登録日:2019/04/09 Tue 06:53:58
更新日:2026/05/18 Mon 07:26:17
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『
逆転裁判3』(
Phoenix Wright: Ace Attorney – Trials and Tribulations)とは、
カプコンが発売したアドベンチャーゲームである。
2004年1月23日に
ゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売され、2007年8月23日に移植版が
ニンテンドーDS用ソフトとして発売された。
後に
Wii UのVCとしても配信され、『
1』『
2』と共に1本にまとめた『逆転裁判123 成歩堂セレクション』が
ニンテンドー3DS等で発売されている。
▽目次
概要
カプコンの大人気シリーズである『
逆転裁判シリーズ』の3作目。
今回は全5話構成であり、過去と現在を繋ぐ集大成的な位置づけの作品となっている。
本作後は主人公を変更してシリーズが続いていくので、『1』『2』『3』の3作は「
成歩堂編」と呼ばれている。
基本的なシステムは今までどおりで、本作から導入された新システムは特にない。
しかし前2作以上に遊びやすくシステムが調整されており、既読のメッセージは探偵パート法廷パート関係なく早送りできるようになっている。
本作は成歩堂と新人時代の
綾里千尋のダブル主人公となっており、過去の話である第1話と第4話では千尋を操作し弁護をする事となる。
第1話の被告人は
学生時代の成歩堂であり、事件関係者として彼の恋人の
美柳ちなみが登場する。
今回の
ライバル検事は謎だらけの仮面の男・
ゴドーで、ある理由により成歩堂を強く憎んでいる。
この2人は本作のキーパーソンであり、彼らや成歩堂、千尋などの様々な人物の思惑が複雑に絡み合うストーリーが本作の見所である。
本作の最終話では再び倉院流霊媒道の家元にまつわる問題が浮上し、その渦中に真宵と春美が巻き込まれてしまう。
ラストには意外な結末が待ち構えており、解決によって家元の座を巡る争いに終止符がうたれる。
また他のエピソードでも、
怪盗にまつわる窃盗事件の審理、偽成歩堂の登場など、一筋縄ではいかない事件を扱う事となり、これまでに負けないほどの個性的すぎるサブキャラが続々と登場している。
本作で成歩堂と千尋の過去、綾里家の確執に決着がつき、成歩堂の戦いはひとまず終幕となる。
本作では(現在の時間軸で)2018年9月〜2019年2月までの間に起きた事件が描かれている。
ちなみにこれはアニメ版『逆転裁判』2ndシーズンの放送期間とほぼ同じ(2018年10月~2019年3月)である。
用語
第1話の舞台で成歩堂が学生時代に通っていた大学。
今から5年前に男子学生が死亡する事件が発生し、容疑者として成歩堂が逮捕されている。
後のシリーズでも名称が何度か登場。『
大逆転裁判シリーズ』では明治時代から続く大学である事が判明した(当時は「帝都勇盟大学」と呼ばれていた)。
第4話と第5話の舞台。
有名な霊場である葉桜院があり、倉院流霊媒道の修験者が修行のためによく訪れている。
山にある吾童川は急流として知られ、落ちれば遺体はまず上がらないとされている。
吾童川には「おぼろ橋」という吊リ橋がかかっているが、かなり前に作られたものなので途中で踏み板が外れている箇所もありとても危なっかしい橋である。
今から11年前にここを舞台に誘拐殺人事件が発生。その5年後にここで女性警察官が殺害される事件が起きている。
また現在の時間軸にて葉桜院で殺人事件が起き、成歩堂がおぼろ橋を渡ろうとして落下してしまっている。
最近現れた怪盗で、派手な衣裳に身を包み高価な美術品ばかりを盗み出す。
真宵曰く「今サイコーにホットな怪人」。
犯罪者でありながら巷ではかなりの人気を誇り、忘年会シーズンには彼のコスプレをする人だらけだったという。
第2話はこの怪盗にまつわる事件となっている。
『
逆転検事』には仮面マスク2世が登場するが、元祖とは何の関係もない。
第3話で存在が判明した謎の人物。
その人物は「成歩堂龍ー」と名乗って弁護の依頼を引き受け、法廷で素人以下の弁護をして依頼人を有罪にしている。
これにより成歩堂本人が週刊誌で散々叩かれる事となるが、成歩堂本人は裁判から1ヵ月経った後でこの事を知った。
エピソード一覧
今から5年前、勇盟大学で男子学生が感電死する事件が発生。事件直前まで被害者と言い争っていた成歩堂が逮捕される。
新米弁護士の千尋は成歩堂の無実を信じ、上司の星影に懇願し弁護人となる。
過去の事件で知り合った
華宮霧緒の計らいで、高菱屋百貨店で倉院の里秘宝展が開催される事となる。
だが開催前に怪人☆仮面マスクに秘宝展の目玉である倉院の壺を盗まれてしまう。
仮面マスクを追っている探偵の
星威岳哀牙と協力して仮面マスクを追う成歩堂だが、ほどなくして仮面マスクが自首してくる。
