このページでは【ニンテンドー ゲームキューブ】のゲーム、
動物番長
を解説する。
同名のキャラクターは【動物番長】?を参照。
概要
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Cubivore: Survival of the Fittest (英語)
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【ニンテンドー ゲームキューブ】
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8cm光ディスク
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アクション
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任天堂
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サルブルネイ インテリジェントシステムズ
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松本弦人 伊藤ガビン
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1人
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2002/02/21 (日本)
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6,800円(税別)
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13
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【ニンテンドー ゲームキューブ】向けに発売したゲームソフト。
「ドーブツ」と呼ばれる立方体の生き物を操作し、他のドーブツを捕食してひたすら「ヘンタイ」と「コウビ」による強化を繰り返し、弱肉強食の世界で「百獣の王」を目指す野性味溢れるアクションゲーム。
使われている表現は何かと生々しいが、立方体と四角形だけで構成されたどこかチープでシュールなグラフィックによってテキストほどの生々しさは感じられない。
元々は【64DD】向けに開発されていたタイトルだったが、延期を繰り返してGC向けの作品になった経緯がある。
ストーリー
『動物番長』は、ドーブツ世界を、喰ったり喰われたりしながら、生き抜いていくアクションゲームです。
生き抜いていくためには、強くなんなくきゃいけない。
狩りをし、どんどん強くなって、自分と世界にヤセイを取り戻すのです。
つまり、ヒトコトで言うと、
「喰って喰って喰いまくって強くなり、
メスにもててコウビして、百獣の王を目指す"狩りゲー"!」
なのです。
あなたの心の中にも、現代社会の中で忘れかけていた、ヤセイの本能がよみがえるかもしれません……。
ゲームシステム
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基本的な流れ
プレイヤーはとあるドーブツを操作する事となる。ステージ内に出てくるドーブツを捕食して「ヘンタイ」を行って姿を変えつつ、そこらにいる銀色の「ナマムシ」を食べて世界にヤセイ(色)を取り戻しながら先へと進んでいく。
要所要所には銀色のボスキャラが出てくるのでそれを倒し、「ナマニク」を手に入れれば新しい能力が手に入り、コウビ場でメスと「コウビ」が可能となる。
「コウビ」をすると新たな子供が生まれ、世代交代。親の能力を引き継いだ子供はニクが1枚増えて新しい姿にヘンタイできるようになり、上位のドーブツにも対抗可能となる。
これをひたすら繰り返し、どんどんステージを攻略し、100種類のドーブツへと「ヘンタイ」して「百獣の王」を目指す。
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ヘンタイとニク
本作のキモとなるゲームシステム。他の肉食ドーブツのニクを食べると、そのニクを自分のニクに反映し、同じ系統のイロで体のニクを統一するとイロの濃さと組み合わせに応じた姿にヘンタイ(変身)する。
ドーブツには「黄畜類」、「赤翼類」、「青爬類」、「紫乳類」、「灰獣類」の5色が存在しており、色の系統に応じてステータス傾向や操作方法が若干変わる。
ニクのイロは3段階の濃さあり、それらの組み合わせによって、「淡色」、「淡濃色」、「濃色」、「混色」、「暴色」5種類のイロの濃さに分類される。右の濃さほど強くなっていく。
体に付くニクは、素体となる姿に応じて最大まで6枚まで増える。ニクの枚数が自分よりも2枚以上多い肉食ドーブツに対してはダメージを与えることが出来ないため、ステージによってはボスを見つけた直後に倒せないこともある。
5系統と5段階の濃さ、体のニクの枚数によってヘンタイしたドーブツの種族名が変わり、その組み合わせは5系統×5濃×6枚の150種類が存在する。
100種類にヘンタイして「百獣の王」を目指すのがゲームの目的で、全種類にヘンタイする「百五十獣の王」を目指すのがやり込み要素ともなっている。
ステージによっては特定のニクを持つ肉食ドーブツが隠しキャラのように配置されており、パズルゲームのような側面もある。
また、ニクが1枚の時は、「淡濃色」と「混色」の組み合わせにできないので、その姿の肉食ドーブツから直接捕食しないとヘンタイできない。
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狩り
本作は敵のドーブツやムシを攻撃し、倒してから捕食する事でトドメを刺せる。
捕食すると肉食ドーブツであればイロを奪い取り、更に体力も回復する。
敵に喰らいついたときには「立ち喰い」や「アタマ喰い」といった技が発動することもある。
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うんこ
プレイヤーはニクのいらないイロを「うんこ」として外に捨てる事ができる。これを使ってイロを調整し、ヘンタイする姿を調整可能。しかし名前がそのまんますぎる。
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きたえ場
そこら中にある木馬のあるエリア。木馬に体当たりを繰り返すと「ツノポイント」が増えて攻撃力が上がる。一つのきたえ場には使用回数に制限がある。
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ナマムシ
そこら中にいる銀色のムシ。このニクにはヤセイが詰まっており、周囲にいるナマムシを全て食べると世界にヤセイが戻り、真っ白な地形にイロが戻って進行可能となる。
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ナマニク
ボスが持っているニク。食べるとプレイヤーに新しい力が備わり、コウビ場に入る事が可能となる。
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コウビ場
たくさんのメスがいる場所。新しいナマニクを手に入れると入れるようになる。
メスとの組み合わせに応じて子供を選択できるので、好きな姿の子供を選び、世代交代を行う。
世代交代した子供はニクが1枚増え、新しいドーブツへとヘンタイ可能となる。
前世代の親はコウビ場の外に亡骸らしきものとして捨てられている……。(【カマキリ】みたいなものか?)
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周回
ゲームを進めて「ナマイノチ」を捕食し、「絶世のメス」と出会うとプレイヤーは捕食されてしまう。
死亡したプレイヤーはニジーロという不思議な世界を巡った後、新しい姿へと生まれ変わり、ニク1枚の状態からまたヘンタイを繰り返してニクの枚数を増やしていく。
最後の姿であるトリでクリアした後、「百獣の王」になっていればラスボス戦へと挑める。
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ひみつの土地
2周目以降に入れるようになる、迷路のような不思議なエリア。珍しい肉食ドーブツが潜んでおり、百五十獣の王を目指すのであれば探索は必須。
キャラクター
プレイヤー
名前を決められる。
ザコ
ボス
その他
肉食ドーブツの種類
リンク
余談
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最終更新:2023年12月25日 21:32