登録日:2014/09/12 (金) 23:59:52
更新日:2024/04/27 Sat 15:09:08
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カプコンの
ゲーム、
ロックマンシリーズの初代主人公。
歴代ロックマン集合時は、区別のためにファーストロックマンと呼称される場合もある。
身長:132cm
体重:105kg
外見年齢:人間での10歳程度
動力:太陽エネルギー R.S.動力炉(ライトソーラーパワーパイル)
材質:ライト・セラミカルチタン合金
出力:最高出力1500ps/1200rpm、最大トルク220kg ̄m/8500rpm
トーマス・ライト博士に造られた人型
ロボットシリーズ・
ライトナンバーズ1号機。人とロボットを愛する優しい性格。
本来争いは好まないが、平和のために幾度も戦いに身を投じる強さは、最新鋭の戦闘用ロボット達にも決して引けを取らない。
元々は家庭用お手伝いロボットの「ロック」として誕生した彼は、ライト博士の助手として、妹にあたる
ロール共々、ライト博士の実子のように平和に暮らしていた。
しかしある日、ロックの兄弟機である工業用ロボット達が突然一斉に暴走し、破壊活動を始めてしまった。
ライト博士はそれがかつての旧友・
Dr.ワイリーの仕業であると気付いたものの、軍隊でさえ敵わないほどに
魔改造された彼らに対しては最早なす術がなかった。
そんな時ロックは、自分を彼らと対等に戦える戦闘用ロボットに改造するよう志願。ライト博士を説得し、改造手術を受ける。
兄弟達を止めるため、ワイリーの世界征服を止めるため、 ロックは戦闘用ロボット「ロックマン」へと生まれかわったのだった。
改造後もロックへは不可逆ではなく、任意で通常形態(ロック)と戦闘形態(ロックマン)へ変身可能。
持ち前の優しさ故に戦闘行為はあまり好まず、相手を戦闘不能にした時点でとどめを刺さなかったり助け船を出す事もままある。
日常生活では改造前同様、ライト博士のお手伝いをしている。
サッカーが得意。ロボット軍団やワイリーとサッカーで勝負したり、サッカー技術を活かした特殊武器・ロックボールを製作してもらった事もある。
またこれは登場人物全員に言えるが、絵柄とハードの進化に合わせて少しずつ頭身が伸びている。
実際作中での言及こそないが、かなり初期のロボット、しかも後付け改造でありながら日進月歩する新型戦闘用ロボットとも対等に戦い続けられるあたり、強化改造を受け続けているのかも知れない。
また彼の髪型は
DASHの
ロック・ヴォルナット、
エグゼの
光熱斗(バンダナを取った時)や
ゼクスのヴァンなど、歴代ロックマン恒例のものになっている。
時折彼の前に現れる謎のロボット、
ブルースの型式番号はDRN.000であり、ライトナンバーズのプロトタイプ…すなわちロックの兄に当たるのだが、ロック自身はその事実を知らない。
本人にも改造したワイリーにも教える義理がないし、唯一教えてくれそうなライト博士もブルースについては多くを語らないようである。
ロックマンという名称から、ファンの間では「岩男」とも呼ばれる。
ロックと言っても実際には「岩」ではなく、音楽の「ロックンロール」が由来。ロックマンシリーズには他にも音楽用語の名前を持つキャラが多い。
ちなみにロック個人の誕生日(起動日?)は設定されていないが、ロックマン1の発売日=1987年12月17日をそのままロックの誕生日とみなして祝うのがファン通例となっている。
装備
手首を内部に引っ込めて代わりに銃口を出し、太陽エネルギー弾を発射する『ロックバスター』が唯一にして最大の武器。バスター変形中の腕部側面にはエネルギーゲージも現れる。
手を袖口に引っ込めたり、腕に筒を嵌めてロックバスターごっこした経験のある諸兄も多いだろう。
ロックバスターは
ロックマン4でニューロックバスターに強化されて以降、エネルギーを集約させて威力を高める
チャージショットを撃てるようになった。
その後も数回強化されているが、大体の作品では“チャージに約2秒、チャージショットは通常弾3発分の威力”がデフォルトになっている。
両腕は左右どちらでも任意でバスターに変化させられるが、基本的に両腕同時にはバスターにならない。無理矢理同時に撃つと動力炉がオーバーヒートしてしまう。
スーパーアドベンチャーロックマンではオーバーヒート覚悟で、両腕をバスターに変えてダブルチャージショットを放ち、ラスボスを撃破した。
後述のスマブラ客演時には一部動作でダブルバスターを使うが、その後しっかり廃熱動作を交えている。実に芸が細かい。
相手の武器チップを組み込み、特殊武器として使う能力『武器可変システム』がロックマンのもう一つの特徴。
