勿論デメリットも存在し、従来通り六爪流の時は紙装甲に加え防御&緊急回避不能となり、攻撃を受けるとかなりのダメージを受けてしまい、
移動力が低下するという地味に嫌なデメリットもある。
専用装具を付けていると六爪流を解除できないので、機動力が低下し、敵の銃弾に当たってしまうということもままある。
But, それでも完全にメリットがデメリットを越えている。
他にも「 TESTAMENT」という ロマン技(チャージすることが出来、一定のタイミングで離すと 一撃必殺になる)まで追加されている。
本作で 一撃必殺技を搭載しているのは政宗の他に島津の「示現流 断岩」があるが、断岩の方はチャージの最中にスーパーアーマーが付属するため
TESTAMENTの方が実用性でやや劣る。ゆえにロマン技であるのだが。
ちなみに、みんな大好きファントムダイッ!こと「PHANTOM DIVE」は削除された。消したスタッフ…前出ろ、前だッ!
一方で一刀流の状態では、やはり 通常技が低スペックになりさほど強くはない。
固有技の性能も六爪verと比べるべくもなく、下位キャラに落ち込む。
とはいえ、 飛び道具である「HELL DRAGON」がこれだけでボスを倒せるレベルの高性能であり、
前述の「TESTAMENT」で一撃を狙えるなど、下位ではあっても弱いキャラではない。
固有奥義を色々と付け変えていつもと違う戦い方を試してみるのも一興ではないだろうか。
ガン攻めも一発屋もこなせる、面白みのあるキャラである。
『3宴』では、敵 AIの強化により六爪状態のガード&ステップ不能、防御低下のデメリットがかなり厳しくなったこと、
敵武将のガードがガチガチにも拘らずガード崩しやカウンター技を持たないこと、
即死技にジャストタイミング必須、などの理由で似たような性能の小十郎の劣化版扱いされていたが、
敵武将にガードさせてTESTAMENTを溜めると、戦刻ブーストを使わなくても当てられることが発見され、
またTESTAMENTのジャストタイミングが以前より容易になり、一発屋としての性能も強化。
六爪流の機動力の低下は移動力の高い忍びキャラや三成をタッグパートナーにすれば解決できる。
あるいは空中発動可となった「MAGNUM STRIKE」を連発すれば、移動しつつの攻撃になり一石二鳥。
また、前作で削除された「PHANTOM DIVE」が本作から復活。
攻撃後の隙をダッシュでキャンセル出来る様になり、殲滅力・破壊力の両方を兼ね備えた非常に強力な技となった。
ちなみに、追加技の関係上、筆頭の固有技の中でも非常に強力な部類に入るにも拘らず、Lv.1から使用出来る初期技となっている。
ただし「ファントムダイッ!」と叫んではくれず、「せいっ!」という掛け声のみで放つ。
ちなみに『3』では初めてネタ武器が用意された。名称は「暴走無頼剣」。
どう見ても ライトセイバーな剣であり鞘はバイクのマフラーというとんでもない代物。
ちなみにこれを付けているとマフラーのおかげで移動スピードが上がるなど、中々便利かつ凝った仕様となっている。
更にお楽しみ武器にも拘らず雷属性が10%付与されるなど、文句無しの実用レベル。
中の人ネタによる武器らしく、
中井氏がCVを務める『NO MORE HEROES 英雄たちの楽園』の主人公トラヴィス・タッチダウンの愛用武器、ビーム・カタナが元ネタ。
鞘のマフラーもシュペルタイガーという彼の愛車から。
『4』では「CRAZY STORM」が空中発動可能となり、「DEATH FANG」長押しから派生も可能。コンボの組み方次第では容易に大ダメージも望めるようになった。
また固有奥義が切り替え制となったことで、固有奥義を付け替える手間も無くなった。
さらに『皇』では「HELL DRAGON」までも空中で撃てるようになり、コンボの起点に使える「固有技・改」の追加でさらに戦術に幅が生まれた。
『4』でのお楽しみ武器は「木製抜刀」、つまりは野球のバット。
これに先駆けてアニメ『学園BASARA』での政宗は野球部に所属し、同じくバット六爪流を披露している。
使い勝手が良すぎた前作の暴走無頼剣を返してくれという意見もちらほら
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Dragon Dream |
「BSR48総選挙」という企画での公約は「オレの言葉がこの国の共通語だ…!」。
どうやら誰もがパーリィする国を作りたいらしい。
ポスターには背景にドラゴンが、そしてやたらとオシャレな字体で「Dragon Dream」と描かれている。
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主人公らしく、オーソドックスでバランスの取れたキャラクター。
六爪モードは無いが、
基本的な技が一通り揃っているため格闘ゲーム入門にも最適、と言えば聞こえはいいのだが…?
