【ポケットモンスター サン・ムーン】

このページでは【ニンテンドー3DS】用のゲーム、 ポケットモンスター サン・ムーン を解説する。
アニメ作品は【ポケットモンスター サン&ムーン(アニメ)】?を参照。

概要

ポケットモンスター サン・ムーン



他言語

Pokémon Sun and Moon (英語)

ハード

【ニンテンドー3DS】

メディア

3DSカード

ジャンル

RPG

発売元

ポケモン

販売元

任天堂

開発元

ゲームフリーク

プロデューサー

増田順一
うわい しん
宇都宮崇人
山上仁志

ディレクター

大森滋

プレイ人数

1~4人

発売日

2016/11/18 (世界同時)

値段

4,980円(税別)
ダブルパック9,960円(税別)

レーティング

CERO:A

最新バージョン

Ver.1.2

同梱物

ダブルパック:ゲーム内アイテム「モンスターボール」100個のシリアルコードチラシ2枚

対応機能

ローカルプレイ
インターネット

シリーズ

ポケットモンスターシリーズ

日本販売数

約383万本(2バージョン合計)

世界販売数

約1,620万本

【ニンテンドー3DS】向けに発売した、ポケットモンスターシリーズ本編の7作目。
パッケージには【ソルガレオ】【ルナアーラ】が描かれている。
ハワイ諸島をモチーフにした「アローラ地方」を舞台に、一人前になるための試験「島巡り」に挑む。

【人間】のグラフィックの等身が大きく上がり、トレーナーのイラストも全て3Dに変更され、強力な「ぬしポケモン」とのバトル、シリーズ初のヒロイン的キャラクター・【リーリエ】と共に冒険を行うという今までと毛色の異なる展開となり、表向きの敵対組織以外に更なる敵対組織が登場すると言った具合にRPGとしてのストーリー部分にもかなりの力が入れられている。

新要素としては過去作品のジュエルアイテムをブラッシュアップしてシステム化した大技「Zワザ」、地方に適応したポケモン達の新たな姿「リージョンフォーム」(アローラのすがた)が登場。
既存のポケモン達とはまるで異なる、「ウルトラビースト」と呼ばれる異世界のポケモン達も特徴的。
その他、ひでんわざのシステム化や、個体値を上げる「すごいとっくん」など、不便な点にもメスが入れられた。

今まで存在していたおなじみの要素の多くがアレンジされており、本作で差し替え・消滅したものも多い。
また、ゲーム描写が3DSの性能の限界に迫っており、軽微な処理落ちが良く発生する。

2017/11/17にはマイナーチェンジ作品【ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン】が発売した。

ストーリー

アローラ地方に引っ越してきたあなたは、吊り橋を渡れずに困っている謎の少女・リーリエの代わりに「ほしぐもちゃん」と呼ばれるポケモンを助けに向かい、橋から落ちた所を島の守り神のカプ・コケコに救出される。
そして、しまキングのハラからポケモンを受け取った後、アローラ地方を旅する「島巡り」へと挑戦する事となった。