いちいち武器その物を追加装備せずとも、武器に応じたエネルギーを消費して、後付けで多種多様な武器を使えるようになる。
炎や冷気、電撃といったエネルギーそのものに留まらず、爆弾やミサイル・徹甲弾のような実弾兵器、刃物や鉄球のような硬質構造物、更には水からブラックホールに至るまで…
対応するデータの入った制御チップさえあれば、該当するものをエネルギー兵器として生成射出して扱えるという特異なシステム。
このシステムの存在こそが、従来のロボットとは比較にならないロックマンの高い拡張性を表している。
容量次第で大量の武装をバスター一つにまとめる事ができ、作品にもよるが8~9種類、
ラッシュなどサポートメカも含めると12~13種類程度まで同時装備可能。
ちなみに特殊武器は、メイン動力炉であるR.S.動力炉とは別に装備している、武器専用のR.S.動力炉を稼働させて使う。
なお武器チェンジでボディのカラーリングが変わるのは、大ざっぱに言えば空の色が変わるのと同じ理屈。
ボディ表面のプリズム素子に、体内のR.S.動力炉からの太陽エネルギー波長が反射して色が変わるから…らしい。
この設定のために、開発初期は一時期「レインボー戦士ミラクルキッド」という名前だった。
他作品への客演時には、武器チップなど元々ないような相手から武器ゲットする事もあるが、要は「相手の武器をゲットできる」という認識で構わないらしい。
またこのシステム、別作品の
フォルテ(ロックマンエグゼ)には“ゲットアビリティプログラム”という形でリファインされている。
ロックマン3から実装。咄嗟に体勢を低くし、滑り込むように高速移動する。
敵の足元を抜けたり攻撃を回避するのに活用される。
いわゆるしゃがみ動作のように低姿勢でありながら、背後に回り込んでの攻撃に転じられる攻撃的要素も含めた動的回避方法。
戦闘時にはトレードマークとも呼べるヘルメットを被る。
このヘルメットには太陽エネルギー取り入れ口が付いているが、物理的接続はされておらず、脱ぐ事もできる。
しっかり防御力上昇の効果もあるらしく、メットレス状態でのプレイもできる
ロックマン9や
10では、脱いだ状態だとダメージが倍増してしまう。
未来
ロックマンワールド2ではタイムマシンを入手したワイリーにより、戦闘能力を失った未来のロックマンが改造されて、クイントとなって登場する。
事実しばらく平和な期間が続いたロックマン9ではスライディングもチャージも外されているので、平和を愛するライト博士としては、ゆくゆくはロックの戦闘能力そのものを外すつもりだったのかも知れない。
そんなこんなで未来の自分=クイントと戦うのだが、ダメージを与えていくと最終的に飛び去ってしまうので、自分を倒してしまったかどうかは不明。
また、このクイントの失敗作である
ロックマンシャドウが「
ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者」に登場する。
この未来が確定ならば、ロックマンにはいずれ
過去の自分に倒される(?)という運命が待っている事になるが…?
そして時が経ち100年後、ロックマンの後継機として造られた最後のライトナンバーズ・
エックスが目覚めた世界で、ロックマンXシリーズが幕を開ける。
国外では
中国語圏では「洛克人(ロックマン)」表記だが、英語圏では諸事情により、
MEGAMAN(メガマン)という名前で通っている。
それに合わせて他シリーズ名も
- DASH→MEGAMAN LEGEND
- エグゼ→MEGAMAN BATTLE NET WORK(略してMMBN)
- 流星→MEGAMAN STAR FORCE(略してMMSF)
などと改称されている。
アメリカ独自機種で発売された「MEGAMAN」は、内容は概ね国内版と同じだが、流石に難しすぎたのか、難易度は若干緩和されている。
何より最大の違いは、パッケージイラストに描かれたメガマン…もとい光線銃を持った全身タイツな謎のオッサン。アインシュタインを彷彿とさせるリアルタッチなワイリー。
誰だお前ら。
といった感じで、アメコミ調のイラストが独自に使われているのである。勿論シリーズが進むにつれて次第に絵柄も統一されていったが。
この酷い絵柄には国内外問わずツッコミの嵐らしく、公式非公式を問わず幾度となくネタにされている。ロックマン9や10発売時には公式が新規にその絵柄で描き下ろした。
客演
カプコンの対戦格闘ゲーム「MARVEL VS. CAPCOM」及び「MARVEL VS. CAPCOM2」に使用キャラクターとして参戦。
通常技の大パンチが飛び道具のロックバスターとなっており、チャージショットも可能。
「ストリートファイター X 鉄拳」では、何故かメガマン…全身タイツな謎のオッサンの方がゲストキャラクターとして参加している。
そしてなんと!