開発元が同じだからか、『
GUILTY GEAR』の
カイとはコンセプトやモーションが似ている。
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奥州筆頭の技解説 |
飛び道具。 発生はやや遅いが地上・空中を問わず撃てるため牽制向き。
『X』ではダッシュ・空中ダッシュのガード不能時間が長いため、接近せずにダッシュを止められるのは利点である。
しかし見た目よりも 判定が小さくジャンプや低姿勢技で簡単に避けられる上、 硬直も長いので過信は禁物。
所謂 昇龍拳。
発生まで無敵だが発生直後の判定がかなり下寄りのため、対空や切り返しに使っても頻繁に判定負けして潰される。
それだけならまだしも硬直が長すぎて 当てても反確になるという斬新すぎる技。
援軍が確定で入るのはもちろんのこと、状況次第では本体にすら反撃をもらうことがある。
あまりの低性能ぶりに 「昇龍じゃなくただのガッツポーズ」とネタにされることすらあるほど。
他の 必殺技が頼りない中、主力として大車輪の働きを見せる突進技。
中攻撃からは繋がらないものの、強攻撃からは安定して繋がり、確実にダウンを取れる。
発生はやや遅いが、相手との距離に応じて移動距離も変化し、ある程度追尾もしてくれる。
地上・空中ヒットを問わず壁バウンドするため、運びにも便利である。
前進しながら切りまくる技で、追加入力によりヒット数が増加する。
当てやすい上に相手のガードを削りやすいが、六段目をガードされると硬直の差で不利となる。
単発ダメージは大きいが、 補正のきつい『X』では、先述した「MAGNUM STEP」の方が好まれる。
追加入力を匂わせた固めや、死にかけの相手に対する削りとして使用することが多い。
対元親戦でロボにダメージを与えたり、対忠勝戦で画面端に運ぶまでのパーツとして用いられたりする。
当身技。一部の飛び道具を 反射できる。
相手を横方向に大きく吹き飛ばす上、受身不能時間が短いため、援軍無しでの追撃はほぼ不可能。
何故か当身成立時にジャンプキャンセルが可能だが、だからどうしたという代物である。
ただ、この技でしか勝てない場合が存在するため、要所要所でこれに頼らざるを得ない。
BASARA技。通称「ファントムダイッ」。
オーラを纏って飛び上がり、相手ごと地上に叩き付ける。
あまりにもモーションがStylishすぎて他のいい点が見当たらないほどの技。
特に以下2点から使う意味は限りなく薄い。
- 威力が低すぎる
『X』の高い基本体力も相まって「コンボ補正無しでカウンターヒットしたのに2割減ってない」とかザラ。 しかも微妙なヒット数により『X』の厳しいダメージ補正を受けるため、コンボに組み込んでもなんの意味もない。
- 隙が大きすぎる、命中率も悪すぎる
初段でロックしない上、二段目のリーチが初段と同程度なので「初段がヒットしても2段目が空振る」なんてことも。 そのせいで初段が当たっても反確、ガードされても同じく隙だらけなので当然反確。 そもそも初段のリーチ自体がかなり短く、発生直前までしか無敵が無いため、適当にぶっぱしても簡単に潰される。 一応暗転後発生0Fではあるが、暗転前はそれなりに遅い。
ここまで不利な条件が揃っていると性能的には限りなく死に技に近いのだが、
謎の魅力に溢れており、筆頭の魅力を語る上で外せない。
単位として用いた例
お市が6ファントムダイッで死ぬことを考慮して、お市戦は限りなく2:8に近い五分。
BASARA技。前方に大きな雷球を放つ。
雷球の発射まではやや遅いものの、判定の発生自体は暗転後0Fと速い。
壁バウンドを誘発するなど高性能で、筆頭の数少ない見せ場である「伊達スペ」や「反復横跳び」には欠かせないパーツである。
