逆転検事

登録日:2009/06/20(土) 14:48:42
更新日:2020/03/16 Mon 23:09:24
所要時間:約 6 分で読めます





“法”とは何か? “正義”とは何か?

““検事”とは、何なのか?


ひとりの検事が法廷の外にその答えを求めたとき−−


−−新たな物語がはじまりを告げる



『逆転検事』は逆転シリーズ第6作目となる作品。
「『逆転裁判』の世界で新しい遊びを作りたい」という考えからスタートしている。


今までの逆転シリーズとの主な違いは

  • 巧舟が一切関与していない
  • 法廷パートがない
  • 三人称視点
  • 主人公が検事


全5話構成でコンセプトは「NEW逆転、NOT裁判」

法廷パートはないが証言&尋問パートはありお馴染みの「ゆさぶる」や「つきつける」は健在。

今回は今までと異なり、御剣がフィールド内を移動して調査する方式になっている(細かく調べる時は以前と同じく1枚絵で調べる)。

また新要素「ロジック」は、捜査中に発見した2つの情報を1つにまとめて真相にたどり着く。失敗するとサイコロックと同じくゲージが減る。



【エピソード一覧】

しばらく留守にしていた検事局に戻ってきた御剣。
しかし暗い執務室で刑事の死体を発見し、何者かに脅迫される。


1話の少し前、御剣は飛行機に乗って帰国する途中だった。
乱気流の揺れで気を失っていた御剣が目を覚ました時、エレベーターから死体が発見される。


  • 第3話『さらわれる逆転』
無事に飛行機での事件を解決し、空港を去ろうとした時、知り合いから誘拐事件の身の代金受け渡しを依頼される御剣。
しかし受け渡し後に何者かに襲われ、密室に監禁されてしまう。
そこへ「大泥棒」を名乗る一人の少女が現れ、脱出後は国際警察ナンバーワンの捜査官と対立する事になり、運命が大きく動き出していく。


  • 第4話『過ぎ去りし逆転』
7年前
殺人事件の被告人が法廷で担当検事をヤタガラスだと告発する。
急遽代理として抜擢された新人の御剣が初裁判に臨むが、
検事と被告人の死体が控室で発見され、(この殺人事件で裁判は中止になったので、御剣の初裁判である3の4話とは矛盾しない)控室の警備をしていた糸鋸に容疑が向く。


  • 第5話『燃え上がる逆転』
とある大使館にヤタガラスの予告状が届いた。
御剣と美雲はヤタガラスを捕らえるため大使館で待ち受ける。
するとヤタガラスが現れ、大使館が炎上。
焼け跡から職員の死体が発見され、容疑者として美雲が拘束されてしまう。



【主な登場人物】

ついに日の目を浴びた今回の主人公。
検事局きっての天才検事。
伝説の検事である狩魔豪に師事していた時があり、かつては有罪判決のために手段を選ばない性格だったが今では事件の真相を追求するスタイルへ。
冥とはその時からのライバル関係。

今作において僅か数日というハイペースで5回も人の死に出くわすという死を呼ぶ検事。

今回の新要素『ロジック』を用いて過去作品にはあまり見られなかった華麗な推理を披露して事件を解決する。
トノサマン好きや地震嫌いは相変わらず。

「検事は法庭で被告人を有罪にするために闘うもの。だが…私はそれがすべてだとは思わない」


御剣のパートナー。
自称大ドロボウの女の子。
その正体はかつて世間を騒がせた義賊『ヤタガラス』の二代目(自称)。
父親は検事だった。
ぬすみちゃんという現場を再現する機械を持っており御剣の捜査に大きく貢献する。

かつてとある事件を通じて御剣と糸鋸刑事と狩魔冥の三人と面識がある。

またとある話でロリバージョンを拝めることが出来る。
美雲可愛いよ美雲


初動捜査を担当する刑事で御剣のパートナー2。
足を使った捜査をするも空回りすることもしばしばだが、捜査に対しての情熱は高い。
また今回の作品で御剣と糸鋸の初めての出会いも描かれている。
相変わらず主食はソーメンで公務員にもかかわらず初ボーナスはわずか500円。

