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用語辞典 /重要用語 /アパシー・シリーズ - (2010/03/30 (火) 12:23:49) のソース

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**アパシー・シリーズ

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**概要
 アパシー・シリーズとは[[鳴神学園>用語辞典 /重要用語 /鳴神学園]]という高校を舞台に、そこから派生する物語の集合体(公式より引用)を指す。
 飯島多紀哉の主催する七転び八転がり/シャノンが提供しており、現在までにゲーム・書籍と商業・同人の両面から多様な作品が送り出されている。
 ただし定義として冒頭に「アパシー」という表記がされたタイトルに限られる。

 なお『学校であった怖い話』を原作として展開される二次創作作品のみをシリーズとする見方も存在するが、実際の構成は複雑であり多様となる。
 確かにシリーズの興りは『学怖』の世界観を活かしたい飯島氏の意思あってのものである。
 氏は『学校であった怖い話』本体の版権こそ持たないが、登場するキャラやシナリオから派生する著作物については自由に創作する権限を持つ。
 具体的には小説版、漫画やアニメ化などの二次的著作権である。


 が、下記の経緯を辿るうちに『四八(仮)』の没シナリオから流用したプロットや『学怖』とは逆のコンセプト作品「探偵局」が加わっていく。
 ただ、現在の中核になっているのは年代や舞台を再設定した「学怖」に他ならず、微妙に設定やゲストが入り交じっている状態でもあるのだが。
 
 作品や年代を跨いだクロスオーバーやリンクを行うことを基本的な概念として置きつつ、[[パラレル・ワールド>用語辞典 /重要用語 /パラレル・ワールド]]を骨子と置いた作品群を一言で説明することは困難である。
 最近では[[版権すら飛び越えた試み>用語辞典 /重要用語 /アパシー 流行り神]]すら行われている。

 ぶっちゃけた話、カオスである。
 最低限の定義のみ(後述)は公式からもされているが、各作品の関係をどう捉えるかはファンに一任されている。
 『学怖(S)』を取ってもそれ自身はシリーズに含まれない一方、「探偵局」や「学怖1995」シリーズを続編と考えるかは各々の考え方次第である。
 飯島氏も単純な押し付けは同意を得られないと、あくまで放任している。
 
 [あなたがそうだと思うものが○○○です。
 ただし、他人の同意を得られるとは限りません。]

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***学怖
 氏は長年プロットを練っていた。
 最初期の「アパシー」とは『学怖』の正式な続編とされたものである。
 事実、旧パンドラボックス時代に『アパシーの宴』と言う『学怖』の流れを汲んだ続編の企画が挙がったことがある。

 また、氏は複数のゲームを内包して展開される巨大ゲーム構想としてアパシーを想定しており、その発想を活かして制作されたのが『四八(仮)』である。
 が、発想の異なるシナリオを一個にまとめようと言う試みには無理が生じた(他に原因はあろうが)のか、結果誕生したものは当初の構想とは相当外れたものであった。
   
 その危惧は先のことであったが、現実に即したものであったことになる。
 氏の活動としてはとりあえず出せるものから出す事が中心となっている。

 同人誌『センス・オブ・ワンダー』を掲載誌として『学怖』の続編である『アパシー 学校であった怖い話 2008』を発表し
 
 『VNV』が想定外に売れた事実もあり、

 
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***合流
 当初の想定から外れるに連れて、プロットの合流が行われるようになる。
 『2008』で語られる予定だったシナリオが「学怖1995」に回された(しりとり小僧・鞠絵先生など)ことはその一例である。

 ちなみに『2008』と言うプロット自体は潰えたわけではないようだが、今までのところそこへ収束していく様子は見られない。
 シナリオ自体「探偵局」シリーズへ登場人物がゲスト出演している程度と、原点となるはずの小説の進行もストップしている(2010年3月現在)。

 また、『四八』の納期、その他諸問題によってカットされた多量のシナリオが後にアパシー・シリーズの一つとしてゲーム化されることも行われた。
 ただし、それら[[送り犬>用語辞典 /重要用語 /送り犬]]・[[レンタル家族>用語辞典 /重要用語 /レンタル家族]]共にそのままの形ではない。

 また版権契約がバンプレストとの間でどのような形で為されたかは不明だが、[[没シナリオの公開>用語辞典 /重要用語 /学怖inよんはち]]ですらある程度は認められているようだ。
 飯島氏に寄る当時の裏話などもナナコロ版の攻略本に収録されることもある。

 こちらでは同人誌として公開された[[寄姫転生>用語辞典 /よ#id_9f6336e6]]や触り部分が公開された[[携帯の小夜子さん>け#id_ccd2c7b1]]などに一定のゲーム化要望がある模様である。

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***現状
 元々売れ筋だった「学怖1995」系列の影が大きいこともあり、

 複数のシナリオプロットが同時進行しつつ


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***定義
 つまりその定義は、冒頭通り
1.七転び八転がり/シャノンの著作物である。
2.「鳴神学園」を要素として含んだ作品である。
3.冒頭に「アパシー」という表記がされたタイトルである。
 の三項目に尽きる。
 
 そのためスタッフが同一人物であっても三点目の理由から「学恋」シリーズの位置づけはアパシー・シリーズと言うには微妙と言う事になる。
 元々ファンディスクとしての側面が強く、従来の世界観からも外れているために準公式と言っても差し支えないだろう。
 取り扱える最大範囲を採用すると言うこのwikiの性格上、外すことや明確に差別化することはないが、立ち位置としては"準"ずることを忘れるべきではない。

 
 姉妹サークル「caramel candy」とその頒布物については&bold(){&big(){全く論じない}}。
 確かに彼のサークルは「学恋」の流れを受けて発足し、スタッフも重複している。
 ただし、「鳴神学園」の名と登場人物を借りたのみの関係でシリーズとは無関係と明言されている上に上記の定義にも当てはまらない。
 加えて&bold(){&big(){18禁}}である。 


 無論、ここに記述したことが一般のファンの活動や定義を何ら束縛するわけではないが、各々自身でシリーズを理解する上での一助となれば幸いである。

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