デモルト&ローベルト・ヴァイル

登録日:2011/05/08(日) 16:53:34
更新日:2021/02/16 Tue 21:07:38
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我が名はヴァイル!
ローベルト・ヴァイル!!
ゾフィスのあとを継ぐ者よ!!!



ルォオオオオオオオオオ!!!!!



金色のガッシュ!!の登場人物。


現代のパートナーはローベルト・ヴァイル
CV:二又一成

デモルトはゾフィスによって石板から解放された千年前の魔物の一体で、巨躯の悪魔のような容姿の魔物。
本の色は鉄紺。

【概要】
千年前には狂戦士とうたわれた存在でもあり、その強さは石板魔物中でも郡を抜いて強大である(ブラゴをして「強さだけならゾフィスより…」との事)。

遺跡の最奥の大広間で待ち受ける石板編最強の魔物であり、パティも「本当に化け物のような強さ」と戦慄する程。

獰猛な性格で、本来戦いでは周りが見えなくなる所謂バーサーカー型の魔物との事。事実初戦では一言も喋る事は無かった。しかし彼に的確な指示を出せるパートナーのヴァイルのお陰でその欠点が補われ、本来の強さの何倍にも引き出されている。


【戦闘能力】
上述の通り、そのスペックは石板魔物の中でも文句なしに最強クラス。ファウード編以降の魔物と比較しても上位に立てるであろう程。

その超巨体から繰り出される肉体能力は凄まじく、ラウザルクで強化したガッシュとゴウ・シュドルクで強化したウマゴンの同時攻撃を受けてもビクともせず、それどころか闘争心が刺激されたのか高笑いしながらパンチ一発で軽く圧倒する程。

防御力もすさまじく、並の攻撃術では精々彼の術無しの拳の軌道を反らすのがやっと。パティの最大術「スオウ・ギアクル」を2度受けても大したダメージを受けた様子もなく、首の後ろが弱点だがそれでも並以上の防御力であり、当時最大まで強化したバオウ・ザケルガを後頭部に直撃しても普通に立ち上がってみせた。

術の威力はどれも非常に高く、描写面だけ見てもディオガ級相当の術もいくつか備えている。小技にもそこそこ秀でており様々な局面に対応できる。

加えてヴァイルの指示のお陰で不意打ちや連携を捌いたり「技」の面でも隙がなく、全快したガッシュ達をあっという間に追い詰めていった。

極めつけに常に巨大な月の石の光を浴びており、よしんばダメージを与えてもすぐ回復してしまう。ヴァイルの心の力も同様と思われ、際限なく術を連発してくる。


【パートナー】
パートナーであるヴァイルはゾフィス配下の魔物のパートナーとしては魔物の戦いに恐怖や嫌悪感を抱いてない(どころか最高の楽しみにしている)のと後述の目的もあり自ら積極的に協力したためゾフィスに操られていない。*1

その上、気に入られたのか他の千年前の魔物のパートナーみたいに戦闘に楽しむだけではなく、ゾフィスが扱っている「月の石」*2を王になって不要となった折には自分へ譲渡してもらうという約束を取り付けており、これを使って他人を操り悪事を働かせようと画策するなどゾフィスに負けず劣らずの外道。

レイラによって操られてないのが判明した際、月の光を使って大規模な悪行を働くことが楽しみで仕方ないと高笑いながら語り「ゾフィスのあとを継ぐ者」と自自称した。その外道ぶりにその場にいた者全てに怒りを抱かせた。特に清麿はすさまじい形相で彼を睨んで戦意を爆発させた。

本性が明らかになる前は操られた人間であった方が都合がいいためか操られた人間と大差ないくらいに無口だったが(せいぜい呪文を唱えるときに微笑む程度)心が操られてないことが分かった後は隠す必要もないと言わんばかりにデモルトの分まで喋りまくり、ガッシュ達がデモルトの圧倒的な力にやられる様を笑い煽るなど饒舌かつ悪辣さを存分にさらけ出している。

