主人公(ポケモン)

登録日:2012/07/01(日) 22:13:06
更新日:2022/05/16 Mon 14:30:19
所要時間:約 21 分で読めます




ポケットモンスターシリーズに登場する主人公。
プレイヤーの分身となる少年あるいは少女である。

単に「ポケモン関係作品の主人公」であればアニメのサトシたちやポケスペ等の漫画作品の皆、あるいは『GO』のプレイヤーアバターも含まれうるが、
本項では本家作品(赤・緑・青・ピカチュウ~ソード・シールド)の主人公である…プレイヤーの分身となるキャラクターについて説明する。


※コロシアムシリーズに関してはコチラ


【概要】

プレイヤーが動作を操り、台詞を喋ることは無く(一部の例外*1を除く)、「はい」「いいえ」またはそれに準ずる選択肢のみで進行する。
所謂、プレイヤーの分身タイプの無個性主人公。
各作品ごとに出自や設定、外見も異なるが、操作の仕方は基本的に変わらない。

性別は第一世代と第二世代の金・銀までは男の子のみで、クリスタル以降は女の子も選べる。

彼らは大抵各地方の田舎町に住んでおり、母親と二人暮らし。
父親についてはほとんど語られない作品から「ジムリーダーに挑戦する」という形で親子同士ポケモン勝負を行う作品までさまざま。

ゲーム開始時点では自分のポケモンを持っておらず、物語の冒頭でその地方のポケモン博士から最初のポケモンを一匹貰いうけ*2、新米トレーナーとして旅に出ることから冒険が始まる。

ポケモンを育て、戦わせてポケモントレーナーとしての腕を磨きながら、
ポケモンジムを巡ったり、ポケモン図鑑のデータを集めたりしながら仲間を増やして次の町へ進む。
そして最終的には四天王を倒しポケモンリーグに殿堂入りするまでがお約束の流れ。
また、その道中で悪の組織の野望を食い止めるイベントがあり、第三世代以降はそれがメインシナリオのテーマに大きく関わっている。

トレーナー同士競い合うライバルがいるのもお約束。

分身型主人公とはいえ、作中ではNPCから「強くて優しい」という主旨の評価を何度か受ける。
各地方のチャンピオン達によれば、主人公達は皆同じような強い目をしているらしい。

ちなみに時系列や世界線がシリーズによってバラバラな都合上、主人公間の年代はシリーズが出た順番と一致しない。
そのため存在が示唆されることはあっても前作主人公と出会う展開もほとんどない。(後述のレッドのように全くないわけではない)

一部の作品ではプレイヤーが選ばなかったほうの主人公がライバルや先輩トレーナーなどの役割で登場することもあり、その場合はNPCとして普通に喋る。

名前は『ルビー・サファイア』まではあらかじめ用意された候補orプレイヤーが自分で付ける、『FRLG』〜『HGSS』では基本的に、『BW』以降では必ず自分でつける形となるが、
単に「主人公」と呼ぶと分かりづらくなるためか、ファンからはNPC時の名前や、PVで使用された名前で呼ばれている*3
コトブキヤのフィギュア『ARTFX J』以降、最近は公式でもそれらの名前で呼ばれる事が多くなった。

当記事においては、便宜的にその名前を用いて記述する。

ちなみにスマートフォン向けゲーム『ポケモンマスターズ』(以下『ポケマス』)では歴代主人公もバディーズとして登場し、個別に性格付けがされている。
原作でNPCとして登場する場合は基本的にそちらの一人称や口調に寄せており、NPCとしての登場がない場合はオリジナルのキャラ付けがされている。
なお、それらは『ポケマス』に登場するに当たっての設定・描写であり、「ポケマスの内容=ゲーム本編の主人公ではないこと」は留意するべし。


赤・緑・青・ピカチュウファイアレッド・リーフグリーン


カントー地方マサラタウンから旅立つ。『初代』では男の子のみで、女の子は『FRLG』で追加された。
『FRLG』では鞄にバトルサーチャーをつけている。

大乱闘スマッシュブラザーズX』 及び『SPECIAL』に参戦しているポケモントレーナーのデザインは『FRLG』に準拠。



ポケットモンスターシリーズの記念すべき最初の主人公。

『初代』『GSC』『ピカブイ』では赤白の帽子と赤いベスト、黒いシャツ、青いズボン。髪は外はねの黒髪。
『FRLG』では初代のデザインをアレンジした感じで、赤い帽子とベスト、黒いインナー、青いズボンに茶髪、そして黄色のリュック。
『HGSS』『BW2』では衣装はそのままに身長が伸びている。
『SM・USM』では作中時間の経過に合わせてか、Tシャツと青いズボンというラフな格好をした青年に。

