マスターケイジ とは、【ソーマブリンガー】のキャラクターの総称。
マスターケイジ |
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種族 |
超高密度の人工ソーマ集積体 | |
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出身 |
クレモナ | |
初登場 |
【ソーマブリンガー】 |
太古の時代にクレモナ人が造り出した世界中のソーマエネルギーの制御を可能とする装置。ソーマを集約するための檻とも解釈される。
その構造は超高密度の人工ソーマ集積体で、機械仕掛けのソーマケイジとは比べ物にならない程の力を有していた。
【アレーティア】追放戦争後、マスターケイジは7つのアポクリファとして分断され、地上へ飛び散ることになる。
力の象徴である5つはクレモナ人によって鍵状の封印が施されて各地に隠されたが、意思の象徴である残り2つは人間に似た形状のアレーティアが宿るための肉体を形成することになった。
終盤にその存在が明かされる。
力を象徴するマスターケイジの分割経緯は、【アレーティア】の力であるソーマを意のままに制御しようと画策した勢力により異なる属性のエネルギーケイジ「アポクリファ」として5つに機能分断され、惑星外に追放したアレーティアが宿らぬようにアマティー遺跡、テネウス遺跡、クイント神殿、ギギリオンの住処、リングタワーの下の5ヶ所に封印された。
一方、アレーティアが宿るための肉体を有する意思を象徴するマスターケイジは【イデア】と【アドニス】であり、自衛機能が働き、繭の中で眠りについた後に、クレモナ人によって封印が施された。
この時に繭の中で眠りについたのはアレーティアが宿るための肉体のみであり、二人の意識はアレーティアと共に惑星外にあったとされている。これは二人の意識がその感応性の高さから、アレーティアの一部とつながっていたことに起因しする。意識の接続はアドニスが依代としての機能を異常なまでに活性化させたことにも大きく影響していると思われる。
また、二人がその身に宿していたアポクリファは生命力の源であり二人の生命維持機能も担っていた。
本来、総合意識集合体であるアレーティアは複数体の依代が必要ではないが、これは人々の生態に合わせてあえて男女対という形をとったものと思われる。
【アンチマスターケイジ】はマスターケイジ側に起因する不測の事態に備えて造られたものである。