ラインハルト(FE)

登録日:2011/12/21(水) 21:12:51
更新日:2020/04/25 Sat 01:36:05
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これも運命か……許せ……。



出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

概要

『ラインハルト』とは、ファイアーエムブレム トラキア776に登場するキャラクターである。
クラスはマージナイト。


第1回英雄総選挙総合部門584位、第2回英雄総選挙男性部門5位。総合部門11位、第3回英雄総選挙男性部門8位。総合部門18位、第4回英雄総選挙男性部門16位。総合部門37位。
ツンツン回数ランキング6位

フリージ家に仕えており、雷神イシュタルの副官を務める。
イシュタルや妹のオルエンからの信頼は厚くイシュタルからは聖なる剣を賜るほどだが、ケンプフのようにその才能を妬む者もいる。
また、彼自身の武人としての実力も高く、「トードの再来」とまで謳われている。

幼少時にはイシュタルの守り役まで任されており、彼自身もイシュタルに特別な感情を抱いている。爆発しろ。
とは言え自身の気持ちについては一切口には出していないはず。

ユリウスには気持ちを悟られており、そのために疎まれている。
本来はイシュタルの守り役なのにリーフ軍の前に立ちはだかることになったのはそのため。
「次目の前に現れたら殺してやる」とまでイシュタルに話しており、どれだけユリウスにとって鬱陶しかったのかがうかがえる。
ユリウスならばあっさり殺してしまいそうな気もするが、そうしなかったのもイシュタルの気持ちに免じてのものだろう。
その後の彼の運命からいずれにせよ運が良いとは言い難いが。


性能

  • ステータス
マージナイト LV20
HP-48
力-13
魔力-20
技-15
速さ-14
幸運-18
守備-12
体格-15
移動-9
武器レベル-剣A炎A雷A風A

ガルザスと並び、トラキア最強レベルの能力を持っている。
サイアスが指揮レベルによる強敵ならば、こちらはパラメーター総合力による強敵だと言えよう。

  • スキル
連続・突撃・待ち伏せ・大盾の4つ
フリージ名物の怒りを持たないのは彼の慈悲か、それとも生来怒る事ができない性分なのか……?
もっともトラキアじゃ待ち伏せと怒りは両立できないけど


また、再行動5と指揮官5まで持っている。
彼の登場シナリオはあの悪魔軍師サイアスが敵として登場する他、シナリオボスまで指揮レベルを持っている。
そのため、トータル指揮レベルはなんと19。
このゲームでは指揮レベル1ごとに命中・回避に3%の補正が入るため、彼を含めた全ての敵ユニットに57%の命中・回避補正がかかる。

  • 所持品
ダイムサンダとマスターソードを持っている。
特にダイムサンダは2回連続攻撃が可能という、勇者のエルサンダーともいうべき性能を持つ壊れ武器。
スキルの連続と突撃、そして追撃まで合わされば、単純計算でも計16発の雷を受けるハメになる。
しかも待ち伏せによって確実に雷を2発落としてくるのだ。

  • 欠点
……というか、彼の不幸はトラキア776に出演してしまったことだろう。
聖水等の魔力補正が必要ではあるが、最強アイテムのシーフの杖、スリープの杖を使えば簡単に無力化できてしまう*1
こうなってしまえば前述のダイムサンダも、オルエンの貴重な武器となるだけなのだ。
また、サイアスも条件を満たせば帰ってしまうため、フルスペックで真っ正面から戦うことはあまりないはず。
まぁ命中回避に50%以上も補正のかかったラインハルトと戦いたいなんてのは、相当な命知らずか筋金入りのMブレマーしかいないだろうが……。

それでも戦うつもりなら、ワープの杖を使って速攻でオルエンを送り込み、タイマンはらせよう。
彼はオルエンで話しかける事が可能で、仲間にこそならないが、代わりに聖なる剣をくれるのだ。
これが騎兵に特効、魔力に補正、2回連続攻撃というチートじみた特性を持つため、ラインハルトと戦うにはうってつけである。
しかもラインハルトの方からはオルエンには攻撃してこない上、敵味方に別れているのにオルエンに支援効果まで与えてくれる。
どこぞのバカ兄貴達にも見習わせたいものである
ただ、あくまでラインハルトから仕掛けてこないだけであり、反撃はしてくるので要注意。
もっともこの正攻法では直接兄を殺してしまう非情な戦いとなってしまうが……。

……え、それじゃ正攻法じゃない? オルエンを使わずに倒したい?
Mブレマーもほどほどに。
???「命中1あれば、十分だ…。」




私はフリージの騎士ラインハルト。

ご命令とあらば、我が雷の魔道で敵を撃ち滅ぼしましょう。

雷神の右腕 ラインハルト

2017年2月下旬より妹オルエンとともに主人公やヒロインを差し置いて参戦。絵師はcuboon氏。
騎馬の青魔道士。
原作では敵専用キャラであるにも関わらず入手の手段が大英雄戦ではなく召喚からとなっている。

