登録日:2009/05/27 Wed 00:40:21
更新日:2025/09/21 Sun 04:20:10NEW!
所要時間:約 30 分で読めます
私たち兄妹が、「ありえないもの」を見るようになったのは。
『零〜ZERO〜(英:FATAL FRAME/PROJECT ZERO)』は、2001年12月13日にTECMO(現:コーエーテクモゲームス)から発売された
PS2用の3Dホラーアクション・ADVゲーム。
和風ホラーゲーム
『零』シリーズの記念すべき初代作品で、PS2にて展開された初期三部作の第一作目。
開発には同社が
初代PS時代に展開していた『刻命館』シリーズのスタッフが関わっている。
BEMANIシリーズに収録されているTЁЯRAの楽曲である零-ZERO-とは関係ない。
2003年2月6日には
Xboxにて追加要素を加えた
『FATAL FRAME 零 SPECIAL EDITION』が発売されている。
【概要】
特殊なカメラ・射影機を手に怨霊を退治していく3Dホラーアクション『零』シリーズの記念すべき第一作目。
ゲーム性とスタイルは本作の時点でほとんど完成されていたが、所々で以降のタイトルでは改善されている部分も見られる。
初期の『バイオハザード』に近い、定点カメラを切り替えながら操作キャラクターの姿を映す俯瞰視点の3Dホラーアクションゲームではあるが、日本が舞台で怨霊が相手・使用する武器がカメラで撮影という方法で除霊して戦うという新機軸を打ち出して話題となった。
特に、敵が実体の無い怨霊であることと、撃退する為にも自らファインダーを覗き込んで怨霊を捉える必要があることは予想以上にプレイヤーに恐怖を与えることとなった。
射影機の強化の仕組みやコンプリート要素も相まって、本来はスルーしたい「いかにも何かありそうな物陰や隙間」でもファインダー越しに覗かなければならず、霊感持ちのディレクターの実体験がフィードバックされた恐怖演出の数々を真正面から受け止めるしかない作りであるため、発売後には大人ですら恐くて長く遊べないゲームとして話題となった。
実際、登場するキャラクターは従来の3Dホラーゲームとは違い、TECMOが持ち味とするようになっていたアニメ調にも通じる美少女キャラなのだが、その一方で探索するのは非常に雰囲気が作り込まれた因習渦巻く広大な日本家屋である。
使用されている各種のBGMも、何かが軋む音、重低音、お経やら人間の叫び声を思わせるサンプリングを用いたもの等、どこまでもプレイヤーの精神を追い詰めてくるような方向に傾いたものが多い。
敵として出現してくる怨霊にも専用のBGMが存在しているので、慣れてくるとBGMの切り替わりで“何の怨霊”に襲われているのかが判別出来る場合も。
ストーリーも非常に残酷かつ絶望的な展開が続く場面が多く、この最悪な結末が訪れてしまった場所にどうしようもない状況だがせめてもの救いを起こす為に主人公が挑むという展開も『零』シリーズのお約束となっていった。
【あらすじ】
1986年9月。
ジャーナリスト・雛咲 真冬は、消息を絶った恩人の作家・高峰準星を追い、廃墟となった屋敷「氷室邸」に辿り着く。
そこは、かつて発狂した当主が一族を皆殺しにしたと伝わる呪われた屋敷であり、高峰が残した痕跡を辿っていた真冬もまた行方不明となってしまう。
真冬の妹である雛咲 深紅は、たった一人の肉親である兄を探すため、単身氷室邸に足を踏み入れる。
そこで、兄が持参していた母の形見の写真機・射影機を拾った深紅は数多くの霊と白い着物の女の呪いを受けることになる……
【ゲームモード】
◆ストーリーモード
本作のメインとなる、「氷室邸」を巡る呪いの物語。
ストーリーは「序章」及び「第一夜」~「最終夜」の全五章で構成されている。
本作には難易度選択が存在せず、初回プレイでは強制的にNORMAL相当の難易度でプレイすることとなるため、シリーズでも厳しめの設定。
二周目からは更なる高難易度モードである「NIGHTMARE」が解禁される。
◆バトルモード
ストーリーをクリアすると解禁されるおまけモード。
決められたシチュエーションで決められた怨霊を倒せばクリアというミッション形式で、全部で二十のミッションが存在する。
ミッションを五つクリアすると次の五つのミッションが解禁される仕様。
本作のバトルモードは「一枚の写真でいかに高い霊力ポイントを得るか」が主な評価基準で、「S」から「E」まで六つのクリアランクが存在する。
ただし、本作では全ミッションクリアだけで報酬が貰える仕様であるため、高ランクを目指すのはやり込みの域。
【射影機】
◆射影機
本作、及びシリーズにて主人公たちが武器として使用する怨霊の姿を捉え・尚且つ撮影することで霊体を封印してしまう機能を持つトンでもキャメラ。
