登録日:2009/10/10 Sat 02:29:41
更新日:2026/08/08 Sat 08:19:57
所要時間:君たちがこの項目を読了するタイムは、わずか約 4 分に過ぎない
『宇宙刑事ギャバン』とは、1982年3月から1983年2月にかけて
テレビ朝日系列で放送された東映制作の特撮テレビドラマ。全44話。
【概要】
1982年当時の東映特撮は
スーパー戦隊シリーズが軌道に乗りはじめていたものの、1981年に仮面ライダーシリーズが『仮面ライダースーパー1』で一旦終了してしまったこともあって、キラーコンテンツが減りつつあった。
そこで『
スター・ウォーズ』などを参考に、今までに無いようなスーパーヒーローを作り上げたいと東映が一大決心をして作り上げたのが本作である。
そんな東映の意気込みに、デザイナーの村上克司が1枚のイメージ画とともに手を挙げた。
今までのヒーローのようなタイツをベースにしたものではなく、鎧兜をイメージ元として銀色に光り輝く金属アーマーをまとったヒーローが薄暗い荒れ地に剣を持って立っている姿を提示したのである。
企画側は感動し、これを元にビジュアルを組み立てる事にした。
光沢のある蒸着メッキが施された光り輝くコスチュームは非常に画期的だったがお金がかかり、さらに1人のヒーローが何台ものスーパーメカを擁し、戦いが起こればビームを撃ちまくり、そのためミニチュア造形や合成の予算は半端じゃなかったという。
その甲斐あってか圧倒的な豪華さで大好評を博し、特撮界には“宇宙刑事”という新たなジャンルが確立され、メタルヒーローシリーズは未だ根強い人気を誇っている。
また、主人公が警察組織所属の刑事と設定された理由は「敵に関する情報を熟知し、敵と同等以上の科学力や戦力を持つ」「私的な事情との板挟みであれこれ苦悩し葛藤する」というアドバンテージと等身大性を持った主人公の職業として妥当だったためと言われている。
主題歌を始めとした劇中音楽を担当したのは、東映特撮と馴染みが深い渡辺宙明。
『
人造人間キカイダー』や『
マジンガーZ』、『
秘密戦隊ゴレンジャー』などの当時の歴代戦隊シリーズなどで多大な実績を築いていた氏であるが、本作のヒットにより氏の代表作に本作が加わり、氏は
良くも悪くも宇宙刑事の人として業界に認知されるに至った。
この作品が無かったら作られることもなかったであろう派生作品も数多い。
ちなみにもし本作がコケていたら、(あまりの大赤字で)東映特撮は二度と立ち上がれなかったのではないかとすら言われている。
当初からフランスへの輸出を前提としており、主人公がフランス語の読み書きが出来る等、現地で受け入れ易い設定が組み込まれている。そもそもギャバンの名の由来もフランスの映画俳優であるジャン・ギャバンから取っている。決してラーメン屋のコショウが由来ではない。
主人公である一条寺烈を演じる
大葉健二の演技や、串田アキラが歌う男臭い歌詞の主題歌
(を使ったMADムービー)などが有名。
この作品以降、東映特撮では場所やメカ、怪人の初登場時には名称・名前のテロップが表示されるようになる。ただし、怪人の名前のテロップは中盤まで表示されず、第36話のウラミダブラーから表示された。
なお、東映の特撮における宇宙刑事は1968年に制作されたコメディー系の特撮作品『怪盗ラレロ』に登場したラレロを追って地球にやって来た宇宙刑事ポポポが最初と言われている。
【続編・そして復活】
【あらすじ】
宇宙犯罪組織マクーが
地球侵略に動き出した。
これを撃滅すべく銀河連邦警察はギャバンとミミーを地球に派遣、ギャバンはマクーに真っ向から戦いを挑む!
【登場人物】
ギャバンと仲間たち
地球は、母の故郷でもあります。マクーの勝手にはさせません!
