重機兵 フォッシュ


[解説]
本機のコンセプトは敵の攻撃を受け止め、確実に反撃することである。
そのための重装甲はアイオライト・プロダクションの持つハニカム装甲の技術とロココ設計所のヘビージャケットの技術を用いた新素材が採用され、正面の重要箇所にはイシルディンコートが施されている。
そのための重装甲はアイオライト・プロダクションの持つハニカム装甲の技術とロココ設計所のヘビージャケットの技術を用いた新素材が採用され、正面の重要箇所にはイシルディンコートが施されている。
またさらなる防御力向上の為にフレームの材質や設計等も対圧性能の高いものになっており、これは水中用装兵で実績のあるミップ工房が行っている。
これらの装甲により大剣の一撃すらも一度ならば完全に受け止めることが可能。
これらの装甲により大剣の一撃すらも一度ならば完全に受け止めることが可能。
機体の各所には魔導スラスターが装備され、それらの設計は全てカルマッド機兵工房が行った。
装備された魔導スラスターの大部分が脚部に集中しており、これらは全て高出力のものとなってる。
このスラスター群はバトルランスによる突進時にホバー推進のように使用する。
装備された魔導スラスターの大部分が脚部に集中しており、これらは全て高出力のものとなってる。
このスラスター群はバトルランスによる突進時にホバー推進のように使用する。
頭部には高性能な中近距離に対応した魔晶球が搭載されており、これはカルマッド機兵工房が開発し、魔晶球保護用のバイザーはミップ工房が行った。
重装甲のために消費魔力が多くなり稼働時間が短くなるが、この問題を解決するために胴体や脚部等の大きな部位に増槽が内臓された。
重装甲のために消費魔力が多くなり稼働時間が短くなるが、この問題を解決するために胴体や脚部等の大きな部位に増槽が内臓された。
指揮官仕様の頭部に形状が大きく異なっており、様々な機材が搭載されているために肥大化している。
本機の評価については様々あり、傑作機と呼ぶ者もあれば駄作機と呼ぶ者もある。事実ロココ設計所の人間は本機を中途半端な機体と呼ぶことが多い。
フォッシュで最も良い評価されている点は二つあり、それは生産性と生存性の高さである。またI型はそれ以前の同盟軍機と共通の武装用ハードポイントを持っていなかったが、II型のオプション装備によりハードポイントを追加し汎用性を回復した。
反対に欠点とされるのは運動性や地形走破能力である。
これらは機体の形状等が大きく関わっている。
魔導スラスターにより直線での速力は高くなっているが、脚部の形状や重量の関係で瞬発力が損なわれている。
また湿地や山岳地帯での移動力も損なわれた。これは機体重量によりぬかるんだ地形で機体が沈んでしまうことや、脚部の形状が不安定な地形との相性が悪いためである。
フォッシュで最も良い評価されている点は二つあり、それは生産性と生存性の高さである。またI型はそれ以前の同盟軍機と共通の武装用ハードポイントを持っていなかったが、II型のオプション装備によりハードポイントを追加し汎用性を回復した。
反対に欠点とされるのは運動性や地形走破能力である。
これらは機体の形状等が大きく関わっている。
魔導スラスターにより直線での速力は高くなっているが、脚部の形状や重量の関係で瞬発力が損なわれている。
また湿地や山岳地帯での移動力も損なわれた。これは機体重量によりぬかるんだ地形で機体が沈んでしまうことや、脚部の形状が不安定な地形との相性が悪いためである。
フォッシュ開発タイムライン
聖華暦 | 事柄 |
---|---|
791年 1月12日 | 自由都市同盟軍部、ロディナイズ計画の決議。 |
791年 3月6日 | 計画に参加する計30社が決定。 |
791年 4月3日 | ロディナイズ計画始動 |
791~5年 | 技術交流に基づいた様々な機体が各社で開発される。 |
792年 3月8日 | プロスト魔導砲開発。 |
796年 5月21日 | 各社の開発した機体を用いて時期主力機選定試験を行う。 |
796年 8月15日 | 選定試験において高評価を集めたロココ設計所開発の機装兵plan792を元に軍部が次期主力装兵の開発を決定。ロココ設計所、アイオライト・プロダクション、カルマッド機兵工房、ミップ工房が中心となる。 |
796年 8月20日~797年 12月29日 | 機装兵エクス・ブールヌィ第一号機ロールアウト。 |
796年 9月10日 | 装甲用新素材開発。 |
796年 10月2日 | バトルランス開発。 |
796年 11月26日 | ロディナイズ式操縦槽開発。 |
796年 11月30日 | エクス・ブールヌィを使用したロディナイズ式操縦槽の運用試験。 |
797年 | 一年にわたる設計会議。[)アイオライト・プロダクション]]とカルマッド装兵工房、及び複数の企業の意向により重装兵開発へ急遽変更。 |
798年 2月16日 | 機体コンセプト決定。開発を開始する。 |
798年 4月4日 | ブズビット・ミャソー開発。 |
798年 8月11日 | 新規フレーム開発。 |
798年 8月12日 | タワーシールド開発。 |
799年 5月17日 | 脚部内部構造開発。 |
799年 10月4日 | 計画が一般へ公表される。その際に同盟軍広報部により調律計画とされる。 |
799年 10月11日 | 重機兵エクス・フォッシュ第一号機ロールアウト。 |
799年 10月26日 | バロカセクバにて少数の生産ラインが整備される。 |
799年 10月30日 | 機装兵エクス・ブールヌィの一部情報解禁。 |
800年 1月9日~12月8日 | 先行量産型(フォッシュI型)による極秘のデータ収集。これと同時にエクス・ブールヌィを用いた情報の撹乱を行う。 |
800年 12月10日~801年3月11日 | I型で得たデータを元に改良型のII型を開発する。 |
801年 2月3日~801年 3月31日 | 同盟領内の各企業名にてフォッシュの生産設備が完全に整う。 |
801年 4月30日 | 計350機のフォッシュが正式にロールアウト。各部隊への配備開始。 |
830年 1月1日 | サノーヴァ・ロココが投擲銃の設計を考案する。 |
832年 2月25日 | クレッスト投擲銃開発。 |
武装
フォッシュは基本的にリャグーシカやヴェーチェル等の同盟軍機が使用していた武装を全て装備することが可能で、さらに新たな武装も追加された。
プロスト魔導砲