敵である怨霊との戦いはもちろん、浮遊霊の撮影や開かない扉を解錠するための謎解きもほとんどが射影機での撮影で行われる。
製作者はシリーズ通しての重要人物である異界研究者の麻生 邦彦博士で、特に本作(初代)に登場するものはオリジナルで完全に霊体を封印してしまえる機能を持つ。
昔に作られた割にはオートフォーカスや広角レンズ等と妙に機能が充実しているが、ゲーム的には便利すぎて困ることはないので目を瞑っておこう。
そもそも現像はどうしてるんだとか考え始めると謎は山積みなので……。
更に言えばかなりの大きさなのに歩いている時には持っていないように見えるのはゲーム的な都合……もあるとは思うが、レンズ部分が蛇腹の折り畳み式になっており、折り畳んでコンパクトにして持ち運び可能らしい。
ちなみに、この蛇腹式の折り畳み機構は「フォールディングカメラ」やその発展形の「スプリングカメラ」と呼ばれる古いカメラに実際に搭載されていたもの。
本作の射影機は正方形で蛇腹部分の蓋が下開きのフォールディングカメラに近いデザインで、公式サイトのインタビューによれば、ドイツのリンホフ社のカメラをモデルにデザインされたと明かされている。
プレイヤーは通常の俯瞰視点と、ファインダーモード(カメラ視点)を切り替えながらゲームを進めることになる。
敵は怨霊で半透明な上に壁をすり抜けてきたりするため、そのままでは姿を捉え続けることが難しいが、画面の隅に表示されたランプのフィラメントが敵を感知する役割を果たしている。
霊を感知した場合、地縛霊などのその場から動かない霊は青、怨霊や浮遊霊は赤にランプが点灯する。
また、霊との距離が近付くとフィラメントの発光が強くなり、更に霊が真正面(深紅の視線の先)に居る場合に最も強く発光するので、敵を見失った場合はフィラメントの発光具合を手掛かりにして索敵することが基本。
ファインダーモードでは画面中央にキャプチャーサークルという円が表示されており、怨霊との戦闘時にはこの円の範囲内に怨霊の姿を捉え続けることで霊力をチャージし、与えるダメージを上乗せすることができる。
ファインダーモードのままでも移動することは可能だが、このモードではカメラの視点移動以外の動きが極端に制限されるので、戦闘中に怨霊との距離が近いと思ったならさっさと俯瞰視点に戻して距離を離し、改めてカメラで狙うといったテクニックは必須である。
射影機の基本性能には以下の三つのパラメーターが存在し、後述の霊力ポイントを割り振って強化することができる。
・範囲
キャブチャーサークルの大きさ。
強化することで広くなり、霊がキャプチャーサークルに収まらずフィルムを無駄にするというケースが減る。
・速度
霊力が溜まっていく速度。
強化すると霊力の最大チャージまでの時間が短くなり、ダメージを与えやすくなる。
・最大値
霊力をストックできる個数の最大値。
強化するとチャージできる霊力の総量が増え、一度の撮影で与えられるダメージが大きくなる。
◆フィルム
射影機に使用する専用フィルム。
初代にて登場するのは一四式・三七式・七四式・九◯式の四種類で、後のシリーズとは表記や種類が違っている。
数字が増える程に強力となり、怨霊へ与える基本ダメージが増加する。
強力な怨霊用に強力なフィルムを装填したまま、うっかり浮遊霊の撮影や仕掛けの解除を行ってしまって後悔するのはお約束。
最も弱い一四式に限り、所持枚数が三十枚になるまでセーブポイントで無限に補充が可能。
◆シャッターチャンス
以降のシリーズの“フェイタルフレーム”に相当。
相対する怨霊が攻撃してくるタイミング等に生じる、最も大きなダメージを与えられる瞬間のこと。
シャッターチャンスの発生時には、目印としてキャプチャーサークルがオレンジ色に発光する。
成功させると大きなダメージを与えると同時に敵をノックバックさせて一気に距離を離せる等、攻撃を畳み掛けるチャンスを呼び込むことが可能となる。
◆霊力ポイント
霊力ポイントとは、敵である怨霊や浮遊霊・地縛霊を撮影することで手に入るポイント。
射影機の基本性能の強化や、後述の補助機能/特殊機能の解禁に必要となる。
条件を満たすとボーナスが発生して入手できる霊力ポイントが増加する仕組みとなっており、以下のようなものが存在する。
- 敵をキャプチャーサークルの中心に捉えて撮影する「CORE SHOT」
- 敵と一定距離内に接近して撮影する「CLOSE SHOT」
- 複数の敵を同時に撮影する「DOUBLE SHOT」及び「TRIPLE SHOT」
- 霊力最大チャージかつシャッターチャンスで撮影する「ZERO SHOT」
- 「ZERO SHOT」で敵を倒した際に加算される「SPECIAL SHOT」
◆補助機能/特殊機能
戦闘を有利に進めるための様々な機能で、霊力ポイントを使用して解禁することができる。