本作の主人公。詳細は個別項目を参照。
バード星人の父と地球人の母の間に生まれた子供で、両親とその故郷を深く愛している。
明るく頼れる熱血漢で、時折ひょうきんな一面を見せることも。
普段はアバロン乗馬クラブで働いている子供たちの人気者だが、金欠病なのが玉に瑕。
必殺技は
レーザーブレードを用いた「ギャバン・ダイナミック」。
早川健や
大門豊とはまた別の意味で、
変身しなくても十分強そうなヒーローとして有名。
地球上では「一条寺烈」と名乗っている。
なお「
ギャバン」が本名であり、「一条寺烈」を本名とした資料は
誤りである。
〇ミミー 演:叶和貴子
ギャバンの相棒を務めるバード星人の女性。烈に似て明るく可愛らしい性格で、危険な任務にも臆することなくギャバンに同行する勇気も併せ持っている。
第1話の時点で主人公への好感度がMAXという東映特撮のヒロインとしては珍しい特徴があり、烈の事をかなり明確に異性として意識しているようなフシがある。
そのため、ほとんど「烈の嫁」と言っても過言ではないほどのニヤニヤっぷりを随所で見せつけるが、話が進むにつれて名実ともに「烈の嫁(真顔)」に変わっていった。
普段身に着けているコンパクトには「レーザービジョン」という機能があり、それを使って小鳥などに変身することが出来る。
後述するコム長官は彼女の父親。そのためかガチの金持ちであり、ギャバンが生活苦に陥らずに済んでいるのは十中八九彼女のおかげ。
ただし銀河連邦警察には所属しておらず、宇宙刑事としての訓練は全く受けていないため、戦闘力はほぼ無い。
第32話で母親の看病のためにバード星に一時帰国したが、第42話で再度地球に帰還した。
〇コム長官 演:西沢利明
銀河連邦警察の長官であり、ミミーの実父。
ギャバンの父親であるボイサーとは親友であったため、ミミーのみならず烈を実の子の様に愛し、まるで父親のように接する。
第14話など時折地球に現れて、ギャバンに特訓を施す事も。
現在では最前線に立つことはないが、彼もかつては宇宙刑事で、数多くの悪の組織を壊滅させてきており、伝説的な武勇をいくつも持っている。
そのため現役の宇宙刑事と比べても戦いの技量は引けをとらない。特訓の時はむしろギャバンのほうが隙を指摘され押されていたほど。
〇マリーン 演:名代杏子
コム長官の秘書。
烈やミミーにとっては姉の様な存在であり、冷静な性格。
第32話から一時期ミミーに代わってギャバンのサポートを行っていた。
とあるエピソードを見る限り、ぶっちゃけこの人も烈に気があると思われる。
〇大山小次郎 演:鈴木正幸
フリーのルポライターで宇宙系のオカルトネタが大好きだべや。
津軽弁つーのか、独特な訛り口調で喋んだぁ。
第1話で起こった事件を追っていた時に烈ちゃん達と知り合い、そん後も度々烈ちゃんに危ないところさ助けられでよ、すっかり心を許し、不思議な事件が起こると積極的に情報を垂れ込むようになったんだぁ。
序盤の頃は割と理知的な人物だったんだけんど5、6話ごろを境にキャラが崩壊し始めでよ、人懐っこくおっちょこちょいな三枚目要員として定着すつまった。
23話ではアパートの隣の部屋に住んどる恵子さんが狙われてるらしくてよ、天井伝ぇに見張ってたんだぁ。
そったらよ、彼女はクモさ見て叫び出し、オラが忍んでた天井も抜けて恵子さんの部屋さドシン…した時にゃあ怪すー男が連れ去っちまって、お縄になっちまったんだぁ(翌朝釈放されたけんど…)。
40話では甥っ子の史郎が上京してきてよ、何でも自分も宇宙刑事さなりてぇってんだ。
特有の訛り口調による「レッちゃーん!大変だー!」は本作における風物詩だ。
烈ちゃん以外の大人から見りゃあ“宇宙人の話ばりすてる変な人”程度に見られてるみてーだどもよ、視聴者の目線から見ればオラの洞察力は
ダントツで優れてんだ。
そっためかなぁ、最終的には宇宙刑事シリーズ皆勤のキャラにまで大出世したんだ。
〇星野月子 演:立花愛子
