登録日:2011/10/24 Mon 18:26:51
更新日:2025/03/02 Sun 16:30:36
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四大竜は
デジタルモンスターに登場する
組織、及び属するデジモンのこと。
現実世界とデジタルワールドがリンクされている事を考えると、四海竜王の
神話に由来しているかもしれない。
【概要】
聖竜3体と邪竜1体で構成されていることが判明しているが、活動内容は定かではなかった。
が、サイボーグ型とマシーン型で構成された鋼の帝国「メタルエンパイア」と接触したことが判明。
竜型デジモンのデータを提供し、鋼の帝国に新たな技術を与えた。
しかし、あまりにも急激に勢力を拡大したため、鋼の帝国、四大竜、ともに
ロイヤルナイツにマークされる事に…
だが…登場してからめぼしい活動が上記くらいで、随分音沙汰がなかったため死に設定か?と、思われたが…
【構成メンバー】
◆チンロンモン
◆ゴッドドラモン
世代 |
究極体 |
タイプ |
聖竜型 |
属性 |
ワクチン種 |
必殺技 |
・ゴッドフレイム 聖なる気を炸裂させ、全方位の敵を一瞬で薙ぎ倒す。 |
得意技 |
・召喚 “紅炎のアモン”と“蒼雷のウモン”を召喚する。 |
・ゴッドフィスト 聖なる力を纏った拳の一撃。 |
硬質化した6枚の翼と、黄金色に輝く身体を持つ聖竜型デジモン。
四大竜最大の魔力を持つ。
腕には神聖系デジモンの証である《ホーリーリング》が填められている。
右手の手甲には《破壊》を司る
“紅炎のアモン”、左手の手甲には《再生》を司る
“蒼雷のウモン”という小竜型デジモンがそれぞれ
封印されている。
「デジモンウェブ 第1回ドット絵コンテスト」入賞の
ドット絵が、公式化したデジモンでもある。
初登場はWSソフト『デジモンアドベンチャー アノードテイマー』。
ご存じの通り、ミレニアモンが初登場した
ゲームでもあり、後述のアニメでミレニアモンと戦うことを考えると、感慨深いものがある…かもしれない。
X抗体を得ると、頭部と胸部は新たな装甲へと変貌する。
また、6枚の翼は格闘の時に身動きし易く、また盾の役割果すため硬質で巨大な一対となった。
隠されていた格闘の能力が引き出された結果、拳の威力は並みのデジモンでは究極体ですら受けられずに吹き飛ぶ。
そのことから、“天空を翔ける豪腕の格闘竜”とまで呼ばれるようになった。
《関連作品でのゴッドドラモン》
第七巻収録の特別編に登場。
メディアミックス作品初登場…と思いきや、実は倒した相手のデータをコピー・強化して変身する能力を持つ「メタモルモン」というデジモンが正体。
つまり、画面外で
敗北 していた。
セラフィモンの悲しみが、こちらにも伝播していたのだろうか…。
タケルのパートナーのパタモンの究極体として、遂にアニメ…ひいてはメディアミックス作品初登場を果たす。
ミレニアモンとの決戦に際して、ホーリードラモンと共に進化を果たした。
設定どおりの格闘戦を得意とし、
必殺技の「ゴッドフレイム」および「ゴッドナックル」でミレニアモンへとどめを刺した。
◆ホーリードラモン
世代 |
究極体 |
タイプ |
聖竜型 |
属性 |
ワクチン種 |
必殺技 |
・ホーリーフレイム 全ての正義の光エネルギーを放ち、受けた者の存在を一瞬にしてかき消す。 |
・ホーリーブレイズ (X抗体時のみ)巨大な正義の光エネルギーで敵をあっという間に消滅させる。 |
得意技 |
・アポカリプス 対象に天より雷撃を落とす。 |
・ハーミットフォッグ 口から白い霧を吐き出す。 |
神獣デジモンの究極の姿。
なのに、聖竜型なのはツッコんではいけない
その10枚の翼をもつ雄々しい姿は空の
王者を思わせる。
その姿を見た者は少なく、普段は何処にいるのかさえ判明していない。
しかし、一度デジタルワールドに強大な悪が現れると、その聖なる力をもって悪を無に帰すとされる。
X抗体を得ると、抑えられていた竜としての野性の獰猛性が引き出される。
邪悪なデジモンに対しては動物的とも呼べる凄まじい戦い様で木っ端微塵にし、巨大な正義の光エネルギーであっという間に消滅させる。
この様から、荒ぶる神と恐れられるようにまでなっている。
余談だが、ゴッドドラモンとホーリードラモンは
X抗体になると微妙に獣っぽくなる。
だが、見た目や技に他のデジモンほどは大きな変化が見られない。
それは、彼らが
世界の歴史と共に進化してきたので、既に潜在能力のほとんどを覚醒させているためである。
《関連作品でのホーリードラモン》
何の前触れもなくエンジェウーモンから進化を果たし、登場。
シーンによって羽が一対欠けているのはご愛敬
特に見せ場もなくケルビモンによって撃墜されたが、その力は「運命のデジメンタル」へと姿を変えた。
近年、デジアドの
