カラスバ とは、【Pokémon LEGENDS Z-A】のキャラクター。
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カラスバ |
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他言語 |
(英語) |
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種族 |
【人間】 | |
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性別 |
男 | |
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職業 |
【サビ組】? | |
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手持ちポケモン |
【ペンドラー】など | |
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初登場 |
【Pokémon LEGENDS Z-A】 | |
【サビ組】?のボス。メガネを掛けて黒スーツを着ており、いわゆるチャイニーズマフィアのような風貌が特徴的。
コガネ弁(関西弁)で話し、ミアレシティのルールギリギリを突いて汚れを落とす「汚れ役」を自称している。
どくタイプの【ポケモン】を使用する。
発売前から公開されていたキャラクターの一人。
メインミッション20「サビ組の要求」で登場。【ジプソ】にボスを押し付けられたらしい。
【ガイ】/【タウニー】?に10万円を貸し出した張本人。
利子が数日で100万になるというトイチも真っ青な高利貸しであり、注意書きも拡大しないと読めないぐらい細かい文字で書くという徹底ぶり。
もっとも、出会いはガイ/タウニーがサビ組の【人間】を助けたことから始まっており、お礼しつつ困りごとを聞いた所でホテルの客引き用にお金を貸す事となり、貸す前にはカラスバも忠告を行っていたらしい。(どのような忠告なのかは不明だが……)
なお、10万は動画撮影のために使用されたものの、動画のセンスがなく再生数は一桁だったため意味を成していなかった。
利子を返せなかった場合はホテルZにサビ組のみんなで押しかけてポケモン大会を開催するという脅しをかけ、【主人公】と【デウロ】に利子を減らすための仕事をやらせた。
ここでいう「ポケモン大会」は「カチコミ」の暗喩なのか、それとも単に本当にポケモンバトルするだけなのかは不明。(後者の意味だとしても普通に迷惑ではあるし、建物にガラの悪い連中を居座らせて客を寄せなくするのは地上げ屋の常套手段ではある)
そして肝心の仕事の内容は、最初はブルー地区の雑居ビルでヤンチャしている【ゴース】や【ゲンガー】を押し返し、2つ目はミアレ地下水道にあるメガ結晶を片付け、3つ目は【MSBC】?の【ミヨガシ】?と【ビビシー】?が子供にマウントを取ってバトルコートの邪魔をしているので退散させ、最後は【ジェット】に難癖をつける【ミアレを守る会】?の【代表】?を打ち負かすといったもの。
いずれも奉仕活動のようなものになっており、これらはサビ組が動くと仰々しくなるのでやらせたかったらしい。
これらの活動の合間、カラスバは【F】が【フラダリ】であることを見抜き、かつて「身寄りのないガキ」だった頃に援助して貰って恩返しをしたがっていることや、サビ組は恩を売ってもケンカは売らんなどと背景を語り、一通りの仕事の後は主人公たちやエムゼット団を気に入って利子はチャラとなった。
メイン24「ランクCをめざして」では、案の定ランクD→C昇格戦の相手がカラスバであると判明し、事務所でバトルを行う。
カラスバがAランクを目指す理由は、ガキのオレを受け入れてくれたミアレに恩返しするために力を得ることらしい。
戦闘後は主人公を認め、契りとして「わざマシン100(ダストシュート)」を渡す。
更にその後、ガイ/タウニーの借金を返すために相談していたところ、カラスバがホテルZに宿泊に訪れる。何を考えているのかわからないまま困惑する一行だったが、ポケモンフードがある等でホテルZを気に入り、宿泊後に「チップ」として大金をガイ/タウニーに渡す。そして借金の催促を行い、そのままチップを借金として受け取るという粋な図らいを見せる。
メイン30「ランクBをめざして」では、スーパーユカリトーナメントに呼ばれているが、ユカリ?のことは相当苦手なようだ。
トーナメントでは3戦目の相手として戦うことに。
メイン34「暴走メガスターミー」では、ジプソからカラスバとの出会いの詳細が語られる。
戦闘後には出会った頃のカラスバを見てこれ以上のものはいないと思っており、悪ガキ達でしかなかったカラスバはフラダリから得た僅かな元手で商売を始める。用心棒や運び屋などのルールギリギリなことをあれやこれやと行い成功を見せ、ジプソ達は「生意気な小僧」ということでしめようとしたものの、相棒の【フシデ】と共に逃げ回られ、ジプソ達は遂には音をあげる。
こうしてポケモン勝負以外のことで負けを認めさせられたのでボスとして仰ぐようになったという。
メイン37「ミアレ防衛大作戦」では、暴走メガシンカをした【エルレイド】・【サーナイト】相手に一緒に戦ってくれる。
戦闘後はジプソやサビ団の【したっぱ】達に人間ハシゴを作らせて道となり、あと1段足りない箇所はカラスバ自らがハシゴとなった。登りきった後は「あとは頼んだで……!」と言い残しハシゴを崩してそのまま落下する。
まるで死亡したかのような演出だが、後ろを見るとサビ組全員で普通に整列しており、わざと落ちたりすると「なんで落ちるねん!」とキレられる。
サイドミッション101「硬派を貫くはがねタイプ」に登場するサビ組のしたっぱによると、カラスバの毒は相手を魅了するがカラスバ自身も侵しかねない毒であるらしく、ジプソはエアームド達を見ては毒に魅了されないように気を引き締めているらしい。
なお、この際にエムゼット団はカラスバの舎弟だと認識されていた。
リワード戦では対戦相手として登場。
発売前は「『ポケットモンスターシリーズ』ならそこまでガチのキャラにはならないだろう」という予測が散見されていたが、いざ発売されるとなると高利貸しや暗喩表現などシリーズでも屈指の筋者表現だらけの上、奉仕活動もしているとはいえ組織含めてある程度の悪事も働いているのに最後まで全く変わらないまま味方ポジションになるという前代未聞の扱いであったため、発売後も大きな話題性を持つキャラとなった。