ボスゴドラ

       
分類:てつヨロイポケモン
高さ:2.1m
重さ:360.0kg
タイプ:はがね・いわ
特性:がんじょう
        (一撃必殺技を受けない、HP満タン時に攻撃技でひんしになるダメージを受けても必ずHPが1残る)
   いしあたま(攻撃技の反動ダメージを受けない)
隠れ特性:ヘヴィメタル(自分の体重が2倍になる)

おおむかし ボスゴドラの つよさに あやかり
あたまの かたちを もした かぶとを かぶる おうさまが いた。

+ 担当声優
坂口候一
『ピカチュウのなつまつり』
伝坂勉
『ギラティナと氷空の花束 シェイミ
三宅健太
『ダイヤモンド&パール』(シンジの手持ち)

任天堂のRPG『ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。
初出は第3世代(『ルビー・サファイア』)で、ココドラがコドラを経て進化した最終進化態。
進化前までがドラなのに対し、最終進化したこの状態はドラなので注意。
四足歩行だった進化前から二足歩行に変化しており、怪獣然とした姿となっている。
全身は進化前よりさらに頑丈な鋼鉄でできた鎧状の外殻に覆われており、
頭部には角竜類のような鉄でできた二本の角が生える。
山一帯を縄張りとしており、勝手に侵入しただけで敵を容赦なく攻撃するが、
自分の縄張りを大切にしており、天災などで山が荒れると自ら土の補充や植林などを行う習性もある。
これは自分の住処を作るために山を崩し川を埋めるバンギラスとは対照的で、公式で対の関係に設定されていることもある。
主食は山から掘り起こした鉄や鉄鉱石とのこと。

+ メディアミックスにおけるボスゴドラ
強そうな外見からか、アニメでもダイゴやシンジなど手持ちに入れるキャラが多い。

漫画『ポケットモンスターSPECIAL』ではサファイアの手持ちのコドラ「どらら」が、マボロシ島での特訓で進化した。

カードゲームでは「爆炎ウォーカー」の種類が有名。エネルギーが重いのが難点だが、
HPが満タンの状態でワザのダメージを受けて気絶するときに残りHPが「10」の状態で場に残る特性「がんじょう」を持ち、
デッキ構成次第だがループ戦術が可能になる。


原作中の性能

HP:70
攻撃:110
防御:180
特攻:60
特防:60
素早さ:50
合計:530

一般ポケモンの中では最高クラスの防御力を備えており、極めて物理方向に尖った種族値を持つ。
一方で、耐性は9種類のタイプを半減以下に抑えられるがじめんorかくとうが4倍という癖が強い複合タイプとなっている。

メインウェポンは「ストーンエッジ」「いわなだれ」「アイアンテール」「アイアンヘッド」等を使いつつ、
「いしあたま」使いは反動技「もろはのずつき」(タイプ一致威力225)、「ヘヴィメタル」使いは「ヘビーボンバー」(最大でタイプ一致威力180)、
「がんじょう」持ちは反射技「メタルバースト」が採用される。
「ヘビーボンバー」は「ヘヴィメタル」込みでも威力が不安定なので、基本的に採用されるのは「いしあたま」か「がんじょう」が多い。

特性によって技構成が大きく異なり、
無効タイプが無い上記の反動技「もろはのずつき」を特性「いしあたま」からノーリスクで放たれるのは驚異の一言に尽きる。
その可能性を恐れて一撃で沈めようとすると、特性「がんじょう」からの「メタルバースト」で返り討ちに遭う可能性もある、
といったような高火力と受けカウンターの2択を迫り有利な読み合いを強いることができる。

