機装兵 アラード・ドラス
［解説］
この機兵は、カナドの機兵鍛冶師ユージン・ラクト・ファミリアの傑作機兵である狩装兵ガウウル・ザンバーを原型とした量産型である。
本来ガウウル・ザンバーは狩装兵であるが故に、科学技術が各部に用いられていた。
その科学技術を排除し、魔導工学で置換して量産向けにデチューンされたのが、この機装兵である。
本来ガウウル・ザンバーは狩装兵であるが故に、科学技術が各部に用いられていた。
その科学技術を排除し、魔導工学で置換して量産向けにデチューンされたのが、この機装兵である。
外観は、ガウウル・ザンバーを思わせる部分は確かにあるものの、科学技術を排した上で可能な限りの能力維持を図ったため、全体的にはかなり違った、悪く言えば『安っぽい』印象を受ける。
例えばガウウル・ザンバーでは細かく分割され、間接の自由度を担保していた装甲板だが、アラード・ドラスでは同等の強度を得るために大きめの一枚板を使っている部分が多い。
これにより装甲強度はそこそこの物があるのだが、ガウウル・ザンバーに比して間接の自由度や駆動速度では明白に劣っている。
例えばガウウル・ザンバーでは細かく分割され、間接の自由度を担保していた装甲板だが、アラード・ドラスでは同等の強度を得るために大きめの一枚板を使っている部分が多い。
これにより装甲強度はそこそこの物があるのだが、ガウウル・ザンバーに比して間接の自由度や駆動速度では明白に劣っている。
この様に、科学技術を全廃したため、総合的な能力はガウウル・ザンバーには遠く及ばないが、それでも当時代の一般機種とは隔絶した高性能を誇る。
またその生産性は、一般の機兵に比すれば低いものの、白虎騎士団のガッダ・グ・リグラや藍鳳騎士団のシュバイン・ファーよりはかなり高く、数を揃える事も可能であった。
総合的に見れば相応の名機であり、使い手たる赤龍騎士団団員からも好評をもって受け入れられたのである。
またその生産性は、一般の機兵に比すれば低いものの、白虎騎士団のガッダ・グ・リグラや藍鳳騎士団のシュバイン・ファーよりはかなり高く、数を揃える事も可能であった。
総合的に見れば相応の名機であり、使い手たる赤龍騎士団団員からも好評をもって受け入れられたのである。
［武装］
この機種には基本、機体の専用武装と言う物は存在せず、操手の得意武器を機兵用として大型化した物が宛がわれている。
赤龍騎士団においては、主に破斬剣（片手半剣、バスタード・ソード）の様にある程度の取り回しと威力とが両立した武装を用いる者が多かった。
またまれに、カナド流刀剣術を会得している操手の機体には、大小の刀が装備される場合もあった模様。
しかしながら機動力が下がる事を懸念してか、機体に盾を装備させる操手は極めて少なかった。
またまれに、カナド流刀剣術を会得している操手の機体には、大小の刀が装備される場合もあった模様。
しかしながら機動力が下がる事を懸念してか、機体に盾を装備させる操手は極めて少なかった。
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