第11話から登場。ギャバンの父・ボイサーと親交を持つ科学者であった星野博士の娘。“80年代の女子大生”のテンプレのような口調で喋る。
父の行方を追うギャバンといきなり鉢合わせし、しかもボイサーの事を知っているような素振りを見せたことから、あまりに都合が良すぎてマクーのスパイではないかとすら疑われたが、
家族ぐるみでボイサーと付き合いがあったせいでマクーに命を狙われ、独りだけ助かっていたという過去が判明。以降、烈たちと行動を共にする。
明るい性格で、烈のために潜入捜査も担当するようになる。小次郎とも割とすぐに打ち解けていた。
後に宇宙刑事に志願するとはこの時、誰が予想しただろうか。
〇藤豪介 演:多々良純
アバロン乗馬クラブのオーナー。
烈が(事件が発生したため)仕事を抜け出しても
給料をガッツリ差し引く程度で大目に見てくれる良いお爺さん。
死んだ息子夫婦に代わり孫のわかばと陽一の面倒を見ているが、第34話では代理人でしかない自分に限界を感じる描写も見受けられる。
10年後に登場する不思議仙人とは関係無い。
〇藤わかば・藤陽一 演:中島早苗(わかば)、藤原進(陽一)
豪介の孫であり、わかばが姉で、陽一が弟。度々事件に巻き込まれる。
〇当山茂 演:加瀬慎一
アバロン乗馬クラブで働く若者。
烈が事件で出動している間、烈に割り当てられていた仕事を押し付けられるハメに。
〇ボイサー 演:千葉真一
ギャバン(烈)の父である宇宙刑事。
息子とは顔が激似。
腕の良い宇宙刑事だったが、ハンターキラーの裏切りによりマクーに捕われ、捜査中に知ってしまったレーザー増幅装置の秘密を吐かせるために
拷問されていた。
日本アクション界の大スターである千葉真一氏の起用は当時大きな話題となった。
出演料やスケジュールの都合なのか、顔が映るシーン以外は全て代役だったらしいけど…
ちなみに第43話の
サブタイトルは「再会」と非常に短いが、これは千葉氏の名前を新聞のテレビ欄に載せるための都合だったとか。
〇一条寺民子 演:久保田民絵
ギャバン(烈)の母。第11話に登場。
家族に反対されたためにバード星には行けず、地球で夫と息子の帰りを待ちながらも病死した。
両親と地球で過ごした日々はギャバンにとってかけがえのない思い出であり、母にもらった父の写真入りの懐中時計と共に今なお大事にされている。
演者は声優としても活動しており、
後にあるアニメで孫娘(主人公)よりカードゲームが強いおばあちゃんになった。
〇怪盗X 演:倉地雄平
第22話に登場。本名は速水力也。
ヨーロッパで多発した連続強盗殺人の犯人とされる宝石商・石黒剛三(クラゲダブラー)の屋敷に潜入し、5000万円の懸賞金をかけられる。
力也が怪盗となった理由、それは石黒に宝石商の父を殺害され、父が持つ「アフリカの星」という宝石を取り戻すためであった。
〇アラン 演:
宮内洋
第30・31話に登場。
ビーズ星担当の宇宙刑事で、マクーによって連れ去られたアン王女を追って地球にやってきた。
変装時にはライフル、宇宙刑事時には
剣を使って戦う。
剣からビームを発射する「フラッシュ・イン・ゴー」が
必殺技。
劇中では生身のまま戦ったが、DVDの特典によればギャバン同様にコンバットスーツや各種メカを所有している模様。
宇宙犯罪組織マクー
銀河を荒らしまわる
宇宙海賊。別名
獣星帝国とも。第15話では建国二万六千年目前を迎えた。
明確な地球侵略などを目的としていない
愉快犯のような非常に野蛮な連中であり、作戦に一貫性がなく、やたらと回りくどいものが多い。
(例)
- 無差別爆破テロ。
- 大型タンカー・大日本丸を拿捕して兵器に改造→東京に特攻させると脅迫して大量のダイヤモンドをせしめる。
- ギャバンを誘き出した上で、居合わせた子供を誘拐してギャバンを危険な宇宙人と報道する。
- 財宝や古代兵器の盗掘。
- インチキ商売で荒稼ぎする。
- 若者を攫って傭兵に仕立て上げる。
