Deamon seal(possibillityの前後作?

直訳すれば、悪魔封印物語。

正直なところ本編というよりはそれぞれのキャラクタードラマに重点をおいた作品。

マルチシナリオシステムで
プレイヤーは複数人の主人公の中から1人を選択して物語を進めていく。
最終的にどの主人公でプレイしても本筋に集約されるようになるので
後はどの主人公視点でプレイをするかという違い。

物語概要

遥か昔、欲に溺れた一人の人間がこの地に悪魔を召喚した。
人類は悪魔との長き戦いの末、
悪魔を封印することに成功した──

それから数千年。
地の底で力を蓄えていた悪魔は、ついにその封印を解いたのだった──


設定的な

根源は精霊創造説、ということにしておいて
太古の世界は魔法樹と呼ばれる1本の大木を中心として形成された世界だった。
所謂北欧神話などにおけるユグドラシル的な存在で
魔法樹はこの世界に溢れる「マナ」の源で
その力は元来その木を守るエルフ族にのみ扱うことが許されていた。

しかし強欲な人間はその力を欲し、人類は己の持つ文明の力によって武力行使をし
ついには魔法樹を巡る戦争へと発展してしまう。

魔法を使えるエルフ族にとって人間の力など足元にすら及ばないものであったが、
人類はその圧倒的なまでの数を武器とし、
次第に魔法樹に宿るマナの力は弱まり、ついには枯れ果ててしまう。

間もなくして世界中で大地震が起こり、
亀裂の中心となった魔法樹はそのまま崩れ落ち、世界から姿を消した。
残った亀裂からは膨大なマナが溢れ、原子バランスの崩壊によって世界は大きく姿を変えた。

放出されたマナはあらゆる物質や生命に宿り、時にその姿すらも変質させる程の影響を魅せたのである。
マナの力はエルフ族の手中を離れ、世界に住むあらゆる生命がその力を扱えるようになった。
世界を支える魔法樹が失われたことで、木で支えられていた3つの世界(天界、地上界、魔界)のバランスは崩れ、
天界では地上と同様に時が流れるようになり、
地上に空いた大穴からは魔界から魔族が現れ出す。

凡そ数百年の年月が経った頃、ついにその「悪魔」は禍々しい気と共に姿を現したのだった。


魔法に関する設定

元来マナは魔法樹の中で世界を巡回してきたもので、本来は木を守るエルフにのみその力を扱うことが許されていた。
魔法樹崩落後は木から解き放たれたマナで世界中は溢れ、
殆どの生物は大気中を漂うマナを体内に取り込めるようになり、自由にその力を扱えるようになる。

マナを体内に貯蓄する量はその「器」と「圧縮率」によって決まり、
マナ開放時の突然変異によって体内に貯蓄領域が出来た生命体には基本的にこの「器」と呼ばれるものが存在し、
これは同一種であってもある程度の個体差は存在する(大体は等しい。人の場合その素質は親から遺伝しやすい)
後者の圧縮率に関してはどれだけ上手くマナを扱えるかという話で
こちらは後天的に魔術に関する鍛錬を積むことである程度効率を高めることができる。

また「魔法」と呼ばれるものは精霊の力を人が扱えるに解読した「魔法言語」と呼ばれる言語を用いる。
基本的に全ての魔法はこの魔法言語を介して魔術の発動をし、
これはマナの力をあらゆる精霊の力として具現化するために必要なステップである。
この変換動作に用いるのが「魔法陣」と呼ばれるもので
多くの魔術師はマナでこの魔方陣を生成し、魔術の発動を行うことができる。
高度の魔術ほどより膨大な魔法言語を記す必要性が有り、魔法陣の生成に時間がかかる。
また、通常は正しく言語を記すために、魔法陣を生成する際に「詠唱」として、言語を言霊として発生する。(熟練者になると簡単な魔法陣なら詠唱なしで即座に作れる)
また魔法陣は正しい表記をすれば、マナによる生成でなく、直に筆記したものであっても問題なく使用できる。(発動させるためにマナを流す必要はある)
時間のかかる魔法などは予めスペルカードという魔法言語を書いた道具としてもっておき、
インスタントに使用することが可能である。