本作では補助機能五つ、特殊機能五つの計十個。
便利な機能が揃っているが、「補助機能」は使用の度に後述の「霊石」を一個消費するため乱発は不可能で、「特殊機能」は解禁のためにストーリークリアなどの追加条件が設けられているやり込み要素。
・補助機能「圧」
発動と同時に敵をノックバックさせる。
発動後一定時間内に敵を撮影すると「IMPACT SHOT」のボーナスが発生し、入手できる霊力ポイントが増える。
・補助機能「遅」
発動後の一定時間、敵の動きがスローモーションになる。
発動中に敵を撮影すると「SLOW SHOT」のボーナスが発生し、入手できる霊力ポイントが増える。
・補助機能「視」
発動後の一定時間、敵にエフェクトが追加され視認しやすくなる。
発動中に敵を撮影すると「VIEW SHOT」のボーナスが発生し、入手できる霊力ポイントが増える。
・補助機能「痺」
発動後の一定時間、敵の動きを止めることができる。
発動中に敵を撮影すると「BIND SHOT」のボーナスが発生し、入手できる霊力ポイントが増える。
・補助機能「探」
発動すると自動で敵が居る方向を向き、キャプチャーサークルに捕捉する。
霊力ポイントにボーナスが加算されるわけでもなく、ぶっちゃけ後述の「追」の下位互換。
・特殊機能「感」
キャプチャーサークルの中央にもう一つ補助の円が追加され、十字の模様の発光で敵の居る方向を教えてくれる。
・特殊機能「追」
特定のボタンを押し続けている間、敵の動きを追尾し自動でキャプチャーサークルに捕捉してくれるロックオン機能。
・特殊機能「拡」
レンズの倍率を変化させられる拡大縮小機能。霊が遠くに居る際にズームするのが主な使い道。
・特殊機能「無」
フィルムを消費せずに撮影が可能になる最強機能その一。
入手できる数が少ない強力なフィルムを惜しみなく使えるようになる。
怨霊との戦闘をこなす「バトルモード」の全ミッションクリア報酬。
・特殊機能「零」
敵をキャプチャーサークルに捉えるだけで霊力最大チャージ&シャッターチャンス発動状態で撮影できる最強機能その二。
「ゴーストリスト」のコンプリート報酬であり、全ての怨霊・浮遊霊・地縛霊を撮影する必要があるやり込み要素の集大成。
先述の「無」と併用すれば、『バイオハザード』シリーズの無限ロケットランチャーのような無双プレイが可能。
【アイテム】
◆万葉丸/御神水
回復アイテム。
万葉丸は体力を2/5回復。
序盤はいっぱい落ちてる……が章が進むに従って入手機会が減るので過信しすぎないように。
御神水は体力を全回復。
終盤の怨霊は動きを捉え難い上に攻撃力が高いので頼る場面も増えるだろう。
(NIGHTMAREだとそんなことしても間に合わないレベルだが)
◆鏡石
所持していると、体力が尽きた瞬間に自動的に全回復してくれる便利アイテム。
ただし、発動と同時に割れて消費してしまう上に一度に一個ずつしか持てない仕様なので、寧ろ“食いしばり”に近い効果。
NIGHTMAREでも頼りになるので、消費した場合のステージ毎の補充場所(落ちている場所)を把握しておくのも攻略のテクニック。
……というか、本作は鏡石の配置数が異様なほどに多く、御神水より鏡石の入手数の方が若干多いので、鏡石を割りまくってでも万葉丸と御神水を温存した方が終盤に苦しまずに済むという逆転現象が起きている。
◆霊石
特殊機能の発動のために必要なアイテム。
消費アイテムであり、一回の特殊機能の発動につき一個の霊石が必要になる。
入手数が限られているので、使いどころの見極めが肝心。
◆カセットテープ
屋敷内で拾うことのできる収集アイテムの一つ。
ラベルの色が異なる白いテープ、赤いテープ、青いテープの三種類があり、それぞれ編集者の緒方、助手の平坂、作家の高峰が残したもの。
メモや日記とは別に、屋敷内で起こったことが音声で記録されている。
編集者の緒方が持ち込んだと思われるテープレコーダーを入手すると、内容を聞くことができるようになる。
◆ファイル
収集アイテムの一つであり、氷室邸に関係する様々な文書。
かつて氷室邸で暮らしていた人々が残した日記、新聞記事の切り抜きやメモ、儀式に関する古文書など、設定を理解するための様々な資料が用意されている。
【主な登場人物】
・雛咲 深紅
(声:わくさわ りか)
17歳。主人公で学生。
行方不明になった兄である真冬を探しに
深夜の氷室邸に来た。
強い霊感を持つが、勘はわりと鈍い。
ぷにっとした微
おっぱいとむちむちしたふとももに誘われる霊を情け容赦なく撃退する。
自らも呪いを受けてしまい、兄の探索と共に呪いを解く方法を探して過去の惨劇の記憶と混ざり合った氷室邸を彷徨う。
第3作目である『刺青ノ聲』にも主人公の一人として登場……おい、霊感失ったんじゃなかったのか。
・雛咲 真冬
(声:金丸 淳一)
