アヴェルラ・アルベルティーニ

[解説]
クルセイダー第七師団 カシードラル・ホロウを率いるアウトクルセイダーにして、カシードラル・ホロウ傘下の騎士団、緋鴎騎士団の団長を務める女性。聖華暦830年時点で32歳。もっとも後述の移魂術によって、現在の彼女にとっては、年齢はほとんど意味のないものとなっている。
とはいえ、基本的には面倒見がいい性格の上、気に入った素質を持つ見込みある人物を見かけると、その素性や身分に関係なく緋鴎騎士団に勧誘してしまう悪癖のせいで、徐々にメンバーが増加している。
聖騎士としての近接戦闘能力はアウトクルセイダーの中ではけして強い部類ではないが、光魔法と精霊魔法、そしてルーンを組み合わせた強力な使い魔の創造術や独自のルーンを複数開発、習得しており、精霊術師、ルーン使いとしての実力は超一流。
医学的な知識にも精通しており、使い魔の人工生命としての質の高さはこの知識に裏打ちされたもの。
アヴェルラのルーンと使い魔を用いた独特な戦法は、剣を交えた相手に「騎士を相手にしていると思えない異質な相手」だと評される。
また、20代の頃に写し身の創造、移魂術を習得以来、何度か神人に命を狙われており、実際、終末ノ巫女 アルカナに殺された経験がある。
この時の死亡が移魂術完成の最後の一押しとなり、以降任意に霊魂として身体を抜ける術を会得した。
この時の死亡が移魂術完成の最後の一押しとなり、以降任意に霊魂として身体を抜ける術を会得した。
身体を乗り換える際には、自身の身体から聖痕を回収し、クルセイダーの秘術により聖痕を移し替える必要があるが、状況により回収困難なことも考えられるため、予備の聖痕として、戦死したクルセイダーから回収した聖痕を個人的に収蔵している。
乗機は代々アルベルティーニ家に伝わる、精霊を宿す揺籃の幻装兵 カプラ・ネラ・ドルミーレ
[装備品]
治癒の腕輪
アヴェルラが右腕に装備している、良質の魔石が嵌め込まれた腕輪。
魔石の魔力自然回復量と消費魔力がつり合うように調整された治癒のルーンが刻まれており、回復量は少ないものの常時発動しつづけている。
アヴェルラが右腕に装備している、良質の魔石が嵌め込まれた腕輪。
魔石の魔力自然回復量と消費魔力がつり合うように調整された治癒のルーンが刻まれており、回復量は少ないものの常時発動しつづけている。
なお、これらの腕輪は複数予備が存在しており、予備の肉体を保存しているいくつかの拠点に備えられている。