尚、古の時から直接精霊の力を扱える「エルフ」や「悪魔」、「天使」と呼ばれる
各世界の純粋なマナ管理者は例外的に言語を介さず魔術の発動を行うことができる(元々精霊との契約の元に生まれた存在であるため)
またそれらの種で扱える精霊の力はそれぞれ異なり、
天使は再生や復元などの「癒やし」と呼ばれる力や秩序を正しい状態に戻す「浄化」の力を、
悪魔は反対に分解や腐敗などの「破壊」の力や、憑代を失った魂を操る「死霊」の力を、
エルフは木々や水、土といった地上に存在するあらゆる力を操る能力を持つ。
人が使えるのの大部分もエルフの力の一部分であることが多く、
マナ開放時にどの力が個体に宿ったかによってその声質は異なる(稀に天使や悪魔の力や、その他複数の力を有するものも存在した)

気功


気功も扱い的には魔法と似ている部分がある。
魔法のように気の流れを理解し、それを圧縮したり、開放したりする技術を指す。
魔術のように特殊な言語を必要としないが、
気の流れを正しく支配する「動作」が代わりに必要で
単純である分、その力の運用には相当の鍛錬が必要とされる。

熟練された武闘家はこういった気の支配を無意識の内に行えており、
熟練者同士が対当する時は気の流れで相手の実力をある程度把握することが可能である。

尚、気功には流れを促進させる効果もあり、
運用次第ではそれによって傷の治りを早めたり敵の攻撃を受け流したりと防御面での運用もできる。



キャラ設定とか

なんかセリフ付き自己紹介(黒歴史)とかあったのでそれもコピペってみる。

二元関係簡易表

アレックス&ブライアン=師弟的な。
アレックス&リリア=幼馴染 ←必要?
ブライアン&ジャンヌ=幼馴染
メリッサ&エオレーヌ=ライバル(腐れ縁)
ファルコン&ヘレン=恩人
@個人的に今作で使いたい:マオ、アルベルト

中心として描かれる重要人物

ブライアン(+ジャンヌ)、ファルコン(+ヘレン)、キャロル、アルベルト、メリッサ(+エオレーヌ)。
割と真面目にアレックスたちいらなくね?→いや一応勇者の血統だから・・・

アレックス△

主人公だけど設定が適当なのでどうしようかなって感じ。
「俺はアレックス。多分この物語の主人公、かな。
主人公っつーわりにキャラ立ってない気がすんだけど・・・
まぁしょうがないか。
面倒ごとは好きじゃないんだけど、
見てみぬふりってのも苦手なんだよなぁ・・・はぁ。」

ブライアン

傭兵をやっている男。
元は王国の兵士で何れは将軍であった父の後継者となるはずだった。
アレックスとは親同士が親友で小さい頃から良い兄貴分だった
「俺はブライアン。傭兵だ。
王国か・・・懐かしい。
兵をやってたこともあった、昔の話だがな。
俺には守るべきものがある・・・
だがまだ力が足りない。
俺に充分な力が手に入るまで、俺はまだ戻れないんだ。」

リリア△

主人公の幼馴染で遠縁に当たる。
幼い頃は良く二人で勇者ごっこをして遊んでいた。
「こんにちは、私リリア。
アレックスとは幼馴染で小さい頃はいっつも一緒だったわ。
アレックスが旅に出るっていうから私もついて行きたい!
って言ったら危ないからダメって言われて・・・
もうアレックスの馬鹿!でも私だって諦めないんだから!」

