ヘクトル(FE)

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ヘクトル(FE) - (2017/11/07 (火) 11:23:36) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/02/12 (金) 17:42:03
更新日:2024/03/29 Fri 07:50:53
所要時間:約 3 分で読めます





これからも、あの日の誓いを破る気はないぜ。



ファイアーエムブレム 烈火の剣』の主人公の一人であり、
封印の剣』のヒロイン、リリーナの父。
『烈火』時代の公式年齢は18歳。
エレブ大陸の諸公連合であるリキア同盟の盟主オスティア候家の生まれで、当主ウーゼルの実弟。


クラスは、
ロード】→【グレートロード】
封印の剣トライアルマップではジェネラル

烈火の剣ではエリウッド編クリア後に主人公として選択できる。
そのハードモードの鬼難度は有名で、トラキア776に相当するともいわれるほど。

これまでのFE主人公の優等生な王子様気質の殻を木っ端微塵にした、いわゆるイケイケ気質主人公の筆頭。
学問所を抜け出しては闘技場通いをしたりと貴族らしからぬ行動が目立つ。
言葉遣いも悪く、がさつだが、内には優しい心を秘めている。

体が頑丈で、空から降ってきたフロリーナとペガサスが直撃しても無傷だった。

エリウッドとは心の友で、幼少のころ交わした「相手が危機に陥れば、命を賭けて守る」という約束から彼の旅に加わる。


ヘクトル
初期値(成長率)CCボーナス
LV1
HP19(90%)+3
力7(60%)
技4(45%)+2
速さ5(35%)+3
幸運3(30%)
守備8(50%)+1
魔防0(30%)+5
体格13(0%)+2
移動5(0%)

ユニットとしてはHP・力・守備・体格がずば抜けて高い重騎士タイプ。
速さも技もそこそこ高く扱いやすい。

優秀な斧使いで、序盤からラストまで最前線で活躍できる。
専用武器ヴォルフバイルは槍使いが多いアーマー騎兵系ユニットに特効の斧でああるため強力。
神将器アルマーズも、重さに悩まされる他二人の専用武器と違って高い体格のおかげで十分使いこなせる。
またCCボーナスも絶妙で、微妙に低い速さ・魔防もCCボーナスで大きく上がるので隙がない。
手斧ももちろん使用できるため、CC後に弓や槍が使えるようになる他ロード二人と違いゲームを通じて間接攻撃を使用可能。
エリなんとかとはえらい待遇の差を感じる……。

欠点としては魔防が上がりづらいことと、CC後はアーマー扱いのためか移動力が伸びず、リンやエリウッド達と足並みを揃えにくいくらいか。
移動力の高い支援相手も多いので、ブーツを使って補いたい。
が、支援相手の同じく鈍足なオズインと並べると2人とも要塞のような強さとなり、
簡単には落ちなくなるので彼と足並みを揃えたい場合は使わないのも手。


戦闘画面では自慢の「重騎士並みの鎧」を身に纏ったまま大ジャンプやダッシュを見せてくれる。鎧なしならさぞや素早いことだろう。
グレートロードにクラスチェンジすると剣も使えるようになり、技が低いヘクトルの命中率を補える。
しかし20年後の未来である前作『封印の剣』ではジェネラルなので剣は使えない。そして槍使い。
まぁ、こちらが後付けなのだが。


兄の死後オスティア候の地位に就き、同じく主人公のリン、ペガサス三姉妹の次女、三女のうち誰かを食うというリア充ぶりを見せる。
しかしアルマーズを入手した際に安らかな人生は送れないと告げられた通り、封印の剣ではベルン軍の侵略により非業の死を遂げる。
それだけに、封印→烈火ヘクトル編の順でプレイすると、エピローグでの彼の「また会おうぜ、きっとな!」という言葉は悲しく響く。
あんた、20年後にはもう……。

