イシュタル(FE)

登録日:2018/05/19 (土) 23:17:00
更新日:2021/10/30 Sat 18:31:59
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もはや言うべき言葉はない……貴様に雷神イシュタルの最後の戦いを見せてやろう!



出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

概要

『イシュタル』とは『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』及び『ファイアーエムブレム トラキア776』の登場人物。


魔法騎士トードの末裔が治めるフリージ公国の王女であり、ユリウスの恋人。
ブルームとヒルダの娘で『雷魔法トールハンマー』の継承者だが、実は長子ではなくイシュトーの妹。基本的に長子に聖痕が出る本編ではかなり珍しい。
ティルテュとエスニャは叔母であり、アーサーティニーアミッドリンダは従兄妹になる。

グランベル帝国の皇族であるユリウスとユリアの親戚(母がヴェルトマー家の生まれ)。二人の異母兄であるサイアスとも顔なじみの関係。
「魔法騎士トードの再来」と言われるラインハルトはイシュタルが幼い頃から近衛騎士をしており、イシュタルも彼を信頼している。
第1回英雄総選挙総合部門136位、第2回英雄総選挙総合部門43位。


性格は真面目で優しい女性。従妹のティニーからも「イシュタル姉様」と呼ばれるほど懐かれていた。
この性格のため恋人のユリウスの行動に疑問を抱く事が多いのに、それに対して逆らう事が出来ないでいる。
特に子供狩りに対しては一部以外のフリージ家が嫌悪している政策であり、イシュタルも何度もユリウスに止めるように言っているが聞き入れてはくれない。
そこで彼には内緒で子供狩りで連れてこられた子供をこっそりフリージの街へ逃がしていた。

一方でユリウスが解放軍の一人をどちらが先に仕留めるかというゲームを一緒にしようと提案すると「喜んで!」とのっている。
その戦いをユリウスとのデート気分で楽しむなど、基本はユリウス優先である。
しかしこれは非道な行いではなく、正々堂々とした戦いの延長に当たる(しかも解放軍は父や兄の敵である)からとも言える。

このように己の正義感とユリウスへの愛の間で苦悩する事も多いが、
色々な苦悩の果てに最後に選択するのはいつもユリウスであり、内心はセリス率いる解放軍側であっても彼を裏切る事はなかった。
しかし最後の戦いの際にはユリウスに「死に急いでいるようだな」と言われるなど、どうも苦悩の末に死に場所を求め始めたとも受け取れる。
余談だが、小説版ではユリウスの子供を身籠っていた模様。

ユリウスがまだ病弱で心優しい少年だった頃に知り合い、イシュタルはユリウスの人柄に触れて相思相愛になる。
しかしある日の事、マンフロイに『ロプトウスの魔書』を渡されたユリウスはロプトの血が目覚め暗黒神に覚醒。その意識はロプトウスに浸食され残忍な性格に豹変してしまう。
これによって本来のユリウスは死んでしまったも同然の状態になってしまい、イシュタルもそんなユリウスに戸惑ってしまう。
しかしユリウスはイシュタルとの交流の際には本来の無邪気な人格が表面に出てくることもあり、それが逆にイシュタルがユリウスを見限れない理由になっている。


『雷神イシュタル』という異名を持つ魔道の天才。
彼女とトールハンマーの力の前には「トードの再来」と呼ばれる魔道騎士ラインハルトですら、到底及ぶものではない。
……おかげでヒーローズでは無駄にハードルが上がってしまったが。

なお子世代編が始まった時点ではトールハンマーは父のブルームが継承していたのだが、
息子の死と姪の裏切りでビビったブルームはイシュタルに護衛を命じたので、その際「セリス達を必ず仕留める」事を条件にトールハンマーを譲り受ける。
命じられた通りセリス達と戦っていたが、突然ユリウスが現れ「バーハラに戻れ」と命じたので父親を放って帰還。
イシュタルがトールハンマーを返さずに帰ったので、無防備になったブルームは仕方無くトローンの魔導書で戦うものの、セリス達との戦いに敗れ、この世を去った……。
よくよく考えたら酷い話である。

