従機 モール


[解説]
聖華暦834年、自由都市同盟冒険者組合本部に自由都市同盟都市同盟軍より出向中の機兵技師ダライアス・アームストロングが設計開発した、地盤/岩盤掘削作業用の大型従機。
従機としては相当に大型で、全高は8メートル弱、一般の機装兵より少々ばかり低いかというところだ。
これは基本的にOTEC計画(海洋温度差発電所および完全電化工業都市群建設計画)の中核施設である、海洋温度差発電所を建設するために必要であったがため、深度1,000mメートルまでの坑道を掘り進める目的で製作された。
従機としては相当に大型で、全高は8メートル弱、一般の機装兵より少々ばかり低いかというところだ。
これは基本的にOTEC計画(海洋温度差発電所および完全電化工業都市群建設計画)の中核施設である、海洋温度差発電所を建設するために必要であったがため、深度1,000mメートルまでの坑道を掘り進める目的で製作された。
しかしながらこの大型従機は、バフォメット事変で大打撃を受けた自由都市同盟各地より、声高に求められる事となる。
これは各地の鉱山に於いて、このモールを坑道掘削および採掘補助に用いた場合、その効率がこれまでとは桁違いに上がると言う試算が出た事が原因である。
そして実際に、南部諸国連合(ラ・カルト)の鉱山にてこの大型従機が使われ、結果として鉱物資源の大増産が成ったのだ。
これは各地の鉱山に於いて、このモールを坑道掘削および採掘補助に用いた場合、その効率がこれまでとは桁違いに上がると言う試算が出た事が原因である。
そして実際に、南部諸国連合(ラ・カルト)の鉱山にてこの大型従機が使われ、結果として鉱物資源の大増産が成ったのだ。
これにより、ギルガメア王国、バラライカ共和国、クメール王国の三国では新規の鉱山開発が推し進められる要因ともなった。
そして完全電化の工業都市と共に、自由都市同盟が復興の足掛かりを掴むきっかけとなったのだ。
更に言えばワンテンポ遅れたが、自由都市同盟の他の地域の鉱山に於いてもこの大型従機を求める声は上がり、冒険者組合の兵器開発局(鍛冶師組合)はこの注文を捌くので動きが取れなくなる程であった。
そして完全電化の工業都市と共に、自由都市同盟が復興の足掛かりを掴むきっかけとなったのだ。
更に言えばワンテンポ遅れたが、自由都市同盟の他の地域の鉱山に於いてもこの大型従機を求める声は上がり、冒険者組合の兵器開発局(鍛冶師組合)はこの注文を捌くので動きが取れなくなる程であった。
最終的に、この大型従機モールの製造と販売は、ホーリーアイ武器工房に委託される事になる。
だがそれでもモールは品薄状態が続く。
仕方なしに ダライアス・アームストロング技術中佐は、カーライル王朝・聖王国の旧式従機サルファガスを改修した簡易量産型のモール、従機ネオ・モールを開発したほどであった。
そしてモールは大規模工事現場や大規模な鉱山に、ネオ・モールは中小規模鉱山にと棲み分けがなされる事になるのである。
だがそれでもモールは品薄状態が続く。
仕方なしに ダライアス・アームストロング技術中佐は、カーライル王朝・聖王国の旧式従機サルファガスを改修した簡易量産型のモール、従機ネオ・モールを開発したほどであった。
そしてモールは大規模工事現場や大規模な鉱山に、ネオ・モールは中小規模鉱山にと棲み分けがなされる事になるのである。
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