大戦隊ゴーグルファイブ

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大戦隊ゴーグルファイブ - (2017/08/05 (土) 08:59:14) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/02/25 (土) 22:49:18
更新日:2024/04/19 Fri 22:02:05
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戦え!


大・戦隊!


ゴーグルファイブ!!





【概要】

スーパー戦隊シリーズ第6作。
1982年2月6日~1983年1月29日(全50話)まで放送。
メディアによっては『ゴーグルV(ファイブ)』と表記される。

デンジマン』や『サンバルカン』に比べて作風がより明るくシンプルになり、子ども達にも分かりやすい未来科学VS暗黒科学の対決が主軸となっている。

『サンバルカン』まで脚本を手掛けていた上原正三氏が本作と同時期に放送された宇宙刑事ギャバンに移ったため、新たに曽田博久氏がメインライターに就任。
このことから分かるように新しい試みが随所になされており、「初期戦隊の集大成」もしくは「戦隊シリーズ第二期の幕開け」と位置づけられることが多い。

なお、ゴーグルファイブのカラーデザインは"宝石"、武器やアクションは"新体操"がモチーフになっている。

ナレーターはシリーズでお馴染みの大平透が担当。
なお、曽田氏は本作以降地球戦隊ファイブマンに至るまで9作品連続でメインライターとなった。



【見所】

  • メンバーにブラックが初登場。当初は「黒というのは悪役の色なのでは?」と内外から反対意見もあったそうだが、蓋を開けてみれば子ども達には大好評をもって迎えられた。

  • 実は歴代でも数少ない、キレンジャーのイメージを踏襲したポッチャリ体型イエローが出てくる戦隊のひとつ。

  • 新体操を模した派手で格好いいアクションシーン。特に名乗り上げの決めポーズは「デンジマン」「サンバルカン」を経てインフレの極みに達し、「ハリケンジャー」に抜かれるまで永らくシリーズ最長を誇った。ついでに言えば、必殺技やら何やらの演出もかなり長い。

  • 必殺技のバリエーションが多く視覚的アプローチも抜群。戦闘シーンにおけるスローモーションと早回しを交互に繰り返す演出が印象に残っている視聴者も多いだろう。

  • 実は、戦隊シリーズでお馴染みの「色の付いた爆発」は本作から使われている。インパクト的にはどうしても「ダイナマン」には負けるが。

  • 主題歌が始まるときに「ゴーグルファイブ!」とタイトルコールが挿入される。以降、「ダイナマン」「バイオマン」を経て、現在よく知られるタイトルコールの演出が完成した。



【主題歌】

どちらも、作詞:小池一夫、作曲:渡辺宙明、歌:MoJo、こおろぎ'73、ザ・チャープスが担当。

OP「大戦隊ゴーグルV」

ED「ストップ・ザ・バトル」



【あらすじ】

20年前、多くの災いをもたらし幾つもの文明を滅ぼした『暗黒科学帝国デスダーク』の存在を知った本郷博士。
彼は、世界各地から謎の科学者集団が呼び寄せられているという、ドイツ・アルプスの(ブルグヴォルフ)城』でデスダークに襲われる。
間一髪のところで、『狼の穴』と呼ばれる洞窟を探検していた世界的探検家・赤間健一に命を救われた彼は、
『未来科学研究所』のコンピューターにより選出された4人の若者を集め、世界平和のために赤間をリーダーとした『大戦隊ゴーグルファイブ』を結成、デスダークの世界征服に敢然と立ち向かう。
いま、善と悪の科学力が雌雄を決す!



【登場人物】


◇大戦隊ゴーグルファイブ

元々は民間人だが正義感の強い5人がスーパーコンピューターで選出され、自らの意志でデスダークと戦う道を選んだ。
普段は後楽園遊園地のスタッフとして働いているが、いずれも個性派揃いで格好いいお兄さんお姉さん達。名字にそれぞれのスーツの色が入っている。
彼らが纏うスーツの額には宝石とレリーフが刻まれており、滅んだ文明が二度と滅びることがないように、光り続けるようにという願いが込められている。
変身時は右腕にはめたゴーグルブレスを前にかざし、「ゴーグルファイブ!」(もしくは変身後の名前)と叫ぶことでブレスが発光。ゴーグルスーツを瞬時に装着する。
ゴーグルブレスはそれぞれの色に対応したメンバーにしか使用できず、それ以外の者が悪用しようとするとたちまち高圧電流が流れてしまう。