「御剣検事の相棒は昔から自分と相場が決まってるッス!」


伝説の検事狩魔 豪の娘で13才で検事になった天才検事。
かつて父親である豪に弟子入りしていた御剣をライバル視している。
そのため御剣を部下として働かせていた時はどこか嬉しそうだった。

鞭を常に持っており何かと御剣や糸鋸が被害にあうが、逆に他の人にはあまり振るわなくなった感もある。
今作において冥が昔から鞭のような物を持っている事が判明した。

美雲と同様こちらもロリ姿を見ることができる。
冥可愛いよ冥

「狩魔はカンペキをもってヨシとする」


これまで数々の犯罪組織を検挙してきた検挙率No.1の国際捜査官。
圧倒的なカリスマを持ち大勢の部下を用いた人海戦術による捜査を得意としている。
出身は西鳳民国。
狼家は狼師を祖とする一族で西鳳民国ではかなりの力を持っていたが今は衰退している。

とある理由から検事を極端に嫌っている(御剣もその例外ではない)。

「悪いことはいわない。法廷に帰んな」


狼捜査官の秘書。
行動派の狼に対して彼女は知識担当であり、影から狼をサポートするクールビューティ。
あまり喋ることなく、細かい経歴は不明だが、5話の尋問でピンと来た人も多いはず。
ちなみにグラサンは全然似合っていない。
実写化する場合はバナナマンの日村が有力候補にあがっている。


  • ヤタガラス
謎の義賊。
お宝ではなく、企業などの不正の情報を盗んで公開する。
事前に予告状を出すことはせず、盗まれたことにも気づかせない。
情報を提供するときに添えられたカードに描かれた三本足のカラスの絵からヤタガラスと呼ばれる。
美雲は2代目を名乗っているが実績はない。



殺人課の刑事。
いかにも強面の叩き上げのデカで、糸鋸にとっておやっさん的存在。
ヤタガラスの事件やそれに関連した事件を追ってきた。
美雲の父親とは相棒と言える関係だった。
銃ではなく手鏡であり、タバコではなくチュッパチャプスである。



スピンオフ作品ということもあり、前作の『4』とは異なり、今作は『逆転裁判1~3』との繋がりを見せる名前や出来事が数多くちりばめられている。
(ボルジニア、ガリュー・ウェーブ、或真敷一座など、『4』に関連した名前も多少見られる)


過去作の登場人物も何人か登場するのでプレイしたことがある人は是非プレイしてみよう。
その割に成歩堂の名前はナの字も出ないけど(御剣も頑ななまでに呼ばない)。
おそらくニヤリと来ること間違いなしである。
また調査やつきつけるの小ネタも多いので調べる楽しみも復活。


本作は今まで1年間の期間を扱ってきたシリーズ作と異なり、約1週間の非常にハイペースで物語が進む。
これは恐らく『4』の成歩堂失脚に間に合わせるためと思われる。


『逆転裁判 特別法廷2008 オーケストラコンサート』で本作が発表された時は、水族館のプール際でイルカに問いかける御剣のラフイラストが公開されていた。
実際のゲームではこのシーンを見ることはできない。

そして2012年に開催された特別イベント『逆転裁判 10周年特別法廷』では、諸事情で採用されなかったキャラクターとエピソードが初公開された。
第3話にはイルカのトレーナーでイルカにしか心を開かない「犬飼ルカ」が、イルカプールのあるバンドーランド・アクアエリアのイルカショー担当として登場予定だった。
しかし、「彼女から証言を得るためには、御剣がイルカと仲良くならなければならないという無理ゲーに発展してしまう」ということで泣く泣くお蔵入りになったらしい。


続編として『逆転検事2』が発売されている。



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