Special Collection Vol.7カードリスト・詳細版
キャラクターカード
悪夢の記憶チーム
《悪夢の記憶チーム》
【連結(「古明地 さとり」+「古明地 こいし」)】
抵抗(3) 隠密
(自分ターン)
(S):
この効果は
メインフェイズにしか使用出来ない。目標の〔あなたの冥界にある
スペルカード1枚〕を抜き出し、〔あなた〕がそのカードを
プレイしたものとして解決する。その後、冥界にあるそのカードをゲームから除外する。
(常時)0:
目標の〔あなたの冥界にあるスペルカード1枚〕をゲームから除外する。その後、ターン終了時まで〔このキャラクター〕は
必要ノードがX以下のスペルカード、
コマンドカード、及びキャラクター効果の目標にならない。Xはこの効果で除外したスペルカードの必要ノードに等しい。
攻撃力(7)/耐久力(7)
「またよからぬ事を考えているのね」
「邪魔するなら死体にしちゃうよ」
コメント
7/7という大型に加えて「目標にならない」効果持ち盤面整理から
隠密を利用したフィニッシュまでこなすことが出来るため、スペックは非常に高い。
連結の苦労に見合う成果を見せてくれるキャラクターだろう。
このようにアタッカーとしての性能は素晴らしい物があるが、弱点はやはりノード8と重い事。後述の効果だけを目的にするならば
二つの炎で
冥界から
リアニメイトしても良いだろう。
2つ目の効果は
冥界の
スペルカードを除外する事で得る「目標にならない」効果。使われた物以上のノードを持つカードが必要だが、スペル・コマンド相手ならば5ノード程度のカードがあればおおよそ対処可能である。上記のコンボの弱点となる
疑惑の五芒星もこの効果のおかげで怖くない。
ただし、低ノードとはいえ
電符『雷鼓弾』のように
目標を取らない効果には対処出来ないので注意。
さらに6ノード以上の
スペルカードは非常に数が限られる上に極端な効果が多いため、高ノードキャラクターの効果に対しては対処がし辛い。特に
符ノ壱“八雲 紫”はアドバンテージ面でも天敵となり、
霊烏路 空/9弾はキャラクターの必要ノードを底上げするうえに
起動効果が
対象を取る効果なので非常に危険である。
- 12/03/09以降に適用されたテキスト修正で、以前は1つ目の起動効果解決後に冥界に戻されたスペルカードが最終的に除外されることになった。
- この修正により、冥界にあるスペルカードを何度も使いまわすことができなくなってしまったので弱体化してしまった。
Q&Aより
- Q354.No.761 悪夢の記憶チームの自分ターン効果で、目標となったスペルカードは解決後、いずれの領域におかれますか?
- A354.場に出るカードの場合、場に出ます。
場に残らない場合、冥界に置かれます。
目標を指定できないことが明らかな場合、プレイエリアに置かれないため、解決されずに除外エリアへ置かれます。
プレイエリアに置かれた後、効果の解決に失敗した場合、冥界に置かれます。
(参考:IR-3.1.7)
- Q060.No.364 想起「テリブルスーヴニール」によって【連結】を持つカードを目標として解決出来ますか?
- A060.はい、出来ます。ただし、目標のスペルカードの解決時には【連結】で指定されたカードをゲームから除外しなくてはなりません。
- Q100.No.364 想起「テリブルスーヴニール」を冥界のNo.070 死符「ギャストリドリーム」を目標にプレイし、解決時にNo.336 比那名居 天子を目標にしました。その場合、No.336 比那名居 天子の(自動β)の解決は出来ますか?
- A100.はい、出来ます。
(参考:IR-5.3.2)
- Q110.No.364 想起「テリブルスーヴニール」で目標を指定するスペルカードを目標とする場合、そのスペルカードの目標はいつ指定しますか?