非常に強い霊感を持つ
イケメン。
21歳で職業はジャーナリスト。
もう一人の主人公と紹介されてはいるが、プレイヤーが彼を操れるのは導入となる序章だけである。
恩師の作家・高峰準星を探しに氷室邸を訪れるがその後白い着物の女に
ストーカーされて行方不明に。
非常に妹想いで、
彼の方からは妹である深紅に特別な感情を抱いていない…はず。
・高峰 準星
(声:小林 清志)
落ち目の男性作家。声が
次元。
総白髪で老年と思しき見た目だが、実は42歳。
とんでもない老け顔である。
起死回生を賭けた小説の取材のために平坂と緒方を連れて氷室邸を訪れるが、行方不明になった。
真冬にとっては仕事関係で色々と恩義のあった人物であり、彼の捜索のために真冬は氷室邸に足を踏み入れたため、雛咲兄妹にとってはある意味全ての元凶。
・平坂 巴
(声:相沢恵子)
高峰の助手。真っ赤なカーディガンが特徴的な、28歳の女性。
若干の霊感を持ち、嫌な予感を感じていたが、高峰の取材の機会を無駄にすることもできず屋敷に捕らわれた。
高峰が残したメモによれば、高峰とは私生活でもパートナーであるらしい。
どうして結婚していないのかという質問は恐らくタブー。
霊の影響で発狂しそうになりながらも色々とヒントを見つけ出したものの、氷室邸から脱出することは出来なかった。
・緒方 浩二
高峰の担当編集者。32歳の男性。
自らの取材も兼ねて高峰たちに同行し、氷室邸を訪れる。
縄が縄がしか言わない役立たず。
というか、巴さんのメモにも(こいつ使えねぇから指示した資料見つけらんねぇんだろうな……)的なことが書いてある。
……が、今回に限っては氷室邸の資料を見つけてきてしまい氷室邸探訪のきっかけとなったので、ある意味高峰と並ぶストーリー上の元凶。しかも案の定で真っ先に犠牲になった。
・宗方 良蔵
民族学者。
数十年前、無人となっていた氷室邸に学術的興味を抱き、妻子を連れて移り住むが、娘が神隠しに遭ったことをきっかけに自らも消息を絶つ。
お前、師匠があんな目に遭ったのに懲りなかったのか。
・宗方 八重
宗方良蔵の妻。
非常に強い霊感を持っていたが…。
次回作『
紅い蝶』に登場する
“黒澤八重”とは同一人物なのだが、彼女自身はその記憶を失っている。
・宗方 美琴
宗方夫妻の娘。
友達と遊んでいる最中に神隠しに遭ってしまうが、一人だけ生還する。
白い着物の少女に託される形で「射影機」を外の世界に持ち出した張本人。
神隠しから生還した時点で両親が行方不明扱いとなっていたため、父・良蔵の友人に引き取られ氷室邸を離れた。
実はその引き取られた家が雛咲家であり、美琴は真冬と深紅にとっては祖母に当たる。
・白い着物の少女
何処からともなく現れ深紅にアドバイスする幼女。
怨霊や呪い、時空すら歪んだ氷室邸に苦しめられる深紅にとって、数少ない味方。
でも残念ポリゴン。
・白い着物の女/霧絵
今作の
ラスボスであり、最後の「
縄の巫女」。
ある意味被害者であり加害者でもある人。
そしてシリーズにおいてラスボス級怨霊の一撃死仕様がお約束になった元凶。
・雛咲 深雪
深紅と真冬の母。
兄妹と同じく強力な霊能力を持っていたが、そのせいで精神を病んだ末に早逝した。
かつては考古学者であった夫・真人の助手として遺跡の発掘品などの撮影を行っていた。
夫が旅先で事故死してからは、趣味としても写真を撮るようになるが……。
ムービーのみ登場……祖母である八重の死に様と重なる。
・氷室家当主
(声:小林 清志)
氷室家最後の当主。
白装束に般若の面と
日本刀を
装備したイカす
中ボス的キャラ。
こっちも兼ね役で声が次元。
本作の攻略本である「零〜zero〜 パーフェクトガイド」の用語集によれば、剣術は我流だが達人級の腕前を持っていたらしい。
掟に厳格ではあったものの周囲の人々からは慕われていたとされるが、「発狂して一族を斬殺した」と伝わるその真相は……。
・霧絵の想い人
霧絵が「縄の巫女」として儀式に臨む少し前、氷室邸を訪れていた客人の男性。
霧絵が悪霊になった原因に関わる重要人物。
……なのだが、一部のムービー以外には地縛霊としての出番くらいしかない。
誰かに似てるが似てるだけです。
似てるのは生まれ変わりか何かなのだと各々で補完しておこう。
【用語解説】
◆氷室邸
本作の舞台となる某県山中にて長年に渡り放置されている、広大な敷地面積を誇る巨大屋敷。
敷地内には逢魔が淵と呼ばれる広大な池や鳴神神社という神社まで備えている。
その異常な巨大さからも窺えるように、かつては当該地域でも特に尊ばれていた為政者であり、ある重要な祭祀を取り仕切っていた一族の屋敷であったと囁かれているのだが……。
本作では、この“氷室邸”のみを探索することになるのだが、ゲームの進行に応じて二つの“過去の氷室邸”と重なることによる通行可能エリアの追加や変化が生じることになる。
