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改造(ゲーム)

登録日:2011/05/03 Tue 20:48:47
更新日:2026/07/05 Sun 16:44:56
所要時間:約 18 分で読めます




※免責事項※
当記事に不正行為を推奨する意図は一切ございません。


ゲームの楽しみ方は人それぞれである。
通常プレイ以外にも所謂縛りプレイをしたり脇道にそれてばかりのプレイをしたりと多種多様な楽しみ方がある。

何れも決められたルールの中でプレイするという共通点があるのだが、中にはその「ルール」自体を変えてプレイしてしまう人までいる。
その「ルール」というシステムやデータを書き換える行為のことを改造と呼ぶ。
なお、データ書き換えでもディスクシステムのようなものは「ルール」を別の正規のものと変えているだけなので改造ではない。


◆改造とは

前述の通りゲームのデータ自体を解析ツールや改造専用ツールなどの外部ツールを利用する事で書き換える行為の事であり、文字通りシステムなどを改めて造りかえてしまう。

これは外部ツールやインターネット、PCの普及により現代ではゲームの改造はかなり多種多様に渡っており、その為インターネットを利用するゲームユーザーにとってはよく聞く言葉になっているのではないだろうか。

オンラインゲームでよく問題になる「チート」も洋ゲーによくある「MOD」も改造の一種と言える。
また、ハックロムもゲームを改造した物である。

改造は自己責任で行う物であり、使用方法によって規約違反や違法行為に該当する場合もある。
メリット・デメリットを理解していないのなら使用しない方が無難。
高難易度のゲームを楽に進めたり、一味違う遊び方が出来る一方で、データが破損したり、アカウントを停止されたり、イベントに参加不可になったり、 使い方次第で逮捕される といった問題点もある。
その為、人によって是非が強く分かれ、肯定派・否定派の激しい論争が繰り広げられる事が多い。

改造したゲームをプレイする事をそのまま「改造プレイ」と呼ぶ。

バグ・裏技・乱数調整・解析等と混同される事もあるが、どれも全くの別物である。
かつては裏技と呼ばれることもあったが、ユーザーの意識の変化や法改正もあって、裏技と呼ばれることは無くなった。
それぞれの違いは以下の通り。

名称 解説
チート(改造) 外部ツールを使用しデータを直接改ざんする行為。
多くのゲームが規約で禁止しており、使用方法によっては違法行為に該当する。
MOD 外部ツールを使用して非公式にデータを直接改ざんする行為であり、チートとの境界は曖昧。
(「チートはMODの下位分類」又は「MODはチートの下位分類」とする考えもある)。
だが、グラフィックを変更したり、ルールを追加する、バグなど修正するをといった、ゲームを拡張、改善するために用いるものとして区別される。
こちらも使用方法によってはチート同然に扱われる一方で、作品によっては「公式でMODの使用を許可」「MODから公式のコンテンツになった」という例もある(海外のゲームに顕著)。
パッチ 主にバグや設定ミスの修正プログラム。
データを直接改ざんする行為であるが、主に公式によって提供されるものを指す。
稀に非公式の物(有志による物)もあり、そうした物は「チート」や「MOD」の一種とされる。
バグ プログラムのミスによって想定外の動作が起こる事。原則として外部ツールは関係ない。
バグを利用してデータを改ざんする手段が存在するゲームも存在するが、チートとは外部ツールの有無で分けられるのが主流である。
オンラインゲームでは、バグを意図的に利用することが規約で禁止されている場合もある。
ラグ 通信回線の問題によって想定外の動作が起こる事。
周辺機器の影響といえるが、データが改ざんされる事はない。
裏技 仕様の穴をついたりバグを利用した遊び方。時には(公式チート等の)隠し要素を用いるものも含まれる。
原則として外部ツールは必要としない。
乱数調整 一定手順を踏む一連の操作により、特定のランダム要素に対して狙い通りの効果を得る行為。
疑似乱数が用いられるプログラムの仕様を利用したもの。
乱数の解析に外部ツールが必要になるが、データを直接改ざんしない点でチートとは異なる。
公式チート データを直接改ざんする行為であるが、公式から用意された物であるという点で異なる。
実際に導入しているゲームは少ない。
解析 リバースエンジニアリング又は人力の作業によってプログラムやマスクデータを調べる事。
データを直接改ざんするものではないが、規約で禁止されている場合もある。
リバースエンジニアリングは法律的にもグレーゾーン。
マクロ 外部ツールを使って作業を自動化又は高速化する事(例を挙げると連射ボタンや自動クリック等)。
データを直接改ざんするものではないが、規約で禁止されている場合もある。
バランスブレイカー 予め用意されている要素ながらゲームバランスを著しく崩す物。
設定ミスや調整不足の場合が多いが、やり込みへのご褒美や初心者救済として意図的に導入されている場合もある。
大会やローカルルールで禁止されることもあるが、バランスブレイカー自体に違法性はない*1
ハードウェアチート(デバイスチート) 連射機能付きのゲームパッドを使用したり、モニターの中心に印を付けるなど、ゲームを有利にする機能が付いた周辺機器を使用する(または周辺機器を加工する)行為。
プログラムを改ざんする行為ではないが、プレイヤー間の格差を生む行為として嫌う人も少なくなく、利用規約で使用(および周辺機器の加工)を禁止している場合もある。
対策として、人力では困難な連射速度などを検知する機能が付いているゲームも存在する。
プレイ環境が十人十色なPCゲームでは、どこからがハードウェアチートに含まれるかは、人によって意見が異なる所。
また、かつてはハードウェアチートとされていたものが、時代の変化で周辺機器に標準搭載されているような例もある。


