ニョロトノ とは、ポケットモンスターシリーズのキャラクター。
ニョロトノ |
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他言語 |
Politoed(英語) Quaxo(ドイツ語) Tarpaud(フランス語) |
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全国図鑑 |
0186 | |
ジョウト図鑑 |
075 | |
分類 |
かえるポケモン | |
高さ |
1.1m | |
重さ |
33.9kg | |
初登場 |
【ポケットモンスター 金・銀】 | |
進化条件 |
【ニョロゾ】:おうじゃのしるしを持たせて交換 | |
前のポケモン |
【ウソッキー】 | |
次のポケモン |
【ハネッコ】 |
ジョウト地方で新たに発見された【ニョロゾ】の進化系の一つ。
頭の巻き毛は王者の証だ。長く綺麗に巻いているニョロトノほど仲間の尊敬を集めるといわれている。
ニョロモ系統ではコイツだけおたまポケモンではなくかえるポケモンである。
ステータス |
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タイプ |
みず |
タマゴ |
すいちゅう1 |
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とくせい |
しめりけ ちょすい |
隠れ特性 |
あめふらし |
HP |
90 |
とくこう |
90 |
こうげき |
75 |
とくぼう |
100 |
ぼうぎょ |
75 |
すばやさ |
70 |
ニョロゾの新たな進化系として追加された。ただし手に入れるには「おうじゃのしるし」を持たせて通信交換する必要があり、当時はノーヒントのため発売からしばらく経つまで存在が知られなかった。
初めて野生化。6番道路の魚影で釣れる事がある。
隠れ特性「あめふらし」を習得。これにより対戦で非常に良く目にするようになった。
この時点では隠れ特性の【ニョロモ】が【ポケモンドリームワールド】?限定のため、隠れ特性の入手難易度が高い。
雨が降っている夜のみ、マリエ庭園の乱入バトルで出てくる事がある。
DLC「鎧の孤島」で追加。清涼湿原に野生で登場する。
マックスレイドバトル、ダイマックスアドベンチャーにも登場。
DLC「ゼロの秘宝 前編・碧の仮面」のアップデート後から転送可能。
キタカミの里のフィールドには出て来ないが、★5・6のテラレイドバトルには出てくる。
ダークポケモンとしては登場していないが、アンダーコロシアムの2セット目ファイナルに出てくる【チェイサー】のリチムが使用してくる。ちなみに、このニョロトノの性別は♂。
当時は未解禁だったニョロゾの進化系であり、『金・銀』が初出となる他の追加進化ポケモンと同じ手法が取られている。
『金・銀』初出の進化系でありながら本作だけで入手できないポケモンはシャドーの面々が使う事が多いのだが、このニョロトノを使うリチムはシャドーと特に関わりのないモブトレーナーである。
アンダーコロシアム自体もストーリー中に挑む必要が一切ないので、プレイヤーによっては存在を知らないまま…なんて事もあるかもしれない。
なお、このニョロトノは「どくどく」と「いばる」を仕掛けながら、時折「まもる」も挟むという害悪戦法を使ってくる。攻撃わざは「たきのぼり」一本。
北風の大地に出現する。
後半フロアでしか出て来ないが、フロア全体に効果がある「ほろびのうた」で間接的な一撃必殺を狙ってくる危険なポケモン。
命中率こそ低くニョロトノの視界内でないと使用してこないが、仲間と離れて行動している状態だとそちらと出会った際にいきなりこちらにも飛んでくる危険性がある。レベルが十分なら仲間は連れて来ない方がいいかもしれない。
聞いてしまっても戦闘不能になるまでには僅かな猶予があるため、階段がすぐそこにあれば次のフロアへ駆け込むか、「いやしのタネ」や「アロマセラピー」などで状態異常を回復する事で対処可能。