主人公として操作できる『初代』では冒頭のセリフのように物を調べた時などにいくつかの心の声が出るが、『GSC』で再登場した時にはセリフが「……」ばかりだったことから無口キャラとして見られるようになっていき、その影響が大きかったためか以降のシリーズで登場した際も無口で描かれるようになった。感情も「!」や「?」で表現される*4

『GSC』以降の作品で対戦相手として登場する際は、カントー御三家の進化形やピカチュウ等を手持ちにしている。
ピカブイ』では手持ちの御三家はフシギバナで固定。
これは初代の攻略本のオマージュで、グリーン達が持つ御三家もこの攻略本のものが反映されている*5

『初代』では最初に名前を決める際に、バージョンごとに3種類の名前が用意されている。
  • 赤:「レッド」「サトシ」「ジャック」
  • 緑:「グリーン」「シゲル」「ジョン」
  • 青:「ブルー」「ツネカズ」「ジャン」
  • ピ:「イエロー」「サトシ」「ジャック」
このうち「サトシ」「シゲル」は後にそれぞれアニメ版の主人公とライバルの名前として採用された。
『FRLG』では自分で名前を入れることになるが、何も入力しなかった場合はランダムで色々出てくる。
『初代』や『金・銀・クリスタル』のものに加え「ファイア*6」「リーフ」、それに「サトル」や「ケン」「シゲキ」など、両バージョンを合わせて24種類。

TVスペシャル『ポケットモンスター THE ORIGIN』では『FRLG』をベースに、デザインが所々アレンジされている。


  • 女の子(FRLG):リーフ

白い帽子と青いシャツ、赤いスカート、茶色のロングヘア。鞄は黄色のショルダーバッグ。
ちなみに歴代主人公でミニスカートは彼女が初めてである。
杉森建氏曰く「初代の攻略本用に書き下ろされた女の子」を意識したデザイン。その女の子は『初代』から22年の時を経て遂にゲームに登場することになる

ランダムで入る名前は男の子と同じ「ファイア」「レッド」「リーフ」「グリーン」に加え、
『クリスタル』のもの、更に「ミスズ」「ジュンコ」「ユキコ」「リエ」など、両バージョンを合わせて21種類。なぜかやたらと「○○コ」のバリエーションが多い。
当時は一部のファンからフグリと呼ばれたりもした。「リーフグリーン」の略であって他意はない…ハズ。

『HGSS』では追加キャラとして出るのではないか?という予想もあったが結局カントーの主人公で登場したのはリメイク前から引き続きのレッドのみで、その後各種商品展開でもレッドやグリーンのグッズばかり出るためいまいち影が薄かったが、
近年では『スマブラSP』に参戦したり新作フィギュアが出たり(この時に商品展開の中では初めて「リーフ」の名が使用された)、『ポケマス』にも実装されたりと本編ゲーム以外での露出が増えてきている。


金・銀・クリスタルバージョンハートゴールド・ソウルシルバー


ジョウト地方のワカバタウンから旅立つ。
お母さんが作るグレン風火山ハンバーグが好き。
『クリスタルバージョン』ではシリーズ初の女の子主人公が登場した。

『HGSS』では旧作を元にしつつも大胆にアレンジされた。
特に女の子主人公はデザインが大幅に変わり、リメイク前後で公式で別人として扱われるという、シリーズでも他に類を見ないことになっている。
ポケスロンではジャージ姿も拝める。

さらに『HGSS』では選ばなかった方も主人公をサポートする友達として登場するようになった。
この時に付いている名前が「ヒビキ」/「コトネ」。由来は「音」(響/琴音)。


  • 男の子:ヒビキ(ゴールド)

初代主人公よりも活発なイメージを与える見た目で、左手首にポケギアをつけている。
黒+黄色のキャップ帽子と、同じカラーリングのハーフパンツ、赤い上着を着ている。鞄はグレーのリュック。
『HGSS』ではよりスポーティーな格好になり、ハーフパンツは黒一色、リュックはワンショルダーに変わった。

