アストナージ・メドッソ

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アストナージ・メドッソ - (2022/09/13 (火) 12:35:16) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/01/20 Thu 08:18:21
更新日:2024/03/09 Sat 20:56:30
所要時間:約 3 分で読めます





アストナージ・メドッソ
(Astonaige Medoz)
ガンダムシリーズに登場する人物。
CV:広森信吾(現:森しん)

容姿は、おっさん体型のツナギ姿に、くたびれた金髪を逆立てて下膨れの無精髭。
どう見ても、そこら辺の口五月蝿いおっさんにしか見えない。

が、さすがはガンダムシリーズ最強の整備士。
彼の手で整備された兵器達は他の追従を許さない剛さと美しさを併せ持つ。

いくつかの作品に出ており、その当時の主力艦艇にメカニックマン(整備士)として乗り込んでいる。
階級は曹長。

【来歴】

宇宙戦艦に乗り、銃座から情報解析やモビルスーツのメンテナンス技術に至るまで実戦の中でノウハウを吸収していった。
戦後、アナハイム・エレクトロニクス社と関係を持ち、アクシズから来たクワトロ・バジーナと知り合い、兵器に関する知識が豊富な点で才能を見い出された。
劇場アトラクション『ガンダムクライシス』では、この時期の様子が描かれており、モスク・ハン博士の元でマグネット・コーティングの研究にも携わっていた。


エゥーゴの所属。新造巡洋艦アーガマにメカニックとして参加した。
TV版ではカミーユ・ビダンが素案を起こしたΖガンダムをアナハイム・エレクトロニクス社へ送っている。
なお、OVA『GUNDAM EVOLVE2』は彼の死後、遺品整理をした際に発見された、
趣味でガンダムMk-Ⅱの演習風景などを編集したディスクという設定となっている。


引き続きアーガマのメカニックとして参加し、序盤はパイロット不足からΖガンダムで出撃した。
終盤にはΖΖガンダムの耐ビームコーティング化や追加装甲等を施している。
プロ意識の高さからジュドーやビーチャを叱咤する場面も見られたが、本質的には彼らにも慕われており、モウサへと出撃するジュドーを談笑の後に見送っている。


地球連邦軍ロンド・ベル隊に所属。
旗艦ラー・カイラムでメカニックを担当。
モビルスーツ隊のケーラ・スゥ中尉と恋仲になるが、作戦中にケーラが戦死し、自身も大破したリ・ガズィで出撃するチェーン・アギを制止しようとしてビームの流れ弾で命を落とした。
直後にハサウェイが外からの爆発の余波に耐えるシーンがあるが、画面中央をよくみると宇宙服を着た人間が右から左にただよっているのが見える。つまり、格納庫の中を流血しながら漂っているのが彼なのだろう。

チェーンェ……

なお「サラダを作って待ってるよ」と言った後でケーラが死に、アストナージも死んだ為、『ケーラとサラダを食べる約束をしてはいけない』などと言われることも。

【他メディアにおいて】

スーパーロボット大戦シリーズにおいてはメカニックのチーフとして登場する機会が多く、作品の性質上ガンダムシリーズ以外の様々な機体の整備・改造も手掛けている。
…恐らく元のスタッフのアシストもあるのだろうが、真ゲッターとかエヴァ初号機とかイデオンとかガンバスターとかも整備する辺りぶっ飛んでいる。

しかし、よく考えてみるとわかるが、原作中で彼が活躍する現場は、
  • 扱う機体はMSである事以外の共通点がない実験機や試作機だらけ
  • 改修・改造も日常茶飯事
  • 各機体に構造や部品の共通点が無い所為に修理や補修も一苦労、機体もパイロットもピーキー
…という、スパロボの世界に極めて近い環境である。
つまりスパロボでおなじみとなった彼のぶっ飛んだ活躍は、彼自身にとっては原作での日常の延長でしかない。

特に目覚ましかった「スーパーロボット大戦F完結編


当初5段階までしか改造出来なかったが後半にアストナージが加入していきなり

「なんだお前たち、こんな改造しかしてないのか」

的なことをおっしゃり、機体の10段階改造が出来るようになる。
これでアストナージ、ひいてはメカニックという裏方ポジションの重要性を再認識させられたユーザーも多かったのではないだろうか。
ロンド・ベルを弱体化させるためにアムロでもなくブライトでもなくアストナージを引き抜いたティターンズはある意味凄い。

以後の作品でも、ゲーム中に登場する他作品のメカニック達から畏敬の念を込めて
「伝説のメカニック」
「何でも整備してしまうメカの天才
「サラダ野郎」
などと呼ばれ、畏れられている。
影は薄いが、この人がブライトさんの戦艦に乗っていないと非常に困る。
インターミッションの際は、アストナージさんに感謝の意を表しながら機体改造を行おう。

更に、「サポーターコマンド」というパイロットでないキャラ達も戦闘マップでいろいろ支える立場になれる要素が登場してからは、きちんとサポーター枠にエントリー。
機体整備に関わるキャラだけに複数の機体のHPを回復させたり、修理時のHP回復量を上昇させたりする。
また、『30』での生身大戦回「闇からの招待状」では、格納庫の危機に対してモビルスーツ整備主任として一肌脱いだ。

ガンダム無双3ではなんとニュータイプに覚醒した。




「ケーラ、とっておきの追記・修正、しておくからな」

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