初見プレイ時には(恐怖に駆られて周りを見る余裕がなく)見落とす要素も多いかもしれないが、2周目以降のプレイでは複雑なストーリーと人間関係が把握出来ると共に、氷室邸の作り込まれたギミックにも感心することは必至。
……しかし、これも以降のシリーズでお約束になることだが、どうして事件の元凶になった一族がこんな場所に棲み着く気になったのかが共通の謎にしてツッコミ所である。
◆縄の巫女
かつて氷室邸にて行われていた禁忌の儀式、「裂き縄の儀式」の主体となっていた存在。
白い着物と、両手足と首に縄を巻かれた姿が特徴的。
選ぶ手段からして鬼畜で行われる儀式も結末も鬼畜の所業である。
◆目隠し鬼の儀式
「縄の巫女」を選定するために執り行われる儀式。
十一月二十六日に、氷室一族の中から七歳の娘を集めて行われる。
この儀式は、集められた娘たちが「目隠し鬼」と呼ばれる鬼役の女性から逃げ、最後まで捕まらなかった娘が次代の「縄の巫女」となるというもの。
もちろん、巫女を選定するための神事がただの鬼ごっこであるはずもなく、「目隠し鬼」となる女性は儀式の際、両目部分に鋭い杭が穿たれた「目隠しの面」を被らされ、両目を潰される。
その後、「目隠し鬼の儀式」によって選定された「縄の巫女」は、儀式が行われるまで十年の間、禊のために氷室邸の中で隔離されて過ごす。
そして「目隠し鬼の儀式」の際、一番最初に捕まってしまった娘は、次の儀式の際に次代の「目隠し鬼」となることが決まる。
◆黄泉の門
その名の通り、黄泉(死者)の国との境となる巨大な石造りの門。
氷室邸の最深部、地下洞窟の先に存在するその門こそが、氷室一族が代々封じてきたものであり、氷室邸の呪いの根源である。
◆禍刻
氷室邸を呪いの屋敷と化す原因となった災厄。
1800年代前半、「裂き縄の儀式」が失敗したことによって起こったとされ、封じ切れなかった黄泉の門から溢れ出た瘴気に満たされた氷室邸は、深紅が訪れた時には時空が歪み怨霊が徘徊する魔境と化していた。
◆御神鏡
瘴気を跳ね返し、黄泉の門の封印を補佐していた神聖な鏡。
「禍刻」が発生した際、瘴気を真正面から受けたために割れてしまい、その欠片は氷室邸のあちこちに散らばっている。
◆裂き縄の儀式
氷室邸にて一定期間ごとに執り行われていたとされる神事。
行われる日付は十二月十三日と決められており、付近では儀式の日は外出を避けるようにという言い伝えが残っていた。
「裂き縄」とは、黄泉の門を縛り、封じる「御縛りの儀式」に必要とされる特殊な注連縄のこと。
この縄を作り上げるための存在こそが「縄の巫女」であり、巫女の持つ神力を縄に宿し、黄泉の門を封じる「裂き縄」として完成させるための儀式が「裂き縄の儀式」である。
その内容とは、縄の巫女の両手足と首に括られた計五本の縄を、特殊な巻き上げ機で五方向から同時に引っ張り、巫女の身体をバラバラに引き裂くという悍ましいもの。
儀式は黄泉の門へと続く地下洞窟の途中に設けられた「縄殿」にて執り行われ、巻き上げ機を動かす役目は四人の神官と氷室家当主が担う。
「裂き縄の儀式」によって巫女を引き裂いた五本の縄は、その後縒り合わされて一本の「裂き縄」となり、黄泉の門を封じる「御縛りの儀式」に使用される。
【怨霊】
・編集者の霊
白い着物の女から逃げて押し入れに隠れたものの、見つかってしまい無残な最期を遂げた編集者・緒方の成れの果て。
平坂と高峰は、彼の両手足と首を引き千切られたバラバラ死体を発見したことで、氷室邸の呪いを知ることとなった。
深紅が初めて射影機で戦うこととなる霊であり、攻撃も二種の組み付きのみと比較的シンプル。
・助手の霊
脱出の糸口を掴むも力及ばず、逢魔が淵で霧絵に捕らわれ呪いの犠牲となった、助手・平坂の霊。
発動頻度は低いが、高笑いと共に視界をブレさせる特殊攻撃を持っている。
おばさん息近い。
※リアル寄りの造形だが二十代です。
・作家の霊
御神鏡が奉納されていた鳴神神社まで辿り着くも霧絵に捕らわれた、作家・高峰の霊。
第一夜のボス的存在。
周囲をぐるぐると旋回しながら攻撃してくるため姿を捉え続けることが難しく、射影機の扱いに慣れていない序盤の難敵。
正直ぶいんぶいん飛び回ってうざい。
頭を抱えて呻いた後に叫び声と共に閃光を発する特殊攻撃は、叫ぶ直前にシャッターチャンスが発生するものの、閃光をファインダーモードで見てしまうと目潰しの効果を受ける。
・縛られた男の霊
その名の通り、胴体に縄が巻き付いた男性の霊。
序章にて真冬が遭遇する唯一の怨霊であり、本作の戦闘におけるチュートリアル役でもある。
チュートリアル役なので攻撃パターンも少なく攻撃力も低め。
・首女の霊
「禍刻」の発生時に氷室家当主に斬殺された犠牲者の一人であり、首だけで彷徨っている女性の霊。