サブウェポンはメジャー級に刺さる「じしん」「けたぐり」、対ドラゴン用の「ゆきなだれ」「れいとうパンチ」、
対はがね用の「ほのおのパンチ」、対じめん用の「アクアテール」など豊富。
また、「れいとうビーム」「だいもんじ」「かみなり」を覚えるため、ボスゴドラは物理型という先入観を持つ相手に意表を突くこともできる。
ただし、特攻は低いためあまり威力は期待できないが。
第8世代からは「アクアテール」が没収されたが、防御力でダメージ判定する格闘技「ボディプレス」を取得。
防御力の高いボスゴドラとは相性が良い。

補助技も「のろい」「てっぺき」「ロックカット」「ボディパージ」に加えて、
「ステルスロック」+「ほえる」の昆布戦術や低い素早さを補える「でんじは」など粒揃い。
なお、「ボディパージ」は素早さ増加の他に体重を減らす効果があるが、ボスゴドラは元々が重すぎるせいで、
「けたぐり」「くさむすび」などのダメージを減らすことはない。

持ち物は、「がんじょう」使いはきのみや弱点のメジャーさを逆手に取った「じゃくてんほけん」が採用される場合が多く、
初撃を敢えて受けて「メタルバースト」で反射したり、
耐えて一撃は受けつつ「ロックカット」「ボディパージ」などと上記の持ち物のコンボで一気に積んで次のターンで逆襲する型がメインとなる。
「いしあたま」使いは、こだわりハチマキ、とつげきチョッキ、きあいのタスキなどが採用される傾向にあり、
「もろはのずつき」で打ち逃げ、もしくはゴリ押しする戦術がメインとなる。

弱点としては状態異常「やけど」は火力・居直り性能を削がれるため苦手としている。
第5世代以降からはがね技を半減するみずタイプのポケモンが「やけど」状態を付与する技「ねっとう」を軒並み獲得したためより立ち回りが厳しくなった。
特にラグラージを代表とするみず・じめん複合タイプはメインウェポンを両方半減するためジリ貧になりやすい。
他の「がんじょう」持ちにも言えることだが「かたやぶり」持ちも心理戦に持ち込めなくなるので不得意。
一応「いしあたま」型でタスキから「もろはのずつき」ぶっぱなど打つ手はあるにはあるが。

メガボスゴドラ


 分類:てつヨロイポケモン
 高さ:2.2m
 重さ:395.0kg
 タイプ:はがね
 特性:フィルター(相手から受ける効果抜群の技のダメージが3/4になる)
HP:70
攻撃:140
防御:230
特攻:60
特防:80
素早さ:50
合計:630

ボスゴドラがメガシンカした姿。
はがね単タイプとなり、4倍の弱点がなくなった他、スペックも耐久を中心に上昇している。
そして特性「フィルター」により弱点技の威力が軽減されるようになり、さらに耐久に磨きがかかった。
ただし、タイプ・特性共にメガシンカ前の主力技「もろはのずつき」との噛み合いが悪いのが欠点。
幸い物理火力は上昇し体重も増加したため、メガシンカ型は「ヘビーボンバー」が主力となる事が多い。
「メタルバースト」などの反射技も引き続き使用可能なので、カバーできる範疇だが。


MUGENにおけるボスゴドラ

カーベィ氏とふうりん氏による共同製作のキャラが公開中。
全体的に飛び道具が少なめで、通常技・必殺技共に近接戦がメインのキャラとなっている。
当て身技「メタルバースト」が搭載されているなど、原作再現も完備。
ゴジラ怪獣と宿敵バンギラス相手の特殊イントロも用意されている。
超必殺技は1ゲージ技の「諸刃のずつき」「てっていこうせん」に加えて、
全ラウンド通して一度のみ発動可能な技「メガシンカ」でメガボスゴドラにモードチェンジすることができる。
この形態になると、一定時間行動に制限が付く代わりにアーマーが付き技が強化される他、性能が上昇し、
メガシンカ専用技が解禁される。
また、特殊カラーが搭載されており、12Pは常にメガシンカ状態となる。
AIもデフォルトで搭載済み。
発端
紹介動画


出場大会

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最終更新:2025年05月04日 05:39