◆違法性、社会的なリスク

現行法では自分の購入した完全オフラインゲームであれば改造自体はグレーゾーンである。
…だが、著作物の「同一性の保持」の侵害に当てはまるという指摘もあり、実際に訴訟沙汰になった事例もある。
特に改造データの販売・頒布は著作権法違反となる判例が確立している*2
つまり、オフラインでのチートも、著作権法の観点からは取り締まる余地がある。
とはいえ、オフラインの場合はチートの使用を判別することは困難であり、著作権法も基本的には親告罪であるため、多くの場合は黙認されているのが実情。
一方で、チートの使用を動画サイトで公開したり、SNS等で公言する行為は相応のリスクが伴う*3

また、 オンラインゲームやソーシャルゲーム含むでのチートの使用は紛れもない違法行為であり処罰の対象となる
具体的には「 電磁的記録不正作出及び供用罪 」や「 電子計算機損壊等業務妨害罪 」に問われ、 近年では相当な数が摘発されているので絶対にしてはいけない
ちなみに、過去にチートを利用したデータをオンラインに繋ぐのもご法度とされる*4

そもそも、違法性以前に多くのオンラインゲームにおいてチートは規約違反行為であり、アカウント停止や隔離などの罰則を免れる事は出来ない。
特にオンラインゲームのサーバーは24時間監視されている上に通報の対象になる為、チートの使用は100%バレる
ソロプレイが可能なゲームでも、サーバーと通信しているゲームでは、チートを使用すると処罰される可能性がある。

更に2018年12月に不正競争防止法が改正され、 「改造ツールの販売、譲渡」と「データやハードの改造代行」も違法となった
実際に オフラインゲームで使用できる改造ツールを提供した人物が書類送検・逮捕される事例も増えている
かつては改造ツールや改造関連の書籍が大手家電量販店や書店で堂々と販売されていたが、こちらも法改正によって姿を消した。
一般人が過去に入手した物をオークションやフリマアプリで中古販売することも違法となるので注意

摘発されれば、ニュースなどで実名や年齢、職業などが報道されたり、最悪の場合は刑事罰を受ける可能性もあり得る。

また、プロゲーマーやストリーマーといった著名人のチート使用が発覚して、炎上・契約解除・引退に追い込まれるケースも増えている。
大会などで発覚すれば受賞資格をはく奪された上に次回以降の参加資格すら失ってもおかしくない
もし、プロゲーマーやストリーマーとして活動している(あるいは目指している)人は、より一層の注意を払う必要があるだろう。

