ジェレミア・ゴットバルト

登録日2009/10/30 Fri 21:49:22
更新日2025/07/11 Fri 12:52:37
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「Wiki篭りの皆様方!オハヨウゴザイマシタ…私、ジェレミア・ゴットバルトです」

「この項目を見て下さる前に私達の畑で採れたオレンジをまず食べてみてください。全力で栽培したものですから、とても美味しいですよ」



ジェレミア・ゴットバルトとは、『コードギアスシリーズ』の登場人物。



●目次



●プロフィール

生年月日:皇暦1989年8月2日
星座:獅子座
年齢:28歳(『反逆のルルーシュ』開始時点)
身長:約192cm(設定資料・対比表より)
血液型:A型
声:成田剣


●人物

神聖ブリタニア帝国のブリタニア軍に所属する軍人。
青緑の髪と浅黒い肌、オレンジ色の瞳が特徴。

ブリタニアの名門であるゴットバルト家出身で辺境伯の爵位を持つ、所謂エリート。
軍内でも名誉ブリタニア人を認めず、「ブリタニア軍はブリタニア人だけで構成すべき」という方針を掲げる集団「純血派」を結成、その中心的な立場にある。
皇暦2017年にはエリア11に着任しトウキョウブロックでのKMF部隊指揮官を任されている。
純血派としての指導力も手伝ってその発言権は相応に強く、エリア11内では事実上軍部のトップであるバトレー将軍に次ぐ地位にあった。

KMF操縦技術は高くラウンズからも一目置かれるほどの実力者。
その腕前と好戦的な性格故に、立場に関わらず自らKMFを駆って前線で戦うことを好む。

性格は実直。非道な手段に出ることもあるものの皇族への忠義は本物であり、そのためならどんな労も惜しまない。
一方でややツキの悪いところもあり、作中では転落と流転の人生を歩んでいく。

因みにピクチャードラマによれば、リリーシャという名前の妹がいるらしいが外伝作品も含めて現在劇中未登場。



●作中の活躍

本編以前

皇暦2010年頃、ブリタニア軍人となり帝都ペンドラゴンでマリアンヌルルーシュら兄妹の住むアリエス宮の衛兵任務についていた。
後に彼が語るところによれば、これが軍人としての初任務であったとのこと。
しかし上からの命令で警備の人数が少なくなっていたことも災いし、賊の侵入を許しマリアンヌの暗殺という大事件が起こってしまった*1

敬愛するマリアンヌを死なせてしまったことは若き日のジェレミアに大きな自責をもたらし、これが純血派結成に繋がっていく。
またマリアンヌの遺児が命を落とした場所であるエリア11の平定も目標となり、エリア11へ着任することとなった。


皇暦2017年【反逆のルルーシュ

第一話から登場。
扇グループの毒ガスカプセル強奪事件に対応してカレンと戦い、その後のシンジュクゲットー掃討戦にも介入するが、ルルーシュの不意打ちで機体を損傷し脱出を余儀なくされる。

直後、クロヴィスの暗殺が起こるとそれを防げなかったバトレーを失脚させ、自身はエリア11の代理執政官に就任し純血派で軍を掌握。
更に名誉ブリタニア人のスザクにその罪を着せ、名誉ブリタニア人制度そのものの廃止を目論んだ。

だが、突如現れた仮面の男・ゼロが口にした「オレンジ」というハッタリでしかない言葉で汚職を示唆され、直後にゼロの「私たちを全力で見逃せ!」というギアスにかかり同志であるキューエルに銃を向けるまでして本当にゼロ達を逃がしてしまう。
その際に言い放った「全力を挙げて奴等を見逃すんだ!」は各所でネタにされた。

以後、周囲から収賄や謀反の疑惑を向けられて「オレンジ」と蔑まれ、純血派内部でも信用を失い孤立、挙句の果てに同志だったキューエルたちによって粛清されかける。
この粛清騒動はヴィレッタや介入したスザク、そしてユーフェミアの命令で治まるが、その後のコーネリアの総督着任に伴い拘束。
捜査の末に謀反の疑いは無いと判断されたものの、ゼロを逃した事実もあって3階級降格となり完全に失脚してしまう。

