登録日:2010/04/10(土) 22:47:04
更新日:2024/04/19 Fri 13:32:58
所要時間:約 3 分で読めます
レア社が開発したゲームソフト及びシリーズ。
ジャンルは
ベルトスクロールアクション。
2足歩行出来るカエル(
決してどこぞのダメ軍曹ではない)が豚や骸骨などの怪物を倒す
ゲーム。
設定上ではカエルは3匹(名前は「ラッシュ」「ジッツ」「ピンプル」)いるのだが、ダブルドラゴン版・アーケード版・2020年版以外全て使える作品は恐らく無い。
何故使えないかと言うと、ほぼ全ての作品が仲間がさらわれて、残った一人もしくは二人が仲間を助ける設定になっているため。
このゲームの特徴はベルトスクロールアクションで重要な点のひとつである『敵を倒す爽快感』に重点を置いており、敵にとどめをさす際に腕や足、ハンマーなどが巨大化して敵を吹き飛ばす。
これにより敵を多く巻き込んで倒すことが出来、敵を倒す度にプレイヤーを興奮させる。
だが、この演出が仇になることがあり、二人同時プレイで味方を高確率で巻き込むので注意である。
FC版の海外版とバトルマニアックではポーズボタンを押すと、ドラム音のノリが良い
BGMが流れる(一部で「ポーズ中ぐらい静かにしろ」という声があった)。
シリーズ通してエア
バイクのステージがとても難しく、多くの
ゲーマーがこのステージでコントローラを投げる。
■キャラクター
グラサンを掛けた暴れん坊のカエル。ここ最近目立っている。
ベルトを締めた策略家のカエル。一応チームリーダーだが、ここ最近ラッシュの陰に隠れがち。
大柄な怪力ガエル。何かとさらわれやすい。
お姫様。別にメインキャラじゃないのか、FC版以外出番は無し。
バトルトードを支える博士。現状の分析を行っている。
悪の親玉らしき魔女。銀河系最悪の犯罪組織のボスとされている。Tバード教授よりも適切なヒントをくれる時がある。
メタボネズミ。ダーククイーンの側近。
サイボーグなのか、
人造人間なのかよくわからない奴。ダーククイーンの側近だが、ダーククイーンに
ラスボスを任されるなど相方と比べてあからさまに優遇されている。
■シリーズ
どの作品も欠点がいくつかあり、良質な移植に恵まれていない。
映像は後のMDやSFCに劣るものの、一番良質な作品に仕上がっており、もともとコンシューマ機向けに発売されたシリーズでは最高傑作と言われている。
ボス戦も爽快で、落ちている岩を敵がいる窓にぶつけて攻撃すると画面にヒビが入るなど演出が凝っている。
操作できるキャラはラッシュとジッツ。
単純に敵を倒すだけでなく、エアバイクやサーフボードや飛行機に乗って障害物を避けるステージ、後ろから追いかけてくる一撃必殺してくる敵から
逃げるステージ、塔を下って敵よりも先にダイナマイトを爆破させないとこっちが爆死するステージなどルールも多彩。
欠点は難易度が高い、二人同時プレイ時のゲームバランスが悪く、例を上げると「1Pや2Pに関わらず
ゲームオーバーしたら一度コンテニュー画面に入り最後に死んだステージの最初から(ゲームオーバーしなかった方の残機やライフはそのまま)」「味方攻撃の有無の設定が出来ない」等が上げられる。
メガドライブ・
ゲームボーイで移植、
ゲームギアでリメイクされた他、
Xbox One発売のオムニバスソフト「レア・リプレイ」にNES版が移植されている。
ファミコン版ではなく英語圏のNES版なので、難易度はファミコン版より大きく上がっている。
FC版の続編。
完全な一人用であり、操作はジッツのみ。
ゲームとしての質はFC版に及ばないものの、ステージ5を除きどのステージにもボスがおり、そういう意味ではなかなかボリュームがある。
- バトルトード&ダブルドラゴン(FC、SFC、MD)
テクノスジャパンの看板シリーズ『ダブルドラゴン』とのコラボ作品。
3匹全員のカエルだけでなく、ダブルドラゴンの二人も使える。
日本では版権関係ややこしくなるのか、残念ながら未発売に終わった。
グラフィックも向上した初代のリメイク作品。
ストーリーは悪の天才「サイラス・ヴォルクマイヤー」に誘拐されたジッツと社長令嬢のミチコを救うべく、ゲーム世界に飛び込むというもの。
操作できるのはピンプルとラッシュ。体格が違うので1Pと2Pで操作感覚が違っている。
一見良作と思われたのだが、「罠が鬼畜」「死んだら死ぬ前の地点から再開→穴に落ちて死ぬと連続で死んでゲームオーバーになる場合がある」「相変わらず3人全員使えない」などの欠点があり、FC版からさらに劣化しているという声が多い。
長らく実機以外でのプレイ手段がなかったが、2024年4月12日に
スーパーファミコン Nintendo Switch Onlineのラインナップの1つとして移植された。
FC版のリメイク。だが、容量の都合でステージ数が削減されている。
長らくシリーズ最終作とされてきた作品。
3匹全員が使えるほか、アーケード発売故に残虐描写も大量。
ステージ4を除きどのステージにもボスがいる。また、没になった要素が結構多い。
初出以来、長らく家庭用機に移植されなかったが、Xbox One用ソフト「レア・リプレイ」にてめでたく移植された。
スーパーバトルトードから26年ぶりの新作。
これ以前の作品の発売から10年以上たっているため、続編やリメイク化は長らく絶望的といわれてきた。
しかしXboxOne版
ショベルナイトとコラボしたあたりから流れが変わりはじめ、
キラーインスティンクトにも参戦。
そして2018年のE3に、新作が発表され、2020年に発売されたのである。
グラフィックは海外アニメ調になっており、雰囲気は今まで以上にバタ臭い。
久方ぶりに3匹全員のカエルが使える作品。
難易度を選択できるようになるなど、救済措置が多い。
ただしムービーシーンのローカライズはお世辞にも丁寧とは言えない。
ある人物と意外な形で共闘する新展開もある。
追記、編集はエアバイクを2人プレイでクリアできた方がお願いします。
- レア社が開発しただけにスーパードンキーコングらしい仕掛けが多い。 -- 名無しさん (2014-10-29 16:58:56)
- アーケード版の動画を見てみた。確かにこれを再現したものがないのは「ろくな移植が無い」と言われても致し方ないかな…と、思うくらい活き活きしてたな。 -- 名無しさん (2017-06-20 20:34:48)
- 日本だと激亀忍者伝(ミュータントタートルズ)の二番煎じ扱いされがちよね -- 名無しさん (2020-10-17 17:33:16)
最終更新:2024年04月19日 13:32