首だけであるため姿を捉えにくいが、一方で手足がないため攻撃手段は体当たり(首当たり?)しか持っていない。
立ち位置的には無限湧きする雑魚怨霊なのだが、最終盤にてムービー付きで登場してくる可能性がある(プレイヤー次第ではあるが)など、ある意味で破格の扱いをされている。
そして、普通なら序盤の階段付近で遭遇するのだが、タイミングを逃すとその最終盤まで登場しない。
・浮かびあがる顔の霊
「禍刻」の発生よりも前の時代の霊が、瘴気に囚われた成れの果て。
死んでから時間が経ち過ぎているために人間の姿を留めることすらできず、白い煙の中央にぼんやり顔を浮かび上がらせた姿をしている。
攻撃力は低く、不定形であるため距離感を掴みにくいことを除けば雑魚敵の部類。
・首が折れた女の霊
「禍刻」が発生した際、惨劇から逃れようとしたのか屋敷二階の月見台(バルコニー)から飛び降り、命を落とした女性の霊。
その名の通り首がへし折れて完全に背中側に倒れてしまっており、カメラに身体の正面を向けている時は顔が見えないためダメージが通らない仕様。
初登場のシーンは、月見台の真下の廊下を歩いていると悲鳴と共に頭上から落下してきてそのまま襲ってくるというド直球のジャンプスケア。
撮影の際にはカメラを構えたまま……は通用しないぞ!
そのインパクトある見た目が話題になったからか、『紅い蝶』でも首の折れ方が違う同名の霊が登場し、零シリーズ21周年を記念して行われた『最恐の霊は誰? キャンペーン』では第八位にランクインした。
本作ではストーリーに関係の薄い一部の怨霊は無限湧きするようになっているが、彼女はその中でも中々に出現頻度が高く、迷っていると「こんなところまで!?」という範囲や嫌なタイミングで出てくることも。
・民俗学者の霊
黄泉の門へ続く地下洞窟への入り口・鬼の口の封印を解くことに成功するも、無数の亡者たちの手に地下洞窟へ引きずり込まれた民俗学者・宗形の霊。
片手を上げて振り払うようなモーションをファインダー越しに見ると、操作不能になった深紅が怨霊の方に引き寄せられてしまうという催眠攻撃の使い手。
・首を吊る女の霊
娘が神隠しに遭ったこと、射影機の影響で「ありえないもの」が見るようになったことに耐えられず、自ら中庭の桜の木で首を吊った民俗学者の妻・八重の霊。
『紅い蝶』を知ってしまうと更に無常観漂う末路である……。
首を吊った際の姿そのままであり、縄に吊り上げられて上空に上がってからの急降下や、首を押さえて苦しむモーションの直後に至近距離にワープし打撃を加えてくる攻撃など、カウンター重視の立ち回りを要求される攻撃を持つ。
・浮遊する女の霊
「禍刻」の発生で瘴気に囚われた古い時代の霊。
そのためか髪や手足が服と一体化した異形のシルエットとなっている。
・さまよう男の霊
浮遊する女の霊と同じく、「禍刻」の発生で瘴気に囚われた古い時代の霊。
そのため手足が服と一体化したようになっていたり、腹部はあばらが浮かび上がっていたりする。
・手の長い男の霊
その名の通り異様に長い手が特徴の霊で、美琴が巻き込まれた神隠し事件の犯人でもある。
過去に娘が「縄の巫女」に選ばれており、使命のために我が子を奪われた無念から子供を手当たり次第に引きずり込む怨霊と化した。
他の怨霊同様に攻撃直前の一瞬がシャッターチャンスだが、その際に首を大きく斜め下に下げるタメ動作が挟まるため、慣れないとキャプチャーサークルに捉え切れずカウンターに失敗しがち。
・はう少女の霊
手の長い男の霊によって神隠しに遭った、美琴の友達の一人。
赤い着物を着たおかっぱ頭の少女で、神隠しの際に狭い場所に引きずり込まれたからか、立ち上がることなく地面をもぞもぞと這って動く。
悲鳴と共に麻痺効果を与える特殊攻撃を持つが、効果範囲は狭いので避けるのは容易。
・隠れる少年の霊
神隠しに遭った、美琴の友達の一人。
美琴に片思いをしていたようで、美琴からどう思われているかを気にするメモを残している。
手の長い男の霊によって柱時計の中に引きずり込まれており、戦闘時にはその時計の方から飛び出してくる。
本人は今でも遊んでいるつもりらしく、戦闘中には天井の梁の上に隠れて「こっちこっち」と囃し立ててきたりする。
誰だ、戦闘よりも浮遊霊時の一連の撮影のが大変だとか言うやつは。
・井戸の少女の霊
神隠しで命を落とした美琴の友達の一人。
井戸に引き込まれたためか服は朽ちてボロボロになり、顔も右目周辺が腐り落ちたようなグロテスクな見た目をしている。
的確に深紅の目の前にワープしてくる行動パターンを持つが攻撃頻度は低く、
井戸の底から這い出てくるまさしくホラーな登場シーンの方が印象に残りがち。
・髪の長い女の霊
長い黒髪を着物のように身体に巻き付けたやたらセクシーな女性の霊。
