腐川冬子

登録日:2012/01/20(金) 14:08:14
更新日:2025/03/10 Mon 11:55:30
所要時間:約 5 分で読めます




汚らわしい物を見るような目で見ないでよッ!!

腐川(ふかわ)冬子(とうこ)とは、ゲーム『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』の登場人物である。
CV:沢城みゆき

肩書き 超高校級の文学少女
身長 164cm
体重 47kg
胸囲 79cm

■概要


希望ヶ峰学園でコロシアイ学園生活を強いられることになった、超高校級の一人。
飛ぶ鳥を落とす勢いの若手女流小説家で、恋愛小説を書いている。デビュー当時は10歳。
その影響力は、彼女の代表作『磯の香りの消えぬ間に』を読んだ若い女性の間で実際に漁師が大人気になってしまうという社会現象を生み出すほどである。

しかし当の本人は恋愛には程遠い、根暗で被害妄想の激しいコミュ障ぼっちという残念な人である。
苗木誠は彼女の作品から「恋多きお姉様」をイメージしていたようだが、本人の人柄はまるっきり正反対。
どれくらいコミュ障かというと、誰かと一緒に食事をするのは初めて(久しぶりですらない)というレベル。
学園の探索時も、本当は誰かと一緒に行きたかったのに誰にも声をかけられず、誰にも声をかけてもらえなかったから結局何もせずに待っていた。
しかも声をかけてもらえなかった理由を「どうせ自分のことを気持ち悪いとか思ってるからだ」という被害妄想で自己完結する始末。
風呂にも入ってないから十神白夜に面と向かって臭いと言われるほど臭い。
勿論そんな彼女にリアル恋愛が出来る訳もなく、自身の執筆した小説は全部妄想の産物。ある意味すごい。

一方で、見た目は三つ編みにした長い黒髪、丸レンズの眼鏡、きっちりした着こなしの制服と典型的な文学少女
普通にしていれば清楚な女学生でも通じる風貌だが、中身については上述の通りである。
文学少女らしく(?)、博識な一面もある。でも恋愛小説のどこで北欧神話の知識なんて使うんだ?

そんな彼女だが、父親一人に母親二人という複雑な家庭環境で育ったらしく、
上記の難儀な性格の一因もそれが関係しているのかもしれない。
ちなみに、『絶対絶望少女』では「名付けられて以降、下の名前で呼ばれたことがない」と語っており、
これが誇張表現でなければ、あまり良い家庭環境ではなかったことが窺える。


そして案の定というか当然というか、仲間との確執もちょいちょい生まれる。
ギャルギャルしい江ノ島盾子には初対面にもかかわらず酷い悪口を言ったり、
同人作家である山田一二三のいる前でライトノベルや漫画を全否定したりと、本当に嫌われても仕方ないような言動が目立つ。
そんな腐川さんだが、(非)日常パートでプレゼントを渡すと「こんなに優しくするなんて許せない」という理不尽で意味不明な怒りを露わにしつつ喜んでくれる



事件が起きても基本的には捜査せず、学級裁判で妄想……いや推理したことを発言するも、
概ね苗木たちに「それは違うよ!」等とツッコまれるのがお約束。
そして否定されたことにショックを受けて被害妄想を展開しては、苗木たちを困らせる。
ちなみにろくに捜査しないのはサボっているわけではなく、血が苦手だから。見ると気絶してしまうらしい。そして目覚めると…
目の前で江ノ島さんが殺された時は平気だったというのは秘密だ!
(ちなみにアニメではちゃんと気絶している)

こんな彼女だが、クライマックス推理で登場する腐川さんは普通の美少女にしか見えない。
さらに余談だが、CVを担当した沢城みゆきは苗木の母親とも兼ね役で担当している。


絶対絶望少女 ダンガンロンパ AnotherEpisode』では、苗木の妹・苗木こまると共にW主人公に抜擢。
監禁されていたマンションの一室からやっと出れたと思いきや、絶望的な光景が広がる“外の世界”に怯えるこまると出会い、
時折毒舌で凹ませたりしつつ、慣れないながらも彼女を励まし、一緒に絶望的な世界に立ち向かっていく。

ただ、ゲームジャンルはアクションゲームとなっており、とある人物から渡された拡声器型の銃で戦えるこまるとは異なり、
腐川はほぼ丸腰なので戦えず、敵と遭遇すると震えているだけとなる。
一方で、頭を使う状況では豊富な知識量などでこまる(とプレイヤー)を手助けする。

ちなみに、『ダンガンロンパ』ではこまる役を腐川役の沢城氏が兼ね役で演じていたが、
流石にW主人公を一人二役させるわけにはいかなかったのか、本作からはこまる役を内田彩氏が演じている。


ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』のおまけモードである「超高校級の才能育成計画」では、
同じテーブルについた辺古山白銀相手に、眼鏡女子の自分とキャラが被って周囲に比べられると難癖をつける等、コミュ障ぶりは健在。
コミュ障繋がりの入間との喧嘩も見られる。一応、学園外には「一番の友達」はいるらしい。
また本編同様に十神の追っかけをしている。
自分の小説はあくまで自分の妄想なので、実写化はしないつもりらしい。


『ハッピーダンガンロンパS 超高校級の南国サイコロ合宿』では、初めて友達と一緒の旅行ができ、十神の水着を見放題という状況を心から楽しんでいる。
また友達ではない澪田に「冬子ちゃん」と呼ばれるのを嫌がったり、自身のデビュー作のコミカライズを許可したという話があったりと、
『絶対絶望少女』で仲を深めたこまるの影響を受けたと思われる描写も見られる。
才能と無関係の事をやるお祭りでは澪田、田中茶柱アンジーと共にレストランのホールスタッフをやる事になり、その忙しさに悪戦苦闘している。



どうせ…ここまでの糞項目は…
初めて見たとか…そう思って追記・修正するんでしょ…?
ご、ごまかしたって無駄よ!!
そ、それが真実なのよ。でなくちゃ…
あたしの項目なんて見るに耐えないんだものッ!

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最終更新:2025年03月10日 11:55
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