これにより自身から地位や名誉を奪ったゼロに深い恨みを抱き、以降はゼロへの復讐の機会を願って一パイロットとして戦場に出るが、雪辱の機会は中々巡ってこなかった。

そしてナリタ攻防戦中盤、遂にゼロのKMFと対峙し襲い掛かろうとするが、カレンの紅蓮弐式の輻射波動を受け、強制脱出によってなんとか一命はとりとめるが、左目が潰れるなど全身に深刻なダメージを受ける。
また、強制脱出の影響もあってMIA(戦闘中行方不明)となり、事実上の戦死として軍の戦死者リストに名前が載った。
その後、フラフラの状態で彷徨っていたところを偶然バトレー傘下の研究員達に拾われ、C.C.の特性を疑似的に再現するための実験適合生体として身体改造を施されてしまう。


そして、ブラックリベリオン序盤、未調整のまま覚醒。
更にブリタニア軍への降伏通告を行うゼロの声を聞いてしまい、その情念が暴走。
支離滅裂な言動でバトレーらの制止を振り切り、ジークフリートでゼロの搭乗するガウェインを討つべく追跡、猛攻を加える。
最終的に神根島までゼロを追いかけるが、C.C.が操るガウェインによって海へと押し込まれC.C.と共に沈んでいった。

覚醒時の「オハヨウゴザイマシタ」も彼の代表的な台詞となった。



皇暦2018年【反逆のルルーシュR2



「ご期待には、全力で」


ギアス嚮団の手でジークフリートごと海の底から救出され、組織から度重なる再改造を施された。
これにより改造以前の理性を取り戻しただけでなく、左目にギアスを無効にする「ギアスキャンセラー」を獲得
サクラダイトを動力源とした改造人間完成体となり、常人を超えた身体能力や耐久力などを手に入れた。
同時にゲフィオンディスターバーの影響下では身体機能がほぼ停止してしまうという致命的な弱点も生まれたが、黒の騎士団に合流した後はその対策もとられた。

V.V.の命によりルルーシュ討伐のためエリア11へ派遣されるが、その目的はマリアンヌの遺児であるルルーシュが戦う真意を確かめることだった。
(これまでは『ゼロ=ルルーシュ』であることは知らなかったため、何の疑問も無く敵対していた)

この際、V.V.の指示により街にいるギアスにかけられたSPのギアスを解除している最中に、
偶々シャーリーにかかっていたギアスもキャンセラーで解除されてしまったために悲劇が…

そして直接ルルーシュと対峙。
G列車による干渉で動くことすらままならない状態になりながらもルルーシュの行動原理を問いただし、彼がマリアンヌやナナリーのことを思って行動していることを知る。
そして自分がマリアンヌを敬愛していることを告白し、満足して逝こうとしたが、それを良しとしなかったルルーシュがG列車を解除。
ルルーシュからは自分に仕えるよう乞われ、以降は彼を主君と定めて忠節を尽くすようになる。

その後は黒の騎士団に属しギアス嚮団殲滅などに参加する。
だが、トウキョウ決戦でゼロ=ルルーシュの追放が起こると組織の異変を察知して離脱、ルルーシュを皇帝としたブリタニアへと復帰する形となり、
以降はルルーシュの側近の一人として反乱貴族の討伐などを行っていった。

ダモクレスの戦いでは、敵として出会ったアーニャがギアスによって記憶を失い絶望的になっている事に気付き、
ギアスキャンセラーで彼女の記憶を蘇らせた。

ゼロレクイエムの際は、スザク扮するゼロをあえて…全力で見逃し、ゼロレクイエムを完遂させている。

以後はアーニャと共にみかん農園を経営している姿がEDで描かれた。

余談ではあるが、このラストのおかげで、アンサイクロペディアの住人が結果的に真実を書く羽目になったとか。



●本編外の活躍

劇場版シリーズ

【劇場版反逆のルルーシュ(三部作)】

TV版と基本的同じだが、ルルーシュとナナリーがブリタニアから日本へ送られる際、他の皇子や皇女たちと共に泣きそうになりながらそれを見送る場面が追加されている。
また改造後はルルーシュの身辺情報を掴んでいたことからシャーリーのギアス解除後フォローに出向いている。
まあシャーリーからすれば突然現れ話し掛けてきた不審者みたいな状況だったが……