ゲームシステム

  • Zワザ
    トレーナーのZリングとポケモンに持たせたZクリスタルが共鳴して発動する大技。
    タイプに応じて名前が変わり、ド派手なエフェクトで攻撃する。
    威力は普通に出すわざよりも高く、更に必中、「まもる」を貫通するといった特徴があるが、従来のわざが持つ追加効果などは発動しない。
    また、1回のバトルにつき1回しか使用できない。なお、Zクリスタルは使っても消費しない。
  • リージョンフォーム・アローラのすがた
    名前は同じだが、いつものすがたとはまったく異なるポケモンたち。
    アローラ地方に適応した事で、タイプ・特性・覚えるわざも大きく異なる。
    いつものすがたのポケモンを手に入れる場合、過去の世代から送るか、「かわらずのいし」を使ったタマゴを作らなければならない。
  • ウルトラビースト
    コードネームで呼ばれる、異形の姿をした謎のポケモン。
    ウルトラホールという穴からアローラ地方に出現し、各地で島の守り神達と戦う姿が見られている。
    ゲームクリア後に捕獲できるようになるが、「ウルトラボール」以外では捕まえにくい。(マスターボールは例外)
  • 島巡りの試練
    今までのシリーズのジムに該当する要素。
    自然豊かなダンジョンを舞台に様々な課題を攻略していく。
    最後には「ぬしポケモン」と呼ばれる強力で巨大なポケモンが出現し、これを倒す事で試練クリアとなる。
  • 大試練
    1つの島の試練を全て終えると「大試練」へと挑戦できる。
    こちらはしまキング・しまクイーンとバトルするのみ。
  • 乱入バトル
    本作の野生のポケモンはターンの終わりにたまに仲間を呼び、新しくポケモンが出現する。
    呼ばれたポケモンは普通のポケモンよりも能力が高かったり隠れ特性になっていたりする場合もあり、中にはこの乱入限定でしか入手できない珍しいポケモンも存在する。
    基本的に2vs1の戦いを強いられる事になり、更に本作の時点では呼ばれる確率が高いため、下手すると倒しても倒しても出現する無限ループになりかねない。
  • バトルロイヤル
    新たなバトル形式。4人のトレーナーで対決する、その名の通りのバトルロイヤル。
    誰か一人のポケモンが全滅するまで戦い、全滅した時点で残りの手持ちに応じて勝敗を決定する。
  • ポケモンライド
    この地方ではひでんわざを使ってはならないという規約が存在しており、その代わりに登場した要素。
    ストーリーを進めると「ライドギア」と呼ばれるアイテムが手に入り、それを使う事で「ライドポケモン」を呼び出せる。
    ライドポケモン達は今までのひでんわざの要素を持っている他、本作には出ていない【自転車】?やダウジングマシンの代用も兼ねられている。
    これにより、ひでんわざを意識せずに自由なポケモン編成ができるようになった。
  • 時差
    サンでは従来通りの時刻となるが、ムーンでは昼夜が逆転している。
  • ポケリフレ
    X・Y』のポケパルレに該当する要素。
    ポケモンを洗ったり乾かしたりしてリフレッシュさせる。なかよしが上がるだけでなく、状態異常を治す事もできる。
  • QRスキャン
    QRコードを読み込んでポケモンの情報を得られる。【ポケモンガオーレ】?のガオーレディスクに対応している。
    読み込むとポイントが手に入り、一部のQRスキャンではアローラ図鑑に情報が登録される。
    【マギアナ】のようにこれで入手できるポケモンもいる。
  • しまスキャン
    QRスキャンで貯めたポイントを使用し、今いる島をスキャンしてアローラ地方に生息していない珍しいポケモンを見つけ出す。
    1時間すると珍しいポケモンは消えてしまう。
    島と曜日によって出てくるポケモンが異なり、全部で28種類のポケモンを入手できる。
  • ロトム図鑑
    本作のデバイス&ポケモン図鑑。【ロトム】を入れて起動させる。
    ナビゲーションやマップの確認ができる。
    • ポケファインダー
      アローラ地方の各地のポケファインダースポットでロトム図鑑を使用した撮影ができる。撮影によって評価が変わる。
  • フェスサークル
    ブラック2・ホワイト2』のジョインアベニューのような要素。
    インターネットで交流したトレーナーを雇い、自分だけの露店街を作る事ができる。
    フェスコイン(FC)と呼ばれる独自の通貨を使用する。
  • ポケリゾート
    ボックスに預けたポケモン達を使って様々なことができる要素。
    【モーン】?が管理している。
    ポケモンをたくさん預け、ポケマメを使う事で拡大できる。
    • のびのびリゾート
      ポケマメを採集できるリゾート。たまに野生のポケモンが来訪して仲間になる場合もある。
    • すくすくリゾート
      木の実を栽培できるリゾート。
    • どきどきリゾート
      ポケモンを冒険させてアイテムを入手できるリゾート。ソーシャルゲームの遠征的なもの。
    • わいわいリゾート
      ポケモン達をアスレチックで遊ばせる。遊ばせたものに応じて努力値が入る。
    • ぽかぽかリゾート
      ポケモン達を温泉に入らせる。経験値が入る。
  • すごいとっくん
    レベル100になったポケモンにできる特訓。個体値を最大まで上げられる。
    一つだけ上げる場合は「ぎんのおうかん」、全部まとめて上げる場合は「きんのおうかん」が必要。
  • ポケモン預かり屋
    今までのシリーズの育て屋のようにポケモンを2匹を預かってくれるが、経験値が入らない。完全にタマゴを手に入れるための施設となっている。
  • バトルツリー
    本作におけるバトルタワーのポジション。
  • 過去のシリーズから拾われた独自システム
    • メガシンカ
    • GTS
    • ミラクル交換
  • 細かい変更点や要素
    • バトル中に常にトレーナーが映るようになった。
    • ほぼ大半の消費アイテムの価格に見直しが入った。
    • 一部の消費アイテムの効果が若干変更。「すごいキズぐすり」が200→120回復、「プラスパワー」が攻撃1段階→2段階上昇など。
    • ひでんわざ、自転車、ダウジングマシンは上に書いてあるようにライドポケモンに統合されているため存在しない。
    • トリプルバトル、ローテーションバトルが削除。
    • そのポケモンに別のすがたがある場合、そのすがたの図鑑説明文も追加された。メガシンカも例外ではない。