そんな彼ではあるが、ただデモルトの地力に依存するばかりでなく周囲の状況を把握し正確にデモルトをサポートする器量の持ち主でもある。ガッシュ達の必死の連携や咄嗟の不意打ちにさえ的確に捌く指示まで出せるあたり、指導者や軍師としての才能もうかがわせる。
玄宗と違い魔物に匹敵する戦闘力こそ持ってないが、デモルトの圧倒的な地力もありあまり弱点になってない。

また、後述する禁呪を唱えるまでは他の魔物と違いデモルトがヴァイルの指示に忠実に従い、ヴァイルが煽るままに敵を攻撃するなど他の千年前の魔物とは立場が逆になっているようにも見えなくもない様子である。*3



以下ネタバレ






ゾフィスが作った「月の石」を守る番人の役を担っていた。
手始めに月の石を破壊しに来たウォンレイティオを迎え撃ち、駆け付けた清麿たちの目の前で ウォンレイの腹部をブチ抜き を瀕死の重傷に追い込んだ。さらには続いて乗り込んで来たガッシュ達をも圧倒、バオウ・ザケルガを受けてもなお立ち上がり、業を煮やしたヴァイルが上級術を放って次々に戦闘不能にしていく。

が、乱入してきたパティとビョンコ達の獅子奮迅の活躍により、ついに「月の石」は破壊されてしまう。


月の石が粉々になる様子を目の当たりにし、呆然と立ち尽くしていたのはヴァイルだった。

これまでは物事を一生懸命やるという事をしなかった人間だった自分が、初めて出会った一生懸命やろうと思える事。
それを眼前で砕かれ自棄を起こした彼は、涙ながらに「もう全部ブッ壊れちまえ」と呟きながら、ゾフィスから「絶対に唱えてはいけない」と言われていたデモルトの禁呪を唱えてしまう。




「ギルガドム・バルスルク!!!」




変貌していくデモルト。
そして……





「さあやれ、デモルト!!奴らを残さず消し飛ばしちまえ!!!」


「クソ…人間が、誰に向かって命令してやがる?」


「え!?」




凶暴性が覚醒したデモルトはヴァイルを一呑みにし、さらに人間界と現代の魔王候補を滅ぼそうと暴れ出す。


【戦闘能力(強化後)】
ただでさえ圧倒的だったデモルトだが、禁術により更に段違いの戦闘力を手に入れた。

全身に禍々しい甲冑のようなものを身に着け、その禍々しさも更に増している。弱点であった首の後ろも鎧で守られている。

ヴァイルを呑み込み、強化を維持する為に常に心の力を放出させている為術の類は一切使えないが、その規格外のスペックによって全く弱点として機能していない。

パンチ一発でギガノ級を何発も防ぐティオのマ・セシルドを砕き、心の力を込めて強化しても数発分しか持たない程。ギガ・ラ・セウシルの反射能力もモロともせずあっという間に砕いてしまう為足止めや防御もままならない。

しかも知能も強化されるのか普通に喋るようになり、キャンチョメのディカポルクも比較的短時間で見抜き、彼の装甲をブチ抜くほぼ唯一の手段であるガッシュのザグルゼムも一度受けただけでその大まかな特性を把握して全力で回避するなど、ある程度頭も回るようになる。

オマケに術抜きでも自在に飛翔したりも出来るので、並の魔物では束になってもまず歯が立たない絶望的な戦闘能力である。ガッシュ達も八方ふさがりになり絶望しかけていたが…






月の石が破壊された事で千年前の魔物のパートナーの洗脳が解け、アルベールが自我を取り戻し真の本領を発揮したレイラの最大呪文「ミベルナ・マ・ミグロン」でその巨体ゆえ翻弄され、次々とザグルゼムを受けてしまう。

