マウス(DQⅤ)

登録日:2010/09/12 Sun 12:46:53
更新日:2025/02/10 Mon 08:46:07
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DQⅤにおける仲間モンスター。

PS2版から参入した仲間モンスターで、おおねずみを仲間にするとこの名前となる。
名が体を表しすぎている…というかまんま。

2匹目以降の名前は順に、ちゅちゅ、モカ、カメムラ。
可愛らしい名前が続いた後のカメムラ…。

幼年期はアルカパ周辺を闊歩していたが主人公が奴隷している間に生存競争に負けたのか淘汰されてしまい、この地域では絶滅してしまった。
しかしボブルの塔周辺にも生息しており、仲間にするにはそこまでストーリーを進める必要がある。

そしてついに仲間にした時のガッカリ感たるや凄まじいものがある。
初期値自体はおおねずみにしてはやけに高い数値を持つが、とても終盤の環境に耐えうるステータスではない。
しかし成長度は…!!と期待して育ててみたらガッカリ感さらに倍である。
それもそのはず、なんとコイツ初期ステ&成長テーブルがドラゴンキッズのほぼコピペ。

はっきり言って戦力外以外のなんでもなく、なぜコイツを追加したのか製作陣に問い詰めたいくらい…と思ったら、公式ガイドブックにも、
「出現するのがかなり後半なので、その時期に主力として戦わせるのは厳しい」
と書かれていた。
公式からもこの扱いである。

Lvカンストしてもステータスは力が100を超えるくらいで他は軒並みグダグダ、
ゴーレムアークデーモン 初期値 に死にステや素早さ以外勝ってるステータスがない上、
ミルドラースに喧嘩を売ろうものなら痛恨一発で死ぬ始末。
しかもこのステータスになるのに 経験値を50万 も要求する。
勿論耐性も皆無、特技も初期技が「ひのいき」と「たいあたり」。
レベルが上がっても「まひこうげき」(Lv5)に「もうどくのきり」(Lv15)の4つだけとかいう悪い意味で凄まじいラインナップ。
さらに装備品も微妙といいところを探すほうが難しい。というかあるのか?


あまりにも弱いため、何らかの縛りプレイくらいしか使い道が思い当たらないという有様…。
むしろ縛りプレイでさえ弱すぎて馬車やじいさん送りにされることが少なくない。
そこそこの初期値とは言うものの、コピペ元同様にかしこさが5しかないため平均ダメージ8のひのいきを連発する罠まで待っている。


PS2版で新しく仲間モンスターが追加されるということで、ゴールデンゴーレムやデッドエンペラー、メタルドラゴン辺りを期待していたらなんですかこの齧歯類は。
せめてサンタローズの洞窟辺りで仲間にできればまだ活躍できたかもしれない…。

同じネズミでも夢の国の夢ネズミ(中に誰もいませんよ?)や某電気ネズミとは大違いである。また同じドラクエでも、チウよりどちらかと言えば4コマ劇場の怪傑おおねずみが近いかもしれない。

彼に加えて、おばドルガップルドロンの四匹は今更四天王という不名誉な肩書を得ている。
だが、希少なラリホーマ使いや高い成長率から裏ボス戦での活躍ができるガップル、
装備品だけは見るべき点がなくもないPS2版おばドル、
趣味の範疇とはいえ育ち切ればそれなりに使えなくもないドロン、
と光るものがあるほかの3匹に対し、コイツはそれすらもない。
装備すらダメになってしまったDS版のおばドルとはいい勝負かもしれないが、
レベルカンストすれば他の四天王はミルドラースの痛恨ぐらいは耐える耐久はあるためまだマシである。
そもそもカンストに必要な経験値がおばドルは1/2、ガップルは 1/10 なのだが…

こんな状況になった理由について当初は「青年期前半になると幼年期のモンスターが出なくなるのをスタッフが忘れていた」という説が囁かれていた。
実際、マウスは馬車入手時点で仲間にできれば即戦力である…ドロンは極端な晩成型の上に初期値が貧弱すぎるため大して変わらないが。

しかし 経験値5万でHP300 という明らかに序盤モンスターにしては強すぎるガップルの存在がノイズだったことに加えて、
DS版でも相変わらず生息域は変わっていなかったり、終盤も終盤とはいえ生息域自体は新規で存在することから信憑性は低くなっている。
一応、PS2版でオープントレイ技を使えば上記の通り序盤のエースに変貌するのだが、それができないDS版ではお察しください。



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最終更新:2025年02月10日 08:46