援軍アシストに対応しており、呼べば小十郎も一緒に雷球を出してくれる。
真面目に筆頭を使う場合はファントムダイッ(笑)よりもこちらにゲージを使うべき。
でも真面目に『X』をやるなら筆頭自体を使うこと自体が…
一撃BASARA技。前方に巨大な龍のオーラを放つ。
発生がそこそこ速い(暗転前12+暗転後3F)上、 攻撃判定がかなり広く、一瞬で画面端まで達する。
一撃準備さえ先に済ませていれば、基本コンボの締めや援軍ヒットなど様々な行動から確定する。
何気に筆頭が他キャラと比べても優れていると言える数少ない点である。
ガチ勢曰く「恐らくはオクラの次に発動する頻度の多い一撃BASARA技」とのこと。
……というのも一撃BASARA技自体、禁じ手「縛」から繋げられるオクラを除く殆どのキャラが、
「対戦終盤で援軍カウンター使用してゲージがなくなる→相手が吹き飛ばされてる隙に一撃準備し形勢逆転を狙ってぶっ放す」
と、追い詰められてからの悪あがきに使うのが基本なのだが、
そのスペック故に 筆頭は全キャラで一番追い詰められることが多いため、これで悪あがきを図る頻度が必然的に増えるという悲しい理由である。
特に技というわけではないが、 動作中に打撃無敵時間がないということで特筆。
相手が援軍を出してたらヒットしちゃうので、そこから 永久でLet's Party!されちゃうことも。
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他キャラが何かしら強烈な特性を持っている中、真面目に地上チェーンコンボ一本で戦おうとしているのが大きな欠点。
技のスペックが全体的に低く、対空・空対空を決めたあとからの技の継続性が最低クラスな事に加え、座高が高いため限定コンボや
中段技を決められやすく、
とにもかくにも立ち回りでのリスク負う行動・リターンを求める行動のバランスが取れていない。
何より
永久コンボを持っていて当たり前で、それを駆け引きに用いる『X』において、
現実的な永久を持っていないのは致命的である。
(一応永久自体は持っているが、一部キャラ限定・左端始動限定・ゲージ必須・ダメージ効率も最低という有り様である)。
とにかく、相手を浮かしても、差し返しで小技を挟んでも、そこから「チェーンコンボ→必殺技」で攻めが終わってしまい、
相手の援軍カウンターを誘発させられる絶対的な「伊達の時間」を作り辛い=相手のBASARAゲージ・援軍ゲージリソースを削り辛い。
それでも攻めで振れる技が小回りが利き高性能であれば、真田や謙信みたいに立ち回りで相手を圧する事も出来たのだが、
それら通常技の性能も平均以下の伊達の前には、キモである地上のチェーンコンボ合戦ですら修羅の道が待っている。
「やりこみは裏切らない」と切磋琢磨するプレイヤーにすら、
一応、単体同士の状況ならば光る点が無いわけではない。
まず、機動力そのものは素直かつ結構機敏であり、キャラの位置取りは調整しやすい。
次に、先述した本当に高性能技「MAGNUM STEP」が突進による画面横押し&ダウン確定な属性、対地援軍の性能も突進系なので、
これらを多用する関係上相手を画面端に運ぶ(あわよくばそこでダウンさせる)能力は全キャラの中でもかなり高め。
3つ目に本作がかなりのコンボゲーかつ途中から強烈なヒット補正がかかるので分かりづらいが、
全通常技中二位の威力90を誇る立ちCを筆頭に、通常技単発の攻撃力がトップクラスであることから、
永パ合戦にならない限りはダメージレースで勝ちやすく、さらにこのゲームで唯一のヒット・ガードを問わず、
ジャンプキャンセル可能の中段を持つため崩しからのダメージ期待値も悪くない。
特に「伊達スペシャル(伊達スペ)」の壁コンルートは、超必ゲージ・援軍ゲージ使用のおぜん立ては必要だが、