復活のルルーシュ


設定メモによると、ルルーシュの側近だったこともありゼロレクイエム後は公職追放のうえ極刑になりかけるが、ゼロ(スザク)の嘆願で減刑され強制労働所送りになる。
その約一年後、世界人道支援機関の名誉顧問となったナナリーが働きかけたことで強制労働所が解体され出所。
そして丁度、南米で農園の経営者を探していたアーニャの手伝いをし始める。

しかしアーニャは経営をジェレミアに丸投げし農園も譲って社員になってしまったため、以降は「ゴットバルト農園 オレンジの里」として再出発している。
アーニャからは前述のギアス解除の恩もあってか愛称で呼ばれるほど懐かれ、一方のジェレミア自身も彼女の事を「アーちゃん」と呼ぶなど良好な関係を築いている。
当人としては農園を行き場の無いルルーシュやC.C.の家にしようという考えもあるらしく、軍の横流しルートでサザーランドJを入手しサザーランド・ローヤルに改造したりしている。

ちなみに事情をよく知らない農園の近所の人からは新興のマフィアと思われてるんだとか。


本編では後半、復活したルルーシュを手伝うためアーニャと共にジルクスタン潜入部隊に合流。
手土産にKMFとオレンジを持ってきた。

決戦ではアーニャと共にルルーシュとC.C.の月虹影の直掩に回り、途中変電所の破壊任務にあたりこれを達成するが、シャムナのギアスの影響で無かったことにされた。

EDではアーニャと共に農園に戻りオレンジの収穫作業をしていた。


ピクチャードラマ

  • STAGE 4.33
スザク強奪事件の前夜、ヴィレッタとの会話が描かれている。
悪だくみの一方、8年前のマリアンヌ暗殺事件のことなどが語られ自分の不甲斐なさに涙を流すなどその忠義にあつい性格が垣間見える。
でも翌日にはゼロのギアスで……


イラストドラマ

  • TURN 22.05
ルルーシュ皇帝と超合集国首脳陣のエリア11での会談前夜。
見納めになるだろうペンドラゴン宮殿をロイドを連れて見て回っていた。
そして最後にはC.C.とセシルに合流しこれまでを振り返りながら決意を固める。


  • TURN 25.??
ゼロレクイエム後、再建されたアッシュフォードの屋上庭園でルルーシュの願いを叶えるためアーニャと共に花火を打ち上げる。



●補足と余談

本作の中でもとりわけ立場と行動が二転三転するキャラクターだが、
その主たる行動原理が皇族への高い忠誠心であることは終始一貫しており、殊にマリアンヌ・ヴィ・ブリタニアのことを敬愛していた。
初任務での後悔から次こそは皇族を守り抜くという決意を固めており、
実際にギアス嚮団殲滅戦ではジークフリートの破壊に巻き込まれたコーネリアを救出している。
ただし、『双貌のオズ』では、V.V.に対して(皇族と知っていたのかは不明だが)内心では「今に思い知るがいい」「子供の姿をした小賢しい悪魔め」として嫌っており、
皇族の中で彼に対してだけは上辺だけの忠誠心で活動していたのは本編の行動でも明らか。
ただ皇族という血筋や記号ばかりを尊んでいるのではなく、内面まで見たうえで仕えるべき主を見定めているのだ。

マリアンヌに対する忠義についても、小説版でのマリアンヌこそ外道だったが、
アニメ本編のマリアンヌは嘘を嫌う気難しい(ルルーシュによく似た)シャルルと真に愛し合うなど*2、遠大な目的こそ持つが悪人というわけではなかった。
そのため、内面を知っていても知らずともアニメ本編に限るなら矛盾はない。


一期からネタキャラとしての高い人気を誇ってはいたが、
二期におけるルルーシュへの忠節っぷりでその評価を更に逆転&上昇させ、非常に多くのファンを獲得したキャラクター。
公式人気投票にて5位(中間では4位)となった時は中の人も驚いていた。

ある意味では「コードギアス」はジェレミアの物語と言っても過言ではないだろう。



●主な名セリフ


全力を挙げて奴等を見逃すんだ!