ジャンヌ

国の将軍でブライアンとは幼馴染。剣の師もブライアンの父にあたる。
母は魔剣士で、ブライアンの父が他界してからは母から魔法剣について学ぶ。
ブライアンが城を去った理由が自分だと知り、ただ只管に己を磨くため武術に明け暮れた。
「私はジャンヌ。クレムヴェルの将軍を勤めさせてもらっている。
紹介と言っても特に言うことはないんだがな・・・
ブライアンは元気にしてるだろうか・・・
奴とは昔からの知り合いでな、
剣術を教わったこともあった・・・それから・・・・・・」

キャロル

名のある魔法使いの娘で幼い頃に両親は悪魔の呪いで石にされてしまった。
両親の呪いを解く方法を探るため、各地を旅している。
「私はキャロル。スール生まれの随所正しい魔術師よ。
物語では馬鹿で頼りない仲間達をサポートする
頼りになるお姉さん役、ってところかしらね。」

アリサ

人に優しく、困った人を放っておけないタイプ。
主人公たちと出会い、自分に課せられた運命を悟る。
「初めまして、アリサです。
私の家は聖女の血統らしく、生まれつき癒の力が備わってるようです。
お母さんも凄腕の白魔術師だったそうで・・・
私の夢は世界の人々を救ってあげることで
困ってる人は極力助けてあげたい、って思ってます。
ってなわけで、世界の危機と聞いて
アレックスさん達に協力することにしたんですよ、えへへ」

シンシア

旅の占い師。人に宿るオーラを見分けられる。
ネタバレると、この地の人間ではない。
「私はシンシア、占い師をやっている者です。
紹介ですか、知らない方がいいこともありますよ?
そうですね・・・ただの占い師ではない、
とだけ言っておきますか。」

アルベルト

冷血な賞金稼ぎ。金のためなら手段を厭わない
しかしその裏には病弱な妹を助ける為という目的があった。
「俺の名前はアルベルト。氷を操る剣士だ。
本来ならこんな奴らとつるむのなんて御免だが、
妹を助けてもらった恩もあるからな・・・っふん」

ファルコン

表では何でも屋を営み、依頼とあればあらゆる仕事をこなす。
病気持ちの母とそれを治すために医学の研究をする父との間に生まれ
家系はあまり裕福ではなく、時には泥水を飲んで過ごす事もあった。
「俺の名はファルコン。しがない情報屋よ。
自慢の足で冒険をバックアップするぜ!
とある切欠でエルフのあの子と仲良くなったりな・・・
ま、まぁその話はゲームをやってみてくれや。」

ヘレン

エルフの娘。結界の外に出たところを人間に捕まり、研究対象になりかけたが
そこを訪れたもう一人の人間によって、それを免れる。
基本的に人間に良い感情を持っておらず、恐怖の対象として見ているが
義理深い性格であるため、助けてくれた人間に対しては恩返しをしたいと考えている。
「初めまして、私はヘレンっていいます。
色々ご迷惑をかけるかもですが、よろしくお願いします。」

メリッサ

お宝を求めて世界を旅する自称トレジャーハンター。
表では踊り子や剣術の腕を活かした傭兵業をやって生計をたてている。
「こんにちは。私はメリッサ。
表では踊り子をやってるんだけど、
実は私剣士で傭兵やってたりするのよね。
彼らとはなんだかんだで良く会うし
何か縁でもあるのかしらね。」

エオレーヌ

トレジャーハンターの女。メリッサとは古い知り合いで犬猿の仲。
メリッサよりも切れ者で大抵の場合お宝にありつくのは彼女の方。
「私の名はエオレーヌ。一流の魔法剣士よ。
「魔法」剣士なんだもの、魔法くらい容易に使えないと・・・ねぇ?
メリッサ?あんなのと一緒にしないでもらいたいわ。」

マオ

気功の使い手。気功の名人フェイレンの教え子。
長年の成果もありその腕はかなりのものである
「マオアル!強いアル!
気功使わせたら右に出るものいないヨ!
よろしくネ!」

@アーサー、エンリュウとかいるけど正直ストーリー微妙っす。
最終更新:2014年01月25日 12:46