1 赤間健一/ゴーグルレッド
(演:赤木良次)
本作の主人公にして頼れるリーダー。世界的な探検家でロッククライミングが得意。
冷静さと不屈の闘志を併せ持ち、デスダークに襲われていた本郷博士を迷うことなく助けに行くなど、まさにレッドになるべくして選ばれた男。
デスダークとの戦いではロープを使った戦法を得意とし、ロープを振り回して敵を蹴散らすイン〇ィ・ジョー〇ズのごとき強さを持つ。
変身後もロープテクニックだけでなく、強靭な肉体を活かした体術でデスダークを打ちのめす。
宝石:ルビー
象徴する文明:アトランティス文明
武器&技:レッドパンチ、トリプルパンチ、フライングアタック、レッドロープ、レッドルビームチ

2 黒田官平/ゴーグルブラック
(演:春田純一)
知性派のサブリーダーで、悪を許さぬ熱い心を持つ。東都大学将棋部の部長で、平常時の仕事は遊園地の乗り物係。
赤間に続いて自らデスダークと戦う意志を見せ、本郷博士の誘いを二つ返事で快諾した凄い人。赤間が不在の場合は彼がメンバーを引っ張る。
将棋の駒を石礫のごとく投げつけて戦うほか、変身後はブラッククラブによる体術や忍者のようなトリッキーな技でデスダークを翻弄する。
というか、肉体的にも頭脳的にもあまりにもハイスペックなので「おまえのような棋士がいるか」とツッコみたくなる事うけあい。
演じた春田純一氏は、その驚異的なアクションから特撮ファンの間ではお馴染み。どのくらい凄いかというと、メンバー5人の中でこの人だけ変身前と変身後の両方を兼任している。
また、変身不能になる話が3回ほどあるが、変身前のほうが強そうに見えるほどであった。
1年後の科学戦隊ダイナマンでもダイナブラック役として続投。なんというMr.ブラック。
更にその30年後には無双流の後継者になった。
宝石:エメラルド
象徴する文明:アジア文明
武器&技:ブラックシャドー、ブラック闇走り、ブラック風車蹴り、ブラック燕返し、ブラック将棋拳法、ブラッククラブ、ブラッククラブ乱れ打ち、ブラックエメラルドヌンチャク

3 青山三郎/ゴーグルブルー
(演:石井茂樹)
努力家で子供に好かれる兄貴分だが、女性に惚れっぽい一面も持っている。普段は遊園地の販売員として働いている。
アイスホッケー選手で自動車の運転も担当する。
後述する彼の相棒である春男くんのキャラがやたら強烈であるため、ふたり揃ったときの存在感はメンバー随一。
変身後はブルーリングの投擲だけでなく、スピーディーな技でデスダークに立ち向かう。
宝石:サファイヤ
象徴する文明:エジプト文明
武器&技:ブルーリング、リング腰砕け、ブルーサファイアジェットリング、ブルージェットダッシュ、フラフープローリング、ブルードラゴン、リング車輪

4 黄島太/ゴーグルイエロー
(演:伍代参平)
もともとは動物園の飼育係をやっていた、動物と子どもに優しい食いしん坊のポッチャリイエロー。
普段は遊園地のアトラクションで着ぐるみを着たり、お化け屋敷のお岩さんをやったりしている。
金脈探しで鍛えた穴掘りと地獄耳が特技。
メンバー内でも随一の巨体とパワーを活かし、変身後も頭突きなどのパワフルな技でデスダークに立ち向かう。まさしくキレンジャーの正当後継者といえよう。
第13話では、幼い頃金探しを理由に家族を捨て旅に出ていた父・壮一(演:森 章二)と10年ぶりに再会、普段の温厚さと裏腹な激情をぶつける。実は宗一は20年前、既にデスダークの存在に気付いた本郷博士唯一の理解者として協力していた。真実を知りながらも両者は互いに親子を名乗り合うことはなかった。
演者は少年時代ご近所にブースカがいたり(これがデビュー作)、魔女先生のクラスで学んでいたりした。
宝石:オパール
象徴する文明:ムー文明
武器&技:イエロー穴掘り、イエローボール、イエロースーパーボール、イエローオパールメガトンボール、イエロー二段投げ