ただし、MODを公認している作品ではこの限りではない
もしくは、ソースコードそのものを公開しており改造も自由というオープンソースな作品もある。古典的なフリーゲームローグライクゲーム等に見られる形式。
ただし、MODが認められている作品でも不特定多数と接続するオンラインでは使用が制限される場合や実績の解除などができなくなる場合がある*5

一方で、MODと称すればチートが正当化されるわけでなく、MODの導入を公認していない作品の場合は、非公式なデータ改変は全てチートと同様の扱いである
MODの利用が容認されている作品であっても、「ステータスMAX」や「常に無敵」といった楽をするためのMODの使用に関してはよく思われない。
なお、他者の著作物であるイラストや音楽を無断使用していたり、ゲームやハードの動作や運営に悪影響を与えるMODは別の法律で取り締まられる可能性もある。
いずれにしても、MODの作成・導入に関する規約をしっかりと確認し自己責任で使用すること


◆問題とされる点・批判される点

グレーゾーンな行為である以上、上述の違法性を除いても問題点も多く存在している。
チートの使用には否定的なメーカーが多く、古今東西問わずオンラインゲームに関してはアカウント停止等の厳しい措置がされる
ただし、MODに関しては海外を中心に容認するメーカーも多い*6

以上の事を前提として記載する。


  • オンラインゲームでの使用
昨今では最も問題になる点といっても過言ではない。
特にFPS格闘ゲーム、MOBA、DCGといった対戦ゲームでのチートは非常に嫌われている
煽り、切断、放置行為以上に忌避される最低の行為である。

改造キャラ、つまり正攻法ではどうあっても相手が勝てないキャラで勝負する以上当然問題が起こってしまう
普通は対戦ゲームは勝つためにするものであり、そして本来それは対等なルールと条件に則ってこそのものであるのだ。
スポーツと同じくルールが存在している以上、ルール違反を犯せば非難が起きるのは事実であり当然である。

直接的な対戦要素の無いオンラインゲームであっても、チートを行うプレイヤーとそうでないプレイヤーで格差が産まれる、ランキングが不正な記録ばかりになる、用意されたコンテンツが一瞬で消費されてゲームの寿命を縮めるなどの問題が産まれる。

それ故にオンラインゲームでのチート対策は非常に重要な物であり、チート対策が機能しているかどうかが作品の評価に影響する場合もある。
チートが発覚した場合はアカウントの永久停止は当然のこと、悪質な場合には摘発の対象になる恐れもあるので絶対に使用しないように。
オンラインゲームの多くは実現不可能な挙動をしていないか、チートツールを使ってゲームに参加していないか等をチート監視ツールや人の目で24時間体制で監視している。またユーザーの通報フォームなどもあるため、不審な動作を行えば確実にバレる
それでも監視ツールから偽装したり、あからさまな挙動は控え使用者の技量と組み合わせて「ゲームがうまい人」程度でチートツールを使うといった感じで、多くのゲームでいたちごっこが続いており、大きな問題となっている。

こういったチートツールの巧妙化に伴い過去には「実際にはチートツールを使っていないのにも関わらずチートツールを使用したという疑いがかけられ、疑いの証拠として捏造された検証動画がアップロードされる」という事件も発生している。

またチート対策の為に入れたプログラムがゲームを重くさせたり、一部環境では挙動が不安定になる或いはそう推測されると言う事例もしばしば見られる。
加えてメーカー・運営側がこういったチート対策に割かざるを得なかったコストは最終的にゲームやサービスの価格や品質に転嫁され得る
そういった面でも他人事ではなく、ユーザー側も使用者に対して厳しい態度で臨まなければならない。


  • 大会などのイベントに出場出来なくなる
やりこみ派のプレイヤーにとっては重要な点である。
データ破損の危険性や対戦での公平性の維持等の理由からから、改造データや改造で数値を弄ったキャラクターはイベントでは使用できない。
もし、改造の使用が発覚した場合、入賞者であっても受賞資格の取り消しなどの厳しい措置が取られる