- 人々を催眠術で操り、マクーに金品や武器を横流しさせて人間社会を滅茶苦茶にする。
- 宝石の宝庫である惑星の王家の跡取り娘を殺して、王の弟に傀儡政権を樹立させる。
- ダブルモンスターの餌にするための牛泥棒。西部劇の悪役かお前らは。
- 子供を洗脳して邪悪な心を植え付け、邪な大人にして社会を腐敗させる。一体何十年かかるんだか
- 女性を攫ってダブルマンのお嫁さんにする。
- 亀田博士(ウミガメダブラー)がタイムマシンを発明する。何をするのかというと、そのタイムマシンで過去の世界に行って、竜宮城の財宝を奪う。……もっとマシな使い方考えつかなかったのか。
- ギャバンを確実に倒す為に、山の中に町一個分もの広さがあるダンジョンをわざわざ建造する。
- 魔女キバ発案によるダブルモンスターの卵を用いた養殖。珍しく
小次郎さんが卵を電子レンジにかけたため成功したが、以降その卵は登場せず。毎回そうすればいいのに。
- ギャバンを熱線銃で狙撃する為、民家を勝手に乗っ取って基地にした挙句、家主名義で寿司を100人前注文し代金を踏み倒す。
- 別の太陽系の惑星を一撃で壊滅させる要塞砲・ホシノスペースカノンを建設する
「資源や資金の強奪」という
宇宙海賊の目的としては相応の成果を上げた作戦もあり、良くも悪くも犯罪者集団と言える。
また、科学力や技術力は後発の組織と比べても相当に高いようで、特にホシノスペースカノンは次回作で銀河連邦警察が『プラズマカノン』として採用して、仮装巡洋艦グランド・バースの主砲として
マドー相手に猛威を振るいマドーがマクーが健在な間は地球に手を出さなかったのも納得、マドー側は結局、ホシノスペースカノンの復元も対抗策開発も出来ず「外様幹部の超能力で照準を狂わせる」と一時凌ぎの対策しか取れなかった。
極論を言えば、最後の『ホシノスペースカノン設置要塞の建設』以外の作戦は本命であるホシノスペースカノンを建設する為の囮作戦や時間稼ぎであり、マクーとしては囮作戦で儲かるか、邪魔者である銀河連邦警察に打撃を与えられればそれはそれでよし、失敗して担当者が戦死しても、恒星間攻撃兵器を備えた要塞の建設までの時間稼ぎとその阻止に動いているギャバンの攪乱には成功しているので戦略的には最低限の成功は収めていると言える。
そういう意味で基本戦略は一貫していると言える。
見ようによっては、終盤にギャバンがホシノスペースカノンを破壊するまでは『ギャバンもマクーも決定的な勝利を得られずにじわじわとマクー有利に形勢が向かいつつある』状況であったのだ。
●ドン・ホラー 声:
飯塚昭三(第10話まで)、渡部猛(第11話から)
マクーの首領。本拠地である魔空城から一歩も動かず指揮を行う。
地球侵略……というよりも物的・人的資源独占を目論む冷酷な性格の持ち主だが、息子のサン・ドルバに対する対応など時折人間臭さも見せる。
目から黄色い光線を発射し戦闘時には
腕を伸ばし、
首を切り落とされても行動できる。
定番のセリフは「魔空空間に引きずり込め!」
第17話では予告編のナレーションを担当したことも。
●ハンターキラー 演:飯田道郎
元宇宙刑事だが、裏切ってマクー側についた男。銃撃が得意。
烈の父ボイサーを行方不明に追いやった直接の加害者であるため、ボイサーの居場所を知る男としてマークされている。
直情径行で、ダブルモンスターの作戦にツッこむ一面も。
裏切り者のためか自分の地位に執着する一面があり、第28話で女殺し屋モニカに
剣で重傷を負わせ、
第30話では宇宙刑事の暗号を使って魔女キバの秘密を漏洩するが、そのことが発覚しドン・ホラーによって暗黒銀河に永久追放される。
その後、第42話で銀河連邦警察のパトロール隊に発見され病院に収容。その後コム長官の尋問を受けるが、ボイサーの居場所を伝えて息絶える。
「元宇宙刑事」という設定が色々と美味しいのか、各種
ゲーム作品ではそこにスポットが当たる機会が多く、妙に優遇されて良いところを見せる機会が多い(ぶっちゃけ原作では全然そんなキャラではない)。