5 桃園ミキ/ゴーグルピンク
(演:大川めぐみ)
笑顔が可愛い紅一点。普段は遊園地のアナウンスをしている。
新体操の選手で傷ついた者は敵味方関係なく救いの手を差し伸べる。
当初は違う女優さんが演じる予定だったが諸事情で今の配役になった。
ピンクリボンやピンクハート催眠は当たるとマダラマンもウットリしてしまうほどの威力を持つ。
「もう一回いかが?」「もう結構~!」のやり取りは有名。
宝石:ダイヤモンド
象徴する文明:マヤ・インカ文明
武器&技:ピンクハート催眠、ピンクリボン、ピンクリボン絞め、ピンクダイヤバトン、リボンシャワー、リボンステップ、リボンフラワー、ピンクミラー


◇未来科学研究所の仲間達

研究所は後楽園球場(現・東京ドーム)の地下に存在し、その入り口は電話ボックス内部に存在する。
地下40階にも及ぶ研究所内には2000人の平和を愛する者たちが働き研究しながら、ゴーグルファイブを支えている。
コンピューターの電子音声が某インベーダーゲームのSEに似ているが気にしちゃいけない。


  • 本郷秀樹
(演:仲谷昇)
未来科学研究所の最高責任者でゴーグルファイブの生みの親。
2話で研究所を離れるがクライマックスで再登場。

  • 山本さゆり
(演:細矢知恵子)
  • 若木みどり
(演:小林伊津子)
共に本郷博士の助手で博士不在の間にゴーグルファイブのサポートを務めた。6話から制服を着用するようになった。
みどりは中盤で博士の元に向かった。

  • コンボイ
コンピューターボーイズ&ガールズの略称で、トラックから変形はしないしいい考えを思いついたりもしない
ゴーグルファイブのサポートを行う少年少女のチームで、未来のゴーグルファイブを担う存在でもある。
リーダーの上田達也(演:井浦秀智)をはじめ、黒田を唸らせるほどの将棋の腕を持つ竹中誠(演:竹内実)、チーム最年少で甘えん坊の弟分・島田春男(演:大原和彦)、黄島が小さくなったぽっちゃり君の大山大介(演:水野智則)、心優しい紅一点の相沢あかね(演:杉本華恵)で構成される。
普段は黒田の目を盗んではちゃっかり遊園地の施設にタダ乗りするなど、年相応のわんぱくさをも持っている。
デスダーク発生時には左腕のブレスにスイッチを押すことでゴーグルファイブを招集することが可能。


◆暗黒科学帝国デスダーク

大昔より世界に災いをもたらす暗黒科学者。
その起源は古代トルコでヒッタイト民族が鉄を見つけた時にあり、真っ先にを作り出したのも彼らだと言われ、次第に火薬・銃・大砲の発明にも関わったという。
暗黒科学とは科学の負の側面であり、人間の心の中に芽生えるものであるため、早い話が人間の悪意の化身。
海底に潜むメカランド・暗黒機械城デストピアを拠点に、合成怪獣やコングと呼ばれる巨大ロボットを繰り出し破壊活動を行う。


  • 総統タブー
(声:依田英助)
デスダークを支配する一つ目の怪人。
禁忌という名を与えられた、その正体はベールに包まれていたが、最終話で暗黒科学が生んだ究極の遺伝子だと判明する。
一つ目からイナズマ状の光線を発射する。

  • デスギラー将軍
(演:高橋利道)
髑髏型の兜を被り背骨型の鞘を持つ、デスダークの指揮官での達人。
短気かつ冷酷で悪の塊のような男だがゴーグルレッドにライバル意識を抱いており、第15話では彼の命のエキスを復活したデスマルク大元帥に捧げるために一対一の決闘を挑むほど強いものだった。
その時は横槍を入れたハチモズーを叱ったり、後の回で命を助けられた時はその借りを返す為にゴーグルファイブを助けるなど、悪なりに戦士としての誇りは持っている様だ。

  • マズルカ
(演:吉田真弓)
黒いメットとレオタード、そして赤いマントが目を引くデスダークの女スパイ。
爆発を起こすこともできるステッキを武器とし、情報収集でも実戦でも幅広く活躍する。
一般人に変装して悪事の機会をうかがう場面がよく出てくるが、第4話において、一般人に悪事の現場を目撃された事よりも子どもにオバサン呼ばわりされた事のほうを明らかに気にしていたのは本作屈指の笑いどころ。
演じてる人はピンクフラッシュと同姓同名の別人。