なお、改造で弄った場合は 数値が正規の範囲であっても許されることは絶対にない
非公式のイベントでも改造データの使用者は参加禁止の場合が多いので注意。


  • サーバーへの負荷
通常とは異なる挙動によって、サーバーに大きな負荷を与える恐れがある。
そのため、同じサーバに接続している人に対して、データに影響を与えずとも悪影響を及ぼす可能性がある。


  • データの破損・故障の危険性
改造によってデータが欠損したり異常をきたす場合がある。
改造によってデータが破損しても保証を受ける事はできない。MODを許可している作品に関しても自己責任で使用する事。


  • 作品への風評被害
チートやMODに起因する不具合が通常プレイでも起こり得るバグとして広まってしまったり、性的な要素や著作権侵害などの公序良俗に反するMODが公式に実装されたものと勘違いされると、作品そのものの評価を落としてしまうことに繋がる。
また、場合によってはメーカーも対策や声明の発表を強いられることになり、開発や運営にも悪影響を及ぼしてしまう。

カプコンが技術者向けの講演会において、自社作品でMODを許可しない理由の一つにこれを挙げている。

こうした問題はSNSでも拡散されやすいが、それが本当に正しい情報なのかはきちんと精査する必要があるだろう。


  • 制作者への礼儀の問題
ゲームは製作者の「努力」や「思い」といったものが込められている「作品」でもある。
その「作品」を改造で滅茶苦茶にするのは、製作者に対して礼儀を欠く行為であるという意見は根強い。
他人が描いた絵に無断で落書きして台無しするような行為 」と例えれば、イメージが伝わるだろうか。


改造は違法行為にもなり得るグレーゾーンの行為であるのだが、それは蔓延したりそれが当たり前の風潮になれば間違いなく罪悪感が薄れていく。
改造を行うユーザーが「皆がやっているから別にいい」と思うようになったり、誰かに非難されたら「皆やってるのに俺だけ非難するのかよ」と開き直ったりする場合もある。

データ交換できるゲームを例に出して考えれば、交換で誰かに改造データを送ったとしよう。
その後、相手が交換を繰り返しどこかで知らない子が知らず受け取ったとすればその子はもう公式戦に出れない危険性がある。

このように最初は身内だけで遊んでいても意識の緩みから第三者に迷惑がかかる恐れまで起きるのだ。

自転車の二人乗りで例えるとわかりやすいだろうか。
本人(身内)達の意識にはないが、道路を走っている人や車(他のユーザー)は他にもおり、注意しなければいけない点が個々にあるのだ。

個人で楽しんだり理解のある身内でやるのは理解される事もある。
オンラインゲームの公式もチーター隔離サーバーを用意して、より高額で精度の高いチートを積んだ方が勝つみたいなマッポーめいた状態を観察していたりする。
まあ友達遊びに「俺ルール」を使うと思えば解りやすい。だが、「ルールが正確に適用されない」のはやはり問題である。


  • 社会的・法的な制裁を受ける恐れがある
チートを使用することで、アカウントを停止されたり、訴訟沙汰になったり、最悪の場合では警察に摘発されてしまう恐れがある。
摘発されれば、実名や職業などが報道されたり、刑事罰を受ける可能性もあり得るのだ。

また、プロゲーマーやストリーマーなどの著名人のチート使用が発覚して、炎上・契約解除・引退に追い込まれるケースも増えている。
大会などで発覚すれば受賞資格をはく奪された上に次回以降の参加資格すら失ってもおかしくない
もし、プロゲーマーやストリーマーとして活動している(あるいは目指している)人は、より一層の注意を払う必要があるだろう。


  • マルウェアなどのリスク
パソコン上で動作するチートツールやMODにマルウェアなどに悪意あるプログラムが仕込まれている事例が少なからず存在する。

違法性の項で述べているとおりオンラインゲームでのチートツールの使用は犯罪であり「このチートツールをインストールして使ってみましたけど、うまく機能しません」なんて発信しようなら炎上、最悪の場合摘発されるリスクがある。
そんなリスクは百も承知なので、だいたいのチートツールを使う人は黙って使うが、クレームなど情報発信をされない状況なのでマルウェアを仕込まれた危険なチートツールであっても、それが危険であるという情報が共有されにくいのである。
まさに「悪い子供こそ『本当に悪い大人』の格好の餌食になる」という状況である。

