アセロラ(ポケモン)

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アセロラ(ポケモン) - (2020/01/26 (日) 14:46:55) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2017/01/29 (日) 10:35:15
更新日:2024/04/05 Fri 12:46:20
所要時間:約 3 分で読めます




「アセロラ、こう見えて大昔すごかった一族の娘なの」



アセロラとはゲーム「ポケットモンスター サン・ムーン」に登場するキャラクターである。



◆概要


主人公が3番目に訪れる島「ウラウラ島」のキャプテンの1人である少女、専門タイプはゴースト、証は髪留めにしている。
紫髪であんぐりと空いた猫口が可愛らしい、小柄でおそらく主人公と同年代だと思われる。
黒と紫を基調としたワンピースを着ており、所々にツギハギのようなデザインがあしらわれている。だがそれが可愛い。
古代アローラ王朝の末裔で、それを示すかのように腕には黄金の腕輪をつけている、そしてサンダル履き、そこがまた可愛い。
基本的に無邪気な性格でよく飛び跳ねている、可愛い。
普段はエーテル財団が経営する保護施設「エーテルハウス」で暮らしており、そこのポケモンや子供達の面倒を見ている。
彼等の事はとても大切に想っており、本編で起こった事件後は彼らが自分の身は自分自身で守れるように強いトレーナーにする事を決心する等責任感の強い一面も見せる。そんな所も可愛い。
同じくウラウラ島に住む警察官であるクチナシの事は「おじさん」と呼び慕っている。



◆ゲームでのアセロラ


彼女と初めて出会うのはマリエシティの図書館で、リーリエ伝説のポケモンに関する本を探していると突然現れ、その本を見せてくれる。
目当ての本『アローラの光』の著者は彼女の父だったのだ。
その後もちょくちょく顔を見せ、住居であるエーテルハウスを訪れた主人公にキャプテンとして改めて試練を与える。

その場所はスーパーメガやすあとち、内容はぬしポケモンのミミッキュを探し出してポケファインダーで撮影する事。
ゴース達のいたずら、そして奥の小部屋に潜んでいたミミッキュとの激闘の末に撮影に成功した主人公にZクリスタルの1つ「ゴーストZ」そしてゴーストタイプのゼンリョクポーズを授ける。
そして「そんな小部屋あるはずない」とプレイヤーに恐怖まで授けてくれることに……そんな所も可愛い。

あれ…なんだかひえてきた…ってそんなわけないか

その後エーテルハウスに戻ってみるとスカル団が待ち受けており子供のヤングースが奪われ、主人公に奪還を依頼する。
ポータウンに乗り込み、いかがわしきやしきにてグズマを撃破し子供のヤングースを取り戻した主人公だったが、エーテルハウスに戻ると今度はリーリエがスカル団に連れて行かれてしまう。


一連の事件が解決した後は、自分だけで全てを守り切れるわけではないということを悟り、子供達を最強のトレーナーに育て上げようと決心する。

◆アニメでのアセロラ


アニポケSM73話より登場。CVは諸星すみれ
ゲーム同様クチナシと親しい間柄で「クチナシおじさん」と呼び懐いているのは変わらないが、
エーテルハウスではなくマリエ図書館に住んでおり幼い子供達に絵本を読み聞かせるなど面倒見の良いお姉さんとしてのキャラが強調されている。
アニメにはキャプテンという設定がないが、あまりやる気のないクチナシの代わりに島巡りのトレーナーを案内するなどの手伝いもしているようだ。
クチナシ曰く「アセロラの面倒は自分が見ている」との事。
サボり癖があり、時には偽悪的な態度をとるクチナシの本当の優しさを誰よりも理解しており、同時に彼の弱点すら知り尽し尻に敷いて(?)いる。

友達としてメスの色違いのミミッキュの幽霊(!)のミミたんといつも行動を共にしている他、
昔のしまキングが石に封印していたのを偶然ロケット団が解き放ってしまったゲンガー「ほしがりラプー」とも騒動の後、友達になる。

SM74話にてサトシがウラウラ島に来島した際、一度はサトシを騙し、
しまキングとしての仕事を放棄して逃げたクチナシを大切にしているけん玉を人質にとりおびき出し、サトシの実力を試す予備試練を了承させて審判を務めた。

SM75話ではクチナシの予備試練に敗北したサトシを、特訓の為にハイナ砂漠を越えた実りの遺跡に住むカプ・ブルルの元に案内する役を買って出る。
バンバドロを乗りこなし、崖をサトシ以上のスピードで駆け上がっても平然としてる等、意外にワイルドな一面も見せた。