●ホラーガール 声:大地琴恵
魔空空間発生装置を作動させる、鳥(?)の頭を持つ女性。第26話では人語を話した事も。
最後は炎上する魔空城と運命を共にする。
●サン・ドルバ 演:西田健
第30話から登場したドン・ホラーの息子。マクーの行動隊長を名乗り、永久追放されたハンターキラーの代わりに地球侵略の指揮を執る。
ハンターキラーとは違い冷静な性格だが、父母に頼りすぎる一面も持つ。
母親である魔女キバとコンビを組み、ギャバンを幻惑する。
気まぐれに
赤ちゃんをあやそうとして泣かれたりした事も。大酒飲み。
武芸百般に優れ戦闘能力は高く、
骸骨の飾りのついた三又の
槍型の
杖を武器に使い地を這う火花を出すこともできる。
またギャバンのように赤い光の玉に変身して空を飛ぶことも。
最後は母親とともに魔空空間でギャバンと戦うも、ギャバンダイナミックの前に敗れ去る。
かつては怪獣と戦った
防衛隊の一員であり、豪介顔の宇宙人を倒したこともあった。
後に忍術でハムスターになる。
●魔女キバ 演:三谷昇
魔術師であり、サン・ドルバの母親。
普段はサン・ドルバの杖の中に身を潜め、金縛りや幻術、念動力などの妖術によるトリッキーな攻撃を好む。また若い女性に変身することも可能。
サン・ドルバを溺愛していて様々な作戦の立案を行う。
別世界では顔が似ている
防衛隊副隊長や
ベーダー怪物がいたとか。
●ダブルマン・ダブルガール
マクーが制圧した惑星に住んでいた
宇宙人。別名「獣星人」。
その多くが人間に変身する能力を持ち、それを使って人間社会に潜入して作戦を遂行する。第3話の黒星博士のように科学者としての一面も持つ者も多い。
戦闘時には主に
刀と
盾を使用。
ダブルガールは第6話から登場。主に
スパイ活動を行う。戦闘を行うことは稀だが、投げナイフを使って攻撃したことがある。
●ベム怪獣
マクーが制圧した惑星に生息する動物。シャコモンスターなど名前の後ろに「○○モンスター」がつく。
中にはどう見ても元となった動物に似てない者も
基本的に等身大で魔空空間では
巨大化するものもいるが、だいたいは
死亡フラグである。
戦闘が主な任務だが、第6話のオオマダコモンスターなど作戦の手助けをする者もいる。
所謂「今週の怪人」であるが、「レーザースコープで場所を特定→レーザーZビームで狙い撃ち→爆死」という展開でダブルマンの前座になることが多い。
●ダブルモンスター
13話から登場。
香月教授が発明した生体転送装置を応用した生体合体装置でダブルマン(ミツバチダブラーなどダブルガールが素体の者も何名かいる)と、
ベム怪獣を合体させた怪人でダブルマンの知能とベム怪獣の
3倍のパワーを併せ持つ。
第27話で右腕を長く伸ばしたジャアクダブラーのように、中には人間変身時にも
超能力を使用可能な者も存在する。
戦闘時には主に刀を使用。これには黄色い鍔の物の他、第22話から登場した鍔が髑髏型の物や、34話で登場した鍔が赤い三本爪型の物など何種類かある。
名前の後ろに「○○ダブラー」がつく。ナレーションなどではダブラー呼びされたことも。
ベム怪獣の影響からか第16話のカマダブラー以降人語を喋らない者も登場した。
●ハニー萬田/ミツバチダブラー 演:
曽我町子
第21話に登場。
どんな病気も踊りながら患部に触れるだけで治してしまう
レオタードおばさん「ハニー治療センター」院長。ダブルガールが化けた二人の助手とともに行動する。
その実態は1000分の1秒で本来の姿に戻り、麻酔針を撃ち込んで洗脳し多額の寄付金を貢がせるというものだった。
ダブルモンスター時にはロープやレイピアを使い、左腕からミツバチ毒針を発射する。
最後は魔空空間で巨大化して攻撃するも、ドルレーザーで倒された。
●モニカ 演:吉岡ひとみ
第28話に登場。