永パ以外の純然たる連続ヒットするコンボ技としてはゲーム中でも5本の指に入るダメージ量を叩き出す。
技のつなぎこそやや修練が必要なぐらいのコツをつかまなければいけないものの、基本的に地上チェーンからの延長線上であり、
画面位置等の始動条件も緩くだいたいのキャラに接近戦から地上技ヒット状況を経由し安定して入るのもこのコンボルートの売りで、
さらにコンボの性質上、相手を画面端でダウンさせ、伊達に有利フレームがついてからのリスタート。
要するに、相手に近付いて中下段などの崩しでぐちゃぐちゃにして、高レベルの援軍を出させない展開に相手を引きずり込むのが伊達さんの狙い所。
そこから、
キャラ単体の性能をベースに、BASARAらしくない「普通の格ゲーぽい」決着にもつれ込ませるというのが伊達の必勝パターン。
上述の通り発生こそ遅いが出てしまえば判定が強い技も少なくないので、
低レベルの性能低めの援軍を使わせる、苦し紛れの援軍カウンターを使わせられる、というラウンドなら、伊達にもそれなりに勝機がある。
こういった点の相性もあってか、根の国モードに入れないお市を単発火力差であっという間に撃退したり、
慶次相手に地味な地上戦からいつの間にかダメージ優位に立ってラウンド取ったり、
援軍レベル上昇最遅の部分を突いて、援軍無しの
幸村に対して4:6不利程度で、なんとか粘り強い試合もこなせたりする。
……まぁ、援軍が到着したお市に守りを固められた挙句、根の国開放からの永久連ガでボコボコにされたり、
研究が進んだ真田には援軍到着と同時に一気に永パの恐怖に怯えないといけなかったり、
そもそも、ご存じの通り
忠勝や
秀吉、ロボ到着後の元親相手に
詰んでいたりして、
結局2ラウンド先取の試合全体を終えてみれば、やっぱり伊達って弱いよね……とため息をつかれる場合がほとんどなのだが…。
また真田以外のキャラもガンガン新たなコンボパーツや永久始動が見つかり、本来は補正の関係上時間切れ決着が多かった各種永パルートも、
現在は体力7割ぐらいなら一気にKOまで持っていける強烈な高火力手段も発見されてきた。
それらと比べて伊達だけは初期からコンボ継続性にほとんど進展が無いため、ますます差が開いている
(厳密には永久コンボが右端からでも出来るなど開発されているが実戦向けではない)。
伊達スペでさえ、「始動条件緩め、3.5割前後の火力、終了時にダウンで〆て伊達側からの安定した画面端起き攻め付き」と、
他の格ゲーなら割と悶絶級の特性を備えているのだが、これでさえさほど目立たないというのがこの作品の魔境っぷりを如実に表している。
いくら他キャラが独自の攻めの手段を備えていても、援軍システムが単なる防御上の切り返し、相手のガードを崩す択攻めの手段だけにとどまっていれば、
ここまで致命的なキャラランクの低下は起こらなかったかもしれないが、何せ本作は本体と援軍でコンボを伸ばしまくる
「新ジャンル:戦国陸上ゲーム」。
同じアークゲー弱キャラの
ジャギ様が、何だかんだで高性能なバニコンルートを下地に、
バスケコンボや星奪い一撃コンボを開発して世紀末世界で居場所を確保できたのに対し、
伊達さんは『BASARAX』のシステムを駆使してなお「一般格ゲーの範疇ならまぁ戦えるよね」ぐらいの発展にとどまったのが、
「伊達はゲームに参加できていない」と評される全てだろう。嗚呼……。
とはいえ、そんな伊達さんにもなんと大会での優勝経験がある。
ガチ勢曰く「伊達に負ける要因は負けてはいけないというプレッシャーに負けること」とのこと。あと昇竜の確定反撃を知らないなど対策不足。
とあるプレイヤーによれば「最低でも限りなく詰みに近い五分」とのことなので、やり込めばどうにかなる……のか?