第2世代での名前候補は以下の通り。
  • 金:「ゴールド」「ヒロキ」「テツオ」「タカシ」
  • 銀:「シルバー」「カモン」「トオル」「マサオ」
  • ク:「クリス」「ヨウスケ」「タカヒロ」「タカオ」
『HGSS』では過去作のものに加え「ハート」「ソウル」、それに「カケル」や「トウゴ」など。
『GSC』当時はコミカライズ作品などで彼にあたるキャラクターがバージョン名の「金」にまつわる名前を付けられることが圧倒的に多く、
現在でもライバル(シルバー)や女の子主人公(クリス)との整合性を取るため、『GSC』の彼を「ゴールド」と呼ぶことも多い。*7

TVスペシャル『ポケットモンスタークリスタル ライコウ雷の伝説』の主人公「ケンタ」のモデル。
後に『HGSS』の彼も劇場版の冒頭にちらっと登場している。


  • 女の子(C):クリス

シリーズ初の女の子主人公。
『クリスタルバージョン』以降、主人公は男女両方が登場するようになった。

短めのジャケット、黄色と黒のスパッツ、赤いタートルネックに加え、丸い帽子を被っている。
後ろに二つ束ねた青色の髪は上向きにはね上がっている。
ポケギアは首から下げている。鞄は小さめでピンク色のリュック。

名前候補は「クリス」「チホ」「キヨミ」「サトコ」。女装サトシとは関係ない

シリーズ初の女の子主人公というなかなか大きなポジションにいるのだが、
なぜかリメイクの『HGSS』では登場せず女の子主人公が新規のキャラに変更されるという憂き目に遭ってしまっている。
その後『ポケマス』にて実に十数年ぶりに出番を得た。

余談だが、彼女のイメージカラーは青をベースにしている。
これは当時のゲーム内グラフィックは1キャラにつき4色しか使えない中で、
ポケモンではその内2色を透明色と主線の黒で固定しており、さらに人間に関しては必ず肌の色に1色割り当てられるという厳しい制約があったため、
男の子主人公の赤と対になる形で女の子主人公に青が採用されたという背景がある。

『金・銀』には女の子主人公のグラフィックがないため、彼女で通信ルームに入ると強制男装イベント(つまり男の子のグラフィックに変わる)が発生する。

TVスペシャル『ポケットモンスタークリスタル ライコウ雷の伝説』のヒロイン「マリナ」のモデル。



『クリスタルバージョン』からデザインが一新され、完全な別人として登場。

赤い七分袖にオーバーオールタイプの青いショートパンツ、ニーハイソックス、白いキャスケット帽。
髪は茶髪で、バナナみたいな結び方をしている。鞄は黄色の肩掛け式。

なお、リメイクで女の子主人公だけデザインが大幅に変更された理由については特に説明がなく、担当デザイナーは『クリスタル』の女の子主人公を意識せずに作ったとだけ語っている。

ランダムで入る名前は過去作のものに加え「ハート」「ソウル」、それに「イオリ」や「フウカ」など、両バージョンを合わせて21種類。


ルビー・サファイア・エメラルドオメガルビー・アルファサファイア


ホウエン地方のミシロタウンから旅立つ。
珍しく父親がはっきりと登場して絡みもある主人公であり、この父がジムリーダーに就任し、家族をホウエン地方に呼び寄せたため引っ越してきた。
主人公の家族がジョウトに住んでいたことは『ルビー・サファイア』当時から明かされていたのだが、
『BW2』のPWTでのセンリの紹介でアサギシティ出身であることが明らかになった。

超古代ポケモンが引き起こす天変地異から世界を救うなど、スケールが大幅に上がったのも、
選ばなかった方の主人公がNPCとして登場するようになったのもここから。

選んだものと反対の性別の主人公がオダマキ博士の子供としてライバルポジションで登場する。
この時に付いている名前が「ユウキ」/「ハルカ」。発売当時一番多かった子供の名前から取ったとのこと。
ちなみにこの2人、性格やセリフのみならず、テーマ曲のアレンジまでもが異なっている。
さらに『エメラルド』ではアチャモを選んだ時の2戦目で最初に繰り出すポケモンが異なる。

『ORAS』では左腕にメガシンカ用アイテム「メガバングル」を装着している。
同世代の『XY』と違ってキャラメイクはできないが、ポケモンコンテストライブ用の衣装が存在する。


