「光」と「闇」は表裏一体。
光がある限り、闇は生まれる。
闇を完全に消し去る方法とは即ち光を消し去ること。
光は大地に恵みを与える。
人はその恵みが無ければ生きることはできない。
闇は人々に破壊を与える。
人は生きるために戦わなければならない。
これは恵みを与えられた代償なのだ。
人は生きるために、戦い続ける道を選んだ。
永遠に続く戦いの道を……。
光と闇、元々の存在は同じであってもそれが与える影響はそれぞれ異なる。
言わばそれぞれが既に独立した存在であり、
創作において対極した存在として描かれる場合が多い。
正と負があるように、常に世界はある種の連動において廻っていると考える。
何かを得るためには何か同等の対価を……そんな考えの中生まれたお話。
最終更新:2011年09月28日 01:24