SM76話ではクチナシが仕組んだ特訓を終えたサトシと、サトシのピカチュウを狙うロケット団とのスーパー・メガやす跡地を舞台にした試練バトルにおいて審判役を任される。

SM77話では続けてサトシとクチナシとの大試練バトルを審判として最後まで見届け、苦戦しながらもクチナシに勝利したサトシと再会を約束しウラウラ島を去る彼を見送る。
その後、クチナシに対しては「今日のおじさんかっこよかったよ!」と満面の笑みで労いの言葉をかけた。

『アニメディア』2018年6月号では「アセロラとクチナシの家族のような素敵な関係」という特集が組まれており、
アセロラが上記のサトシの島巡りを積極的に手伝った動機として、普段消極的なクチナシにしまキングとしての仕事をやり遂げてほしいという思いが込められているようである。
そんなアセロラはクチナシにとって「面倒くさいが大切」な存在らしい。

◆こぼれ話

かつて諸星すみれ氏はアクアカセットのゲノセクト役をやっていた。
そして、30分前のアニメ「アイカツフレンズ!」ではアイカツナビの妖精「ココ」役で出演しており、1時間続けて「スーパーすーちゃんタイム」という事態が発生した。


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「はーい! 古代のプリンセス! アセロラちゃんです!」




彼女と再会するのはアローラ地方に初めてできたポケモンリーグ四天王の間の1つ、そう、彼女は四天王になったのだ。
本当はウラウラ島のしまキングでもあったクチナシが推薦されていたのだが、彼が辞退したので代わりに彼女が選ばれた。
恐らく歴代四天王では最年少だと思われる。なお、キャプテンとは兼任だが、本人の台詞から推察するにどちらかを辞めて片方に専念することもできるようだ。


◆手持ちポケモン


●SM

ヤミラミ♀  Lv54
ダダリン   Lv54
ユキメノコ♀ Lv54
フワライド♀ Lv54
シロデスナ♀ Lv55

強化後は全てのポケモンがLv63となる

●USM

ジュペッタ♀ Lv56
ダダリン   Lv56
ユキメノコ♀ Lv56
フワライド♀ Lv56
シロデスナ♀ Lv57

強化後は全てのポケモンがLv66となる

ゴーストタイプのポケモンをメインに使ってくるので、あくタイプやゴーストタイプの技で攻めるといい。
ただし先鋒のヤミラミは弱点がフェアリーのみなので注意、元弱点無しは伊達じゃない。
他のポケモンも曲者で鈍足の多いアローラのポケモンでは先手を取る事が難しいユキメノコの放つふぶき、
初見では何の複合だか予想するのは難しいダダリン、ドわすれで特殊技を牽制しゆうばくで直接技も出しづらいフワライド、
そしてエースのシロデスナはとくせい「みずがため」で防御を上げられるので水物理技は控えよう。さらにZワザ「むげんあんやへのいざない」も使用する。
最初にニャビーを選んでいればヤミラミ以外のポケモン(特にユキメノコとダダリン)の弱点をつける。
ジュナイパーでもやはり弱点をつけるが、守備面で手薄になるのには注意が必要。

バトル前にはクルっと回ってポーズを決めたり、待機中には左右にユラユラ揺れてたりしている、可愛い。
そして密かにチャンピオンになる事を目指していたという野心家な一面も見せる。そんな所も可愛い。

クチナシとの詳細な関係は不明だが、日常的に彼のいる交番に遊びに通っていたり、四天王の代理を任されて張り切ったり、
他にゴーストタイプの選択肢があるにも関わらず同じヤミラミを手持ちに入れていたり(先鋒という共通点もある)、
エンディングのお祭りでも親しげな様子を見せたりすることから、特別な繋がりを感じる。続編などがあれば掘り下げられるかもしれない。

同じくお祭りでハウと仲良くジャンプしたり会話してる様子が見られるが、エーテルハウスにいた期間に友人になったのだろうか。
明るい笑顔がトレードマーク、身近な人物がしまキングという共通点もあるので気が合うのかもしれない。


◆余談

名前の由来は植物及び果物の「アセロラ」から。

また、一時期「実は32歳である」という噂が広まったことがあるが、そもそもキャプテンは11歳〜20歳の少年少女だけがなれるものであり、一切の伏線も根拠も存在しないデマである。


追記、修正、どっちも面白いから、これからどうしよっかな~?


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