オ、オォォォオレンジだとぉ!?死ぃねぇぇっ!!

ぽぺ……

オハヨウゴザイマシタ。

オ、オォォォオネガイデス!死んでいただけますか?

卑怯! 後ろをバック!

このジェレミア・ゴットバルト、ご期待には、全力で。

執念ではない、これは忠義!

私には理由がある…忠義を貫く覚悟が…! 確かめなければならぬ…真実が…!

イエス、ユア・マジェスティ*3

それは我が忠義のためにある機体だ!

君には借りがある。情もある、引け目もある。しかしこの場は忠義が勝る!!

受けよ!我が忠義の嵐!!

オレンジィ?フッ、それは我が忠誠の名前。

騎士道に殉じるか、君も…。

爆・散!!

記憶せよ、ジェレミア・ゴットバルトを!お前に敗北を齎した記念すべき男の名前だ!!

往け、仮面の騎士よ…!



●主な搭乗KMF・KGF



サザーランド可翔式


サザーランドジーク

サザーランドJ

サザーランド・ローヤル



●外部作品での扱い

スパロボ』では『第2次Z破界篇』にてギアス初参戦に伴い初参加。概ね原作通りの動き。
ただしゲーム的には、サザーランド可翔式が出なかったり(ギアス教団襲撃の際にもフライト無しのサザーランドで登場)、
サザーランドジークが輻射障壁なしの上に火力も低いなど、やや残念気味。
ちなみにガンダムタイプの機体からダメージを受けた際には「不敵、素敵、強敵! さすがはガンダム!」と特殊戦闘台詞を言うが、後に成田氏が後任を務める事になるガンダムに縁のある人物か、『コードギアス』の監督である谷口氏が手掛けた別のアニメのとある台詞を思わせる。

『第2次Z再世篇』終盤では、一同の団欒の場にオレンジペコの紅茶を出すという茶目っ気(?)を見せた。EDではオレンジ畑を営むことを明言しており、
アッシュフォード学園への復学について悩むアーニャに「オレンジ畑の手伝いは放課後だけでいい」と後押ししていた。

第3次Z』両篇では原作終了後なのもありNPCに降格。やはりオレンジ畑を営んでいるようで、
ダカール議事堂の防衛に参上した際にも「収穫の時期には間に合う」と発言していた。

X』では、17話のみルルーシュを復活させるために敵対するが、18話でルルーシュが復帰して以降は自軍入りする。
なお、今回は復活したマリアンヌと対面することになるのだが、その醜悪な本性を「ルルーシュ様の母君でも何でもないあなたに誓う忠誠はない」と吐き捨てた。

30』では劇場版設定でアーニャとコンビ扱いのサポーターとして参戦。
メインシナリオでの出番はあまりないが、公式が病気な某シナリオでの彼の説得力ある一言はほぼそれだけで凄まじい存在感を放っている
サポーターとしては、パッシブ、使用時効果共に月虹影帥に使う事を想定したと思われる構成になっている。
なおコマンド名は『オレンジの差し入れ』。更に強化パーツに「G農園のオレンジ」まで用意されている始末。美味しいオレンジを食べて元気に敵陣へ突っ込めとでも言うのか……

グランブルーファンタジー』で開催されたコラボイベント『コードギアス 反逆のルルーシュ 蒼穹に散るゼロ』では事前情報公開時点で登場が確定しており、ストーリーの時系列的にどういった扱いになるのかが注目されていた。