守り役のラインハルトの事を信頼しており、彼に『聖なる剣』をプレゼントしている。
実はイシュタルは気付いていないがラインハルトから想いを寄せられており、それを見抜いたユリウスは次にラインハルトと会ったら殺すとまで言われてしまう。
ラインハルトが大切だったイシュタルは彼の命を守るために、彼をトラキアの地に残して自分達はグランベルに帰った。

彼女が終章で戦死した場合、トード直系の血筋が断たれてしまい。トールハンマーを使える者が誰もいなくなってしまう事になる。
ただしその場合でも、トード傍系のアーサーとティニー、アミッドとリンダのいずれかが近親相姦で子供を成せば、直系の血筋を維持する事が一応可能。


性能
  • ステータス(8章→10章→終章)
セイジ LV22→27→30
HP:42→50→70
力:5→5→6
魔力:22→28→30
技:24→24→27
速さ:29→30→30
幸運:12→13→15
守備:10→10→18
魔防:19→26→27
指揮官LV:1→0→5
血筋:トード直系
スキル:連続(兵種)/待ち伏せ

物理攻撃には弱いものの攻撃面や回避に関してはずば抜けた能力。
その上終章ではHPと幸運以外カンスト、そのHPも上限に近い70という隙の見当たらないステータスになっている。
このステータスにトールハンマーの補正まで加わり、命中率・回避率共に高く、特に命中率は実質200を超える。
加えて終章ではバリアリングまで装備している。
普通のユニットではまともに戦えないほどの強敵だが、フォルセティを持っていれば倒すのは容易。

逆にフォルセティを継承していないと、かなりの強敵としてセリスたちの前に立ちはだかる。
体感的な強さとしてはアルヴィスや配下のペガサス3姉妹と合わせて作中最強の敵キャラだと言っても過言ではない程。
(単純な能力ならラスボスのユリウスが最強だが、こちらは実質イベントバトルであり、ユリアで瞬殺出来てしまう為)

特に親世代でカップルを全く作らない全員平民プレイの場合、かなりとんでもない状況に陥ってしまう。
バリアリングを持っているため魔防は27+5で32なので、魔力上限27のハイプリーストではスリープやサイレスをかけるのは不可能。
魔力上限30のセイジであるホークなら、マジックリング所持すれば可能ではあるが。
だが生半端なユニットだと連続発動→トールハンマー2連発で即死する為、手出しすら許されない。
さらに待ち伏せも所持しているので、中途半端にHPを減らしてしまうと確実にトールハンマーで先制攻撃をされてしまうという鬼畜仕様。
未だフォルセティを所持し続けているであろうレヴィンに対し「軍師なんかやってないでお前が戦わんかい!!」と叫びたくなるレベル。

この場合、魔防の高いセリスやアレスで誘き寄せて何とかトールハンマーに耐えて貰い、シャナンの流星剣で一気にケリを付けられる事を祈るしかないか。
バルムンクをもってしてもトールハンマーが相手だと結構な確率で食らってしまうので、どうしても運が絡んでしまうのが問題。
この3人を軸に支援効果とレイリアのカリスマ&踊りをフル活用すれば、厳しいながらも勝機は見えてくるはず。諦めずに頑張ろう。

なお、同時に攻めてくるメング・メイベル・ブレグの3姉妹をイシュタルと同時に相手取るとほぼ確実に死者が出る。
移動の差から到達時間には2~3ターンの猶予があるため、しっかり引き寄せたうえで各個撃破しよう。

少々邪道だが、本作の「状態異常付与率は【31-魔法防御】の確率だが、魔法防御が32以上だとオーバーフローして100%の確率で状態異常にかかる」
というバグを利用し、スリープの剣を当てさえすれば大分楽になる。
(上述どおり、イシュタルの魔防は32である、つまり……)