任天堂の誇るオールスター格闘ゲーム・スマブラシリーズ最新作である「
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U」に参戦決定した。
以前からスマブラへのロックマンの参戦を熱望する声は多く、参戦発表が報じられた際に世界中のロックマン(メガマン)ファンが飛び上がらんばかりに狂喜乱舞したのは言うまでもない。
\MEGAMAAAAAAAN!!!/
桜井政博氏によると、『他社さんのキャラは闇雲に出したくないがロックマンは別格』らしい。
公式サイトにはカプコンの日暮竜二氏による記念イラストも掲載されている。
任天堂以外のキャラクターの参戦は、
ソリッド・スネーク(コナミ)、ソニック・ザ・ヘッジホッグ(セガ)に続き3人目。(更にパックマン(バンダイナムコゲームス)も加わるが)
★印つきのものはカスタマイズ必殺技で習得可能
その再現性は非常に高く、ファンからは「ドット絵でもないのにここまで正確にトレースするとは…」という驚きの声も上がっている。
また桜井氏もこれらを全て的確にトレース出来るレベル至るにまで相当ロックマンシリーズをやり込んだ事が本当に伺える。
ちなみに勝利ファンファーレはロックマン2のタイトル曲をアレンジしたもの。
追記・修正お願いします。
- スマブラの再現度の高さは嬉しいが特殊武器で4、5がスルーされててちょっと悲しい -- 名無しさん (2014-09-13 01:26:43)
- スライディングとチャージショットを使えなくしたのが後に完全に裏目に出る事になるのか… -- 名無しさん (2014-09-13 01:32:43)
- ZX勢は性別変えられるから犠牲になったのか… -- 名無しさん (2014-09-13 10:57:51)
- >ZX勢 色か…色なのか!? -- 名無しさん (2014-09-13 16:02:12)
- ↑4無理があるかも知れんが、4はチャージショット(4から導入された)、5はスライディング攻撃がチャージキックの代わりと考えれば…10はそれすら無いし。ロクフォルとワールドシリーズは仕方ないけど -- 名無しさん (2014-09-13 21:17:46)
- 反射カウンター使いが多い環境、連射できないメタルブレード、ごり押しされるリーフシールド、チャージしながら移動できないチャージショット、上下に操作できないブラックホールボム、当ててもそんなに吹っ飛ばない最後の切り札・・・コメ打ってて悲しくなってきた・・・ -- 名無しさん (2014-09-14 00:00:30)
- 遠距離技使いなのに技の性能が中途半端でもうね(´;ω;`) -- 名無しさん (2014-09-14 00:02:17)
- スマブラのロックマンは今のところ強いとは言えないけど、やっぱり楽しくはあるよな。 -- 名無しさん (2014-09-14 00:14:18)
- まさか昇竜拳まで搭載するとは -- 名無しさん (2014-09-14 01:28:07)
- よかれと思ってカスタマイズ必殺技で習得可能な分も追加しておきました -- 名無しさん (2014-09-14 07:40:19)
- 世界を震撼させる男・・・R O C K M A N ! -- 名無しさん (2014-09-14 14:06:52)
- 外人「MEGAMAAAAAAAAAN!!」 -- 名無しさん (2014-09-15 03:40:42)
- 音楽のロックの語源も岩だから岩男という呼び名も間違いではない、かもしれない… -- 名無しさん (2014-09-15 05:32:39)
- 1の説明書では、ロックは試作ロボットとして作られたって書かれてたのに、3じゃ後付けのブルースが試作だってことにされちゃって。 -- 名無しさん (2014-09-15 07:11:58)
- ↑試作1号ブルースが逃亡してしまった。ライトとしては今度こそ失敗してはいけない・・だから別に試作でも問題はない・・ -- 名無しさん (2014-09-15 09:07:00)
- 人型ロボットとしての試作型がブルースで、家庭用ロボットとしての試作型がロックなんじゃないか? -- 名無しさん (2014-09-15 12:56:56)
- 最後の切り札にゼロとゼクスがいないのは赤だから浮いてしまうのが原因だろうな -- 名無しさん (2014-09-19 19:17:07)
- ついにできたか -- 名無しさん (2014-09-21 23:25:10)