- A110.No.364 想起「テリブルスーヴニール」の解決時に指定します。これは「プレイしたものとして解決する」という効果が発生するのはNo.364 想起「テリブルスーヴニール」の解決時であり、それまでは目標のスペルカードは何ら効果を持たないためです。
関連
惨禍の閃光チーム
《惨禍の閃光チーム》
【連結(「古明地 さとり」+「霊烏路 空」)】
抵抗(2)
(自動γ):
〔このキャラクター〕が
決死状態になった場合、〔あなた〕は〔相手プレイヤーの場のカード及び手札を合わせてX枚まで〕を選び、破棄する。Xはこのキャラクターに
セットされているカードの枚数に等しい。
(自動γ):
あなたのターン終了時に、〔あなたのデッキの上のカード1枚〕を
裏向きにして〔このキャラクター〕にセットする。
攻撃力(7)/耐久力(5)
「・・・・・・随分と警戒してるわね」
「さあどうしたの?私が居なければ火焔地獄は元通りになる」
コメント
1つ目の能力は
決死状態と同時に相手の場と手札を
破棄する効果。
目標を取らず数もX枚までで選べるうえ、相手の手札も対象に取れるため、大量のセットカードがある状態でも無駄になることが少ない。
ただし、相手の手札も対象としてしまっているため、
禁弾『カタディオプトリック』で無効化されてしまうという弱点も含む。
このカードは
【連結】(ユニオン)を持つにも関わらず
決死状態になる事で真価を発揮するカードなので単体では非常に扱いづらい。
しかし、その効果の関係上
二つの炎との相性は抜群である。
二つの炎自体もセットカードとして扱われるので、2つ目の効果のサポートにもなる。このカードを主力とする場合、
二つの炎は必須カードと言ってもいいだろう。
- 耐久力はそこまで高く無いので神霊の劫火で自身を決死状態にしても旨味が少ない。霊烏路 空/5弾とは違い、逆転の一手というよりはトドメの一撃や緊急回避用と考えておいた方がいいだろう。
- 2011/03/28にテキスト修正が施行され、1つ目の効果が(自動β)から(自動γ)に修正された。細かい変更点だが挙動が全く違ってくるので注意したい。
公式Q&Aより
- Q352.No.762 惨禍の閃光チームの自動γ効果で、相手プレイヤーの手札を選ばない場合でも、手札は対象になったものとして扱われますか?
- A352.はい、扱われます。手札が0枚だった場合や、この効果のXが0だった場合でも、対象にはなっています。
関連
心霊の火車チーム
《心霊の火車チーム》
【連結(「古明地 さとり」+「火焔猫 燐」)】
抵抗(2)
(常時)(1):
目標の〔「
ゾンビ」以外の
種族:幽霊を持つキャラクター1枚〕をアクティブ状態にし、
裏向きにする。そのカードは以後、以下の効果を持つキャラクター「ゾンビ(GRAZE2、4/1、種族:幽霊)」として扱う。
「【(自動γ):
〔このキャラクター〕が
決死状態になった場合、破棄される代わりにゲームから除外する。】」
攻撃力(6)/耐久力(6)
「この地霊殿に訪客なんていつ以来かしら?」
「強い人間の死体の臭い、運び甲斐がありそうな死体!」
コメント
【連結】(ユニオン)を持つカードの一枚。
出しやすさは随一だが戦術を持たず、戦闘力も6/6しかないがGRAZE3。
連結ルールを活かして
術者として使ったり、
起動効果を活かしたい。
このカードは
(自動β)によって
冥界から
アクティブ状態で場に出せる。
このため、連結持ちの中でも過去に類を見ないほど出しやすい。
黄泉の舟を使用して連結素材と共に
冥界に送れば、
騒霊三姉妹チームにも対抗できる速度で場に出すことが可能。
なお、この効果は相手プレイヤーのメンテナンスフェイズにも使用できる。相手ターンにこちらの場ががら空きでピンチな場合等には忘れずに使ってみよう。
場に出す時は
ノードは参照しないため、
(常時)効果を
後天性変異とのコンボで活かす為に
ウィニーデッキに差し込んでもいいかも知れない。
常時効果は、「ゾンビ」でない
幽霊を
ゾンビ化する効果。自分と相手の場を問わず目標に取れるため運用の幅がある程度ある。
