登録日:2012/02/21(火) 13:16:33
更新日:2024/07/15 Mon 17:18:23
所要時間:約 3 分で読めます
「追求」とは『
逆転裁判』シリーズにおいて
成歩堂龍一・
王泥喜法介らが真犯人を追い詰める時に使用される
BGM。
正式タイトルは「追求~◯◯」と後にフレーズが付き、これらの
BGM全てを総称して「追求
BGM」と呼ばれる。
基本的には法廷パートのクライマックス、シリーズタイトル通りの文字通り「逆転」シーンでかかる楽曲で、緊迫感と疾走感、そして熱さを兼ね備えたメロディラインがシナリオを盛り上げる。
本項ではこの追求BGM、及びスピンオフ作品にあたる『逆転検事』での同ポジションのBGM「追
究」シリーズについてを取り扱う。
なお、追求
BGMの多くには「バリエーション」と呼ばれる派生が存在する。これは、イントロ部分を短い数音のパートに変更し、いきなりメロディーに突入する、と言う物。
基本的に、「まず基本の追求が流れる→決めのシーンで一旦
BGMが止まる→バリエーションで再開する」と言う流れで使用される事が多い。
初期作品では冒頭部以外も差別化されているが、後にあまり変化がなくなっていく。
追求~追いつめられて
記念すべき最初の追求。初めて流れた際に真犯人の投げたカツラはあまりにも有名。
シリーズにおいても屈指の人気を誇る、逆転裁判を代表する楽曲の一つ。
コラボの際もまず確実に採用されるので、様々なアレンジも存在する。
追求~問いつめたくて
『2』は初代に比べて緊迫感のあるストーリーが多く、本楽曲もそれに合わせてやや重く、それでいて疾走感のあるメロディが特徴。
また、イントロ部分を流用した
BGM「運命のホットライン」も存在する。最終話では緊迫したシーンで多用されるので、こちらの方が印象深い人も多いかも。
追求~とっつかまえて
使用されている音数が増えたり、多少ループが長くなっている事で壮大な印象を感じさせる、三部作完結編にふさわしい名曲。
サウンドトラックではボーナスとしてギターアレンジも収録されている。
なお、何故か初代リメイクである『逆転裁判~蘇る逆転』のPVにも使用されている。もちろんこの曲は『3』の曲なのでそちらには収録されていないのだが……。
+
|
ネタバレ注意 |
追求~追いつめられて 2004
最終話のクライマックス中のクライマックス、犯人との決着をつけた後に行われる最終対決。その最後の最後に、1度だけ流れるBGM。
タイトルの通り、初代「追求」のアレンジである。
感動のシーンを盛り上げる原点回帰の一曲。
|
追求~追いつめないと
新章……舞台は7年後。
DSにしては中々の良音質で、GBAでは不可能だった音色の多様化により深みが増した。
若くまっすぐなメロディは、聴いていて熱くなれる事必至。
イントロをはじめとして追求~追いつめられてに雰囲気が似ており、初代への
オマージュと思われる。
……が、流れる回数があまりに少なく、印象に残りにくいのが残念。
「王泥喜 法介~新章開廷!」の方が遥かに印象深いと言うプレイヤーがほとんどだろう。
追求~追いつめまくれ
成歩堂が復活した新作。
明るい曲調で、全体的にポジティブな主人公側の雰囲気にマッチしている。
今までの追求とは雰囲気がかなり違うため拒否反応を示すプレイヤーもいたようだが、最終的にスルメ曲として落ち着いている様子。
ただ本作もまた、使用回数に問題がある。前作の反省ゆえか本作はやたらと流れるのだが、そのせいで逆にありがたみがなく、盛り上がりや逆転
BGMとしての印象に欠けるのである。
何故極端から極端に走るのか……。
追求~追いつめあって
王泥喜編3部作のトリを飾る
BGM。
舞台が海外ということもあり、どこか異国情緒あふれるメロディの中に切なさを感じさせる。雰囲気としては「3」に近いか。
DLCにて
意外な人物の異議ありポーズとともに流れたときは、多くのプレイヤーが「お前かよ!」とツッコミを入れたと思われる。
ゲーム中の印象はやや薄め。王泥喜3部作はどうも、「追求」の扱いが悪い。
追究~つきつめたくて
スピンオフ作品にして、ついに主役の座を手にした御剣検事の
処刑用BGM。概要にある通り、タイトルは「追究」である。
成歩堂の「追求」シリーズと比較すると流麗な、それでいて熱さを感じさせるメロディラインが特徴的。
