登録日:2012/06/23 Sat 01:04:26
更新日:2025/01/08 Wed 17:25:30
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滋賀県の寺にて修行をしていた修行僧。縁寺の子息であったらしい。
色欲、物欲、出世欲など、ほとんどの煩悩を捨て去っていたが、食欲だけは抑えられず、普段から人の三倍の量の飯を平らげるなどしていた。
だが、ある日、法事客用の精進料理10人分を平らげてしまい、ついに和尚の怒りを買い、損害額である10万円を補填するまで托鉢行を命じられる。
しかし、流石に托鉢で10万円稼ぐなど不可能であり、空腹の余り行き倒れになってしまい、親切な人に助けられ、ソバをごちそうになる。
そして、その店が偶然大食い挑戦をしていた店(ざるそば20枚20分完食で1万円)だった事から、大食い挑戦で金を稼ぐ事を思い付き、同時に、挑戦中だった
大原満太郎と運命的な出会いを果たし、その後、
ドラ焼き50個を見事な大食いで平らげた満太郎に憧れ、弟子入りを志願。
その後、彼の後ろをちょこちょこ付いていく存在となる。
■人物
大食らいの煩悩こそ抜けていないが、修行僧らしく信心深く真面目な性格であり、「一粒の米にも一つの仏性。残したら罰が当たる」「受けた恩は別の人に返す」と言った感じに、お坊さんらしい態度を見せる。だからこそ、食を尊ぶ大食いの姿勢を見せる満太郎にも感動し、食を冒涜する
邪道食いを行うOKFFに強い憤りを感じていた。
が、満太郎自身は「自分も修行中の身」として彼を弟子と認める事は無かった。
ステーキ大食いの後に満太郎と別れ、彼を迎えに来た先輩達と供に寺へと帰り(和尚も、なにも本気で托鉢で10万円稼がせるつもりは無く、罰のつもりであった)、寺の食事にて大食い修行をする事を誓った。
その後、寺から許可を貰い、喰いワングランプリの予選に参加するも、予選参加店のスタンプ3つで断念(5個で予選通過。一つ一つハードルは高い)し、スタジアムの客席から満太郎を応援したり、彼の調整のために自分の寺の精進料理をごちそうしたりしていた。
続編である
大食い甲子園にて、
桃太郎高校大食い部の合宿の話にて再登場した。
この時には長浜の寺の住職になっており、名前も空界に改めていた。
この寺は彼が住職になってからは大食い人達の聖地になっており、数多くのフードファイター達がここで修行をしていたと言う(主人公・空太郎も、賞金稼ぎで荒んだ生活をしていた際、世話になったらしい)。
ここでは、精進料理を際限無く出される「精進地獄」や挽き肉料理を同じく際限無く出される「挽き肉地獄」、
更には池いっぱいの
そうめんを食べされられる「滝の白糸素麺地獄」などの修行が出来た(全て胃の拡張を見越したもの)。
空念(喰うねん)だった男も年月を経て空界(喰うかい)となり、他者を導く存在となったようである。
■主な大食い記録
◆精進料理十人前
前述通り檀家さんに出す予定だったもの。これを補填すべく托鉢を命じられた。
◆盛りそば5枚
行き倒れたところを助けられおごってもらったが、少し図々しい。
15分完食で1万円と聞いて挑戦したが失敗。30分完食で無料に出来たので助かった。
◆一キロステーキセット×2
一キロ
ステーキとライス、サラダのセット。満太郎に認められたくて挑戦。一緒に参加したOKFFのオクレの邪道喰い(ミキサー食い)に唖然としたのもあり一度は失敗するも、満太郎に教わった方法により二回目で完食。賞金1万円を手にした。
ちなみに、彼の宗派は肉食OK。
続編の大食い甲子園にて、過去にフードファイターとして名を馳せていたと説明される際に判明。
彼も修行により関西では有名な大食い人となっていたようである。
追記・修正は、精進料理を10人前平らげ、托鉢で10万円稼いでからお願いします。
- なぜこいつの記事があるのか... -- 名無しさん (2020-12-03 21:16:15)
- 割とすぐフェードアウトした印象 -- 名無しさん (2020-12-03 21:29:27)
- コイツのいるエピソードって印象に残るのかOKFFの連中よりもどんな奴か覚えてる。満太郎がおちゃらけキャラをやれるような歳でもなくなったからかよくいる三枚目役のサブキャラだけど妙に愛嬌があるんだよな。 -- 名無しさん (2025-01-08 17:25:30)
最終更新:2025年01月08日 17:25