ハウ(ポケモン)

登録日: 2017/04/07 (金) 09:41:00
更新日:2024/10/26 Sat 02:35:32
所要時間:約 5 分で読めます





「おれねー ハウ」




◆概要

アローラ地方リリィタウン出身の色黒の少年。一人称は「おれ」。名前の由来はハワイ語で「オオハマボウ」を指す「hau」だと思われる。
本作におけるライバルの一人。同じタイミングで島巡りを始めるため主人公の友達としての面も強い。
天真爛漫な性格でありいつも笑顔。語尾を伸ばす特徴的な話し方をする。

メレメレ島のしまキングであるハラの孫にあたる。
昔ハラの怒りの形相を見て泣き止まなかったことがあったらしく、そのためハラはハウに対しては甘いのだとか。
髪型はハラと同じく後ろで結んでいる。
ちなみにハウの父親はかなりの実力者ではあったものの「しまキングの息子」というプレッシャーに耐えきれずアローラ地方を出ているらしい。

好物はアローラ地方名物のマラサダ。新たな島に着くと真っ先にマラサダショップへ向かうほど大好物である。
ハウ=マラサダというイメージのプレイヤーも多いのではないだろうか。
ウラウラ島への船中で食べている様子がとても愛らしい。
マラサダは実在する食べ物であり揚げパンのようなもの。ポケモンパンとして商品化もされている。

性格や話し方から少し足りない子と言われることもあるが根は非常にしっかりしている。
時に鋭い発言をして相手を驚かせることも。それを笑顔でいうもんだからなかなか底の知れない少年である。
カッコつけてるグラジオに対してはやけに辛辣な発言(下記参照)をするので一種のコントと化している。
というよりグラジオへの貴重なツッコミ役ともいえるかもしれない。


◆ゲームでのハウ

リリィタウンで初めてポケモンをもらった後に初めて対面する。
リーリエと同じくリリィタウンから主人公の旅に同行し、従来のライバルと同じく度々会っては勝負を仕掛けてくることも。場合によるが戦闘前には回復してくれることが多い。
もはや恒例となってきている共闘ももちろんある。
また、今作の重めなストーリーの中で彼の通して明るい雰囲気はプレイヤーの良い清涼剤になっているという声も。

そんなハウもリーリエとの長い別れの際には初めて悲しそうな様子を見せることになるのだが…。

ストーリーでは頻繁に回復アイテムを渡してくれる。高額な「げんきのかけら」を数個もらえたりもするので金欠時にはありがたい。
それを自分のポケモンに使えよとも言いたいが。

EDの写真ではハラと共にケンタロスに乗っている場面を見ることができ、
物語冒頭で「ケンタロスに乗ることは怖い」と話していたハウが成長した描写とも取れる。


◆使用ポケモン

モ…モクロー選択時 ニ…ニャビー選択時 ア…アシマリ選択時

  • 1戦目(リリィタウン)
(選択:モ)アシマリ ♂ Lv.5
(選択:ニ)モクロー ♂ Lv.5
(選択:ア)ニャビー ♂ Lv.5

主人公が初めてのポケモンをもらった後に行われる勝負。
手持ちは主人公が選んだポケモンによって分岐し、こちらにとって有利なタイプが選ばれる。
貰ったポケモンは初めからタイプ一致の技を覚えているのでまず負けることはないだろう。

  • 2戦目(リリィタウン)
ピチュー ♂ Lv.6
(選択:モ)アシマリ ♂ Lv.8
(選択:ニ)モクロー ♂ Lv.8
(選択:ア)ニャビー ♂ Lv.8

「ゼンリョクまつり」にての戦闘。
手持ちに新しくピチューが加わっている。
不利になるのはアシマリくらいだが素の攻撃力が低いのでそこまで苦労はしないだろう。

  • 3戦目(3番道路)
ピカチュウ ♂ Lv.13
(選択:モ)アシマリ ♂ Lv.14
(選択:ニ)モクロー ♂ Lv.14
(選択:ア)ニャビー ♂ Lv.14

メレメレの花園でのイベントを終えた後の勝負。ここから若干苦戦する相手となる。
全体的に手持ちのレベルが上がっておりピチューはピカチュウへと進化している。進化早すぎだろ。
ピカチュウへの進化がこれだけ早いのは、それだけなつき進化させるのが上手い=ポケモンを心から大切にするということなのだろう。
とはいっても自分のポケモンも進化しているぐらいのタイミングなので、進化させておくと楽。

  • 4戦目(オハナタウン)
ピカチュウ ♂ Lv.16
(選択:モ)オシャマリ ♂ Lv.17〈ノーマルZ〉
(選択:ニ)フクスロー ♂ Lv.17〈ノーマルZ〉
(選択:ア)ニャヒート ♂ Lv.17〈ノーマルZ〉

この戦闘から相手の御三家が進化し、ノーマルZを使ってくるようになる。
威力はそこまでではないものの油断するとやられる可能性もあるので気を付けよう。

  • 5戦目(ロイヤルアベニュー)
(選択:モ)オシャマリ ♂ Lv.19〈ノーマルZ〉
(選択:ニ)フクスロー ♂ Lv.19〈ノーマルZ〉
(選択:ア)ニャヒート ♂ Lv.19〈ノーマルZ〉