特性「ぼうおん」を持つポケモンなら無力化できるし、特性「だっぴ」だと確実性に欠けるが倒される前に治る事がある。「ふっかつのタネ」を多く持っているならそれを使って復活するのも良い。
「ほろびのうた」だけが注視されがちだが、「さいみんじゅつ」や「おうふくビンタ」と組み合わさると中々に面倒なわざも使用。
それでいて初期わざが「みずでっぽう」も含めた4つで固定のため、どの個体も同じ事しかしてこない点も厄介さに拍車をかけている。
果ての湖に登場。このダンジョンでは最初から最後まで現れるため、「ほろびのうた」に終始警戒する必要がある。
本作から「みずでっぽう」が「バブルこうせん」に置き換わり、攻撃範囲が正面から直線になった事で遠距離からこちらを狙撃してくるように。
また、新たに「いばる」も覚え、初期わざ候補が5つとなったが相手取る際に面倒なわざが増えてしまった感は否めない。
「ほろびのうた」の仕様は前作と同様。
当該ダンジョンでは「いやしのすず」「リフレッシュ」「アロマセラピー」のいずれかを覚えたポケモンを連れて行くと安心。
ニョロモのタマゴわざに「こころのめ」があるため、通常ダンジョンではこれと「ほろびのうた」を連結させる事でフロア内をうろつく敵を3ターンで全滅させられるように。
しかし「ほろびのうた」で倒した場合は経験値が得られない。ゼロの島 北部のように元々経験値が得られないダンジョンならデメリット無しで活躍できる。
果ての湖だけでなく、運命の塔の90-99Fにも出現するように。
単騎で挑むダンジョンのため、「ほろびのうた」は他のダンジョンよりは気にならない…が、運命の塔は「ふっかつのタネ」が手に入らず救助要請もできないダンジョンなので聞いてしまった場合、立て直す手段は限られる。
万が一「ほろびのうた」が当たった時の保険として道中で「いやしのタネ」を拾ったら保持しておくと良い。
どちらかと言うと、ねむり状態にしてくる「さいみんじゅつ」の方が厄介で「おうふくビンタ」や「いばる」も併用されると、そのまま袋叩きにされてしまう。
無策で接近戦を挑むのは危険すぎるので、見かけたら遠距離わざや「ゴローンのいし」で遠くから削る、完全に動きを止められるわざや道具も使うなど対策は惜しまないようにしたい。
本作ではゼロの島 中央部という、ゼロの島 北部以上の難度を誇る通常ダンジョンが追加。
そちらも敵を倒しても経験値が得られない仕様に加えて、北部よりも厄介な敵が終始現れ続けるため「こころのめ」と「ほろびのうた」の連結コンボがよく刺さる。
原作同様に北風の大地に出現。
初期わざは原作と同じで4つ固定だが、本作は第七世代準拠のため「みずでっぽう」は「バブルこうせん」へと置き換わっている。
タマゴの概念がない作品なのでタマゴわざを覚えられず「こころのめ」は使えなくなってしまったが、
新たにすごわざ「つうろひっちゅう」を用いた方法で「ほろびのうた」を必中にする手段を得た。
これさえあれば、通路内にいる時に「ほろびのうた」を歌うだけで容易に敵を全滅できる。
「ほろびのうた」を覚えられるポケモンであればニョロトノでなくても可能な戦法だが、
ニョロトノは初期わざで必ず「ほろびのうた」を覚えるため、レベルリセットダンジョンでも容易に実現可能というメリットがある。
「さいみんじゅつ」も初期わざに含まれているため、通路内でなら敵と相対しても必中効果により確実に時間稼ぎができる。
ただ、欠点がないわけではなく「ほろびのうた」で敵を倒しても経験値が得られない事や、特性「ぼうおん」相手には無力化、
特性「だっぴ」「しぜんかいふく」を持つポケモンには高速解除されるため非常に倒し辛いなど万能ではない。
しかしレベルリセットダンジョン最難関の清らかな森を単独踏破できるポテンシャルがあるのは事実で
敵に接近された際や通路に逃げ込めない時など咄嗟の対処さえしっかりできるなら、逃げプレイが安定しやすいポケモンとなっている。
なお、特性はレベルリセットダンジョンにて使う場合はワナなどでの爆発を防げる「しめりけ」が有用。