顔を伏せる予備動作のあと、ファインダー越しに見てしまうと麻痺状態に陥る閃光を放つ特殊攻撃を持つ。
・さまよう僧の霊
袈裟に編笠姿の、いかにも旅の僧といった風体の霊。
悪霊を鎮めるために氷室邸を訪れた行者が、力及ばず自らも呪いに取り込まれた末路である。
人魂を飛ばして遠距離攻撃をしてくるが、この人魂は一発のダメージは低いものの追尾性能が高く、回避が難しい。
人魂を飛ばす直前の拝むような動作がシャッターチャンスになっているため、その動きを見逃さず人魂を飛ばさせないのがダメージを抑えるコツ。
終盤に出てくるだけあってか雑魚怨霊の中でも強敵の部類。
・瘴気で倒れた人々
「禍刻」の発生時に「裂き縄の儀式」に参加していた氷室一族の男性で、儀式の際の正装なのか首に紙垂付きの縄を巻いている。
常にジェットストリームアタック三人一組で登場するが厄介な特殊攻撃などはないため、ダブルショットやトリプルショットで霊力ポイントを稼ぐチャンス。
・目を隠された霊
「縄の巫女」を選定するための「目隠し鬼の儀式」において、「目隠し鬼」を務めた女性。
その名の通り両目は隠されている、というか潰されている。
第二夜のボス的存在だが、強さよりも悍ましさやしつこさの印象の方が優る。
周囲が静かな間は「居ない……どこ……」と呟きながらふらふら歩くだけだが、走ったりシャッターを切るとその音に反応して突進してくる。
この突進はシャッターチャンスでもあるため、タイミングを覚えてカウンターで吹き飛ばせるようになるとかなり楽になる。
第二夜では何度も彼女と対峙することとなり、計七回も戦うことになる。
その悍ましい設定と外見から、『最恐の霊は誰? キャンペーン』では第六位を獲得した。
・首無し神官の霊
「裂き縄の儀式」を執り行う、白装束に身を包んだ四人の神官。
「禍刻」が発生した際、瘴気を浴びて発狂した氷室家当主に四人とも首を刎ねられており、普段はその名の通り首無しの姿で、攻撃を行う直前のみ胴体の上に浮かんだ首が見えるようになる。
終盤には四天王の如く、彼等と順番に戦って梵字を回収するイベントがある。
霧絵の父ちゃんが混ざっているのではと考察されている。
人魂を飛ばす遠距離攻撃を持つ者、地面に潜って不意打ちしてくる者、麻痺効果を持つ閃光を放ってくる者など、行動パターンは様々だが、共通して攻撃直前の「首が見えている状態」でしかダメージを与えることができない。
・氷室家当主の霊
「禍刻」の発生により断絶した氷室家の、最後の当主。
般若の面で顔を隠した白装束の男性で、装束や手にした刀は血に染まっている。
第三夜のボス的存在で、全体でもトップクラスの強さを誇る。
「禍刻」の際に瘴気を浴びたことで発狂してしまい、屋敷に居た人間を手当たり次第に斬殺し、最期は大広間の神棚の前で自ら腹を斬って命を絶った。
時折視界を歪ませる効果を持った生首を飛ばしてくるが、それよりも居合斬りや複数パターンの斬撃など、攻撃範囲が広く回避が難しい通常攻撃の方が厄介。
体力の回復を少しでも怠るとあっという間に斬り殺されてしまう。
人は刀で斬られると死ぬ。
・昔の縄の巫女
その名が示す通り、霧絵よりも前に「縄の巫女」を務めた女性の霊。
上半身しか見えず、地面を這うようにして接近してくるが、移動速度は本作でもトップクラスで、ワープも含めた素早い動きで翻弄してくる。
特に、二度目に遭遇する「昔の縄の巫女」は強敵で、初遭遇時に案外と楽に退けられたと思ったプレイヤーの隙を突いてくる。
しかもラスボス直前のタイミングであり、泣きを見たプレイヤーも数知れず。
・霧絵
本作のラスボスにして、「禍刻」を発生させた最後の「縄の巫女」。
客人の男性に仄かな恋心を抱いていた霧絵だが、当初は彼と過ごした僅かな時間の思い出を胸に、自らの使命を受け入れようとしていた。
しかし、儀式の失敗を恐れた当主が神官たちに想い人を殺害させたことを察してしまい、罪悪感や未練が残った状態で「裂き縄の儀式」が行われた結果、不完全な「裂き縄」では門を封じ切れずに「御縛りの儀式」は失敗、黄泉の門から溢れた瘴気が氷室邸を呪いの屋敷と化す原因となった。
ストーリー中では無敵かつ触れれば即死の「禍刻霊」として幾度も深紅を追い詰めた霧絵だが、最後には「黄泉の門」の前で対峙することとなる。
最後に対峙する霧絵はそれまでのように無敵ではないものの、組み付き攻撃は当たれば即死であり、一方でこちらの攻撃はゼロショット、つまり霊力最大チャージ&シャッターチャンス発動状態での撮影でなければダメージを与えられない。
また、地震を起こして視界をブレさせ妨害したり、体力を微量回復しつつの瞬間移動を行ってくるため、戦いを長引かせるのも得策ではない。
そして、倒したと思っても最後の“御神鏡の欠片”が見え難いという仕様により更にプレイヤーを苦しめてくる。早く拾わないと結構な前からやり直させられる羽目になるぞ!