五分の意味が「0.5:9.5」でないことを切に祈る
ガチ勢による筆頭の性能解説。通常技・必殺技中心
|
超必殺技など。あの毛利がいるゲームでこれである
|
ネタ的な弱さや、それに反比例する台詞性能の高さから
使用率はともかくプレイヤーの間での人気は高い。
「伊達さん」とさん付けで呼ばれたり、
「BANANA(特徴的な兜や猿に対して詰んでることから)」の
蔑愛称で親しまれたりしている。
闘劇'10では予選決勝まで進むも敗退し、惜しくも本戦出場は叶わなかった。
「政宗様の背は、この小十郎が預かる!」
援軍アシストは
「仁吼義侠」片倉小十郎(CV 森川智之)。通称「竜の右目」。
対地援軍は突進突きで、援軍レベルが50以上ならば二段突きになるため拘束力が高く、
ダウン引き起こしまでついてくる(ダウン中の
喰らい判定が小さい謙信・幸村のダウンは拾えない)ためコンボにはもってこい。
また、中段の6中後に入れ込んでおけば当たっていればコンボ、ガードされていても再度
二択を迫れるため中々強く、
これを絡めてガードを崩していくのが筆頭の基本。むしろ絡めないとTHE END。
対空援軍では「朔風」で攻撃。受身不能時間はやや短いが、空中ガード不能で判定も申し分なし。
HELL DRAGONの援軍アシストの際には共に大きな雷球で攻撃してくれる。
援軍としての使い勝手は非常に良いのだが、重大な欠点として「存在判定が大きい」というのがあり、
このせいで
「壁コンからの裏回りに制限があるため、筆頭の永パが限られている原因の一つ」となっており、
地味に
筆頭が農民であることに貢献している。
対戦では出てきた途端潰されることも多く「頼れる軍師
半兵衛」に掛けて、
「頼れない軍師
小十郎」と呼ばれることも。
家庭用版では追加キャラとして使用可能になった。
MUGENにおける奥州筆頭
ニート運送氏により製作されたものが有名。
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ニート運送氏製作 |
各種技、援軍システム、伊達スペ、PHANTOM DIVEで跳ねる謎の仕様など原作に近い動きが細かく再現されているが、
一方でいくつかのアレンジ点も見られる。
まず、地上3A・J2A・J2Bといった 特殊技が追加されている。
3Aは中段であり、6Bと比べると発生は遅いが、必殺技でキャンセルできるため援軍なしである程度まとまった追撃が可能。
J2A・J2Bは発生がやや遅いものの共に上への判定に優れており、高い相手へのエリアルの追撃やJCが届かない位置への空対空に使える。
また、JET-X・WAR DANCE・RE-BITEの受け身不能時間が伸びているなど、必殺技もいくつか強化点がある。
特にRE-BITEは安定して追撃を入れられるため、リスクリターンが見合う当身技となっている。
さらに空中JET-Xは再行動可能になるまでが短く着地硬直も少ないため状況次第でCHからダッシュで追撃が間に合い、
地上JET-Xは最大溜めで壁バウンドを誘発、WAR DANCEは浮きがやや低くなっているため対地援軍で拾いやすくなっている。
他にもLv100の対地援軍が3段攻撃になり溜めバニが間に合う、6Cからふっ飛ばしにキャンセルが可能、
投げ成功モーションが無敵(付けないとバグるからでもあるが)、など痒い所に少しずつ手が届くアレンジが施されている。
しかし、 コンボ補正が原作よりもきつめで、必殺技の最低ダメージ保証もないため、総合的な火力は原作よりも低い。
たとえば2A>5C>2C>6C>MAGNUM STEPというコンボは原作だと2割弱程度だが、MUGENだと1割強と言った所。
また DEATH FANGは原作以上に発生が遅く、受け身不能時間も短くなっている。
AIはデフォルトで搭載されている他、厨忍氏も外部AIを製作している。
厨忍氏のAIを搭載する際の手順はニート運送氏のブログを参照のこと。
政宗自体の強化としては、雑魚氏により常時一撃発動可能パッチと強化パッチが公開されている。
前者はそのまま名前通りの内容で、常時一撃発動準備状態になる。ただしデフォルトAI専用。
更に同梱されているパッチを適用すると一撃が無敵付与・範囲増加・ガード不能化する(一撃以外の性能は変わらない)。
後者は2Pから性能強化が入るようになり、最低(2P)で凶下位、最高(12P)だと狂最上位まで対応。
こちらは常時一撃スイッチの他、攻撃毎にJET-Xが自動出現する攻撃補助スイッチや 政宗本体が増殖する百姓一揆スイッチが設定可能。
この他、Zeta.EXE氏によって、上記の雑魚氏の常時一撃発動可能パッチを厨忍氏のAIに対応させたものが公開されている。強化パッチも同梱済み。
AIも一部改変されており、AI.txtを「ぶっぱ率」で検索し、数字を変更することでぶっぱ率を調整できる。
他にもtryshur氏による下記の おさむらいスピリッツを再現した改変キャラが存在する。
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大会ネタバレ |
BASARA勢の中でも人気はトップクラスを誇り、 ネタ系も含めての大会の出場機会は多く、
シングル・タッグ・チームそれぞれにおいての優勝経験もあり。MUGENなら(最)弱キャラとは言わせないぜ!