合計3発のザグルゼムを受けて、電撃の力が蓄積しまくったこの状態でバオウ・ザケルガを喰らったらいくら自分でもやられてしまうと悟り、屈辱をこらえて拘束が弱まったミグロンから無理やり脱出し逃げ出そうとするも、地上に居るガッシュはポルクで変化したキャンチョメであり、ウマゴンと更に上に飛翔していたガッシュのバオウ・ザケルガを受けて完敗。戦闘不能になった所で(原作ではようやく)復活したウォンレイのラオウ・ディバウレンを腹部に喰らいパートナーであるヴァイル(と本)を吐き出し、ゴウ・バウレンで本を破壊され魔界に還っていった。

意識を取り戻したヴァイルは、本を失った事で戦意を喪失し逃げ出した。


その後、最終回では両腕の角をピッケルに変えて土木工事に勤しむデモルトの姿が確認できる。デモルトェ…




<使用術>
腕の角を様々な形態に強化変形させる術が多く、術全体の系統としては肉体強化に近い。

●ゼモルク
腕の角を蛇腹状に伸ばして攻撃する術。デモルトの術の中ではスピードがある。
ウォンレイの腹をブチ抜いたのも恐らくこの術*4

●オルダ・ゼモルク
腕の角を分割し、無数の蛇腹剣に変え発射する術。

●リゴン・ゼモルク
両腕の角を分離させ、大きな三節棍に変え武器とする術。
ヴァイルの指示もあったとはいえ精密な動作も可能。

●ヘドュン・ゼモルク
頭部の角を後頭部を包み込む程のサイズに強化する術。
首筋はデモルトの肉体の中でも唯一の弱点と呼べる箇所であり、そこを防御する術となる。

●ラギアント・ジ・ゼモルク
腕の角を巨大なカートリッジに変え、パイルバンカーのように巨大な柱を発射する術。ヴァイルの台詞から上位の術と思われる。
発射時にはデモルト自身が「マキシマム!」と声を出す。一撃でティオのマ・セシルドを砕く威力を持つ。
1回の発動につき、カートリッジは4発装填されている。

●ディオエムル・ゼモルク
腕の角を炎に変え、その炎を纏った拳を放つ。
デモルトの凄まじい腕力もあって、並の水の防御術はその熱で蒸発し意味をなさない。

●バウロ・ウルク
翼を強化し飛行する術。

●ギルガドム・バルスルク
禁呪。全身を鎧で覆い全てのステータスを強化するデモルトの最大術。
勿論弱点の首も防護され攻防共に完全なモノとなるが、同時に凶暴性・獰猛性も高められ暴走する。

●デモルト強化形態
アニメ版で登場。
ザグルゼムを2回当てられた後3発目を放とうした瞬間、ヴァイルから心の力を強制的に消費させパワーアップした状態。
ミベルナ・マ・ミグロンですら捉えきれない程のスピードと鎧がその力に耐えきれず砕ける程のパワーを発揮するが、
復帰したウォンレイのラオウ・ディバウレンで体制を崩された隙に3発目のザグルゼムを喰らい、バオウ・ザケルガでトドメを刺された。




後半に登場した強力な魔物との単純な比較はできないだろうが、登場当時は間違いなくトップクラスの力量の魔物だったと言える。

なぜゴーレンに負けたし。







何だ…きさまら?何故ここにいる?何故…オレの項目を追記・修正してやがる――!!?

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最終更新:2021年02月16日 21:07

*1 千年前の魔物のパートナーはごく数人の例外を除いて魔物の戦いへの参戦を拒んだ為、ゾフィスに洗脳され自分たちの言いなりになるようにされている

*2 千年前の魔物を封印から解き放ち光を浴びたものの心の力と体力を回復させる代物。本質はゾフィスの洗脳能力を強化し40人もの人間を洗脳し続ける役割がある。

*3 心を操られているパートナーの人間は自我が無く、魔物が存分に呪文を使うための魔力タンクのような扱いであり実質奴隷扱いである

*4 そのシーンの描写から、ウォンレイが咄嗟に防御術である「レルド」で防ごうとしたが呆気なく術ごと貫通された流れだと思われる