・鎧武者の霊
Xbox移植版において追加された怨霊であり、その名の通り刀を手にした鎧武者の霊。
その正体は、霧絵より前の「縄の巫女」に思いを寄せ、儀式を阻止しようと神官に斬り掛かるという事件を起こした若武者・九鬼 時定。
結局儀式の阻止には失敗し処刑されたものの、「黄泉の門」が開けば想い人の魂が解放されるかもしれないという思惑から死後も儀式の失敗を望み続けていた。
やがて、彼の怨念は「裂き縄の儀式」を前にした霧絵の夢の中に現れて儀式を失敗させろと唆し、彼女の心の中に生じていた迷いを増幅することとなる。
対峙するのは終盤に一度のみだが、Xbox版における裏ボスと言っても過言ではない存在であり、全ての攻撃が即死級の威力を持つ。
やっぱり人は刀で斬られると死ぬ。
【余談】
本作は1986年を舞台としているが、1980年代に設定した主な理由は、携帯電話がなかった時代にすることで「外部と連絡が取れない孤独感」を演出するためとされている。
……の割には、主人公連中に昭和感が全くないのが毎回のツッコミ所でもある。
二周目で解禁される「NIGHTMARE」はフィラメントがまるで使い物にならない上に、雑魚霊でも一撃で体力の半分程度を削られるのが当たり前の鬼畜モード(ボス級の怨霊は一撃死)なのだが、このモードを苦労してクリアしてもエンディングはとある人物以外ほとんど変わらない。
あんだけ苦労したのに!まさに鬼畜!
追記・修正は御神鏡のかけらを全て集めてからお願いします。
- 確かにナイトメアモードはヤバかったな。結局クリア出来ず終いだった。それにしても、ホラーゲームや映画の主人公って、どうしてああも勇敢なんだろうね。自分が主人公なら、ストーリーの舞台を見つけた途端に速攻で踵を返すが。 -- 名無しさん (2015-02-16 02:55:10)
- 深紅の場合は大好きな兄を救い出したい一身からだろう。というか兄がいないと唯一の心のよりどころが無くなるから自分のためと言えると思う。そして俺は深紅をEDまで連れてってあげたい一身で胃痛を耐えながら完走した思い出。主人公が男だったら完走できなかったわ。 -- 名無しさん (2015-12-28 20:12:45)
- 深紅ちゃんは俺の嫁 -- 名無しさん (2016-04-17 05:27:15)
- ほんとに?>非常に妹想いで、妹である深紅に特別な感情を抱いて無い…はず… -- 名無しさん (2018-03-04 08:56:18)
- ↑ 真冬はあくまで大事な妹としか思ってないはず。深紅はそうじゃなかったわけだけど… -- 名無しさん (2018-03-04 09:43:56)
- 友達に借りてプレイしたんだけれどおっさんを倒した以降進めると何故か背中が痛くなってマトモにプレイ出来なくなって、しかも敵も反応もないのにセーブも行えなくなった。結果進められずそのまま辞めた 色んな意味で怖かった作品 -- 名無しさん (2023-02-06 22:58:13)
- 昔あった「kikia」というビックリ系Flash動画のオチ顔の元ネタはこれだったんだ。 -- 名無しさん (2023-12-13 15:03:29)
- 紅い蝶リメイク(正確には二度目の)されるけど、家系の因縁考えると、本作もいつかリメイクされるかも? -- 名無しさん (2025-09-13 20:25:18)
- ↑ただ権利的な話なのか金の話かは分からないが、リマスターないしリメイクされるの任天堂が関わってからの作品だけなんだよなぁ。現代技術の初代と刺青も欲しい -- 名無しさん (2025-09-18 17:33:43)
- ↑ 「紅い蝶のリメイク」なんで権利の問題ではない…はず。たぶん人気のあるほうを優先して作ったんだろう。だから売り上げが出れば他もあるかも…? -- 名無しさん (2025-09-19 10:07:27)
- プレポタでやってみたいなー -- 名無しさん (2025-09-19 12:36:03)
最終更新:2025年09月21日 04:20