- 裏向きになった時点で「攻撃キャラクター」ではなくなるため、相手の防御宣言に合わせてこちらのキャラクターをゾンビに変えて相打ちといった事は出来ない。
- 古明地 さとり/5弾は出し辛く、古明地 さとり/9弾は戦闘力が乏しい。出しやすく、戦闘力も高いこのカードは術者としても中々優秀だろう。
関連
地獄の鳥獣チーム
《地獄の鳥獣チーム》
【連結(「霊烏路 空」+「火焔猫 燐」)】
(常時)(1):
目標の〔あなたの場のカード1枚〕を破棄する。その後、〔このキャラクターを目標にした
スペルカード、または
コマンドカード1枚〕の
プレイを無効とし、破棄する。
(自動γ):
〔「
ゾンビ」以外のあなたの場のキャラクター〕が
決死状態になった場合、その決死状態を無効としても良い。無効にした場合、そのキャラクターを裏向きで、あなたの場に
スリープ状態でセットする。以後、そのカードは以下の効果を持つキャラクター「ゾンビ(GRAZE2、4/1、
種族:幽霊)」として扱う。
「【(自動γ):
〔このキャラクター〕が決死状態になった場合、破棄される代わりにゲームから除外する。】」
攻撃力(5)/耐久力(5)
「残念でした、もう地獄の釜から逃げ出せない」
「お姉さんの死体は私が運んであげるよ!」
コメント
関連
スペルカード
想起『うろおぼえの金閣寺』
《想起「うろおぼえの金閣寺」》
以下の効果から1つを選んで解決する。
1.〔あなたのサイドボードにある【】の記述を持たないスペルカード1枚〕を
公開する。その後、〔あなた〕がそのカードを
プレイしたものとして解決する。
2.〔あなたのデッキ〕を全て見て、任意のカード1枚を抜き出し、手札に加える。その後、デッキをシャッフルする。
曖昧な記憶から新たな力が生み出される。
(PR.095:記憶の水底より一筋の光が射し込む。)
Illustration:
9時(PR.095:
RiE)
コメント
とりあえず他の
連結持ちと異なり、素材指定が非常に緩い。このカードそのものが素材となる条件を両方満たしているので、最悪の場合このカード2枚を素材として連結の効果を解決することも可能である。
また一つ目の条件を満たす
想起『テリブルスーヴニール』は非常に汎用性の高いスペルカードであり、またノード5以上のスペルカードは選択肢が特に多く、特に同じく連結を持ちサポートを共有できる
天竜『雨の源泉』や
魔空『アステロイドベルト』といったカードとは相性がいいだろう。
そしてその縛りの緩さに反し効果はいずれも強力である。
1の効果はサイドボードのスペルカードをプレイしたものとして解決する効果。
種族限定や特定デッキにのみ劇的な効果を生むスペルカードをサイドに1枚だけ積んで必要に応じて引っぱって来る、通称
シルバーバレットと呼ばれる戦術が可能となる。
ただし、【】の記述を持つものは不可能。
装備、
呪符、
世界呪符、
幻想生物、連結【ターン1枚制限】などの等の特殊効果は分かりやすいが、
鬼符『ミッシングパワー』など【】つきテキストを与えるカードも制限されるので注意。
とはいえ、
恋符『マスタースパーク』をはじめとした強力だが腐りやすいカードをデッキに入れることなく使用できるのは強力。
この効果を使用する場合にサイドボードに採用される主なカードは
この辺りだろうか。
デッキコンセプトによってはこの限りではないが、基本的には一発逆転系のカードや万能除去、コストが高い代わりに強力なカードを積む事になるだろう。
10枚全てをスペルにするのもアリだが、苦手なデッキ相手の最低限のメタカード程度は積んだ方がいいかもしれない。
2の効果は万能
サーチ。デッキから任意の1枚を手札に加える。マッチの2戦目などではサイドインしたメタカードを手札に加えることが出来るため、サイドではなくデッキから擬似的な
シルバーバレットを行えるようになり、無駄になることはない。
また、コンボデッキならば任意のカードを持ってこれるので、コンボへの布石として使う事も出来る。サーチ手段の乏しいカードが必要な場合はこの効果を利用しよう。