- スマブラはなぜ声付きではないんだ・・・? -- 名無しさん (2014-09-22 09:23:12)
- ↑ファミコンをベースにしてるからだろ -- 名無しさん (2014-09-22 09:48:39)
- この記事よく読むと、ドクターライトの戦闘型は幸せになることができないんだな・・と思った。過去の自分に倒されるロックしかり、コマミに行かない限り悩み苦しむエックスしかり・・ -- 名無しさん (2014-09-25 07:21:47)
- 当時タップスピン等の役に立たなかった近接攻撃能力がスマブラで活かされるとはいい時代になったもんだねえw -- 名無しさん (2014-10-13 15:48:01)
- ↑2 人間のエゴに翻弄されながら、お手伝いロボットゆえに人々の笑顔のために精いっぱい頑張るという発想『しか』『できない』と考えると憂鬱だな。エックスと違ってロックには悩む余地が無い。 -- 名無しさん (2014-10-13 16:57:59)
- 個人的にはロックマンの最後のきりふだは一番演出がカッケーと思ってたりするわ。カメラアングル然り、ファンサービス然りで。 -- 名無しさん (2014-10-15 12:28:42)
- ↑2 もし、エックスとロックが同時代に起動していたとして。ライト存命時はともかく、ライト死亡後2体はお互いがよくわからない存在になるんだろうなと思うと泣ける・・ -- 名無しさん (2014-10-17 17:17:06)
- 次回作以降のスマブラでも、任天堂とカプコンの関係が拗れないかぎりはソニック、パックマン共々参戦できそうだな -- 名無しさん (2014-10-26 15:34:11)
- スマブラ勝利ファンファーレはどのシリーズでもいいからボスを倒した時のBGMにして欲しかった -- 名無しさん (2014-11-21 00:28:44)
- スマブラでは技やBGMなどが初代より2が多めなのはロックマンシリーズでもっとも難易度が高くて印象が強いからだろうか。 -- 名無しさん (2014-12-18 23:51:21)
- イレハンの話だとロックはどうなったんだろうな -- 名無しさん (2014-12-19 20:31:19)
- ↑寿命、ゼロに破壊された、エックスに生まれ変わった・・・どれがいい? -- 名無しさん (2014-12-21 18:05:11)
- どれも考えづらいが、修理できるライトが亡くなった為の寿命で。 -- 名無しさん (2014-12-21 21:20:24)
- ↑田中久重参照したよ。彼が作った時計も精巧すぎて直せなかったとのこと -- 名無しさん (2014-12-21 21:24:13)
- そもそも、Xの世界はともかくイレハンの世界には、ロックがいたかどうかすら不明なんだが。 -- 名無しさん (2014-12-21 22:03:54)
- ↑ライト晩年の時点ではいないようだ。さすがに存在抹消は無いだろ -- 名無しさん (2014-12-22 16:52:30)
- ↑4あるいは単純な使用期限切れとか。なんせ初代好きとしてはゼロに負けた線はあまり考えたくない -- 名無しさん (2014-12-26 22:16:30)
- 個人的には7のジャンクシールドとフリーズクラッカーもスマブラに出てきて欲しかった。お気に入りなんだもん…(後フリーズクラッカーはメトロイド対策にもなると思うし) -- 名無しさん (2015-06-06 18:45:40)
- マリオパックソニックと違って別にカプコンの看板キャラってわけでもないんだよな -- 名無しさん (2015-11-07 00:24:59)
- ↑いや、普通に看板って言えるだろ。カプコンの看板「作品」なら他にもあるが、看板「キャラ」ってなると普通思い浮かべるのはロックマンかリュウくらい -- 名無しさん (2015-11-07 03:18:26)
- あとはアイルーとかくらいか<看板 いずれにせよ数人しかいないから余裕で候補だな -- 名無しさん (2015-11-19 17:49:12)
- そろそろエックスとクロスオーバーしてほしいなぁ。客演でもいいから…。きちんと会話してほしい。 -- 名無しさん (2015-12-17 06:27:52)
- 父の親友とはいえ、兄貴達が悪党を始末してくれなかったせいで末の弟が地獄を見ることになるんだよな… -- 名無しさん (2016-03-25 21:02:07)
- ↑2 ロックマン11まだかなー(遠い目) -- 名無しさん (2016-05-14 22:01:19)