そしてMODを正式にサポートしているゲームの場合でも、外部からファイルをダウンロードする以上リスクは変わらない
というのも、大抵のメーカーはMODの制作・配布・導入を許可しているだけで、MODやその配信方法の安全性を確保している訳ではないからだ。
実際に『Minecraft』や『Grand Theft Auto V』などでは、MODを装ったマルウェアの存在が確認されている。
公式のサービスやSteamワークショップからダウンロードするのであれば、安全性はある程度確保されてはいるはずだが、それでも絶対にマルウェアが混入しないとは言い切れない。
あくまでも全てのMODは自己責任で導入するものであり、ダウンロードしたファイルやPCの定期的なセキュリティチェックは徹底したい。


  • やり込み動画での使用
たとえば、通常ではなかなか手に入らないレアアイテムがあったとする。それを時間をかけて手に入れるのが「やり込み」であり、コンテンツとして成立するのである。
ところが、下記のプラスになる点の段落でも解説があるように、改造を使うとそういったものが簡単に手に入ってしまう。が、苦労して手に入ったように都合よく編集すれば、見る側からすればそうそう判別が付かない。
といった感じで捏造したやり込み動画を作成する事で衆目を集め、広告収入を得ようとする連中が近年とみに問題になってきている。

通常のものとは説明文が異なるアイテムを生成する」「HPが特定の数値になると無敵化するバグがあるのに、それ以上のHPを持つ敵を1ダメージの積み重ねで倒す」といった改造すらすぐバレるようなのも居るには居るが、たいていは整合性を取るようにしてくるので使っていてもなかなか分からない……。

他にも『モンスターハンター』シリーズのTA動画などで理想的な性能のお守り(護石)*7を非公式MODで入手した動画がアップロードされ問題になったこともある。

というより、そういったことをやっていない証明が非常に難しいジャンル*8であり、改造使用者よりも通常のやり込み動画に対する信頼性を失わせるという点でむしろ第三者に多大な迷惑がかかる行いである。


◆改造を行う理由

上記の部分を「利点」と書かないのは、今まで散々書いてきたように、法に触れる可能性のある行為である為。


  • 自己満足
自己満足と書くと悪いイメージを持たれやすいが実際はそうではなく自分や身内が楽しむ為だけに使用されるもの。
例えば作るだけで満足したり友達と楽しむ為だけにそのゲームを使用するなど。


  • 効率化
ステータスを上げたり、ゲームの速度を上昇させる事でクリアまでの時間を短縮する。
育成の時間を省いてストーリーを追ったり、クリアできない高難度イベントをスキップする目的が多いか。
ゲームの改善もこのパターンと言えるだろう。


  • 難易度を変える
主に難易度を下げる為に利用されるが、逆に難易度を上げて遊ぶ人もいる。


  • 入手困難なアイテム等を簡単に入手する
大抵のゲームでは強力な効果を持つ武器や装備品などは入手が難しいものが多い。
それらを手間をかける事なく入手したい場合や、本来なら持っているとあり得ない時期から早々に使いたい場合などに利用する。

また、プレイする上で1個しか入手出来ない貴重品を売却や破棄により失ってしまった時、再入手するために使われる事も。
逆にそういった貴重品を複数個入手して通常プレイでは出来ない遊び方を試す人もいる。


  • ゲームの拡張・問題点の修正など
MOD開発が盛んなゲームでまれに見られるが、大型DLCや別ゲーといっても過言ではないほどの大作もあり、別の作品として販売されたケースもある。
その他、問題点や不具合などを修正したMODなどもよく作られている。

例えばアメリカでの初代スマブラの競技レベル大会…日本では改造厳禁なために使用ステージは「プププランド」一択と言っても過言ではないが、アメリカでは終点を対戦モードでも使えるようにしたカスタムROMが使われるのが通常である。
他にも999999でカウンターストップしないようにする&初期シードに特定の数字を入力して対戦相手との運要素を無くした改造版NESテトリスが大会公式として扱われている。
後はネット対戦を可能にしたスマブラDXや終了したオンラインゲームの非公式サーバーなどもあるが、ここまで来ると違法性が伴う*9上に情報漏洩といったセキュリティ上のリスクも否定できない。