- 1の効果で公開したスペルカードは解決後冥界に送られる。このカードも冥界に送られるので、この効果でノード5以上または術者が「古明地 さとり」のスペルを落とせばもう一度想起『うろおぼえの金閣寺』をプレイ出来る条件が揃う。
- 試合終了後デッキに混ぜてしまわないように注意しよう。
- エラッタにより、効果範囲のアイコンが「プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果」から「複数の効果を持つカード」に修正された。
- 第十三弾にて、本家である新難題『金閣寺の一枚天井』が登場。あちらは世界呪符を持つリセットカードであり、効果には全く関連性がない。うろおぼえにも程があるのではないだろうか。
公式Q&Aより
- Q359.No.765 想起「うろおぼえの金閣寺」で、サイドボードのカードをプレイした場合、解決後にサイドボード以外の領域に置かれる事になり、ゲーム中に存在する自分のカードが50枚より多くなりますが、これは違反ですか?
- A359.いいえ、デッキの枚数に関する制限はゲーム開始時のみチェックされます。
以後、ゲーム中に発生した効果によってゲーム中のカードが増減した場合でも、それは適切な処理です。
ただし、次のゲーム以降、デッキとサイドボードの枚数は50枚および10枚に戻さなくてはなりません。- コメント
- 何らかの効果で解決したスペルカードが非公開領域に送られる事もあるので、もしカードスリーブを使用している場合はサイドボードも同じカードスリーブで統一しなければならない。
「Vision Official Sleeve」のうち西行寺 幽々子、霊鳥路 空、いぬさくや&レミリアは50枚しかスリーブが入っていないので、他のスリーブを使用するか複数買っている必要がある。
関連
※術者が「古明地 さとり」であるスペルカード
深層『無意識の遺伝子』
《深層「無意識の遺伝子」》
【連結(「古明地 こいし」+記憶「DNAの瑕」)】
(自分ターン)(1)(S):
ターン終了時まで〔あなたの場のキャラクター全て〕は「隠密」を得る。
全ての生物は細胞分裂の際、DNAの複製により遺伝情報の伝達を行っている。
コメント
1つ目は防御効果。目標をとらない効果は防げないため絶対ではないが、1枚で大きな防御効果を得ることが出来る。ただし、自分の使用するカードやキャラクター効果からも目標にならないため、強化系のカードとはやや相性が悪い。
2つ目は自分のキャラ全員に隠密を持たせる効果。
開海『海が割れる日』と同じような効果だが、デッキではなくそのままライフを攻撃できるため、勝ちまでの計算がしやすい。
弱点は連結条件に
術者でもある「古明地 こいし」を要求された上で
維持コスト(2)を要求されることと、どちらの効果も
スリープを要求するため、1枚では攻撃と防御を完全な両立ができないこと。
基本的には特に強力な2つ目の効果を目的に採用し、場合によっては1つ目の効果を起動するといった使い方が望ましい。
関連
爆符『ギガフレア』
《爆符「ギガフレア」》
【連結(爆符「メガフレア」+爆符「メガフレア」または「
八咫烏」)】
〔あなた〕は②支払う。その後、〔
必要ノードがX以下の相手の場のカード全て〕を破棄する。Xはこの効果でコストを支払った後の、あなたのノードの枚数に等しい。
原子核反応によって発生する凄まじいエネルギーには、一つの都市を壊滅させる程の威力がある。
コメント
範囲が相手の場のカード全てとなり、それにあわせて
決死状態ではなく破棄を行う効果となった上に、解決後に
メインフェイズを終了しないのでそのまま総攻撃をかけることが出来る。
一見すると
爆符『メガフレア』の完全上位互換だが、ダメージを与える効果では無くなったので
パチュリー・ノーレッジのように「高ノードだが低耐久」といったカードに弱くなっている。
とにかく強力なカードである事には間違い無いのだが、ややオーバーキル気味な効果である。また、相手に大きな損害を与えるには大量のノードを用意してやる必要もある。
