ルージー・アームストロング

[解説]
自由都市同盟、都市同盟軍所属の士官候補生。聖華暦834年時点で都市同盟軍士官学校に在籍中だが、あまりの優秀さに飛び級が確実視されている。自由都市同盟冒険者組合兵器開発局(鍛冶師組合)に出向中の、ダライアス・アームストロング技術中佐の義娘。ダライアス技術中佐が開発した加速装置実験機、複座型機装兵ローター・ブリッツの副操手にして、主操手アレクシア・アーレルスマイヤー大尉の相棒。
だが彼女の正体は、旧人類の希望たる第5期LEVの制御を司るために旧大戦期に創造された人造人間、LCEであった。彼女と彼女の姉妹であるジェリー・アームストロング、ブリジット・アームストロングは、人工冬眠状態で休眠していたところを偶然ダライアス技術中佐に発掘される。そして何の不具合かバグかトラブルか、彼を「主任研究員」と認識。彼に付き従う様になった。(参照:Darius Report File4)
彼女の外観は、真紅のショートヘアとブルーの瞳を持つ、12~13歳程度に見える儚げな雰囲気のスレンダーな美しい少女だ。しかしその内に秘めた身体能力と知的能力は恐るべき物で、下手な冒険者や傭兵、魔導士程度では相手にならないほど。彼女と姉妹たちはLCEとしてはだいたい標準的な力量であるが、若干知的能力に長けている気配が窺える。彼女はアレクシア・アーレルスマイヤー大尉を「主」と定めており、彼女を補佐してLCE対応型の複座型機装兵を駆る事を生きがいにしている。もっとも、その事を口には出さないのだが。
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