  • ウケ狙い
キャラクターの巨大化・本来敵が出ないステージで敵と戦う・キャラのグラフィックや地形等を崩壊させるなど、通常ではありえない挙動を起こしウケを狙う。
主に動画サイトなどのプレイ動画や、所謂「MAD」造りの素材として利用される。
ただし、後述の著作権には注意する事。チート扱いされる物もあれば、MODとして扱われる物もある。


  • 既に終了したネット限定、期間限定配信の内容を後発プレイでも得られる
例えばニンテンドーDSのゲーム作品。
既にDS作品はインターネットを使用したサービスは受けられなくなっており、今からDSのゲームを遊ぶにしてもオンラインコンテンツは使用できない。
にもかかわらず、それらを前提としたデータやアイテムがある場合、今からではもう手に入らない。
アイテムならまだしも、ストーリーの場合もある。
それらのデータが「ソフト内部に」最初から仕込まれていた場合は改造によって強引に使えるように、遊べるようにしてしまおう、というもの。

当時リアルタイムでプレイしていなければそのゲームを完全に楽しむことができない、という設計上の問題でもあるのだが、これへの対策として改造を行う。
バグや裏技でどうにかなるものも中にはあるが、普通は改造でなければ手出しできない領域であるため改造で対処される。


  • 実績の解除に必要
MODを許可している作品の中には、MODやチートの導入、あるいは不審な動作を実績解除の条件にしているケースが僅かに存在する。
例えば、『Cookie Clicker』にはチートを行う事で解除される「Cheated cookies taste awful」という実績が存在する。


◆主な改造の例

  • 数値の書き換え
キャラクターの能力値や武器の数値を変更する、自機を無敵にする、アイテムを増やす、条件を満たさずに隠し要素を解禁する等。 一般的に改造と言えばこれを指す


  • 登場人物やキャラクターを改変する
登場人物の一部、もしくは全体を別キャラ、別グラフィックに変更したり、新たなキャラを登場させる。
楽しみ方の例を挙げると脇役などの思いもかけない人物を主役ポジションに変更する事で見た人に「お前が主人公かいッ!!?」とツッコんでもらう楽しみ方がある。
MODが容認されているゲームでは一般的な物となっている。


  • 文章を改変する
上記とは別に登場人物の台詞や名前などを改変する。MODが容認されているゲームでは一般的である。


  • BGMの変更・追加
BGMを差し替えたり、新たなBGMを追加したりする。こちらもMODが容認されている作品ではそこそこ見られる。


  • ゲームの拡張・改良
新たなステージを追加したりUIを変える。こちらもMODが容認されているゲームでは一般的で公式に採用された事例もある。


肯定派も否定派もやはり相応の言い分がある。中立的に追記・修正をお願いします。

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最終更新:2026年07月05日 16:44

*1 これらでの禁止も、違法性ではなく公平性の問題

*2 三國志事件・ときめきメモリアル事件など。

*3 また、近年のゲームはオフラインのみのゲームであっても、アカウント連携などでオンライン接続を行っている場合もあるので注意が必要。

*4 例を挙げるなら、改造で作ったポケモンを使ってオンライン対戦に参加するなど。

*5 グラフィック変更など他者に影響を与えないものは許容される場合もある。

*6 国産ゲームでもPC版ではMODが作られているが、データの改変を許可していない作品では使用しない方が無難である。

*7 性能がランダムで入手できる装備品の一つ。理想的なお守りを入手することがエンドコンテンツの一つとなっている。

*8 数十時間、モノによっては数百時間かかることもザラであり、それらの過程を全部動画にしようと思ったら容量も膨大になるし、見る側も大変である。

*9 日本でもとあるオンラインゲームの非公式サーバーを運営する人物が摘発された事例がある。ただし、この事例は最終的に不起訴となった)。