  • 男の子:ユウキ

『ルビー・サファイア』では黒と赤を基調とした長袖長ズボン。
『エメラルド』では緑を基調としたデザインに変更され、半袖になっている。
独特な白い帽子を被っており、当時は白い髪と勘違いする人も多かったが、実際は黒髪。
『ORAS』では全体的に『エメラルド』版のアレンジといった風貌で、ウェットスーツのような赤いトップスに黒いハーフパンツ。
変わらず特徴的な白い帽子で、髪の色が茶色に変わり、日焼けの表現か肌が小麦色になった。
鞄は斜め掛けリュックで、色は『ルビー・サファイア』では黄色、『エメラルド』『ORAS』では緑。

ライバルとして登場する際の性格は、『RSE』では「……」を多用するなどどこかクールな印象もあったが、
『ORAS』では逆に熱血寄りのキャラ付けになっている。

『ルビー・サファイア』でのデフォルトネームは「リクヤ」「カイト」、他の名前候補は「ヒロアキ」「ヒトシ」「ケイ」。
『エメラルド』では何も入力しなかった場合、上記に「ラルド」などを加えた20種類からランダムで選ばれる。



『ルビー・サファイア』では赤いバンダナ、胸元に太めの黒ラインが入った赤いトップス、スパッツ。
『エメラルド』では緑のバンダナ、オレンジ色のカットソーにスパッツ。
髪型は漢字の「八」のようになっている。色は薄茶。
『ORAS』では『ルビー・サファイア』版を踏襲しつつアレンジされ、赤いキャミソールに白いショートパンツ、スパッツ。頭には赤いリボンを巻いている。
鞄はどうしたら自転車が入るのかと言いたくなるウエストポーチで、色は『ルビー・サファイア』『ORAS』では黄色、『エメラルド』では緑。

ライバルとして登場する際は『RSE』当時から明るい性格で、ユウキとは違い『ORAS』でも大きな変化はない。
ちなみにセリフの量もユウキより若干多い。

『ルビー・サファイア』でのデフォルトネームは「ムツミ」「ナミ」、他の名前候補は「アイコ」「マキコ」「キョウコ」。
『エメラルド』では何も入力しなかった場合、上記に「エミィ」などを加えた20種類からランダムで選ばれる。


ダイヤモンド・パール・プラチナ/ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール


シンオウ地方のフタバタウンから旅立つ。
時空を司るポケモンがメインシナリオに関わるため、世界を救うスケールは前作よりもさらに上がった。
『ダイヤモンド・パール』では夏服、『プラチナ』では冬服になっている。手首にはポケッチをつけている。

リメイクの『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』では、『ダイヤモンド・パール』と同じ服装で登場。『プラチナ』の服装も早期購入特典で入手できる。
こちらでは『サン・ムーン』以降の作品と同様に最初に肌と髪の色を選択でき、新たにセットアップ形式の着せ替え機能が追加された。
初期状態と早期購入特典も合わせて12種類のスタイルがある。
また、『ソード・シールド』と同様に母・アヤコの肌の色もゲーム開始時に選んだ主人公の見た目に応じた色になる。
トレードマークの帽子は、ゲーム開始時から被っているオリジナル版とは異なり、マサゴタウンで町の施設を案内してもらった後に202番道路を通過する前に自宅に戻り旅立ちの報告をするとアヤコから渡される。

選ばなかったほうの主人公はナナカマド博士の助手として登場する。
この時に付いている名前が「コウキ」/「ヒカリ」。由来は「光」(光輝/光)。


  • 男の子:コウキ

『ダイヤモンド・パール』では赤いハンチング帽、白いシャツに黒いベスト、青いズボン、赤いマフラー。鞄は黄色いリュック。
『プラチナ』ではハンチング帽はそのままに、青いジャケットに赤いトップス、黒いズボン、白いマフラーを着ており、鞄はグレーに。

『ダイヤモンド・パール・プラチナ』においてランダムで入る名前は、バージョン別の「ダイヤ」「パール」「プラチナ」と、
「サトシ」など『FRLG』から引き継がれた17種類を合わせ、合計20種類。