それに素手のキャラが相手ならば、武器持ちキャラの特権である優れたリーチで圧倒出来ることから、
決して基本性能からTHE ENDしているわけでは無いことが分かる。
やはり 周りがCrazyだと苦労が絶えないぜ…。
小十郎とタッグを組んで出場した「 無茶?無謀?mugenランセレ成長『タッグ』」では、
援軍は使えないものの先述のゲージ回復効果もあって順調に勝ち進み、
殆どのチームが2敗し脱落チームも多く出た中、終盤まで長らく無敗状態が続いた。
そして残り3チームとなった中でも唯一1敗しかしていない状態で GGチームとの試合となり、
1勝1敗で迎えた3ラウンド目、開幕発動した小十郎の オーモーイーガーが相手の2人に見事Hitした…が、
喰らい状態になった相手タッグを 政宗がダッシュで画面端に押し込めてしまったせいで
最後の一撃が当たらず、結局その後普通に負けてしまった。
その結果、 「奥州の大うつけ」という不名誉なタグを付けられ、その後少しの間視聴者にも弄られたが、
それでも最終的には見事優勝を果たした。 小十郎とのタッグでの優勝はこれで 二度目となる。
その反動か、続編であるプラスコミュニケーションでは HELL END DRAGONを連発。
実は、彼の 勝手に…するスキルは一撃を含め3。つまり 3分の1の確率でTHE ENDだ!というとんでもないスペックになっていたのだ。
そのため彼の勝利はほとんどが オーモーイーガーによるもので、part8では援軍要請してから小十郎が到着するまでに3タテという暴挙をやらかした。
ちなみに、政宗は援軍移動中にBASARA K.O.を決めるとある特殊演出に入るのだが…。
ちょwおまwwみなwぎりwすwぎwwトーナメントでは、大会の特殊ルールのせいで、
援軍である 小十郎が画面を埋め尽くす勢いで大増殖するというカオスな挙動を見せた。
そして決勝では同じく 大増殖する佐助を従えた幸村との 蒼紅対決が実現した。 小十郎VS佐助
把握出来ないほどの人数が戦う様はさながら「大阪夏の陣」である。
英語禁止大会ではボイスにEnglishが混じることが災いし、
必殺技を出すと死亡、果ては イントロで死亡という醜態を晒して連戦連敗、
最下位こそ回避したが視聴者からはイントロを生き残るだけで驚かれるという有様だった。
続編でも相変わらずの言動で着実に負け進み、ついには 本物の外国人(しかも決勝相手のボイスは外国語のみ)を押しのけて外国人の称号を授与され、
視聴者からは 「欧州必倒」の称号を贈られた。
一方で おさむらいスピリッツではその特殊ルールから、
的確に相手の隙を突いたPHANTOM DIVEを繰り出して、並み居るライバル達を討ち取り、
そして決勝戦では 覇王丸の太刀をかわしてのPHANTOM DIVEは視聴者を感動させた名勝負となった。
AILv最大禁止アークオンリーシングルトーナメントにもデフォAIと厨忍氏AIの両方で出場。
シングル戦では残念ながらどちらも決勝トーナメントには進めなかった……のだが。
おまけにあたるAILv最大禁止アークオンリータッグトーナメントにおいて、デフォAIは3位の 毛利元就とタッグを組み、
厨忍氏AIは銀メダルの ラオウとタッグを組んだ。
オクラとのタッグではオクラの味方殺しの影響で、相手ごと倒される筆頭の姿があったのだが一撃をきっちり決めていき、最終的には4位になっている。
ラオウとのタッグではラオウが釵で固めて、筆頭がコンボを繋げて行く連帯を披露。勿論、相手をまとめて薙ぎ払う一撃は健在。
決勝で ライバルに敗北してしまったが準優勝という快挙を達成している。
+
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9条流における筆頭 |
huwahuwa氏(9条の人)による特殊ルール大会、通称「9条流」においては前述のみなぎりトーナメントが初出場。
その後 満腹度0%残りHP1アイテムなしトーナメントに出場以降はレギュラーとして定着している。
周りが非常に濃いメンバーの中、性能的に突出した点が無いにも拘らず、
人気者として長年活躍している理由…それは 「異常」の一言に集約される。
9条レギュラーは全員どこか異常な点を持っているが、筆頭の場合は「突然の、予想外の行動」で頭一つ抜けた輝きを魅せることが多い。
北緯38度線トーナメントでは初戦の 刹那戦、それも1ラウンド目から 「延々と素振りをする刹那と素振りが当たりもしない位置でガンガードする筆頭」
という構図を作り出し、そしてなんとそのままタイムオーバーまでたどり着いてしまった。
「 全画面じゃねぇからこれ!!」とは9条流のファンなら誰もが思ったことだろう…。
他の大会でもしばしば謎のガンガード現象を起こしては、視聴者から 「護身」「護身完成」と呼ばれるのがお約束となっている。
そう!俺についてこい!!トーナメントの逆決勝戦では、 キワミとの対戦において相手の爆弾に巻き込まれ、
まさかのカンフーマン同士の対決に発展。 でもコレ殆どキワミのせい
