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アローラ地方(ポケモン)

登録日:2017/11/16 Thu 17:21:53
更新日:2026/09/18 Fri 22:37:54
所要時間:約 9 分で読めます





アローラ!



アローラ地方(Alola)とは、『ポケットモンスター サン・ムーン』(以下SM)、および『ウルトラサン・ウルトラムーン』(以下USM)の舞台となる地方の名称である。

概要


4つの大きな自然島と1つの人工島からなる地方。
一年中暖かい常夏の地域であり、島の住民には陽気な人が多い。
主人公を含む多くの人々が軽装であり、日焼けしている割合も他の地方に比べて高い。
この地方の名称である「アローラ」は、この地方では「おはよう」「こんにちは」などの挨拶としても使用されている。

この4つの自然島は海底火山の噴火活動で地殻が隆起した事によって出来たもので、そこに鳥ポケモンが植物の種子を運んで水ポケモンも棲みつき、他の地方から人間と陸のポケモンも移住してきたという。
独自の生態系が発達した事により、他地方から移住してきたポケモンの中にはこの地域に適応した姿に変化しているものもいる。
これは「リージョンフォーム」と呼ばれ、姿だけでなくタイプや特性も他地方のポケモンと大きく異なっている。
また同じ道路でも草むらごとに出現するポケモンが違っている。

リゾート地としても有名な地方で、一年を通して各地方から多くの観光客が訪れている。
周りが海に囲まれているので釣りも盛んであるが、他地方とは違い釣りスポットと呼ばれる場所でなければ釣竿を使う事は出来ない。

この地方には他にはない独自の風習が古くから行われている。
4つの島ではそれぞれ「カプ」と呼ばれるポケモンが守り神として崇められており、カプに認められた人間がその島の長「しまキングorしまクイーン」を名乗る事が出来る。
11歳になった子供は「しまめぐり」という儀式に参加し、4つの島を巡って「キャプテン」と呼ばれるトレーナーが出す様々な試練に挑戦する。
そして1つの島の試練を制覇すると、その島のしまキングorしまクイーンにポケモン勝負を挑む権利が与えられる。これは「大試練」と呼ばれ、この勝負に勝つと大試練達成の証としてトレーナーパスにスタンプを押してもらえる。

一方で食文化の生々しさ、島めぐりや不良文化を巡る閉鎖性、現代では若干時代遅れとも言える人間批判を伴うカプ信仰、一部の孤児と示唆されるネームドキャラの描写などが散見される。
良くも悪くも、後述するモデルとなった地域の往年の幻想的で夢一杯のイメージが後退した2010年代に発売されたゲームだからこその、ある種の島国のリアリティである。

ちなみに今までの地方にあったポケモンジムはこの地方には存在せず、トレーナーの頂点を決めるポケモンリーグも最近出来たばかりである*1。
名産品はおおきいマラサダとふしぎなおきもの。またカントーなどでは希少品とされるヤドンのしっぽは、この地方では日常的に食されていたりする。残念ながら主人公は食べれないが

ナナシマと同様に島同士がかなり離れているため、島間の移動は連絡船かポケモンライドのそらをとぶを使用。
個人のポケモンが移動目的でひでんわざを使用する事は法律によって禁止されているので、そらをとぶやなみのりなどが覚えられるひでんマシンはわざマシンに格下げされている。
その他、あなをほるやテレポートなどもフィールドでの使用はできない。
また庭園などの一部の区域ではポケモンライドを禁止されているところもある。

ちなみに伝説のポケモンを除くと、生息するポケモンはどういう訳か素早さの低い種が大半。
ストーリーではアローラポケ統一パにすると相手に先手をとられて苦労することも多い。

モチーフはアメリカ・ハワイ州。
なので『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のキタカミの里の出店で購入できるかき氷のメニューで「ブルーハワイ」に相当する味が「ブルーアローラ」と言い換えられている。


各島の詳細

◆は『USUM』で新たに行けるようになったスポットを示す。


□メレメレじま

カントーから引っ越してきた主人公が住む事となった、アローラ北西部に位置する観光業が盛んな島。
南側のほとんどをハウオリシティが占めている。
守り神はカプ・コケコ。

◇市街地


◆ハウオリシティはずれ
主人公の家がある場所。
厳密には街ではないが、近くにはククイ博士の研究所の他にポケモンセンターやトレーナーズスクールがある。

◆リリィタウン
カプ・コケコを奉っている町で、ハラが住んでいる。
中央にある舞台では、ゼンリョク祭りやハラとのポケモン勝負が行われる。

◆ハウオリシティ
アローラ最大の観光都市。
ショッピングモールやブティックなどが立ち並び、イリマの家もここにある。

◇名所


◆マハロ山道、戦の遺跡
リリィタウンと遺跡を繋ぐ山道と、カプ・コケコが奉られている遺跡。
遺跡に行くには吊り橋を渡らないとならないが、とあるトラブルによって物語の始めに壊れてしまう。渡れるようになるのは殿堂入りしてから。