キャラクター

メインキャラクター

  • 【ヨウ】
    男主人公。女を選んだ場合は出てこない。
  • 【ミヅキ】
    女主人公。男を選んだ場合は上と同じ。
  • 【ククイ博士】
    アローラ地方でわざの研究をしている博士。若々しい風貌。
  • 【リーリエ】
    金髪の謎の少女。ほしぐもちゃんこと【コスモッグ】を連れて主人公と共に行動する。
  • 【ハウ】?
    本作のライバルの一人。ハラの孫。
    陽気で天然な性格だが、意外と鋭い感性も秘めている。
  • 【グラジオ】
    スカル団に協力する謎の少年。芝居がかった喋り方やポーズを取り、他人には刺々しい態度で迫るが、ポケモンに対しては優しい。

【ポケモン】

  • 伝説のポケモン
    前作と違ってかなり多い。
    • 【ソルガレオ】
      サンのパッケージポケモン。「太陽を喰らいし獣」と崇められている。
    • 【ルナアーラ】
      ムーンのパッケージポケモン。「月を誘いし獣」と崇められている。
    • 【コスモッグ】
      「ほしぐもちゃん」と呼ばれる謎のポケモン。鳴くことしかできない。
    • 【コスモウム】
      コスモッグの進化系。死んだかのように動かなくなってしまった。
  • その他の伝説のポケモンたち
    • 【ジガルデ】
      本作では「スワームチェンジ」により他の形態へと変身する。
    • 【ネクロズマ】
      全身真っ黒な謎のポケモン。ウルトラビーストが去った後のアローラ地方に突然出没した。

【キャプテン】?

【しまキング】?/【しまクイーン】?

【四天王】

【スカル団】

【エーテル財団】?

他の人たち

【ポケモントレーナー】

ポケットモンスター サン・ムーン 特別体験版

2016/10/18に配信された体験版。『オメガルビー・アルファサファイア』と同様に、特別のため起動回数制限がない。

ゲッコウガと共に試練を挑戦し、本作の特徴を体験することができる。
試練の内容は製品版でのアセロラと似たような内容となっている。

クリアすると製品版に様々なアイテムや、特性がきずなへんげのゲッコウガを転送可能。
きずなへんげのゲッコウガはこれでしか入手できない。

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紹介動画

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最終更新:2025年04月26日 00:41