これは9条流大会だからこそ見られる MUGEN原点回帰とも言える現象になった。
結局接戦の末自身のカンフーマンが敗れる結果となり 金魚の糞という屈辱的な称号を受けるハメになってしまった。
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ライバルの 真田幸村と対決している動画では、しばしば「大坂夏の陣でやれ」とタグが付いている。
また、自身の援軍でもある小十郎とは、敵に回った時とタッグを組んだ時の両方に専用イントロが用意されている。
小十郎とのタッグでは援軍が使えない代わりにゲージが自動的に回復するため、これはこれで中々の強タッグとなる。
コンボ集
コマンド |
備考 |
2A>5C>2C>6C>MAGNUM STEPorWAR DANCE |
援軍到着前の基本コンボ。ぶっちゃけ地上はこれだけでなんとかなる。 |
2B>JB>JB>JC |
対空からのコンボ。DEATH FANGは確反なのでトドメ以外には使わない。 |
2B(CH)>5C>6C>MAGNUM STEP |
対空CH時のコンボ。 |
援軍使用時のコンボ |
援軍LVは51~100。 |
6Bor投げ>6援>(援キャン)ダッシュ5C>MAGNUM STEP |
基本コンボ。6B>援軍はヒットしてもガードしても若干こちらに有利が入る。ガーキャンでもされない限り。 |
2A>5C>2C>6C>MAGNUM STEP>~6援>援キャンダッシュ5C>HELL DRAGON>3援>{エリアル>めり込みJBC>空中ダッシュJC>スパイク}}*2~4>MAGNUM STEP |
伊達スペ。マグナムで落としてから6援でダッシュでやり易くなる。HELL DRAGON>3援は3Hit目ほど、めり込みJBCはエリアルの発生する前に上要素を入れると発生。ノックバックが減る。 |
2A>5C>2C>6C>MAGNUM STEP>~6援>援キャンダッシュ5C>HELL DRAGON>3援>5C>MAGNUM STEP>3援>援キャン>吹き飛ばし>ブースト>{エリアル>めり込みJBC>空中ダッシュJC>スパイク}*2>MAGNUM STEP |
プロトタイプ伊達スペ。安定狙いならこっち。援軍の使う回数が多いのが難点。 |
2A>5C>2C>6C>MAGNUM STEP>~6援>援キャンダッシュ5C>HELL DRAGON>3援>エリアル>めり込みJABC>3援>着地>少し待って吹き飛ばし>ブースト5B>JABC>{5A5B>JABC}*n |
反復横跳び。画面左端で、大きいキャラ限定。(ポチョムキン、ゴリラ、アニキ、ホンダム、KG、ラオウ、ハート様辺りが適正) |
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+
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ヤンマー氏製作 雷神政宗 |
ニート運送氏のスプライトを元に作られた 神キャラ。 別名農民意思
R-クナギリスペクトで作られたとのことで雷の エフェクトを纏いつつ画面全体を我が物顔で走り回る。
1~6P:狂最上位(自重ONで狂クラス) 7~10P:上位神 11P:論外 12P:上位~最上位神くらいとなっている(キャラtxtより)。
更新頻度も比較的早いので、これからの神キャラ大会の活躍に期待である。
現在でも多くの神キャラ大会に出場しており投稿者はもちろん、視聴者からも人気や評価が高い。
だが、一方自重モードは本体hitdefかprojの攻撃しか通さない特殊性能ではあるものの、
紙かつ攻撃がかなり 安いことからあまりいい記録を残せないことが多かった。
2012年11月17日に更新で自重モードが細かく設定が可能になり、これで火力の低さといった弱点もカバーできるので、これからに期待しよう。
2013年7月2日にリュウセイ氏によって1Por7P専用の外部AIが公開された。
AILvや難易度モードが搭載されており、より細かい設定が可能となっている。
2016年6月にはhumi氏による1P専用弱体化パッチが公開された。
リュウセイ氏AIをベースに雷神耐性を取っ払い普通に仰け反るようにしたもので、
攻撃面こそそのままだが防御面は攻撃中無敵しかない攻撃一辺倒という、今までの雷神政宗とは真逆の代物となっている。ランクは狂中位。
なお、自重スイッチをOFFにする事も可能。
狂中位レベルの挙動からゲージが溜まった瞬間狂最上位級の超必殺技が飛んできてランクが迷子。
+
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大会ネタバレ |
MUGEN凶悪 神以上たぶん論外未満 矛vs盾チーム大会
(矛メンバーの殺傷力と盾メンバーの防御力を競う大会。詳しくは大会ページ参照)
において、最後に残った矛メンバーの雷神政宗に対し、盾メンバーは残り三名。
その上既に戦ったことがあり引き分けていた神竜零が相手となり、これは盾の勝利か…