ヒーローズで演じた利根氏は他にもリフバアトルも演じている。
リフは無・バアトルは緑、そしてラインハルトは赤・青の二種がいるので、声優統一パはバランスがいい。
なお利根氏は通常ラインハルトと絆支援を結んでいる。


さて、そんな彼の評価だが……、


強い。


この一言に集約される。
そのあまりの強さから、ファンからは「ヤクザ」*2「突然のダイムサンダ」*3の愛称とともに恐れられているほど。
2019年に実装された初心者向けのホームガイドミッションでは最初に配布される星5キャラにもなっており、FEHの主人公とも言われたりしてる。
本作で彼を知った海外勢からも非常に人気が高く、ヤクザと呼ばれているが、そもそもヤクザネタの始まりは海外からだったりする。

彼の強みの大半を占めるのが、専用武器の「ダイムサンダ」である。
この武器はいわゆる「勇者の○」と同じ効果を持つ射程2魔法であり、自分から攻撃を仕掛けることで相手の反撃の前に2回攻撃を叩き込めるのだ。
デメリットも勇者シリーズと同じ速さ-5の補正だが、もともと鈍足な彼には大した痛手にはならず、そもそも先手を取るのが前提であればデメリットにすらならない。
素の攻撃は41と低いが、魔防の低い相手にはダイムサンダによる2回攻撃で反撃を許さずに倒しきれる。
攻撃上昇個体*4にスキル継承で「鬼神の一撃3」(自分から攻撃したときのみ攻撃+6)を覚えさせれば、
(素の攻撃32+攻撃上昇3+ダイムサンダ9+鬼神の一撃6)=50ダメージの2回攻撃が飛ぶことに。最大まで限界突破をしていれば54×2となる。
ついでに、移動力の高い騎馬ユニットであるためフィールドを縦横無尽に走り回ることが可能。
タクミティアモといった厄介な弓も射程外から一気に飛び込んで焼き払える。

また、パッシブBに待ち伏せを覚えており自身のHPが減っている時に敵から攻撃されると先制攻撃できる。
ただし、待ち伏せ発動時は自分から攻撃した事にはならないためダイムサンダの2回攻撃効果は発動しないため過信は禁物。
そもそもが反撃を受けないよう立ち回りたいユニットのため正直相性が良いとは言えない。
保険としてあったらちょっと安心程度なので、さっさと他のスキルを継承してしまうのが吉。

継承が簡単で、同属の青ユニットに強くなれる「槍殺し」は特にオススメで、
敵の能力が跳ね上がる難易度インファナルだろうと、確定4回攻撃によって槍ユニットを瞬時に排除できるようになる。
パッシブCには「騎刃の紋章」を持つため仲間の騎馬ユニットの支援も可能。
ついでに仲間から「騎○の鼓舞」「騎○の紋章」によるサポートも受けられるためパーティは騎馬ユニットで固めたいところ。

奥義に関しては、元の攻撃力が高いため標準装備の「烈雷」も非常に有用だが、
継承による変更を視野に入れるなら魔防の高い相手にも対応が可能となる「月光」、それより効果は下がるが発動の早い「月虹」などが使いやすい。
奥義発動カウントにテコが入ったバージョン2.0以降は与えるダメージを1.5倍にする「凶星」も視野に入るようになった。

以上のように、ただでさえ強かったラインハルトであるが、2017年6月に行われた大規模イベント「戦渦の連戦」のスコア5万超えでもらえる
報酬の聖印「奥義の鼓動」を得たことで、その強さはさらなる高みへと昇ることとなる。
これの効果は装備したキャラの奥義発動カウントを1ターン目だけ-1するというものである。
つまり、カウント2の奥義なら1回の攻撃でカウントがたまってしまう。
それが何を意味するか。答えは2回確定攻撃のラインハルトならいきなり1ターン目に奥義を撃てるようになったということ。
苦手属性であるはずの緑属性でさえ魔防が半端な数値だとワンキル圏内に入りかねない。


…さて、ここまで彼の強さを書き連ねてきたが、もちろん弱点も存在する。
それは「受けが非常に弱い」こと。
前述の通りダイムサンダによる補正で速さが極端に低いため殆どのキャラに追撃を許してしまい、
守備も魔防も被追撃込みで受けきれるほどの高さではないため、相手の攻撃を許せばあっさりと落ちてしまう。
とにかく相手からの攻撃を許さない立ち回りと位置取りが重要であり、それを怠ればいとも簡単にやられる。
運用の際は再行動スキル、「引き戻し」や「入れ替え」などといった補助スキル持ちのメンバーと併用してヒット&アウェイを心がけたいところ。
守備は27と魔道士にしては高いので前述の「槍殺し」を付けて、騎盾の鼓舞のバフを与えると意外に耐えることもできるが、基本は受けずに倒すことを心がけたい。

