「機装兵 フィン・スターニス」
[解説]
アルカディア帝国製の高位機装兵「レギンレイヴ」をベースにした、極めて高コストな高級機。
粛清部隊であるジャ・ファルの指揮官機として、軽機兵「シーカリウス」で編制された暗殺者の部隊を率いるために建造された。
聖華暦827年にジャ・ファルの隊長がコーダン・テルミッド少佐へと代替わりした際に、同時に部隊に配備される。
粛清部隊であるジャ・ファルの指揮官機として、軽機兵「シーカリウス」で編制された暗殺者の部隊を率いるために建造された。
聖華暦827年にジャ・ファルの隊長がコーダン・テルミッド少佐へと代替わりした際に、同時に部隊に配備される。
もともとレギン系機装兵は、帝国軍により鹵獲された聖華暦600年代の聖王国製機装兵『ノヴレス・アインス』を祖とする、一連の極めて強力な機体である。
ベースになったレギンレイヴは、暗黒騎士用ワンオフ機体のベース機として用いられることもあるほどの栄誉ある機体だ。
それがいかに実力があると言えど暗殺部隊の長機として与えられるとは、当時ジャ・ファルを掌握していたラズール公爵家の入れ込みようが分かるという物である。
ベースになったレギンレイヴは、暗黒騎士用ワンオフ機体のベース機として用いられることもあるほどの栄誉ある機体だ。
それがいかに実力があると言えど暗殺部隊の長機として与えられるとは、当時ジャ・ファルを掌握していたラズール公爵家の入れ込みようが分かるという物である。
フィン・スターニスの武装は、大鎌とヒートダガーである。
これらの武器を変幻自在に操り、敵機を切り刻むのだ。もっとも基本的に決め手となるのは、操手の技能的にヒートダガーが主である。
これらの武器を変幻自在に操り、敵機を切り刻むのだ。もっとも基本的に決め手となるのは、操手の技能的にヒートダガーが主である。
特筆すべき事項として、この機体に装備された各種ステルス機能がある。
エーテル索敵機(エーテル・ロケーター)による探知に対抗すべく、この機体の装甲表面には魔法波を吸収する性質を持った塗料が塗布され、また魔法波の反射波に酷似した欺瞞波を放つ攪乱機構も搭載している。
他にも数種、駆動音を極力消す静音化機構などのステルス機構が搭載されているらしいが、詳細は不明である。
エーテル索敵機(エーテル・ロケーター)による探知に対抗すべく、この機体の装甲表面には魔法波を吸収する性質を持った塗料が塗布され、また魔法波の反射波に酷似した欺瞞波を放つ攪乱機構も搭載している。
他にも数種、駆動音を極力消す静音化機構などのステルス機構が搭載されているらしいが、詳細は不明である。
聖華暦834年現在、この機体は冒険者ギルド「栄光の宴」に所属している。
操手であるコーダン・テルミッドが帝国を離れ、「栄光の宴」の密偵として雇われたためだ。
この機体の整備に関わった冒険者組合や市井の工房の技師たちにより、帝国の機密技術が幾つも自由都市同盟にもたらされた、と言う話も聞かれるが……?
操手であるコーダン・テルミッドが帝国を離れ、「栄光の宴」の密偵として雇われたためだ。
この機体の整備に関わった冒険者組合や市井の工房の技師たちにより、帝国の機密技術が幾つも自由都市同盟にもたらされた、と言う話も聞かれるが……?
武装
大鎌
フィン・スターニスが使用する何の変哲もない鉄製の大鎌。
基本的にこちらを常用するが、この武器はフェイクである。
大振りの武器を得意としてるように相手に錯覚させ、本命である魔剣ベガルタによる奇襲を成功させるための布石である。
とは言えは鎌が不得手という訳ではない。
長く使ってるだけあって、その技量は大したものである。
基本的にこちらを常用するが、この武器はフェイクである。
大振りの武器を得意としてるように相手に錯覚させ、本命である魔剣ベガルタによる奇襲を成功させるための布石である。
とは言えは鎌が不得手という訳ではない。
長く使ってるだけあって、その技量は大したものである。
魔剣ベガルタ
突き刺す事で瞬時に高熱を発する短剣型の炎の魔剣。
コーダン・テルミッドがもっとも得意とする短剣の武器であり、致命の一撃を与える切り札である。
コーダンの戦法は基本的にこの短剣を用いた一撃必殺にある。
鎌による攻撃などはあくまで牽制であり、相手との間合いを図りつつ、この短剣を叩き込む機会をうかがってるに過ぎない。
ベガルタが発する熱は瞬時に機兵の装甲を溶かし切る。こいつを胴体に叩き込めさえすれば確実に勝てるのだ。
コーダン・テルミッドがもっとも得意とする短剣の武器であり、致命の一撃を与える切り札である。
コーダンの戦法は基本的にこの短剣を用いた一撃必殺にある。
鎌による攻撃などはあくまで牽制であり、相手との間合いを図りつつ、この短剣を叩き込む機会をうかがってるに過ぎない。
ベガルタが発する熱は瞬時に機兵の装甲を溶かし切る。こいつを胴体に叩き込めさえすれば確実に勝てるのだ。