カシードラル・ホロウ
[解説]
この拠点跡地は、人魔大戦期のアウトクルセイダー、アルトゥール・ローレントが、騎士団長を務めた騎士団、緋獅子騎士団のものであり、拠点再建にあたって、わずかに残されていた各種資料や資材はそのままカシードラル・ホロウに引き継がれることとなった。
このような経緯から、直接的な関わりこそないものの、緋獅子騎士団がカシードラル・ホロウのルーツとも言えるだろう。
このような経緯から、直接的な関わりこそないものの、緋獅子騎士団がカシードラル・ホロウのルーツとも言えるだろう。
アヴェルラ・アルベルティーニが、師団長に就任してからは大きく組織改革が行われており、聖華暦840年時点では、役割ごとに分けられた4つの騎士団から構成されている。
聖華暦840年の時点で所属するクルセイダーはそれぞれ、遊撃を旨とする緋鴎騎士団に32名、偵察を旨とする月光騎士団に37名、攻勢を旨とする藍鶫騎士団に64名、防衛を旨とする翠犀騎士団に51名の総勢184名である。
聖華暦840年の時点で所属するクルセイダーはそれぞれ、遊撃を旨とする緋鴎騎士団に32名、偵察を旨とする月光騎士団に37名、攻勢を旨とする藍鶫騎士団に64名、防衛を旨とする翠犀騎士団に51名の総勢184名である。
カシードラル・ホロウの旗艦は緋鴎騎士団で運用される強襲揚陸艦 ディアントゥス。
そのほか各騎士団が運用方針に合わせた専用の戦艦規模の艦艇を保有しており、それに加えて人数規模に合わせてエスペランサ級戦艦等が配備される。
そのほか各騎士団が運用方針に合わせた専用の戦艦規模の艦艇を保有しており、それに加えて人数規模に合わせてエスペランサ級戦艦等が配備される。
平常時には部隊規模が大きい為に機動力に乏しい藍鶫騎士団、翠犀騎士団の両騎士団は聖王国首都聖都ヴァース・ラン近郊を拠点とし、クルセイダー候補生の訓練活動に従事しており、任務には部隊規模が小さく機動力のある緋鴎騎士団、月光騎士団が対応する形をとっている。
もともとカシードラル・ホロウを構成する4つの騎士団にはこのような役割ごとの区分けは存在していなかったのだが、アヴェルラが直接指揮をとる緋鴎騎士団と同様に各騎士団の団長に人員の採用権が与えられているために、各々が重要視する能力をもつ団員を集めた結果、このような特色を持つようになった。
余談であるが、カシードラル・ホロウという名前は「空(から)の大聖堂」という意味であり、民衆に、教会で神に祈って助けを求めなければならないような辛い思いをさせないという決意の表れである。