敵として戦う場合も騎兵特有の機動力は厄介だが、前述の通り耐久面はそこまで高くはない。
再行動や移動系補助スキルで一気に近づいて先手を取るか、ユリアセシリアのような魔防の高い緑キャラで誘き寄せる方法が有効。
特に後者であれば自軍ユニットを孤立させることなく、紋章スキルなどのサポートも受けられ、確実な処理が可能。

余談だが、これだけの恐るべき能力を持っていながら、なんとスキル込みのステータスの合計値はワースト2位だったりする。
ちなみに1位は妹のオルエンであり、2020年4月現在も変わっていない。
それでもここまで猛威を振るうことができるのもステータス配分とスキルの奇跡的な噛み合いによるものであり、
数多くのスキルからくる原作の恐ろしさを再現していると言っても過言ではない。

「クレオパトラの鼻があと1cm高かったら歴史は変わっていた」という言葉があるが、
ラインハルトの能力があと少し高ければFEヒーローズの歴史も変わっていたのかもしれない。

あまりの強さに「すべての青魔道を過去にしている」との評価も過言ではなく、
何度か青魔道士が追加されるも、結局は「それラインハルトで良くね?」と言われる始末。

特に悲しみを背負っているのが、よほどにトールハンマーとスキルが壊れでない限り、歩兵なせいで副官より弱くなってしまうのが実装前から濃厚だったイシュタルであった。

その性能が問題視されたのか、2019年頃からラインハルトを狙い撃ちしたようなスキルや、ラインハルトに耐えられるキャラも続々と増えている。依然として強力な性能であることには変わりないが、かつてのように最強レベルのユニットと評価されることは無くなった。
だがラインハルトが苦手とする敵は他の味方で捌けばよい話であり、反対にそうしたユニットと組んだ方がより強くなることもある。


雷神の剣 ラインハルト
2018年4月、トラキア776の主人公リーフ達と共に2度目の参戦を果たす。イラストはcuboon氏。
赤の騎馬剣士。ダイムサンダ版と区別するため、主に「剣ラインハルト」と呼ばれる。

速さはそのままだが、他のステータスが全て2から4ほどアップしている。
所持スキルは奥義に大盾、パッシブは鬼神の一撃、待ち伏せ、攻撃守備の紋章。
やはりその攻撃力は健在で、デフォルトで鬼神の一撃を持っているのも大きい。
マスターソードは当然2回連続攻撃武器。
ダイムサンダを含む他の連続攻撃武器とは違って、反撃時にも連続攻撃できるのが最大の特徴。

しかし射程が1のため、敵を仕留めきれなかった場合は反撃を食らってしまうのが難点。
攻撃は46と標準レベルであり、2回攻撃をしても仕留め切れないことも多々ある。特に守備が高いユニットは非常に多いのでダイムサンダ版と比べると、対処できるユニットの幅は狭い。

魔防は28と近接ユニットにしては高めだが、速さが18しかないので追撃を食らって沈んでしまうだろう。
特に相性不利である青属性の騎馬魔であるラインハルト自身が最大の天敵。

スキル継承で「遠距離反撃」を付けて、魔道士相手に「待ち伏せ」して「マスターソード」を食らわせるという受け手としての運用も模索されていたが、2019年11月に武器に二回攻撃と遠距離反撃を内蔵しているオルティナが登場してしまっている。


雷撃のロンド ラインハルト
上記のホームガイド実装と同時期に予告された、2019年9月の超英雄召喚イベント「絢爛たる舞踏祭」において、イシュタルと共に初の超英雄化を果たした。イラストは山田光太郎氏。
無論「踊る」持ち。兵種は緑魔・飛行。
「舞踏祭ラインハルト」、「踊り子ラインハルト」などと呼ばれる。

武器「ヴァフスルーズニル」は「自分から攻撃した時、2回攻撃 速さ-5」の効果を持つ。
要は属性が変わっただけのダイムサンダ。能力傾向もほぼ同じで、踊り子なのに攻撃力が高い。
剣版と同じく自前で「鬼神の一撃」を持つのに加え、「魔防の封印」で敵の魔防を削り、ターン開始時隣接する味方と自身の攻撃が同時に上がる「攻撃の相互鼓舞」で自分もちゃっかり強化できる。
踊りは他に任せて殴った方が強いという謎な存在感を放っているが、一応再行動役でステータス総合値が抑えられているためそこまで突出しておらずバランス調整されている。

舞踏祭イシュタルはラインハルトと同じく二回攻撃の「メグスラシル」を持つ上に、速さが34と大幅に高く、「鬼神飛燕の一撃3」で追撃を取って手軽に4回攻撃が可能など、属性を考慮しなければ上位互換に近い性能である。

追記・修正は彼を寝かせてからお願いします。

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