かつて宇宙を彷徨いながら戦い続けた女殺し屋だったが、マクーによってレア星に300年間幽閉されもはや余命いくばくもない老婆になっていた。しかしギャバン暗殺を条件に宇宙の辺境の地に100年に一度咲くという命の花のエキスを与えられて若返り、行動を開始。
ミミーに宇宙
トリカブトと宇宙
毒ヘビの
毒を混合した毒矢を
ボーガンで打ち込み、特効薬である命の花を使いギャバンを誘い出すことに成功する。
かつて腕利きの宇宙刑事と恋に落ちたが、ある時殺し屋に人質に取られた際にその宇宙刑事が発砲し、その後モニカも巻き込んだ激しい銃撃戦となり、殺し屋と宇宙刑事双方が命を落としてしまう。
そのため宇宙刑事を激しく憎んでいる。
ボーガンの他、剣や
鞭、拳銃といった様々な武器を使いギャバンを倒すことに成功するが、その事に自らの地位を脅かされると警戒したハンターキラーに毒を塗った剣を投げつけられ牢に幽閉されてしまう。
その後ギャバンに助けられ脱走、昔の優しさを思い出し持っていた命の花を託すも、追ってきたハッコツダブラーによって殺害されてしまう。
●クラッシャー
マクーの戦闘員。
ナイフが主な武器で、その他に銃や
槍、バズーカ、
刀等を使う。18話ではモリ打ち砲を使用した。
人語をしゃべり、ダブルマン同様に人間に変身する能力を持つ。白衣を着た科学者タイプも存在する。
第15話~第29話まで
夏服を着用。クールビズである。
【アイテム】
メカニック
●ドルギラン
ギャバンたちの地球上での基地となる円盤型の宇宙船。
上下二段構成となっており、下部ユニットは電子星獣ドルに変形可能。
●電子星獣ドル
ドルギランの下部が分離変形した竜型のメカ。
ギャバンが頭の上に乗り、眼からの光線
ドルレーザー、口からの
火炎放射ドルファイヤー、
尻尾の打撃
スクリューアタック、前足からの蹴り
ドルキックで巨大化したベム怪獣やマクー戦闘円盤と戦う。
●ギャビオン
ドルギランに搭載されている
戦車。戦車のくせに飛行が可能。
●スクーパー
ギャビオンに搭載されている地底戦車。
●サイバリアン
魔空空間に突入するときに乗るサイドカーと一体化した
バイク。
ギャバンのスーパーメカは操縦席の有無にかかわらず何故か
その場に立ったままでコントロールすることができ、特にサイバリアンの立ち乗りは真似した子ども達も多かったと思われる。
●マクー戦闘円盤
クラッシャーやダブルマン、ダブルモンスターが操縦する一人乗りの円盤。レーザーが武器。
●マクー戦闘母艦
魔空城から発進する輸送用のメカ。艦首にレーザー砲二門を装備しマクー戦闘円盤を多数搭載。
第2話では回収ロケットを発射した事も。
【魔空空間とは】
地軸転換装置で作られる一種の
ブラックホールで、常識を超えた様々な怪奇現象が発生する。
この中ではベム怪獣や獣星人ダブルマンは3倍にパワーアップし、
巨大化や姿を隠すなど様々な
超能力が使えるようになる。
ギャバンにとっては不利な状況であるが、異次元空間という事でこの中でいくら破壊行為があろうが現実世界には被害が全くないというメリットがあり、それを利用してわざわざ乗り込んで戦っている。
……という設定だが、実はこれ、
「撮影上の都合」でできたものである。
ギャバンのコンバットスーツは銀色塗装のため、明るい場所での反射が強く、屋外でまともな撮影が出来なかったのだ。
この異次元空間設定は『
宇宙刑事シャリバン』『
宇宙刑事シャイダー』にも引き継がれたが、2作はスーツに着色が行われたこともあり、異次元ながら通常の屋外のようなシーンも登場している。
【余談】
ヒーロー物のご多分に漏れず、最終的にはいつも怪人との真っ向勝負→一刀両断で決着がついてしまうため、「ギャバンは宇宙刑事なのに警察らしいことを何もやっていないのでは?」というツッコミは昔からの定番だが、
本作でプロデューサーを務めた吉川進はインタビューで「そもそも自分はヒーローが公的権力に頼るのは反対である」「しかし、『刑事』というのはテーマが明確なので視聴者からの受けは良い」「本作は『刑事』に『宇宙』という言葉が付け加えられているためか、権力的なイヤらしさを感じさせないような作風に仕上がった」とコメントしている。