  • イガアナ博士
(演:きくち英一)
イグアナのような服装のデスダークの科学者で、ザゾリヤ博士とは犬猿の仲。
豪快な性格で、白兵戦を得意をする猛獣型のコングを作る。
モズー型コング登場後はデスダークの作戦のために暗黒科学を使った様々な発明品を作り出す。
演者はウルトラマンジャックのスーツアクター。

  • ザゾリヤ博士
(演:西口久美子)
サソリのような服装のデスダークの女科学者でイガアナ博士とはそりが合わない。
イガアナ博士と同じくコングを作り出すが、こちらは飛び道具を使うメカ型のコングの製作を行う。
モズー型コング登場後はイグアナ博士同様に発明品で作戦を支援する。
ちなみに演者は、青春歌謡の定番『太陽がくれた季節』を歌った『青い三角定規』のメンバー。

  • デスマルク大元帥
(演:中庸助)
第15話から登場する、デスダーク内でも伝説的存在の大物幹部。
「DESMARK」と書かれた棺の中で南極の海底で眠っていたが、作戦失敗が相次ぐデスダークのカンフル剤になるべく、2000年の眠りから解き放たれた。
伊達に2000年も眠っておらず、タブーから施された睡眠学習によって蓄えた高度な知識と技術力を持っているが、そららはもっぱら自分の悪口を言った者を監視するために使われる
徹頭徹尾、タブーに忠実かつ冷酷非情な性格で、目覚めるなり失敗続きのイガアナ博士とザゾリヤ博士に人間の命のエキスを集めるよう命じながら、最終的に「役に立たない者は常にこうなる。それがデスダークの掟だ」と処刑してしまった。その非情さと用意周到な計略ぶりにはデスギラー将軍すらも感服してしまうほどのものである。
紺の服に金色の装飾が目立つが、斜め上に伸びる角を生やした冠にはどこか某地獄大使を思わせるものはある。
演者は後に大山版ドラえもんのび太くんのパパ役(2代目)になった。

  • ベラ
(演:大木まり子、28話以降:中西典子)
  • ベス
(演:新保久美子)
デスマルクの眠っていた棺の中に置かれた、二体の紫の人形が等身大に変化した侍従。
終始無言でデスマルクに仕え、短剣を武器に戦闘を行う。

  • マダラマン
デスダークの兵士で本作の戦闘員。
その名のごとく、斑模様のスーツが特徴で、その下には機械の構造が見え隠れするが
人間にも変装し喋ることもできる。白衣を着用した科学陣も登場。
第12話では黄島のゴーグルブレスを分捕って変身しようとするが二度も失敗、黄島がお手本を見せんと変身して脱出を許してしまうおまぬけな一面も見せた。
ライフルと凸凹した長剣が主な武器。9話では日本刀を使用した。

  • 合成怪獣
デスダークの怪人で、その元となる動植物の遺伝子は総統タブーの命令で遺伝子マルチサイザーから選ばれる。
そして、スーパー増殖機でタンパク質と混合し、スーパーコンピューターのサイバネティクス・プログラムに基づき、更には金属原子と統合して、機械と生物の半々に分かれた肉体を得て生み出される。デザイン的にも左右非対称の体を持った怪人が多い。
名称は「○○モズー」。

  • コング
今作における巨大戦担当で、デスダークが作り出した怪人型巨大ロボ。
倒された合成怪獣をリフレッシュパワーで蘇生させコクピットに搭乗させる。鉄人28号のように天井から出た二本のレバーで操縦。
開発後はイガアナ博士とザゾリア博士がそれぞれ操縦、性能テストにより出撃コングが選出される。
4話までは合成怪獣と違うタイプのロボに搭乗していたが、「金ばかり使ってて役に立たん!!」とデスギラー将軍を苛立たせ、総統タブーの逆鱗にも触れたのか5話からイガアナ博士とザゾリア博士が共同開発した新システムにより、合成怪獣が巨大化したようなコングが選出されるようになった。
15話でイガアナ博士とザゾリア博士が処刑されてしまったことによる影響か、16話では登場しなかった。