バトルロイヤルなので厳密にはハウのポケモンを倒す必要はない。

  • 6戦目(マリエシティ)
アローラライチュウ ♂ Lv.28
(選択:モ)ブースター ♂ Lv.28
      オシャマリ ♂ Lv.29〈ミズZ〉
(選択:ニ)シャワーズ ♂ Lv.28
      フクスロー ♂ Lv.29〈クサZ〉
(選択:ア)リーフィア ♂ Lv.28
      ニャヒート ♂ Lv.29〈ホノオZ〉

みんなのトラウマ。手持ちのピカチュウがライチュウ(アローラのすがた)へと進化しておりこれが非常に凶悪。
タイプ一致となった「サイコキネシス」を嫌がらせの如く連発してくる。
ちなみにエスパー対策をしていても「エレキボール」が飛んでくる始末。
更に向こうの素早さが高く、対策をしていない場合タテられることも多い。
こいつ一匹に全滅させられるという事も十分に有り得る。まさに種族値の暴力といったところか。
先鋒で使用してくるため積む余裕はあまりない。対処法は『スペシャルガード』などで何とかゴリ押しするくらいだろうか。
それ以外の手持ちではブイズが新たに加わり、主人公が選んだ御三家にとって不利になるタイプで分岐する。
御三家はこの戦闘からタイプ一致のZワザを使うようになる。
なおこの勝負に負けてもストーリーは問題なく進行する。むしろこの勝負より前に長めのイベントがあるため迂闊にリセットはしない方がいい。

  • エーテルパラダイス〈共闘〉
アローラライチュウ ♂ Lv.38
(選択:モ)ブースター  ♂ Lv.38
      アシレーヌ  ♂ Lv.39〈ミズZ〉
(選択:ニ)シャワーズ  ♂ Lv.38
      ジュナイパー ♂ Lv.39〈クサZ〉
(選択:ア)リーフィア  ♂ Lv.38
      ガオガエン  ♂ Lv.39〈ホノオZ〉

ハウとは3回コンビを組むことになる。御三家は最終進化に。仲間との熱い共闘…と思いきやここで思わぬバグが。
なんとハウがアシレーヌを使っていた場合、「スーパーアクアトルネード」がこちらに飛んできてしまうという報告が相次いだ。
理由は不明だが、元となっている全体技「うたかたのアリア」の狙撃対象をプレイヤーとして処理しているのではないか、と言われている。なんだそれ。

  • 7戦目(ラナキラマウンテン)
アローラライチュウ ♂ Lv.53
ネッコアラ ♀ Lv.53
(選択:モ)ブースター  ♂ Lv.53
      アシレーヌ  ♂ Lv.54〈ミズZ〉
(選択:ニ)シャワーズ  ♂ Lv.53
      ジュナイパー ♂ Lv.54〈クサZ〉
(選択:ア)リーフィア  ♂ Lv.53
      ガオガエン  ♂ Lv.54〈ホノオZ〉

前回の戦闘からは間が空くものの、殿堂入り前では最終戦となる。ネッコアラが手持ちに新しく加わっている。
ネッコアラは攻撃力が高く「じしん」を覚えているためなめてかかると危険。
ライチュウはあくタイプ対策に「きあいだま」を覚えているので気を付けよう。
戦闘に勝つと一瞬であるものの、初めて悔しそうな顔をする。ぐぬぬ。

アローラライチュウ ♂ Lv.63
ネッコアラ ♀ Lv.63
ケケンカニ ♂ Lv.63
(選択:モ)ブースター  ♂ Lv.63
      アシレーヌ  ♂ Lv.63〈ミズZ〉
(選択:ニ)シャワーズ  ♂ Lv.63
      ジュナイパー ♂ Lv.63〈クサZ〉
(選択:ア)リーフィア  ♂ Lv.63
      ガオガエン  ♂ Lv.63〈ホノオZ〉

主人公と交わした約束通り、殿堂入り後の初めての防衛戦は彼が相手となる。
手持ちにはハラをリスペクトしてかケケンカニが新しく加わっており、とてもバランスの良いパーティへと仕上がっている。
レベルが全体的に上がっているがラナキラマウンテンのハウが倒せたのならそこまで苦労はしないだろう。


◆ハウのグラジオに対する発言まとめ

  • (初対面時)「この人 怖いよー!」
  • (ロイヤルアベニューでグラジオを見かけて)「げげー!」
  • 「……しんどそう」
  • (無計画なグラジオに対して)「とりあえず っていったよー! この人 ノープランだよー!」
  • 「あれだよねー グラジオのほうが 緊張してるよねー」
  • 「グラジオって 言葉 少ないの かっこいいと 思ってるよねー」
  • 「そういえば いいのにー フッ とか いってないでさー」

誤解しないように言っておくと時にこのような発言はするもののエーテルパラダイスへ乗り込むときには互いに実力を認め合っている会話がある。
そのため特別仲が悪いというわけでもないと思われる。




◆アニメでのハウ

CV.福山潤
SM第97話で初登場。
フクスローをパートナーとして連れており、父親と共に別の場所で暮らしていたが最近帰郷した。
喋り口調は間延びせず比較的真面目な努力家であることが強調されているが、現状祖父に実力を認めてもらえていないため挑戦権を得るべく修行中。
メレメレ島の大試練を突破したモクローに勝負を挑み最初はサトシの凡ミスも手伝って勝利、翌日モクローの仲間のドデカバシたちから教わった『タネマシンガン』を変化させた『タネばくだん』と『ブルームシャインエクストラ』を受け敗れる。
その後自分もZワザを使えるようになりたいと、改めて意欲を湧きあがらせるのだった。

なお、福山氏はかつてスワマという悪質極まりないトレーナーの役で出演していた。



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最終更新:2024年10月26日 02:35