と思われたが、ヤンマー氏の更新により神竜零への専用対策が施されており勝利。
その結果味方に引き入れた神竜零の活躍もあり、最終試合は雷神政宗VS アナンタとなった。
既にプレート氏への専用対策を施されている雷神政宗。
互いにライフの減る接戦となったが見事勝利し、矛全体を勝利に導いた。
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SAMSARA氏製作 超鬼畜政宗 |
超鬼畜!最強キャラ決定戦の「暴れん坊」を参考に改変された。
高カラーは恒例の神キャラ仕様となっているが、低カラーでも文字通り鬼畜な性能で、ランダムで一撃BASARA技が 勝手に発動するのに加え、
あらゆるBASARAキャラが一撃技を使って現れる。これも勝手に出てくる。
だが、このストライカーは一撃は自分にも当たる 味方殺しようになっているため、 酷い時はラウンドコールが終わる前に相手か自分が死ぬ。
そしてカラーによってはストライカーが増えたり、小十郎が出てきたりと よりカオス度が増す。
このネタっぷりから 戦国最強の芸人として話題を集めているとかないとか。
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Emperor氏製作 伊達源氏 |
ブリザード・エンターテイメント開発のFPS『Overwatch』のサイボーグ忍者「島田源氏(ゲンジ、Genji)」を再現したキャラ。
なので 源家の方の源氏とは無関係(史実の奥州伊達氏も源氏の血筋ではあるが)。
日本語未対応のブリザードオールスターMOBAゲーム『Heroes of the Storm』に登場したゲンジの要素も入っており、
まっすぐ、または扇状に3本投げる「手裏剣」、約5秒間の構えを取っている間に攻撃を食らうとクナイを打ち返す「木の葉返し」、
超高速で駆け抜けつつ一閃し、空中で使うと当てた相手を攻撃不能にし地上で使うと時間差で発動した位置に分身が現れ再び一閃攻撃する「風斬り」、
専用ゲージを全消費し一定時間リーチと攻撃力が大幅増加する リュウジンノケンヲクラエー!「龍撃剣」といった『OW』原作技に加え、
『HotS』の技として画面中央に飛び上がってX状に巨大な斬撃を放ち、最後に急降下し爆発を起こす1.5ゲージ消費の全画面攻撃「X-STRIKE」が使用可能。
他にも地上での3連斬りや飛び込み縦回転斬り、空中での6wayクナイ発射、0.35ゲージ消費の地上用無敵移動といったオリジナル技や、
モーション中無敵に強化された「DEATH FANG」、一撃アイコンが出現した時のみ発動可能な「HELL END DRAGON」といった政宗由来の技もある。
対応ランクは1Pで狂下位~狂中位、7Pで狂中位、12Pで狂上位とのこと。
なお親切にも上記ランク表記の書かれた日本語対応のReadmeが同梱されているのだが、中華圏作者のためメモ帳で開くと文字化けしているのは御愛嬌。
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/ i f ,.r='"-‐'つ______/ smallなことはNo thank you!!
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出場大会
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一覧 |
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伊達政宗 |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
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【奥州筆頭伊達政宗ホワイトシーズン】 |
【奥州筆頭伊達政宗ホワイトシーズン】
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【世紀末筆頭伊達政宗】 |
【世紀末筆頭伊達政宗】
更新停止中
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【雷神政宗】 |
【雷神政宗】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
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【超鬼畜政宗】 |
【超鬼畜政宗】
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
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出演ストーリー
プレイヤー操作
その他
関連項目
最終更新:2025年02月04日 18:50