『ダイヤモンド・パール』では白いニット帽、黒いタンクトップ、ピンクのミニスカートにブーツ、そして赤いマフラー。鞄は黄色いボストンバッグ。
『プラチナ』ではミニ丈の赤いコート、白いマフラーを着ており、ブーツのデザインも変わっている。鞄の色は白。
髪型は青みがかったロングヘアーで、髪飾りは『ダイヤモンド・パール』では黄色、『プラチナ』ではピンク。
どっちにしろ寒冷地を生足で踏破する辺り只者じゃない。

『ダイヤモンド・パール・プラチナ』においてランダムで入る名前は、男の子と同じく「ダイヤ」「パール」「プラチナ」と、
「○○コ」だらけの『FRLG』から引き継がれた16種類、「ノリエ」から変更されたと思われる「ノリコ」、
そして『プラチナ』で「キヨミ」から変更された「ハル」を合わせ、合計21種類。


ブラック・ホワイト


イッシュ地方のカノコタウンから旅立つ。
従来は小学校高学年くらいの年齢イメージだったが、本作から中学生くらいのイメージに変わったらしい。頭身も上がり、大人っぽくなっている。

どちらの性別もカットインが凛々しい。というか人によっては怖いと感じるぐらいに殺気立っている。
ちなみにトウコとメイはこのカットインのポーズを基にフィギュア化されている。

選ばなかった性別の主人公はシナリオには絡まないが、バトルサブウェイのマルチトレインにタッグパートナーとして登場する。
この時に付いている名前が「トウヤ」/「トウコ」。由来は「戦い」(男女共に「闘」)。
続編の『BW2』では思い出リンクをすると、自分で決めた主人公の名前が『BW2』に反映される*8
これは公式で名前が固定されてしまったレッド(初代・FRLG主人公)と異なる点である。


  • 男の子:トウヤ

黒いインナーに青い上着、ダークグレーのパンツという服装。鞄はグレーの斜め掛けリュック。
キャップ帽のデザインはツバ側が赤で後ろが白、モンスターボールのマークは黒。髪は茶。



  • 女の子:トウコ

白いインナーに黒いベスト、青いショートパンツ。鞄はピンクのショルダーバッグ。
キャップ帽のデザインは白地にピンクのモンスターボール。髪は焦茶色のポニーテール。
今風で活発そうな格好とポニーテールが特徴的。


ブラック2・ホワイト2


『BW』の続編。同じくイッシュ地方のヒオウギシティから旅立つ。
ジョインアベニューポケウッドやイッシュの難関、PWTなど寄り道やクリアするところが沢山あるため、結果的に歴代でもかなりハイスペックなチートキャラになる。

作中の何人かのNPCによれば、前作の主人公達にとても似ているらしい。
また、テツやルリによれば彼らの声は大人っぽいとのこと。
ポケウッドのカットインでは様々な表情や衣装のグラフィックが見られる。

本作では初めて主人公のイラストが杉森建氏ではなく当時ゲームフリークに所属していた(現在は退社)大村祐介氏によるものになっている。他と比べて画風が違うのはこのため。
また、デザインのテーマは「BW主人公の後輩感」とのこと。

選ばなかった性別の主人公は、ライモンシティを訪れた際にサブウェイマスターを相手にマルチバトルをするイベントで初対面となり、その後は『BW』と同様バトルサブウェイのマルチトレインにタッグパートナーとして登場する。
この時に付いている名前が「キョウヘイ」/「メイ」。由来は「共鳴」(キョウヘイ/メイ)。
本当は男の子の名前を「キョウ」にしたかったらしいが、既出のためこうなったとのこと。


  • 男の子:キョウヘイ

青い上着にグレーのハーフパンツ、ブルーのライン入りの黒いレギンス。
赤いサンバイザーを被っている。鞄はグレーのショルダーバッグ。
髪は茶色で、サンバイザーの上にふさふさと広がった髪型をしている。

観覧車イベントでとんでもない目に遭う主人公その2。


  • 女の子:メイ

白と水色のシャツに黄色のキュロットスカート、黒いタイツ。
白いサンバイザーを被っている。鞄はピンクの肩掛けバッグ。
髪は茶色で、大きなシニヨンのついたツインテールをしている。
頭のお団子がドーナツやあんパン、椎茸などに見えるなどとファンからは度々ネタにされている。


X・Y


新しく引っ越してきたカロス地方のアサメタウンから旅立つ。
第5世代よりもさらに大人びた雰囲気をしている。こちらも年齢は中学生くらいのイメージか。
左手にはメガシンカ用アイテム「メガリング」を装着する。