◆ハウオリ霊園
ハウオリシティの北にある墓地。
人と共に暮らしたポケモンが安らかに眠っている。

◆ビッグウェーブビーチ
高波が評判のビーチ。マンタインサーフが行える。

◆茂みの洞窟
イリマの試練の場。
巣穴を調べるとポケモンが飛び出してくる。

◆メレメレの花園
黄色い花が咲き誇る花園。
奥から海繋ぎの洞穴へ行ける。

◆海繋ぎの洞穴
なだらかな坂の多い洞穴。

◆カーラエ湾
海繋ぎの洞穴の先にある場所。
この絶景スポットはアローラ百景にも選ばれている。

◆テンカラットヒル
メレメレじまの南に位置する岩山。
内部を探索するには一通りのライドポケモンが揃っていなければならない。

◆メレメレ海
メレメレじま南部に広がる海。
西のほうはハウオリシティに繋がっている。


□アーカラじま

アローラ北東部にある火山島。
カントーやジョウトからの移民が多く、高級リゾートや対戦施設などが充実している。
守り神はカプ・テテフ。

◇市街地


◆カンタイシティ
アーカラじまの玄関口。かつてカントーやジョウトを旅したトレーナーがこの街を築いたという。
ホテル「しおさい」の他に、バーネット博士の空間研究所やゲームフリークなどがある。

◆オハナタウン
西部劇風の町並みが特徴の小さな町。
カキの家がある。

◆ロイヤルアベニュー
ロイヤルドームを中心に整備された大通り。
近くにあるスーパー・メガやすはとにかく激安である事で有名。

◆コニコシティ
南北の大きな門がシンボルである中華風の街。
進化の石やわざマシンなど、他では手に入らない貴重な品物を買う事が出来る。
スイレンの家、マオのレストラン、ライチのジュエリーショップがある。

◆ハノハノリゾート
アローラ最大の高級リゾート地。
ハノハノリゾートホテルは1年先まで予約で一杯なため泊まる事が出来ない(だからと言って1年後に宿泊するための予約は出来ないが)。ちなみにこのホテルはカヒリの実家でもある。
ビーチにはナマコブシがよく打ち上げられており、従業員と話すとナマコブシ投げのアルバイトが出来る。

◇名所


◆カンタイビーチ
カンタイシティに隣接するマンタインサーフを行えるビーチ。

◆ピカチュウの谷
世界中から様々なピカチュウが訪れる谷。

◆オハナ牧場
ケンタロスやミルタンクと触れ合う事が出来る牧場。
廃人御用達の預かり屋もここにある。

◆せせらぎの丘
スイレンの試練の場。
釣りや水遊びのスポットとしても有名な丘陵地。

◆ヴェラ火山公園
カキの試練の場。
山頂へは登山道やトンネルを通って行く事となる。火山好き3姉妹が案内してくれる。
カキの試練に目がいきがちだが、アローラ屈指の絶景スポットでもある。

◆シェードジャングル
マオの試練の場。
ほとんど日差しが差し込まないが、貴重な植物やきのみが原生している密林地帯。

◆ディグダトンネル
カンタイシティとコニコシティを繋ぐトンネル。
カントーにあるディグダのあなと同様に、ディグダが長年かけて掘ったものらしい。

◆メモリアルヒル、アーカラじまのはずれ
命の遺跡に行くまでに通る事となるスポット。

◆命の遺跡
カプ・テテフを奉っている遺跡。


□ウラウラじま

アローラの最高峰「ラナキラマウンテン」がそびえ立つ、アローラ南東の島。
中心地であるマリエシティは観光客にも人気だが、メガやす跡地やポータウンなど危険なスポットも多くある。ちなみにここも火山島である。
守り神はカプ・ブルル。

◇市街地


◆マリエシティ
ジョウトからの移民が多く住む、オリエンタルな雰囲気の港町。
異国情緒あふれるマリエ庭園は人気の観光スポットで、園内でのポケモンライドを禁止されている。ちなみに庭園にある池はあるポケモンの形になっているらしい。

◆カプの村
ラナキラマウンテンへの入り口がある村。といっても建物はポケモンセンターしかなく、現在は荒地となっている。
かつてカプの怒りを買ったために村が破壊されたという。

◆ポータウン
スカル団に支配されたゴーストタウン。
住人はスカル団員とクチナシしかおらず、朽ち果てたポケモンセンターではスカル団が有料でポケモンを回復してくれる(スカル団解散後は利用できなくなる)。
常に降っている雨と暗いBGMが不気味な雰囲気に拍車をかけている。

◇名所


◆マリエシティはずれの岬
マリエシティ北西にある岬。
人とポケモンの共同運営施設であるリサイクルプラントがある。

◆ホクラニ岳
アローラで2番目に高い山。
頂上にはホクラニ天文台があり、マーマネとマーレインがそこを管理している。この天文台はマーマネの試練の場でもある。
麗からは頂上行きのナッシーバスが出ている。