台詞

  • わかりました、では、私にトールハンマーをお与えください。それさえあれば、私一人でも敵を全滅させてみせます。
  • はい、わかりました。そういうことなら喜んで!
  • ふふっ、ユリウス様、私の勝ちですね。
  • え? なぜ……。
  • あら、あなたはティニーね、どうして敵に? そう、裏切ったのね……見損なったわ、ティニー!
  • ……私は間違っていたのかもしれない。だけど、もう後へは戻れないの……許してね、ティニー……。
  • ユリウス様、私は……。
  • 父は悩んでいます。多くの重臣たちが子供狩りに反対しているからです。
    もちろん、私も兄もこの一件には強く反対しています。マンフロイ大司教どうかお願いです、子供狩りはやめてください。
    まだ、年端もいかない子どもたちを親から引き逃すなんてむごすぎます。ましてやロプト神の生贄にするなど人のすることではありません!
  • 互いに憎しみ合い、戦わせ生き残ってはじめて帝国の臣民と認められる……それが幸せといえるのでしょうか?
  • ラインハルト!? ……彼は幼いときから私の守役なのです、私には必要な人間です。
  • 襟が乱れています。貴方も人を率いる立場なら、身嗜みもきちんとなさらないと……。
  • アルフォンス王子は、聡明でお優しい。あの方も……いえ、どうしようもないこと。つまらない話を聞かせてごめんなさい。
  • ねぇ、エクラ。貴方に愛する人は……? 恋人でも、片想いでも……。
    急にごめんなさい。でも、どうしても聞いておきたかったのです。
    かつて私は、愛する人のために戦った。それが人として、聖戦士として誤った道だと理解していた。それでも……。
    貴方もいつか、私と同じように……どちらかの道を選ばなければならない時が来るかもしれない……。
    貴方自身を賭けるような選択をする時……どうか、後悔をするようなことだけはしないで。



私の名はイシュタル。フリージ家の者です。

魔道の扱いには心得があります。どうぞお役立てください。



出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

スマホゲーにユリウスより少し先に聖戦の子世代ガチャに参加。
イラストはヒーローズで常連になっている逆転裁判で有名なスエカネクミコ氏。何気に氏の女性キャラは初である。
青属性の魔法使い。歩兵ユニット。


武器スキルは奥義カウント-1にし、自分から攻撃した時、戦闘中の速さ+6『トールハンマー』
奥義スキルは敵の守備、魔防-30%扱いで攻撃する『月虹』

Aスキルに自分から攻撃した時、戦闘中の攻撃、速さ+4になる『鬼神飛燕の一撃2』
Bスキルは自分のHPが75%以下で、敵から攻撃された時、先制攻撃する『待ち伏せ3』
Cスキルには彼女から初めて実装されたスキルで、奇数ターン開始時自分と周囲1マスの味方の攻撃+6(1ターン)、(周囲1マスに味方がいなくても自分は強化される)『攻撃の波・奇数3』

自分から攻撃した時、かつ奇数ターンに限ってだが、武器、パッシブ合わせて攻撃と速さがなんと+10されるという超攻撃特化型の青魔導歩兵。
武器に奥義カウント-1の効果も付与しているため、発動スパンの短い「月虹」を常に発動出来る状態にすることが出来る。
これらによって繰り出される火力はまさに圧巻であり、安易な受けなど一切許さず相手を黒焦げにしてしまう。
例の部下が幅を利かせているせいで活躍の機会が奪われがちな青魔歩兵ではあるが、主君である彼女はそんな中でも一定の役割を保てている。

彼女が初めて所有することになった『攻撃の波・奇数』も、ターン限定とはいえ兵種問わずに攻撃を+6するという破格の数値で、
アタッカー、サポーター両面でパーティーの火力増加を一手に引き受けてくれる。

欠点は攻撃と速さに能力を振り切ったことにより、耐久力は壊滅的に低い事。
守備は言わずもがな、魔導ユニットなら比較的高めに設定されるのが常の魔防すらも低い。
さらにデフォルトで所有している『待ち伏せ』のHP調整がシビアな点、
そもそもこのスキル自体が自分から攻撃した時限定の超火力がウリのイシュタルには相性があまりよくないのが難点。
特に理由がなければもっと有効なスキルに差し替えてしまうのが吉。

2021年3月アップデートでトールハンマーが錬成の対象に。
どの錬成でも速さ+6の条件が自分から攻撃した時または周囲1マス以内に味方がいない時に変化する。
更に特殊錬成では同条件で戦闘中攻撃と速さが+5されるため、諸々の条件が揃うと攻撃と速さが+15までアップする。
また敵から攻撃された時でも、周囲1マス以内に味方がいない孤立状態ならば+11までは保証される。
加えて自分の追撃不可を無効にするため、相性の良くない「待ち伏せ」もこれなら腐らない。無論発動できれば、だが。


追記・修正は愛と正義の間で悩み苦しんでからお願いします。

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最終更新:2021年10月30日 18:31