この作品から主人公の本格的なキャラメイクが可能となった。
肌の色は黄・白・黒の三種あり、目の色や髪の色もそれぞれ違う。また、髪型と髪色と目の色と衣服は自由に変えることができる。
髪色バリエーションは金、オレンジ、オーク、茶、黒。
トレーナープロモ撮影時のみメイクをすることも可能。

選ばなかった方の主人公は隣の家に住む友達兼ライバルとして登場し、主人公のことを「お隣さん」と呼ぶ。
この時に付いている名前が「カルム」/「セレナ」。由来は「穏やかな」(フランス語/スペイン語)。
また、カルムとセレナではニャオニクスの性別が異なっている。



赤い帽子に付けたサングラスが特徴。鞄は黒いショルダーバッグ。
初期衣装は青い上着と紺のズボンで、髪は少し伸ばしている。
髪型バリエーションは4種類。ベリーショート、ショート、ミディアムの他、ゲームを進めるとミディアムパーマも追加される。
ライバル時の外見もデフォルトのものだが、主人公の時とは違い帽子を被っていない。

セレナよりも衣装や髪型のバリエーションが圧倒的に少ないことに定評がある。



赤い帽子に白縁のサングラスを付けている。鞄はピンクの肩掛け鞄。
初期衣装は黒いトップスに赤いスカート*9、黒いニーハイソックスで、髪はおろしたロングヘア。
髪型のバリエーションは6×2種類。ショート、ボブ、ミディアム、ロングの他、ゲームを進めるとポニーテール、ツインテールも追加される。また、前髪を2種類から選択可能。
カルムと同じくライバルの場合は帽子を被らないが、セレナの場合は髪型もポニーテールに変わる。


サン・ムーンウルトラサン・ウルトラムーン


本作からはゲーム内では性別に関して明確に問うことは無くなっており、主人公に対する「男の子/女の子」の表記が少なくなっている*10
ただし、実際にはこれまで通り性別を意識した見た目である上、これまで通り区別されているメディアも多いため、本項では以降も男の子/女の子とする。

カントー地方からアローラ地方に引っ越し、4島を周る島巡りに挑戦する。
年齢は島巡りの挑戦資格に該当する11歳。*11

今作からは、はい/いいえ以外の細かいセリフのある選択肢が多く登場するようになった。
また、マオスイレンといった美少女のベッドやグズマの長らく使っていないかび臭いベッドにも寝転がって感想を述べる、
各地のレストランで食事をした際に選んだメニューごとに食レポを披露するなど小ネタ的な心の声が結構ある。

左手にはZワザ用アイテム「Zリング」(SM)、「Zパワーリング」(USM)を装着する。

肌の色は前作から一種追加され白・黄・褐色・黒の4種になった。
前作同様髪や衣装は自由にキャラメイクが可能で、前作では外せなかった帽子も外せるようになった。
衣装は南国のアローラに合わせて半そで・ゆったりとした服がほとんど。性別格差は前作よりは減ったものの、やはり女の子の方が多め。
『USM』ではデフォルト装備を含め、衣装は男の子は33種、女の子は32種が追加され、
中にはサトシキャップや、NPCやポケモンをモチーフとしたモンハンの装備テイストなものも存在する。
女の子主人公のみメイクとしてリップを付けられる。

今作以降、選ばなかった方の性別の主人公はNPCとして登場せず、したがってゲーム内で設定された名前も存在しない仕様になった。
そのためユーザーはPVなどの広報を情報の拠り所としたのだが、今作は当のPVで使用される名前が複数存在するという歴代でもややこしい状態にあった*12
ファンからは『SM』のPVの一部で使用された「ヨウ」「ミヅキ」の名前で最も多く呼ばれ、後に公式グッズや『ポケマス』でもその名前が公式名称として採用されている*13

名前の由来は「太陽」「月」(陽/美月)。

実はゲーム中に「ミヅキ」という名前の一般トレーナーがいたりする。過去作にも後発の主人公と同じ名前の一般トレーナーは存在したが、同一作品で主人公の名前と被るのは異例。


  • 男の子:ヨウ

『SM』では青と白のボーダーシャツと黒にアクセントで赤が入ったズボン、黒+水色のベースボールキャップ。
髪は気持ち長めのミディアムヘア。バリエーションは殿堂入り後に追加されるものも合わせて合計6種類。
鞄は帽子と同じ色のリュックサック。