+ イエス、ユア・マジェスティ
ルリアノートによると、ナリタ攻防戦で瀕死の重傷を負いMIAになった後にカルメンが彼を掌握しており、クロヴィス暗殺事件後に過激純血派により妹のルイーナを見せしめに嬲り殺された彼女により、恐らくは純血派への怒りと復讐の意味合いも含めてゼロへの復讐のための手駒として改造されてしまう。
改造されたジェレミアを用いた人体実験の最中、空の世界で発生した星晶獣マグネシアの暴走が関わっているカルメンとデルフィナ共々空の世界へ転移してしまい、偽ゼロを名乗るデルフィナによるゼロへの復讐の切り札として、ジークフリートと共に運用される事になる。
そしてナナリーを餌に主人公、ゼロ、スザク、カレンを誘き出したデルフィナがジェレミアを呼び出し、ジークフリートを駆り彼らと交戦するも敗北しジークフリートも大破、沈黙。

直後、磁場に干渉出来るマグネシアによってナイトメアフレームを無力化した上でナナリーに致死性のウィルスを投与し、「ナナリーの解放及び解毒」の代価として「ゼロの自害」を要求するデルフィナ。
あらゆる打開策を潰され、ゼロは自害しようとするが……



「なりませんっ!!」
「――っ!」
「なりません……」
「なりませんぞ……!」

「ルルーシュ、さ、ま……」
「なんたる僥倖、数奇、奇跡……!」

デルフィナがナナリーに凶弾を放とうとした瞬間、大破したジークフリートが爆発。そのハッチからジェレミアが這い出てデルフィナへと接近し始める。
それまでのやり取りを聞いていたのか、ゼロがルルーシュであると認識し言語障害等を完全に振り切り、マリアンヌの忘れ形見であるルルーシュとナナリーに危害を加えた彼女に対し敵意を向けながら完全復活を遂げた。
狼狽したデルフィナが用済みになったジェレミアを撃つがそれでもなお歩みは止めずナナリーを奪還。偶発的に発動を始めたマグネシアの能力でデルフィナが転移した直後に意識を失い、彼に恩義を感じたルルーシュが彼の保護を進言。
それに伴いこれ以上出自を隠すのは不可能と判断したルルーシュの口から彼自身の身の上がカレンに明かされた。

そしてナナリーを医師に診せる合間、11日目の幕間で意識を取り戻し知り得るデルフィナの情報とマリアンヌが暗殺された当時の事、「マリアンヌを守れなかった心残りとナナリーが抱えた痛みに比べれば、2人のためなら命など」とナナリーを身を挺して奪還した事をルルーシュに明かしていた事が発覚した。
その後は騎空艇で安静にしていたらしく出番は殆どないが、怪我を押してナナリーの看護に当たっておりデルフィナの殺害と「ナナリーが幸せに暮らす」という願いの代償として空の世界に残留。
ルルーシュのフェイトエピソードでは街興しイベントで「ねこのピザ屋さん」を開店し、ナナリーとカレンと共に屋台の宣伝をしていたが、他の2人が可愛さとやけくそでウケがいいのとは正反対に妙な圧でビラ配りに支障をきたしてしまった。ジェレミアは泣いていい。
13日目の幕間ではすっかり体調が快復したナナリーが「ポートブリーズへ行ってみたい」とビィの誘いに乗ってジェレミアも同行したいと願い出ており、
「ルルーシュの仲間なら自分達の仲間、行く宛が無いのならルルーシュ達と一緒に居ていい」と快諾され「なんたる優しい世界ッ!!」と叫んでいた。
その後、空から異常進化したサメやサメの集合体が降ってくるとは思っていなかっただろうに…





「このジェレミア・ゴットバルト、追記・修正には、全力で」

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最終更新:2025年07月11日 12:52

*1 この暗殺事件の実際の経緯はもう少し複雑なのだが、いずれにせよジェレミアにそれを知る術はなかった。

*2 それが結果としてシャルルの兄V.V.の不興を買い、嫉妬した彼に暗殺されてしまったわけだが。

*3 ブリタニア軍では「イエス、ユア(マイ)~」という形式を用いた了解の返事が3種類存在し、それぞれ返事をする相手によって「ロード」=上官、「ハイネス」=皇族、「マジェスティ」=陛下(皇帝)と使い分けられる。ジェレミアがTURN13でルルーシュの問いにこう答えたのは、彼がルルーシュを自分にとっての「皇帝」であると認めた証だと言える。