そのため、連結素材も優秀でこのカードと役割も似ている
魔空『アステロイドベルト』に立場を食われ気味な気がしなくもない。
- 裏向きカードや必要ノード「-」のカードについてはテキストで定義されていないので、基本的に必要ノード0として計算する。相手が強力な弐符キャラクターだろうが耐久力16の西行妖/1弾だろうが問答無用で破壊していく姿はまさに究極のエネルギーに相応しいだろう。
関連
『死体繁華街』
《「死体繁華街」》
【連結(死符「ゴーストタウン」+「呪精」3枚)】
(自動α):
〔あなたの場のキャラクター〕の種族は
種族:幽霊に変更される。
(自分ターン)S:
〔あなたの冥界にある
キャラクターカード3枚まで〕を裏向きにしてあなたの場に
アクティブ状態でセットしても良い。以後、そのカードはキャラクター「呪精(GRAZE1、2/3、
種族:妖精/幽霊)」として扱う。
(自分ターン)S:
目標の〔冥界にあるキャラクターカード1枚〕をあなたの場にアクティブ状態で出す。
怨念が渦を巻き、冥府の死者を呼び起こす。
コメント
1つ目の効果は種族変更効果。自分の場のキャラクターが全て幽霊に変更される。メリットとデメリットの両方が多数生まれるため、種族絡みのカードをしっかりと把握しておく必要が出る。特に
心霊の火車チームは致命傷になるため、何らかの対策を講じておきたい。
2つ目の効果は数を求めた
リアニメイト。1ターンで最大3体の
呪精を一度に出せるため、数を求められる盤面で重宝できる能力。戦闘力が
呪精以下のキャラクターカードを釣り上げるだけでも、数の
アドバンテージを得ることを容易に行える。
ただし、種族:妖精/幽霊として場に出るが、1つ目の効果で即幽霊のみに変更されてしまう。妖精コンボはほぼ不可能になると思っていいだろう。
3つ目の効果は質を求めたリアニメイト。
冥符『紅色の冥界』と違い、ターン終了時に除外するデメリットが無く、他人の冥界からもリアニメイトが可能。戻したキャラクターはアクティブ状態でセットされるため、相手の冥界から相打ち要員をリアニメイトして特攻させるだけでも十分なアドバンテージとなる。
当然だが
連結、
弐符に関してはそれぞれの条件を満たせない限りは場に戻せない。
関連
※名称に「呪精」を含むカード
コマンドカード
星に願いを
《星に願いを》
【呪符】
(自動γ):
このキャラクターが
決死状態になった場合、〔あなたのデッキ〕を全て見て、「連結」を持つキャラクターカード1枚を抜き出し、あなたの場に
スリープ状態で出しても良い。
攻撃力(-1)/耐久力(-1)
「私が危なくなった時には必ず助けてくれるの」
コメント
(自動α)は、
頓悟などの「連結を持つキャラクターがいる」ことを条件としたカードのサポート。このカードを出すだけならば連結持ちキャラクターを出すより容易であろう。
また、
セットしたキャラクターが
決死状態にされても、
(自動γ)による
サーチがあるため状況を持続させやすい。もちろん連結の解決が必要なため、絶対ではないが。この使い方であれば、
仏蘭西人形がお手軽ながら0/2で耐えれる上に、決死状態によるサーチ能力と合わせても相性が最もいい。
戦闘修正-1/-1も様々な活用ができる。
耐久力1のキャラにつければ
決死状態になるということを意味する。相手が連結を使っていないようならば、相手のキャラクターにセットし
除去あるいは弱体化呪符として使用しても問題ない。
また、自分の耐久力1のキャラにセットして、即サーチをすることが可能である。状況を整えれば4
ノードから大型連結キャラクターを場に出すことも不可能ではない。星に願いを→干渉
黄泉の舟で素材を落としてやれば、基本的に相手が割って入るスキがない。
仕事を終えた
玉兎/5弾や
不意打ちなどの目標にされた
くるみ/9弾あたりに最後の仕事をしてもらってもいいだろう。
公式Q&Aより
- Q351.No.769 星に願いををセットされたキャラクターを目標にNo.780 軋轢を解決した場合、除外されているキャラクターカードを任意に2枚選んで場に出す事はできますか?