つまり、宇宙刑事が警察っぽくないのは純然たる仕様。
ギャバンが必殺のレーザーブレードを発動させるときに掛かるあの
BGMは、元々汎用の戦闘BGMとして作曲されたもの(サントラ等では「マクーの攻撃」「敵の襲撃」といった曲名が付けられている)。
が、選曲担当者である村田好次の意向により毎回の必殺技のシーンに流されたため、いつしか視聴者から
「レーザーブレードのテーマ」として定着した。
そのため、次作の『シャリバン』以降ではあらかじめ
必殺技のシーンに流れることを想定し、より高揚感を煽るような曲調で同趣のBGMが作られている。
このあたりは
レーザーブレード(特撮)の項目も参照。
次回予告は基本的にシリアスなものだったが、第18話・第19話・第40話の予告のように少々砕けたものがあったり、第21話の予告ではその回のゲスト(ハニー萬田/ミツバチダブラー役)である
曽我町子がサブタイを読み上げた事があった。
第38話では円谷プロダクションの作品から『ミラーマン』のアロザ、『
ファイヤーマン』の
ダークマンダーが怪獣映画の撮影用着ぐるみという設定で登場し、ギャバンと対戦するシーンもある。
ゲームではコンパチヒーローシリーズに参戦する機会も多く、2018年には『スーパーロボット大戦X-Ω』に参戦した。『
スーパーヒーロー作戦』のラスボス、
ユーゼス・ゴッツォはギャバンと密接な関係にある。
宇宙刑事ギャバンの項目作成スピードはわずか0.05秒に過ぎない。
では、追記・修正をWiki篭りに任せよう。
時は流れ、2026年…
超次元英雄譚
PROJECT R.E.D.
Records of Extraordinary Dimensions
2026.2.15 9:30 A.M.
On tv asahi
新たな英雄譚が始まる。
- ギャバンも赤くなる時代 -- 名無しさん (2025-11-24 09:12:46)
- ↑じゃあシャリバンじゃねーか、ってツッコミが早速入っていたが…。どうなることやら。 -- 名無しさん (2025-11-24 09:33:35)
- ↑一昔前に「お前、赤じゃないのか!?」とツッコミ入れられたゼンカイザーとは逆だよね -- 名無しさん (2025-11-24 11:49:50)
- オープニングと言えばやはりあの曲が脳裏を過るが(劇場版もそうだったし) -- 名無しさん (2025-11-24 23:22:17)
- 本作は、当時の「仮面ライダーシリーズ」が一旦終了したことを受け、「スター・ウォーズ」や「宇宙戦艦ヤマト」などを参考にし、当時のこれまでのヒーロー像の概念にとらわれないメタリックアーマーのボディーに身を包んだスーパーヒーローと言う斬新な設定を取り入れました。 -- 名無しさん (2025-12-01 21:23:19)
- 本作は、長年にわたって企画が練られてきたために、最初から潤沢な制作予算が与えられた結果、圧倒的な豪華さを誇るほどのクオリティの高い作品になりました。 -- 名無しさん (2025-12-01 21:28:27)
- 本作は、当時の革新的な最先端映像表現技術が使われ、圧倒的な迫力を持つ映像描写になり、当時の東映存続の危機を見事に救うことができました。 -- 名無しさん (2025-12-01 21:34:25)
- 本作の宇宙犯罪組織マクーの科学力と技術力の水準は、マドーやフーマに比べて相当に高いレベルを誇っていて、マドーがホシノスペースカノンの復元や対抗策開発ができないまま、外様幹部の特殊能力で照準を狂わせると言った一時しのぎの対策しか取れなかったとされます。 -- 名無しさん (2025-12-02 10:13:36)