  • デスファイター
3話から登場。マダラマンが操縦するデスダークの戦闘機で、巨大な目玉に三つの主翼が飛び出た形状と迷彩が特徴。
デスギラー将軍の号令を受け、デストピアから発進される。
機首からのパルスビームが武器。


【必殺技】

ゴーグルファイブの合体技。

  • ゴーグルスパーク
額の宝石から電気光線を放ち怪人の動きを封じる。

  • イナズマロープ
5人がゴーグルロープを振りかざし、地面から電流を放つ。

  • ダイナマイトクラブ
5人がゴーグルクラブを構え、ダイナマイトのごとく投擲。ヒットすると5色の爆発が巻き起こる。

  • リングスピンタイフーン
5人がゴーグルリングを敵の首目がけ投げつけ、眼を回させる。

  • 電光ボール
5人がゴーグルボールを敵に投擲。ヒット後、無数のボールが更なる追撃を与える。

  • リボンスパーク
ゴーグルリボンから電流を発し怪人の動きを麻痺させる。

  • サーベルアタック
5人全員でVの字に並んで空を飛び共通武器"ゴーグルサーベル"で敵の急所を突く合体技。
レッドのみが敵を攻撃するバージョンもある。

  • ゴーグルボンバー
巨大なアメリカンクラッカーを取り出し、無数のカラフルなテープを敵に絡ませて身動きを封じる。

  • ゴーグルビクトリーフラッシュ
序盤における必殺攻撃。
5人が新体操のごとくゴーグルビクトリーというタワーを組んだ後、額の宝石からゴーグルサーベルにエネルギーを伝わらせ、
V字状の光線を発射し合成怪獣にとどめをさす。

  • ゴーグルゴールデンスピア
ゴーグルビクトリーフラッシュが破られて、改良の施された強化型ゴーグルサーベルを合体させた
シリーズ後半の決め技で演出が長い。



【専用マシン】


  • ゴーグルマシーン
レッド専用のバイク。マシンガンを装備。
敵(主にマダラマン)に突っ込んで蹴散らしていく。

  • ゴーグルクーガー
レッド以外の4人が乗るジープ。ロケット砲とジャンプ機能を持つ。
周辺の警戒や捜索を行う際に搭乗する。



【スーパーメカ】



ゴーグルジェット、ゴーグルタンク、ゴーグルダンプのメカ3機が合体。
必殺剣"地球剣"に地球と宇宙のパワーを集めて放つ"地球剣・電子銀河斬り"で敵を粉砕する。
他にも、ハンドミサイル、ゴーグルフラッシュ、ゴーグルスピン、ゴーグルハンドなど多彩な装備を持っている。
最終決戦では"地球剣・電子銀河ミサイル"で地球剣を投げつけタブーを倒した。


  • ゴーグルシーザー
ゴーグルロボに合体する3機のメカを収納する巨大空母で、後楽園球場から浮上した発艦エリアから出撃される。
二門のミサイル砲をはじめ、冷凍光線などゴーグルロボの援護機能を備えており、巨大ロボ戦ではブラックとピンクがブリッジに残る。
その巨体ゆえ、デスファイターとの交戦は不向き。コングと戦うゴーグルロボの支援をしたこともある。



海賊戦隊ゴーカイジャーにおいて】

黒田官平/ゴーグルブラックが映画「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」に登場。
レンジャーキーを介して、歌詞を彷彿させる言葉と共にゴーカイジャーに大いなる力を授けた…が、結局未使用に終わった。

テレビ本編では8話におけるスニークブラザース戦で全員がゴーグルファイブに変身。
ゴーグルリボンを使って戦う、新体操の面が強調された(EDのスーパー戦隊ヒーローゲッターでも「ゴーグルファイブは新体操」と歌われている)。
その後は最終話アイムがゴーグルピンクにゴーカイチェンジしたのみ。
2013年の映画「特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE」では五人全員がゴーカイチェンジ。その際、ゴーグルファイブ本編でも印象深い名乗りにおける宝石に宿った古代文明のイメージが再現されている。



【余談】

  • スーパー戦隊シリーズの中でもメンバーの名乗り時間が長い作品であるが、回によっては省略される傾向もある。


  • 第7話では東日本太陽熱発電所の所員役で若き日の唐沢寿明(当時・潔)が出ている。セリフは「うわぁ、化け猫だ!」のみ。



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