軽機兵オートクレール

[解説]
聖華暦800年に正式に発表されたシームド・ラボラトリーズの最新型軽機兵。
先んじてコンセプトモデルとして開発されたアルタキエラを量産向けに調整した機体であり、その開発には自由都市同盟軍や南部諸国連合方面軍のエース級操手に供与されたアルタキエラの運用データが用いられている。分類としては第六世代機兵にあたる。
先んじてコンセプトモデルとして開発されたアルタキエラを量産向けに調整した機体であり、その開発には自由都市同盟軍や南部諸国連合方面軍のエース級操手に供与されたアルタキエラの運用データが用いられている。分類としては第六世代機兵にあたる。
量産向けに調整されているとはいえ、超小型フラタニティフレームによって実現される運動性能はそれまでの最低機兵はもちろん、後に本機から得られたデータを元にバラライカ共和国及びギルガメア王国において開発され南部諸国連合の主力として使用されることになるレンフルーやフードラムと比較しても圧倒的である。
その分、生産コストは一般的な機装兵並みと量産性に重きを置いた機体よりも高額ではあるが、レンフルーやフードラムなど高い機動性を持った低コスト量産機とも集団行動が可能なだけの機動力を持った高級量産機という立ち位置は、指揮官機やエース級操手の専用機として需要があり、都市同盟軍の軽機兵を中心とする機動部隊や、南部諸国連合方面軍において指揮官機やエース級操手の専用機として採用されていくことになる。
このほか本機は、シームド・ラボラトリーズの南部諸国連合とのパイプ強化策の一環として正式発表前にギルガメア王国及びバラライカ共和国に研究用として数機が提供されており、その技術はバラライカ共和国のレンフルーやギルガメア王国のフードラムの開発にも活かされている。