ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊 とは、【ニンテンドーDS】、及び【ゲームボーイアドバンス】用のゲーム。
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊 |
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他言語 |
Pokémon Mystery Dungeon: Blue Rescue Team and Red Rescue Team (英語) |
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ふりがな |
ぽけもんふしぎのだんじょん あおのきゅうじょたい あかのきゅうじょたい |
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ハード |
青の救助隊:【ニンテンドーDS】 赤の救助隊:【ゲームボーイアドバンス】 |
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メディア |
青の救助隊:DSカード 赤の救助隊:ロムカセット |
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ジャンル |
ダンジョンRPG | ||
発売元 |
ポケモン | ||
販売元 |
任天堂 | ||
開発元 |
ポケモン チュンソフト |
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プレイ人数 |
1人 | ||
発売日 |
2005/11/17 (日本) | ||
値段 |
DS/GBA:4,571円(税別) WiiU(赤):715円(税込) WiiU(青):968円(税込) |
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レーティング |
CERO:全年齢対象 | ||
対応機能 |
・赤の救助隊 ゲームボーイアドバンス専用通信ケーブル ・青の救助隊 DSワイヤレス通信 すれちがい通信 ダブルスロット |
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シリーズ |
ポケットモンスターシリーズ 不思議のダンジョンシリーズ |
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移植・リメイク |
【Wii U】?:【バーチャルコンソール】 Switch:【ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX】? Switch:【ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online】(『赤の救助隊』のみ) |
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日本販売数 |
青の救助隊:76万本 赤の救助隊:71万本 |
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世界販売数 |
合計:500万本以上 |
【ニンテンドーDS】と【ゲームボーイアドバンス】向けに発売した、ポケットモンスターシリーズの作品。
チュンソフトが自社/他社向けに開発している作品『不思議のダンジョンシリーズ』とのコラボタイトル。
UIは『ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険3アドバンス』のものをベースにしつつ、全てをポケットモンスターのキャラや用語へと置き換えて作られている。
今までのポケットモンスターシリーズと大きく異なる点として、【ポケモン】達が自ら言葉を発して喋るポケモンだけの世界が形成されており、更に主人公は「異世界転生した元【人間】」という2010年代の流行を先取りした作風が特徴的。
当時のポケットモンスターシリーズ・不思議のダンジョンシリーズは共にストーリー性が薄いのに反し、本作はストーリーを重点に置くというかなり意欲的な試みが行われた。
当時のポケットモンスターシリーズの外伝作品の出来や、『トルネコの大冒険3』の厳しすぎるゲームバランスの出来故に発売前の情報ではあまり期待されていなかったが、ポケモン達が暮らす独特の世界観で山あり谷ありのストーリーが展開された事で評価は急変、ポケットモンスターと不思議のダンジョンの間の子とは思えないほどにストーリーが称賛される事となり、多くの支持を獲得する事となった。
他にも当時実装されていたポケモンが全種類登場し、シリーズ本編と異なり自由に強化出来るためキャラゲーとしても評価が高い。
その一方、タイプ相性やわざの習得レベル、特性等のポケットモンスターシリーズ本編の要素をほぼそのまま取り入れてしまったがためにゲームバランスが非常に雑で、連続攻撃や経験値バランス等が非常に歪なものとなってしまった。
タイトル通りに「救助システム」を『風来のシレンシリーズ』から継承しており、各ハードの通信機能やあいことばによる救助が行える。
DS版の『青の救助隊』は【ポケモントローゼ】とのすれちがい通信にも対応しており、『赤の救助隊』を本体スロットに差し込む事でダブルスロットも可能。
開発当初はゲームボーイアドバンス向けのみの作品だったが、ニンテンドーDS発売に伴い、上下にゲームを刺すダブルスロットを活かせるとして2ハードに分けての制作になった。
パッケージイラストが上下に分かれて繋がっているように見えるのはそのためである。
本作のヒットのおかげか、続編が発売され、ポケットモンスターシリーズの外伝作品の中でも最も長期に渡ってシリーズ化を進める事に成功した。
『不思議のダンジョンシリーズ』としても過去最高の世界販売数を記録し、本作で不思議のダンジョン初プレイのユーザーも多く見られた。もちろんそちらのシリーズ発展にも一役買っている。
2020/03/06には【Nintendo Switch】で、本作のリメイク作である【ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX】?が発売された。そちらのUIは【ポケモン超不思議のダンジョン】?をベースとしている。
ある日とつぜん、キミはポケモンになっちゃった!
あなたがふと目を覚ますと、目の前にいたのは1匹のポケモン。
しかもなぜか言葉が通じます。よく見るとあなた自身がポケモンになっていたのでした。昨日までは人間だったのに、どうして突然ポケモンになってしまったのか、その謎は冒険を進めていくと明らかに…。
いわゆるローグライクゲームに準じている。ただしポケモン化に合わせて違う部分も多い。
+ | 従来の不思議のダンジョンとの違い |
他のポケモンは【ポケモン】/一覧1の386までを参照。
以下はカッコ内に公式パーフェクトガイドの漢字表記を記述している。
拠点となる広場。町のようになっており、様々な施設がある。
クリア後ダンジョンには「わな」が登場するようになる。
また、一部ダンジョンは特殊ルールが存在し、その中には特定のひでんわざが必要なダンジョンも存在する。
「該当するひでんわざを覚えたポケモンが仲間にいる」「該当するひでんマシンを手持ちに入れている」のどちらかを満たせば入ることができる。
入場するだけなら、覚えているポケモンを仲間に連れていきダンジョンに入ったら別れる、ということも可能である。
特定のフロアでは、ひでんマシンや特殊なアイテムが置かれていることがある。鍵で施錠されている場合もある。既に取ってあると「つうしんケーブル」か代わりに置かれる。
地面が「海」のダンジョンも存在し、これがある場合のみ「ダイビング」が成功し、逆に「あなをほる」で地面に潜れなくなる。
特徴としてクリア前では未解禁だった、主人公候補・広場・ストーリーに関わるポケモン達とその進化前後の形態が野生で出現するようになっている。
当時様々な雑誌などに掲載されていた、特定のふしぎなメールを入力すると出現する。
いずれもイベントは発生しない。
全てB3Fの小規模ダンジョンとなっているが、他のダンジョンの敵をそのまま配置しているため、訓練の間が出たタイミングでは場違いな強さの敵が出る場合がある。
+ | 解析情報 |