『USM』では「アクティブ」と冠された一式のコーデで、青を基調としたノースリーブシャツに加え、白系のビーチパンツの下にレギンスを穿いている。こちらはリュックサックの色が赤と黒。
帽子は赤黒調のクラッシャーハット、髪はショートヘア。
髪形のバリエーションは「ショート」と「ナチュラル」が追加され、計8種に。


  • 女の子:ミヅキ

『SM』ではゆったりとしたクリーム色の花柄トップスに緑のホットパンツ。生足がまぶしい。
帽子は頭頂部に花がくっついた赤い帽子。
正面からは花びらの部分がトサカっぽく見えるのか海外ユーザーから「ニワトリちゃん」の異名を獲っている。
髪はやや長めのボブカット。バリエーションは殿堂入り後に追加されるものも合わせて合計7種類。
鞄は赤と黒のショルダータイプのものを斜め掛けしている。

『USM』では「バカンス」と冠された一式のコーデで、橙色のホルターネックに白いショートパンツ。生足がまぶしいのは相変わらず。
帽子はハイビスカス風の花飾りが付いたストローハット、髪は二つに纏めたおさげを三つ編みにしている。こちらは鞄の色が黄色。
髪形のバリエーションは「リゾートツインテール」と「スプラッシュカール」が追加され、計9種に。


Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ


2度目となる第1世代のリメイク。『FRLG』とは違い主人公とライバルが一新されている。
キャラクター全般の頭身が低く描かれているためか、歴代主人公の中でも特に幼く見える。
着せ替えも一応用意されているが、全体の柄が変わるのみで種類も少ない。

『SM・USM』の反省からか、本作からはPVにてバージョン名以外の名前が一つだけ使われるようになった。
この時に付いている名前が「カケル」/「アユミ」。由来は「進む」にまつわる単語(駆ける/歩み)、すなわちタイトルの「Let's Go!」を意識した名前である。

ゲーム中では協力プレイで選ばなかった方も出てくるが、ストーリーに絡むことはない。

作品自体が諸々の設定の違いもあり外伝めいた扱いになってしまっているためか長らく出番に恵まれなかったが、webアニメ『ポケモンエボリューションズ』では晴れて女の子主人公が登場した。


  • 男の子:カケル
赤+白の帽子とベストに黒いシャツ、青いショートパンツ。全体的にレッドを意識しつつやや幼くした感じ。
鞄は黒+白のショルダーバッグ。


  • 女の子:アユミ

白+赤の帽子に黒+白のシャツ、水色のショートパンツにポニーテール。
鞄はベージュ色のリュックサック。


ソード・シールド


ガラル地方のハロンタウンから旅立つ。
据え置き機に移行したことでグラフィックの恩恵を大きく受け、歴代主人公の中でも特に表情が豊かになっている。
ガラル地方が寒冷地であるためか、衣装は長袖やニットなどの暖かそうなものがほとんど。
今作では眉毛と睫毛のメイクも可能。
ちなみに母親の髪と肌の色もゲーム開始時に選んだ主人公の見た目に応じた色になる。

『ピカブイ』と同様、PVではバージョン名以外の名前が主に使われている。
この時に付いている名前が「マサル」/「ユウリ」。由来は「勝利」にまつわる単語(勝る/有利)。


  • 男の子:マサル

初期衣装は七分丈ポロシャツ(レッド)、デザインデニム(紺×グリーン)、ワラビーブーツ(ブラウン)、ワッチキャップ(グレー)。ソックスは履いていない。
髪は前髪が少しはねたショートヘア。バリエーションはDLCで追加されるものも合わせて合計11種類。
鞄は父からもらったトランクタイプのレザーボストン(ブラウン)。


  • 女の子:ユウリ

初期衣装はニットパーカー(グレー)、リボンワンピース(ピンク)、チェックソックス(グリーン)、ミドルブーツ(ブラウン)、ニットベレー(グリーン)。
髪はショート寄りのボブカット。バリエーションはDLCで追加されるものも合わせて合計15種類。
鞄はこちらも名前はレザーボストン(ブラウン)だが、母からもらったもので男の子主人公とはデザインも違う。