仮面マスクを自称する
天杉優作の言動に違和感を感じた成歩堂は、犯人は他にいると考え彼の弁護を引き受ける。
レストラン吐麗美庵で男性客が毒殺される事件が発生。
ウエイトレスの
須々木マコが逮捕され裁判にかけられるが、成歩堂の杜撰な弁護により有罪になってしまう。
糸鋸にこの事件の記事を見せられた成歩堂と真宵は、成歩堂の名を騙る偽者が出現したのではないかと考え、マコを救うべく再審理のために調査に乗り出す。
本来は『2』に収録される予定のエピソードだったが、容量の都合で『3』に持ち越しとなった。
時間は再び過去へと戻り、今から6年前の
バレンタインデー。
護送車が事故を起こした時に死刑囚の尾並田美散が逃走。再逮捕されるまでに婦人警官が殺害される事件が発生する。
千尋は尾並田の目を見て彼を信じる事にし、先輩弁護士と初の法廷に臨む。
霊力をアップさせるために、吾童山にある葉桜院へ修行に行く事にした真宵。
成歩堂はある事を確かめるために真宵達に同行するが、葉桜院を訪れた夜に境内で殺人事件が発生する。
成歩堂は真宵の安否を確認するために雷で焼け落ちたおばろ橋を強引に渡ろうとするが、不運にも橋が崩れ落ちてしまい落下。
九死に一生を得たものの悪性の風邪にかかってしまったので、容疑者として逮捕された尼僧・
あやめの弁護を
とある人物に託すことになる。
登場人物
主人公で成歩堂法律事務所所長兼弁護士。
現在は若手実力派弁護士としてその名が広く知られている。
有名になったからか、本作で遂に自分の偽者が出現する事となった。
本作では大学時代の恥ずかしい過去が判明。
現在の時間軸でも「おぼろ橋から落下したのに風邪だけで済む」という運がいいのか悪いのかよく分からないところを見せている。
成歩堂の師匠で故人。本作のもう1人の主人公。
今回は新人だった頃の彼女の活躍が描かれており、新米ながらも依頼人を信じて持ち前の勘と閃きで真相に近づいていく。
現在の時間軸では、第3話で霊媒された時に色気たっぷりのウエイトレス姿を披露している。
霊媒師見習いで成歩堂の助手。
家元代理を担ってきたキミコがいなくなったことで、霊媒のムラは相変わらずだが実務的には家元になっている様子。
今回も成歩堂をサポートするが、第5話では知らないうちに家元の座を巡る争いに巻き込まれ、命の危機に晒されることに。
真宵の徒姉妹。
今回の活躍は少なめ。真宵と共に綾里家の骨肉の争いに巻き込まれる。
コーヒーをこよなく愛する謎に満ちた仮面の検事。
ハードボイルドな言動が特徴の人物で、審理中にコーヒーをよく飲んでいる。
最近検事になった新人だが、そうは見えないほど態度がでかく敏腕。
なぜか成歩堂に強い敵意を持っている。
検事局きっての
天才検事。現在は諸外国の法廷を研究中。
第5話では病に倒れた成歩堂の頼みで、彼が
復活するまでの間だけ弁護士として依頼人を守りぬく事となる。
第4話には新人時代の彼が登場。衣裳のデザインは
すんごい恥ずかしい師である
狩魔豪のものとほぼ同じ。
鞭を振るう女検事。
『2』第4話の後で
アメリカへ戻ったが、御剣の要請で帰国。
第5話で担当検事として御剣と対決する。
所轄署刑事課所属の刑事。
第3話ではマコを助けるためにかなりの活躍を見せる。
第5話では御剣の帰還に誰よりも喜んでいた。
『1』に登場した成歩堂と御剣の
幼馴染。
第2話から登場するが、この事件で自分のいい加減さにようやく気づく。
その後は色々あって絵本作家に弟子入りし「天流斎マシス」を名乗るようになる。
第5話で恐るべき作品を披露し、法廷の人達を戦慄させた。
地方裁判所の裁判長。
本作で弟が登場し、その弟も裁判官をしている。
検事局のベテラン検事。
今まで頼りない印象の人物だったが、本作で若い頃は「新人潰し」の異名を持つ敏腕検事だった事が判明。
当時は今とは比べ物にならないほど優秀で、ネチネチした攻めで新人の千尋を追い詰めていく。
勇盟大学文学部3回生。
成歩堂が大学時代に付き合っていた女性。
お嬢様のような清楚な容姿と儚げな喋り方が特徴の美人。
現れただけで場の雰囲気が変わるほどの魅力の持ち主で、オジサマ達を次々と虜にしていく厄介な人物。
その正体は……
第5話で訪れた葉桜院の尼僧。
その姿は美柳ちなみに瓜二つであり、また成歩堂の名前を最初から知っているなど謎多き人物。
絵本作家天流斎エリスの殺人犯として逮捕される。
追記・修正は、コーヒーを味わいながらお願いします。
- ちなみという、恐ろしいキーパーソンの存在 -- 名無しさん (2025-08-25 22:59:42)
- 美散(ミチル)美散(ビサン)とも読める -- 名無しさん (2026-03-24 00:56:46)
- 初代GBA版プレイ後、リメイクされる度に逆転裁判1~3、逆転検事1~2はプレイ済み。本当に大好きな作品です。 -- 名無しさん (2026-05-18 07:26:17)
最終更新:2026年05月18日 07:26