DS屈指の高音質で奏でられるピアノの旋律が、気高い御剣に秘められた熱い情熱を上手く表現しており神曲だと推す人も多い。
追究~つきとめたくて
前作とは打って変わり、ゴリゴリのロックチューンへと進化を遂げた。後半の盛り上がりが更にパワーアップしており、前作と人気を二分している。
その曲調から、シリーズ最高に熱い追求(究)と評される事が多い。
また、イントロ部分は父のテーマである「
御剣信 ~弁護士の心得」が意識されており、その点においても熱い。
追求~魔法をかけて
魔法の跋扈する異世界での逆転にふさわしく、いままでにない壮大な曲調。
最初の法廷パートでは1の追求アレンジが流れ、他の法廷パートは3つのため、流れる機会は少なめ。
しかし、レイトン側で「最後のナゾ解きの
BGM」というおいしいポジションに抜擢。
まさに作品を象徴する良曲となった。
プレイしながらこの曲が流れるのを待ち望んでいたというプレイヤーも、少なくはないだろう。
追求~大逆転のとき
舞台は明治時代の大日本帝国と大英帝国。激動の時代を思わせる古風で重いメロディの中に、真実へ向けて進んでいく若者たちの決意が感じられる名
BGM。
もう一歩で真犯人を倒せるという法廷の終盤にしか流れないため聞ける機会は少ないが、逆に言えばこれを聴ける=勝利目前という事。
自然と気分も盛り上がる。
なお、『2』では『1』の
BGMの流用も多く、追求に関しても『1』の「大逆転のとき」が流用されている。
追求への前奏曲
こちらは『2』で追加された楽曲。「大逆転のとき」が流れる直前に流れる。シリーズ初となる「追求とのセット曲」と言うパターンである。
この曲が流れれば大逆転は間近、そして証拠を突きつける事で満を持しての「追求」……と言う流れは非常に盛り上がり、プレイヤーからも大好評の
BGM演出となっている。
+
|
ネタバレ注意 |
大追求~成歩堂龍之介の覚悟
「追求」は『1』と『2』で共用であるとは言ったが、『2』独自の「追求」が無い訳ではない。
それが、最終話、黒幕へ最後の証拠品を突き付けるシーンにただ1度だけ流れるこの曲である。
まさにタイトル通り主人公:成歩堂龍之介の覚悟と、弁護士としての成長を体現した壮大な名曲。
それまでの物語の流れも相まってプレイヤーの興奮度は最高潮、鳥肌間違いなしである。
|
異議あり!
被告人の追記、修正を申し立てます!
- 追いつめられてはUMVC3でも使用された -- 名無しさん (2014-03-20 19:25:40)
- ↑追求(物理) -- 名無し (2014-05-25 01:55:36)
- 追求 追いつめられては逆転裁判の1~4まではどこかしらながれてたけど、5では出てこなかったな -- 名無しさん (2015-02-10 00:04:23)
- 3は微妙に和風なのが綾里家のイメージ? -- 名無しさん (2015-08-11 19:51:14)
- まだ記事には書かれてない(2015/10/2時点)けど、『大逆転裁判』の追求も好きだなぁ。逆裁のBGMは名曲ぞろいだわ -- 名無しさん (2015-10-02 23:37:35)
- ↑3 2では流れて無くない? -- 名無しさん (2015-10-16 22:47:51)
- 2-2で真宵が春美に御剣の事を話しているシーンで流れる -- 名無しさん (2015-11-12 13:34:50)
- 4の追求ってバリエーションバージョンと通常バージョンでどこが違うかわかる人いる?(入り以外で) -- 名無しさん (2016-02-23 01:20:56)
- 3は常に泣きメロって感じで好き、オーケストラヒットがすごい自然に多用されててイヤでも盛り上がる -- 名無しさん (2016-03-09 00:25:23)
- 6は成歩堂のテーマだったけど王泥喜の新章開廷の印象の方が強いんだよな。4の正統続編らしいといえばらしい。 -- 名無しさん (2016-06-15 17:59:22)
- 6の追求ってタイトルなんだったっけ -- 名無しさん (2017-07-12 18:21:09)
- 大逆2の大追求めっさ良かった -- 名無しさん (2017-08-11 16:29:31)
- 追求でも大逆転できない相手を大追求でトドメ差したのは最高だったな -- 名無しさん (2023-03-26 00:16:20)
最終更新:2024年07月15日 17:18