アニメ


地上波放送で続いているアニメシリーズにおいて、ゲームの主人公をモデルにしたキャラは以下のとおり。

  • 赤・緑の主人公 → サトシ(主人公)
  • 金・銀・クリスタルバージョンの男の子主人公 → ケンタ(外伝作品『ライコウ雷の伝説』主人公)
  • クリスタルバージョンの女の子主人公 → マリナ(外伝作品「ライコウ 雷の伝説」ヒロイン)
  • ルビー・サファイア・エメラルドの女の子主人公 → ハルカAGシリーズのヒロイン)
  • ファイアレッド・リーフグリーンの男の子主人公 → レッド(ポケットモンスター THE ORIGIN)
  • ダイヤモンド・パールの女の子主人公 → ヒカリDPシリーズのヒロイン)
  • ハートゴールド・ソウルシルバーの女の子主人公 → コトネ(DPシリーズに数話ゲスト出演)
  • X・Yの女の子主人公 → セレナXYシリーズのヒロイン)


また、劇場版の冒頭に流れる世界観ナレーションのシーンでは、以下のキャラ達がポケモンバトルしている姿が映されたことがある。

  • ルビー・サファイアの男の子主人公
  • ダイヤモンド・パールの男の子主人公
  • ハートゴールド・ソウルシルバーの男の子主人公


ゲームのストーリーと世界観を元にしたwebアニメでも、各作品の主人公キャラクターが一部登場している。
ただし、イメージを固定しないための配慮か、『ポケモンジェネレーションズ』では声があてられておらず、表情も一切描かれていない。
『薄明の翼』ではセリフが1つずつあるものの、一切顔出しはなく、クレジットは男の子・女の子共に「タクシーの客」だった。
2021年の『ポケモンエボリューションズ』では幾分制約が和らいだのか、声・表情共に付く回がある*14


マンガ



それぞれの項目を参照。
(ある意味当然ながら)ゲームにおけるデザインをなぞったキャラクターデザインとなる事が大半。

『SPECIAL』の場合は原作となるタイトルに合わせて主人公が交代していくが、
リメイク版が発売したタイトルは過去主人公の服装がリメイク準拠の物に変わる(過去作を平行世界扱いせず同一世界扱いしている)という形になっている。
なお、一部キャラはリメイク前の服装に戻すこともある。





さあ! ついきと しゅうせいの せかいへ……。
レッツ ゴー!

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最終更新:2022年05月16日 14:30

*1 ものまね娘のイベント・ポケウッド等

*2 作品によっては博士以外の人物からもらう場合もある

*3 そもそも『赤・緑』のコミカライズの時点で、主人公に「レッド」や「サトシ」、ライバルに「グリーン」や「シゲル」の名前が付いていることが多かった。

*4 『ポケマス』では場面によって喋ることもある。

*5 ただし、ピカブイ版を元にした『ポケモンエボリューションズ』第8話で一瞬姿が描かれた際は、原作と異なりレッドがリザードンを、グリーンがフシギバナを手持ちにしている。『赤・緑』などでヒトカゲを選んだ場合はライバルはゼニガメを選ぶため矛盾が生じている。

*6 『FRLG』当時はファンから「ファイア」と呼ばれることもあった他、『ポケモンレンジャー』の未使用データのファイル名も「fire」だった。

*7 公式Twitterでも『金・銀』のプレイ動画が投稿される際などは、男の子主人公に「ゴールド」の名前が使われている

*8 反映していない場合は「ブラック」または「ホワイト」。

*9 ただしこれは「ハイウェストアンサンブル」という一揃いの衣装で、着せ替えではワンピースに分類される。

*10 コロコロ等の雑誌や各種PV、ゲーム内での主人公決定時等。LGBTに配慮したものと思われる。しかし選ばなかった性別の髪型や服装にできなかったりはする

*11 作中で「島巡りに挑戦するということは11歳?」といった質問をされた際、それを肯定する選択肢が出る

*12 PVで使われた名前は『SM』では「サン」「ムーン」「ヨウ」「ミヅキ」、『USM』では「コウタ」「コウミ」。

*13 公式Twitterで『USM』のプレイ動画が投稿される際は、発売前のPVに合わせた名前が引き続き使われている

*14 マサル、トウコ、ハルカ、アユミの4人。ただし、アユミ以外の3人は、全話を通してモブキャラを担当している声優による、息遣い等のごく僅かな声のみ