テイルモンの究極体はオファニモンとされることが多く、ミレニアモンとの決戦の際にゴッドドラモンと共にホーリードラモンへ進化したことは驚かれた。
必殺技の「ホーリーフレイム」および「アポカリプス」でミレニアモンへとどめを刺した。
◆メギドラモン
世代 |
究極体 |
タイプ |
邪竜型 |
属性 |
ウィルス種 |
必殺技 |
・メギドフレイム 触れた者を一瞬にして灰に変える邪悪な業火を吐き出す。 |
得意技 |
・ヘル・ハウリング 『地獄の咆哮』と呼ばれる破壊の衝撃波を放つ。 |
竜型デジモンの中で最凶といわれ、最も邪悪なデジモンとされる。
他の聖竜型三体と同じように“四大竜”の一柱であるが、他の三体とは似ても似つかないほど凶暴な性格の持ち主。
現存しているかどうか定かではないほどの希少種デジモン。
その存在自体が“デジタルハザード”であるが、何らかの《力》によってその強大なパワーを封印されている。
しかし、そのパワーが解放され覚醒すると、デジタルワールドに多大な被害を及ぼすとされる。
また、その体はクロンデジゾイドで覆われているため、防御力も非常に高い。
X抗体を得ると、「デジコアの潜在能力を引き出しデジモンの可能性を高める」という、
X抗体の特性により、一切の善を残すこと無く、他に類を見ないレベルで邪悪そのもののデジモンへと化す。
存在自体がデジタルワールドの全てを破壊し焼き尽くし、その姿は正に“地獄の化身”であるという。
客観的にはスマートでなかなかカッコいい姿だが、その真の姿を見ようと思うのであれば、生きることを諦める必要があるという。
必殺技自体は変化しないものの、計り知れない邪悪なエネルギー量を持ち、もはやデジモン単体の力に値しないレベルにまで至っている。
なお、一説にはメギドラモンとカオスデュークモンは同一の存在で、その恐怖の波動により見る者によって暗黒竜や暗黒騎士に写るのではないかとされる。
メギドラオンではないので注意。
メガドラモンが誤植され、彼になったことはあるが
《関連作品でのメギドラモン》
主人公・松田タカトのパートナーのギルモンが暗黒進化する形で登場。
詳しくは
ギルモンの項目参照。
【関連種】
2007年3月、10周年記念デジモンのドラコモンが登場。
そして、同年12月、その究極体のスレイヤードラモンが登場。
◆スレイヤードラモン
世代 |
究極体 |
タイプ |
竜人型 |
属性 |
ワクチン種 |
必殺技 |
・天竜斬破 竜斬剣~壱の型~ 回転体術により加速し、勢いが増した剣を脳天目掛けて垂直に打ち込み、相手を両断する。 |
・昇竜斬波 竜斬剣~弐の型~ 剣で練った竜波動を下方から上方に向けて解き放ち、剣圧だけで離れた敵を斬り捨てる。 |
・咬竜斬刃 竜斬剣~参の型~ 至近の間合いまで踏み込み、“フラガラッハ”を相手に巻き付けて刀身で全身を削ぎ落とす。 |
クロンデジゾイドの鎧鱗に身を包んだ竜人型デジモン。
伸縮自在の大剣“フラガラッハ”を帯びており、壱の型から参の型まであるスレイヤードラモン独自の究極剣技“竜斬剣”を極めている。
竜型デジモンのみが挑戦を許される「四大竜の試練」と呼ばれる修行を修了した者のみが辿り着ける。
十闘士に見た目が似たような方がいたような気がするが…重要なのはそこではない。
そう、長い時を経て四大竜の名前が10周年記念デジモン(不発だったとはいえ)の究極体の解説に登場したのだ。
これによりファンからの認識が、
「そこそこ有名なデジモン達で結成されてるだけで存在意義の分からない謎の組織」(当時はただの四体のデジモンの総称とされていた)
から、
「竜型デジモンに試練を与える組織」
へと変わった。
………どうもスッキリしないが、「デジモンではよくあること」なので気にしたら負け。
そして、また10年以上何の音沙汰もないのである。
【余談】
《竜or龍》
所属するデジモンの筆頭が東洋龍のような姿を持つチンロンモンであったこともあり、「四大龍」と誤植(表記ゆれ?)されることもあった。
正しくは項目名にもある通り「四大 竜」であり、メンバーも「○竜型」で統一されている。
追記・修正は四大竜の試練を乗り越えてからお願いします。
- X抗体のメギドラモンは下手なラスボスよりラスボスっぽい設定してるよね… -- 名無しさん (2016-10-10 18:47:53)
- メギドラモンの世界が崩壊する力の封印が解ける条件はテイマーとの信頼が高い、X抗体を獲得するの2つが判明してるな。 -- 名無しさん (2017-04-16 10:58:01)
- :でのゴッドドラモンとホーリードラモンが超巨大かつミレニアモンと互角以上に戦えててびびった。02の映画でケルビモンに一蹴されたり今回のVSミレニアモンといい振れ幅がでかすぎるッピ! -- 名無しさん (2021-06-22 23:49:41)
- 流石四聖獣と同等と考えられる竜 -- 名無しさん (2024-08-14 14:05:53)
最終更新:2025年03月02日 16:30