凡田大介

登録日:2010/12/22 Wed 22:09:16
更新日:2025/04/07 Mon 01:53:33
所要時間:約 2 分で読めるでやんす





勝利とはつねにむなしいものでやんすね



ちょっとオッサン? マニアな相棒
(ぼん)() 大介(だいすけ)


凡田大介はパワプロクンポケットシリーズ第2弾、パワポケ2から登場するキャラクター。
メガネ一族の中で表サクセス登場回数は最多。ポジションはピッチャーで、高い制球力と高速シンカーを決め球とした変化球が持ち味

また、選手としての実力が高く(特にピッチャーとしては野手能力が守備、耐エラー以外*1非常に高い)、性格もシナリオも熱いため湯田と並んで非常に人気が高い。
実力面では変化量2とはいえサイドスローでフォークを投げているのも特筆される。
(本来はサイドやアンダースローでフォークを投げるのは極めて難しい*2。パワポケでも一部作品で「これらのフォームを選んだ場合、フォーク方向の変化球の必要経験点が割増される」システムが組み込まれたこともあった)

相棒をつとめたのはパワポケ2と5で、8ではすでに引退している。
しかし、多くの作品でイベントで登場し、選手能力を上げてくれたり、荒井三兄弟を撃退してくれたりする。
元は町工場の野球部エースで草野球から社会人枠でモグラーズにドラフト7位で入団。

性格はメガネ一族らしく生粋のマニア。
たとえ、食費を削ってもオモチャコレクションに邁進する。
ただし、ただのマニアというわけではなく、野球に対しても非常に真面目。選手能力もかなり高いうえに友情に厚く後輩にも面倒見が良いため慕われている。

また、野球指導能力も高く彼に教えを受けた主人公たちは見違えるように進化する。

メガネ一族の事情も知っているため、餅田の存在を知ると、13では父親に呆れた様子を見せた。
凡田自身も、14では三人の異母兄弟と再会することになる。


【パワポケ2】

主人公の相棒として登場し、水木倉刈、ドミオらと共にモグラーズで奮闘。
日本一を達成する。プロペラモグラーズになったあとも残り続ける。
2の裏サクセスでは、補給部隊の同僚として主人公と行動した。


パワポケ5

北条監督に猛反発し、水木と共に二軍に追いやられる。小杉と入れ替わる前の主人公のことも気にかけるなど相変わらず優しい。
大神博之が来たこともあり、どうやってチームに貢献するかを考えて、後にリリーフエースに転身し再度、日本一を達成する。
この時、本格的に引退を考え始める。


パワポケ7

主人公の家に乱入した荒井三兄弟を連れて行ってくれる。
作業的に楽だったのだろうが、湯田のグラフィックをそのまま使いまわすのはいかがなものか。


パワポケ8

すでに引退し、長年の夢、オモチャ博物館を立てる。おまけモードでコレクションを収集することができる。
自分のコレクションを汚されるのを嫌っており、博物館を運営しているとはいっても特定の相手のみを入場させる事実上の会員制博物館。


パワポケ9

ブギウギ商店街にオモチャ採集のためやってくる。しかし、亀田、三田、湯田らに間違えられ、ショックを受けている。
一説には「凡田はこの時点で亀田が何やらかしたかしっかり知っている」、「9主は湯田とかなり近い関係にあったことがあり、かつ仮名や変装を必要とする人物」*3とも。
風来坊は最終的に正しい名前を言えたため、野球を教えてくれる。
ちなみにどんな練習をしたのか弾道まで上がった。


パワポケ11

磯田のマニアショップで主人公と出会う。実は現役時代、彼にサインをしていた。
磯田曰わく、凡田の引退は博物館経営の金が目標に達したためで、まだまだ現役を続けるだけの実力があったらしい。
行方不明の倉刈を心配し、水木やドミオらと共に日出子の援助を行っていた。


パワポケ12

磯田のマニアショップを継ぐ。


【パワポケ13】

主人公の野球を見ていく。
療養のために田舎に来た磯田のもとを訪れ、マニアショップを継いだことの経緯を語ってくれる。


【パワポケ14】

磯田の葬式の帰りに、主人公と接触することとなる。
彼の父親がメガネ一族であることを知った際には、親が亀田や具田ではないかと不安を抱いた……特に亀田はねぇ。
腹違いの兄弟である湯田・山田・落田と再会、それはそれで不安を抱いてはいたようだが、最終的には彼らの親としての回答を聞いて満足していた。
主人公が昔のアニメや特撮作品を鑑賞させられていると聞いた際には、それを拒否するように強く忠告する様子を見せた。博物館の資金難や「まだまだ現役を続けるだけの実力があった」のを凡田なりに反省していたのだろうか?
また、凡田は14主人公の顔を見た際に誰かを思い出したような反応をしているが……。

【パワプロアプリ】

まさかの再登場。エイプリルフールでのグラゼニの主人公、凡田夏之介との名前被りのネタだったが後に参戦。矢部高校にも矢部・矢倍・矢部田とともに映っていたが、これは本当にエイプリルフールだった
得意練習はメンタル。

なお、どちらもサイドスローでコントロールがウリの変化球投手で、メガネであることも共通だが、利き腕が違う。
(大介が右投右打、夏之介は左投左打)


【パワプロ2022】

『R』発売や『アプリ』『サクスペ』への『ポケ7』*4リメイクシナリオ実装を機にパワポケ要素がパワフェスに組み込まれたことから、『2』からの選手として参戦。モグラーズ時代なので先発適性が高い。
2軍編がモチーフということもあって水木、倉刈がやる気がない中、「トライアウトと考えれば、この大会で好投することで1軍に行けるのでは?」と考えて気を吐く。正直2022のパワフェスなのを考えると、他チームの固有選手ピッチャーを考えれば相手時能力でも強くない部類だが。ミート・パワー・走力が投手にしては比較的高めなのも相変わらず。
コンボイベント相手は灰凶高校の井筒。ただ金特殊もらえない・赤特殊がつくタイプのコンボなので、会話イベントを確認したいのでなければスルーしても問題はない方ではある。



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最終更新:2025年04月07日 01:53

*1 当時の耐エラー(現在の捕球)はマスクデータ。

*2 できないわけではなく、例えば野茂英雄は大道芸でいいならサイドでも投げられるとのこと。ちなみにこれが理由で代用になる落ちる球が模索された結果が「サイド、アンダーの投手にシンカーの名手が多い」で、凡田自身もHシンカーも覚えている。

*3 要するにポケレンジャーのレッド。他にもレッドが『7』での行動を悔いていたり、あるいは当時の経験と照らし合わせていたりすると解釈すると自然になるイベントが多いこと、また『14』でのレッドの自己紹介内に「昔、所属していたチーム」として明らかにブギウギビクトリーズのことな内容があった、『アプリ』での高校卒業後にどうしたいかが9主が街にやってきた経緯とほぼ同じと、明言こそないが状況証拠が多く、現在でもほぼ「9主=レッド」と見なされている。

*4 ただし展開が割と異なり、『ポケ13』の要素も強い