◆ホテリ山
火山の地熱を利用して発電する地熱発電所がある。

◆ウラウラ裏海岸
ウラウラじまの裏にあるうらぶれた雰囲気の海岸。…妙に「ウラ」が多くなってしまったが気にするな。
ここにいるヤドンはアローラ地方が管理している為、捕獲は不可能だが触れ合うのはOK。

◆ウラウラビーチ
ウラウラ裏海岸に代わりUSUMで追加されたマンタインサーフで賑わうビーチ。

◆メガやす跡地
アセロラの試練の場。
ロイヤルアベニューに移転したスーパー・メガやすの旧店舗で、廃墟となった今ではすっかりゴーストタイプのポケモンの住処と化している。
カプの怒りによって移転を余儀なくされたらしい。

◆ハイナ砂漠
実りの遺跡がある砂漠。
天然の迷路になっており、正しい順番で進まなければならない。

◆実りの遺跡
カプ・ブルルが奉られている遺跡。

◆ウラウラの花園
紅の花が咲き乱れる花園。

◆月輪の湖/日輪の湖
中央に何かの目的で作られた祭壇が佇む湖。

◆ラナキラマウンテン
アローラ地方で一番高い岩山。
標高が高いので山頂には雪が積もっている。
ククイ博士の力添えにより、山頂にポケモンリーグが建造された。
かつてはこの山頂で島巡りの締めくくりである「大大試練」が行われていた。


□ポニじま

アローラ地方南西部に位置する島。
島巡り発祥の地であるが、ほとんどの住民は海上で生活しており、手付かずの自然が今もなお残されている。島の半分は殿堂入り後に訪れる事になる。
守り神はカプ・レヒレ。

◇市街地


◆海の民の村
船と桟橋で作られた海上の村。ホウエンにあるキナギタウンに似ている。
村にある船はそれぞれポケモンの形になっている。ちなみにマツリカの家はナマズン型。

◇名所


◆ポニのビーチ
自然豊かなマンタインサーフを行えるビーチ。
このビーチのみ技教えや景品交換所が無い。

◆ポニの原野
ポニじまに上陸する時に踏み入れる事となる荒野。

◆ポニの古道
ハプウの家があり、様々な場所に繋がっている道。

◆ポニの荒磯
激しい波が常に打ち付けている磯。
奥には彼岸の遺跡がある。

◆彼岸の遺跡
カプ・レヒレが奉られている遺跡。

◆ナッシー・アイランド
その名のとおり、ナッシーが多く生息している無人島。
かつては試練の場の1つでもあった。

◆ポニの大峡谷
ポニじまの中央部に広がる峡谷。
キャプテンはいないが、ドラゴンタイプにまつわる試練の場である。
ここで行われる試練が島巡りの試練の元祖と言われている。
最奥部には日輪の祭壇(月輪の祭壇)がある。

◆ポニの樹林
ポニの荒野に続く森林地帯。
殿堂入り後に訪れる事となるので、ここから一気に野生ポケモンやトレーナーのレベルがアップしている。

◆ポニの荒野
草むらの生えているところが少ない荒野。
様々なパターンで野生ポケモンが飛び出してくる。

◆ポニの花園
藤のような紫色の花が木から垂れ下がっている花園。
谷と言ったほうが正しいんじゃないかと思えるほど複雑な地形をしている。

◆エンドケイブ
ポニじまの最奥にある洞窟。
深部の形状はカロスにある終の洞窟とよく似ている。

◆ポニの海岸、ポニの険路
バトルツリーへと続く険しい道。

◆バトルツリー
ポニじまの北にある巨木。
トレーナーと対戦し連勝記録を伸ばす施設として利用されている。
別地方のチャンピオンクラスのトレーナーが「バトルレジェンド」として招待されている。


□エーテルパラダイス

エーテル財団が拠点にしているメガフロート。
最奥部にはルザミーネの屋敷があり、保護区も一般公開もされているが、地下のラボエリアは限られた人間しか入る事は出来ない。
また保護区でのモンスターボールの使用は禁止されており、ボールの機能を阻害する妨害電波が放射されている。


□その他

◆ウルトラスペース
アローラの上空に稀に開くウルトラホールの向こうに広がると言われる世界。
単独の世界という訳ではなく、複数の世界の総称。
ウルトラビーストが、それぞれ生息している世界の他、
通常のポケモンや、伝説のポケモン、異世界人が文明を築く世界なども存在する。


キャプテン



しまキング、しまクイーン






追記・修正は、島巡りを達成してからお願いします。

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最終更新:2026年09月18日 22:37

*1 キャプテン・しまキング・しまクイーンがジムリーダー、Zクリスタル・スタンプがジムバッジに役割が近い。