サーペント(新機動戦記ガンダムW)

登録日:2011/12/07(水) 02:37:45
更新日:2018/05/02 Wed 23:42:54
所要時間:約 5 分で読めます





サーペントをここに集結させろ!
ウイングゼロを落とせ!



新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』に登場するモビルスーツ(MS)。



■基礎データ

型式番号 MMS-01
開発 地球圏統一連合軍/マリーメイア軍
頭長高 17.2m
重量 8.1t
装甲材質 ネオ・チタニュウム合金
武装
ダブルガトリングガン×1、肩部8連装ミサイルランチャー×2、ビームキャノン、大型バズーカ×1
主な搭乗者
トロワ・バートン、マリーメイア軍兵士


■機体解説

A.C.196年に起きた『マリーメイアの反乱』においてマリーメイア軍の主力となった機体。
名前の由来はへびつかい座(serpentarius)。何?蛇遣い座はアスクレピウスでサーペントは海蛇座?いんだよこまけぇことは
デザインはこれまでの量産機同様カトキハジメ


かつて存在した「地球圏統一連合」は軍備の主力をMSに置いていたが、そのMSはほとんどS.M.S(スペシャルズ)、
つまり秘密結社「OZ」と、そのスポンサーであるロームフェラ財団から供与されているものだった。

加えて、貴重な新型機や特殊機は実質的にスペシャルズに独占されていた為、
連合正規軍は(数の上では優位であったが)その兵器の質において、大きく水を開けられていた事になる。
更に、財団側が新たにMD(モビルドール)を設計した事で、正規軍は更なる窮地に立たされる事になった。


そこで連合は傑作機リーオーをベースにし、その後継機として新たなMSを独自設計した。
リーオーの強みである汎用性を受け継ぎ、更に武装・装甲・機動性を強化するという、
まさに発展強化型と言える機体である(外観は似ても似つかないが)。

宇宙・地上を問わず(部品の交換は必要なく、調整のみで)運用可能というリーオー以上の汎用性を持ち、
バックパックのマウントラッチに複数の武装を選択して装備できる事により、状況対応力も向上。
機体各所に大出力バーニアを装備しており、ホバー走行もできるなど機動性もリーオーから大幅に上昇した。
また設定のみだが複数種類のバックパックが存在し、容易に換装可能ともされている。


この機体の最大の特徴は、装甲材質にネオ・チタニュウム合金を採用した事にある。
この材質は技術向上によって改良されたチタニュウム系合金であり、
重量は同じでありながら、強度はチタニュウム合金の約10倍という画期的な性能を実現している。
流石に強度ではガンダニュウム合金には及ばないものの、ガンダニュウムに比べるとコストが安いのも魅力。

総合的な性能は(有人)量産機としては破格のものであり、時代が時代なら、
その性能はロームフェラ財団といえど無視できないものであったに違いない。


……が、開発途中で連合は完全に崩壊してしまう。トレーズ・クシュリナーダが世界国家を掌握した後に開発が再開され、
生産ラインの整備も進められたが完成目前で終戦を迎えたため時代の表舞台に姿を現す事はなかった……

しかし、デキム・バートン率いるバートン財団が終戦後に開発地区であったX-18999コロニーを掌握。
財団が保有していたガンダムヘビーアームズの設計データを流用して改良を施し、マリーメイア軍の主力兵器となった。


尚、作中で「13番目の星座」と呼ばれる事があるが、
これは名前の由来であるへびつかい座が「13番目の黄道星座」と呼ばれる事もある
(っていうか当時12から13星座への変更が流行ってたから)からである。



■武装

  • ダブルガトリングガン
ヘビーアームズのものと同型(材質は違うが)の二連装ガトリングガン。
性能はヘビーアームズのものとほぼ同等とされ、面制圧に大きな威力を発揮する。

  • 肩部8連装ミサイルランチャー
両肩に装備された展開式ミサイルランチャー。8連×2基で16発装填されている。
威力は非常に高く、直撃すれば並のMSは一撃で破壊される。
ちなみに本機の固定武装はこのミサイルだけで、機関砲や格闘武器の類は搭載されていない。
ただしスパロボなどの一部のゲームでは、ビームサーベルを装備している場合もある。

  • ビームキャノン
バートン財団が入手したヴァイエイトのデータを元に製作したもの。
オリジナルには及ばないものの、ビルゴのビームキャノンに匹敵する威力を持ち、「量産されたビーム兵器では最大級の威力」とされる。
トールギスⅢのメガキャノンをベースにしたという説もあり(1/144キット取説より)、実際メガキャノンを簡略化したような外観である。

  • 大型バズーカ
設計当初から予定された武装。
旧来のMSバズーカよりも大型であり、直撃すればガンダムにもダメージを与えられる。
尚、設計当初にはリーオーの105mmマシンガンの発展型も装備される予定だったが、実機には装備されていない。



■劇中の活躍

X-18999コロニーで製造されており、潜入したデュオ・マックスウェルのリーオーに対し、マリーメイア軍に潜入していたトロワが使用。
彼ならではの初手殲滅戦法と、その攻撃力でリーオーを圧倒した。
「真のオペレーション・メテオ」の際には500機以上が実戦配備され、地球に降下。
ゼクス・マーキスに輸送機ごと数十機が破壊されたものの400機以上が降下に成功した。

ブリュッセル大統領府での決戦時にはプリベンターやガンダムと激戦を繰り広げ、
(手加減されていたとはいえ)その圧倒的な物量で彼らを敗北寸前まで追い込んでいる。

ちなみにトロワが「MSだけを破壊するなら何とかなる」と語っていたが、
実際にはその場にいた250機に加えて、更に数百機が増援として到着している。
その為、実はトロワの分析は決して間違っていない(むしろ予定より多くを撃破している)。
一方ヒイロはツインバスターライフル(の余波)で数十機を容赦なく蒸発させた。

決戦後は、「平和の為に立ち上がる人々」を見た兵士達が自ら破棄し、爆破している。



■ゲーム作品

スパロボ

基本的に敵側量産機は落とされる為にいるゲームなので、性能としてはそれほど脅威ではない(というか、そもそも出ない事も多い)。
が、『第3次Z』では自軍での運用も可能となった……のだが、武器が2つ(ダブルガトリングガンとミサイルポッド)しかなく、移動後に使える武器も全体攻撃もないため使い辛い。
サブユニットとしてはガトリングの攻撃力が高いため少し使い道があるが、修理or補給装置持ちのトーラスの方が優秀で、趣味の機体になっている。

Gジェネ

量産機としては比較的性能が高めに設定されており、また実弾系装備が豊富な為にミサイルゲーであるGジェネでは中々侮れない性能を持つ。
ただし移動力がそれほど高くない事、特殊なオプションがない事がややネック。



■立体化

ガンプラ

EW発売時に1/100が、劇場公開時に1/144が発売。商標の関係からか名前が「サーペントカスタム」となっている。
地球圏統一連合のサーペントをバートン財団が改修したものなので、あながち間違いでもない。

どちらも劇中のプロポーションを完全再現しており、特に1/100はポリキャップ隠しなども仕込まれ、当時としては破格の出来を誇る。
また武装が豊富なのも魅力的。
今作ってもかなりの満足感が味わえます。

1/144には半透明のクリアバージョンも存在するが、当時のクリアパーツの宿命で少々割れやすいので注意が必要。

……サーペントが発売した事からリーオーやトーラスのキット化も期待されたが実現はしなかった……







人違いだ。俺はトロワじゃない。
名前のない、ただのWiki篭りだ……

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