取り回しの良い魔導機関砲。弾数が多く、同盟系企業で数多く製造されている口径の弾丸を使用する。
クレッスト投擲銃

830年にサノーヴァ・ロココが考案した射撃武器。
投擲アーム部分に簡易的な機兵の腕部構造を持ち、通常機兵が投擲した際と同等の威力で飛ばすことが出来る。投擲された弾頭は山なりの軌道を描く。装兵が手榴弾を投擲する際のモーションが省略され隙を無くすことができる利点がある。
投擲アーム部分に簡易的な機兵の腕部構造を持ち、通常機兵が投擲した際と同等の威力で飛ばすことが出来る。投擲された弾頭は山なりの軌道を描く。装兵が手榴弾を投擲する際のモーションが省略され隙を無くすことができる利点がある。
バトルランス

フォッシュの装甲と同じ素材で製造された近接武器。そのため凄まじい耐久性と貫通力を誇る。
ブズビット・ミャソー

鉈とハンマーを融合させた近接武器。
投擲した際には装備された簡易的な魔導スラスターにより回転しながら目標へ向かう。
投擲した際には装備された簡易的な魔導スラスターにより回転しながら目標へ向かう。
タワーシールド

フォッシュの装甲と同じ材質で作られた大型のシールド。裏に投擲銃とバトルランス等の武装をマウントできる。
バリエーション
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製作手順
製作手順