- A.はい、指定はキャラクターカードであるため、できます。
関連
二つの炎
《二つの炎》
目標の〔あなたの冥界にある「連結」を持つ
キャラクターカード1枚〕をあなたの場に
スリープ状態で出し、〔このカード〕を
セットする。この効果では「連結」の効果を無視する事が出来る。このカードは以後、以下の効果を持つ呪符カードとして扱う。
「(自動α):
〔このキャラクター〕の戦闘力は「X/X」に変更される。Xはこのキャラクターのコストに等しい。
(自動γ):
〔このキャラクターにセットされている「二つの炎」〕が破棄された場合、〔このキャラクター〕を破棄する。」
「こうしている間にも、貴方の躯はじっくり焼けていく」
「地獄の底で死ぬとみんな焼けて灰すら残らない」
コメント
呪符化した二つの炎の一つ目の効果は、戦闘力がコストと同じ値になる
戦闘修正。元々の戦闘力よりも高くなることはまずないだろう。
二つ目の効果は、セットカードとなった二つの炎が破棄されると、キャラクターが破棄状態になる効果。
呪符は比較的対処されやすく、出した後の扱いには気を使う。
このため、有効活用するならば、戦闘力に期待しなくてよく効果が強力なタイプの連結持ちを出すか、呪符化した二つの炎を破棄以外の方法で外すなどの工夫が必要になる。
また、
迷ひ家で(自動γ)を事実上無意味にするのも手ではある。
迷ひ家の場合、除外状態の解決中に二つの炎の(自動γ)が発生するが、除外状態のカードは破棄されないため、滞りなく除外され、また戻ってくる。戻す効果であり連結素材の除外の必要もない。
- 妖鳥と化猫チームと蒼天の突風チームは、二つの炎で出すと、このカードがセットされた途端に0/0という戦闘力になり決死状態になる。このカードとの相性は最悪だろう。
- 眠れる恐怖チームに対して使用しても、何も特別なことは起こらない。
- 元々戦闘力がX/X表記であるが、眠れる恐怖チームの(自動α)および戦闘力の表記に用いられている「X」と、二つの炎のテキストに用いられている「X」は、別のものである。加えて言うなら、チームの自動αは「本来の戦闘力Xの値を定義する」効果、二つの炎の自動αは「戦闘修正:変更」である。
Q&A
- Q356.No.774 眠れる恐怖チームをNo.770 二つの炎によって場に出した場合、戦闘力はどちらの自動効果によるかを選べますか?
- A356.いいえ、選べません。
No.774 眠れる恐怖チームの自動効果は戦闘力の変数の定義のため、最初に決定します。
一方、No.770 二つの炎の自動効果は戦闘力の変更のため、必ずNo.770 二つの炎の自動効果による戦闘力に変更されます。
(参考:IR-6.1.10)
関連
最終更新:2011年07月07日 12:10