ちなみに『封印の剣』では、まだ30代のはずなのに一人称「わし」。
ものすごいヒゲ面なのもあっていくら何でも老けすぎである。
烈火の剣が仮に完全な後付けとしても、親友はせいぜい中年の顔つきで、年頃の一人娘がいる以上、老人設定だったとは考え難いのだが……
ただ、ウーゼルも(おそらくこのヘクトル以上に若いはずなのに)「わし」だったので、爵位を継ぐに伴って尊敬する兄を真似るようになったということなのかもしれない。

『封印』でも本編を3周クリアするとトライアルマップで使用可能となる。
しかし、肝心のステータスは…

LV20 HP43 力18 技20 速さ10 幸運15 守備30 魔防15 体格20 移動5 槍A斧A

…もはや全盛期の強さは見る影もない。
守備こそカンストしてるものの、速さも力もてんでダメ。
三竜将マムクートに負けるのも無理はないと言える。
特に守備と技以外は病人のはずのエリウッドに負けている。何があったというのか。
しかし、彼の力特化ぶりは魔力の成長率という形でリリーナに受け継がれたようだ。

性格、強さがプレイヤーに好評だったのか、以降の作品の主人公は彼に近いタイプが主流となる。
(聖魔の光石エフラム蒼炎の軌跡暁の女神アイク覚醒クロム)

ファイアーエムブレム ヒーローズ
スマホゲーにも参戦。CVは鳥海浩輔。イラストはAKIRA氏。
属性は緑属性の斧使い。そして兵種は重装。

ヒーローズ初期から最強キャラ議論で毎回名前が挙がる強キャラ。
その理由は全キャラトップクラスの総合ステータスの高さと専用武器アルマーズおよび遠距離反撃の
噛みあいっぷりである。

まず能力値であるが速さと魔防が低く攻撃力と防御力が恐ろしく高い。
そしてアルマーズの能力がHPが高いとき敵から攻撃されると確定で追撃するという
恐ろしいことになっている。ただでさえヘクトルの火力は高く2回攻撃食らったら
ほとんどのキャラは倒れてしまう。
そしてスキル遠距離反撃であるがこれは遠くから攻撃されても距離関係なく反撃するというものであり
結果どこから攻撃してもHP高いと2回攻撃で反撃してくる鬼のようなカウンター性能を誇るキャラとなった。
これにより苦手なはずの魔法系ですらヘクトルと戦う際は一撃くらっても平気なくらいの防御力か
一発で相手を倒せる火力がなければ逆に倒されてしまう。
そのため闘技場ではヘクトル対策をとっておかなければヘクトル一人で全員倒されることもありうる。

スキル継承によって環境が大きく進み、それまで猛威を奮った近距離反撃を持っていたタクミが姿を消した。

ヘクトルもその波には逆らえず姿を...消すどころか、さらなる進化を遂げて奴は帰って来た。
よりによって空いているBスキルにHPが一定量減ると相手から攻撃された際に先に反撃する「待ち伏せ」が存在した事が、ヘクトルの強さをさらに加速させた。

元々高いHPとアルマーズの効果を生かした地雷戦法を得意とするヘクトルだが、さすがに攻撃を受け続けるにも限界はあるため、スキル継承前は総力を結集して確定圏内まで押し込めばなんとか突破は可能であった。
だが、ヘクトルの一撃は有利属性の赤にすら致命傷を与えるほど重いため、お互いに消耗した終盤戦に「待ち伏せ」を発動されたらその瞬間に負けが確定するという悪夢のような展開が繰り広げられる。
このように「待ち伏せ」を継承していた場合、中途半端にヘクトルを削るという行為そのものに危険が付きまとうという恐ろしい事態になったのだ。

対策としては低い魔防をついて、お互いにフレッシュな序盤に火力の高い赤の魔法ユニットで一撃で葬り去るのが最も単純かつ簡単な方法。愛娘のリリーナなんかは適任である。
最近では総選挙で配付された遠距離反撃を封殺する「サカの加護」を持つリンをぶつけるのも良いだろう。ただしそのままではダメージが通りにくいため、奥義の発動や他のユニットで削った上で最後の一押しを任せるといった補助が必要。

追記、修正お願い致します。

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