- 本作の宇宙犯罪組織マクーは、別名「獣星帝国」とも呼ばれ、建国から2万6千年の歴史をもっていて、銀河連邦警察よりも歴史が古いとされています。 -- 名無しさん (2025-12-02 10:19:03)
- コメントのログ化を提案します -- 名無しさん (2025-12-08 09:27:10)
- コメントをログ化しました -- (名無しさん) 2025-12-15 09:17:19
- 超ギャバン、ここに来て「1月開始説」と「2月開始説」が出てきたが、どっちだぁ?前者の方が可能性高そうだが…。 -- (名無しさん) 2025-12-15 16:31:46
- 宇宙刑事戦隊ギャバンジャー…ってコト!? -- (名無しさん) 2025-12-25 10:12:02
- 本編の未来にしてもパラレルにしても、ギャバンという名が一種の称号になってる世界なのかも -- (名無しさん) 2025-12-25 10:47:08
- 1月開始がまさかのガセだったとは…ORICONが一旦は出してすぐ消したから絶対そうじゃんと思ってた。こうなると2クールで終わるという噂もガセで普通に1年やるパターンかこれ? -- (名無しさん) 2025-12-25 17:22:01
- コスモギャバリオンは多分テガソードの成功を受けてあの形式になったんだろうけど、よく考えたら「銃とロボに変形する宇宙船」っておもいっきしバビロスやグランナスカだから、コンバットヒーローのメカとしてはかなり正統派だ -- (名無しさん) 2025-12-25 18:34:06
- 流石に1年やるでしょ -- (名無しさん) 2025-12-25 18:53:35
- そりゃ英雄祭2月にあるのに1月に始まるわけないじゃん?いつもそこで新戦隊の主題歌とかお披露目もやってるんだから今回も同じ流れなんじゃないの -- (名無しさん) 2025-12-25 19:14:34
- 怒り・悲しみ・喜びの感情から蒸着、どこのデーボス軍やねんってネタにされてて草。あと、そう言う設定だともう一人のギャバンいる可能性あるな…。 -- (名無しさん) 2025-12-25 21:00:34
- 楽しみの感情が足りてないから追加戦士的に登場するのかな。憎しみの感情で蒸着するのも現れそうだけど -- (名無しさん) 2025-12-25 21:02:29
- マルチバース式か -- (名無しさん) 2025-12-25 22:39:11
- 憎しみの感情はステイシーザーやヴァルバラドみたいなライバル枠かも -- (名無しさん) 2025-12-25 23:43:45
- ゴジュウが(長くて)49話かよ〜的な総ツッコミ受けてるけど、これでギャバンインフィニティが全50話とかになったら笑う。 -- (名無しさん) 2025-12-26 15:48:12
- ↑5 今朝発表されたデスギャバンが「死=楽にする」ってことかもね -- (名無しさん) 2026-02-15 12:01:30
- 冒頭に出てきた紫と銅が追加戦士枠になるのだろうか? -- (名無しさん) 2026-02-15 12:08:14
- 超ギャバンのEDがダンス。メタルでいう重甲やジャンパーソンのようなノリのEDはニチアサだともう難しいんかね -- (名無しさん) 2026-02-22 10:20:58
- 言うてしんみり系も流行ってたのは90年代中頃から後半にかけてくらいの短い時期だったよ -- (名無しさん) 2026-03-10 21:56:55
- ギャバン永遠に -- (名無しさん) 2026-05-07 19:23:44
- 今までありがとうギャバン -- (名無しさん) 2026-05-08 15:42:35
- 超ギャバンの映画でハンターキラーのオマージュキャラがメインヴィランだけど、全体的に見るとアナザーギャバンとも言えるデザイン -- (名無しさん) 2026-07-08 10:35:05
最終更新:2026年08月08日 08:19