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ポルノグラフィティ

登録日:2011/08/25 Thu 23:59:39
更新日:2026/05/12 Tue 23:54:57
所要時間:約 10 分で読めます






変な踊りいくぞー!



ポルノグラフィティ(英語:Porno Graffitti、中国語:色情塗鴉)とは、日本のロックバンドである。



<概要>

所属事務所はアミューズ。
メンバーは共に広島県の因島を出身地とする。

略称は「ポルノ」「PG」
バンド名だけ見ると卑猥に受け取られかねないが、これは1990年代の大阪でのインディーズ活動時代に、周りのバンドがどれも奇抜な名前をしていた*1事から、これらに埋もれない為にインパクトのある命名をしなければならなかったとのこと。
直接的には、アメリカのロックバンド・Extremeの2枚目のアルバム「Pornograffitti」から取られている*2


<メンバー>

  • 岡野(おかの)昭仁(あきひと)
1974年10月15日生まれ。
ヴォーカルでありながらギターやハーモニカ、ピアノなど弾ける楽器は多岐にわたり、マルチな才能を見せる。
近年では作詞も手掛けるようになり、「君は100%」や「キング&クイーン」といった青春的なイメージの歌詞が多い。

2008年に結婚。相手は離婚経験のある子持ちの女性で周囲を驚かせた。
さらにそれが切っ掛けなのかは定かではないが、同年に禁煙を宣言。歌手としては当たり前かもしれないが、非常に漢らしいと言えよう。
現在は妻の連れ子と実子の二児の父。

さらに2020年からはソロ活動も開始。そこでは様々な作詞家・作曲家から曲や歌詞の提供をしてもらうというスタイルを取っている。

  • 新藤(しんどう)晴一(はるいち)
1974年9月20日生まれ。
ポルノの前身であるバンド「NO SCORE」を結成。
当初は自身がヴォーカル兼ギターだったが、コーラスとして勧誘した昭仁の方が歌が上手い事に気付き、「お前がやった方がいんじゃね?」とその座を渡し、以降はギターに専念。
楽曲の大半が彼によって書かれた歌詞。昭仁とは対照的なアダルティな持ち味の恋愛に関するものが多い。

相方と同年に、女優の長谷川京子と結婚していたが、2021年10月に離婚している。


元メンバー

  • 白玉(しらたま)雅己(まさみ)
1974年4月27日生まれ。ポルノグラフィティ活動当時の名義は「玉」(インディーズ時代)、「シラタマ」(1999~2001年)、「Tama」(2002年以降)。
彫りの深い顔が特徴のベーシスト。晴一とは小中学校の同級生。
昭仁に負けず劣らずのマルチプレイヤーでギター、トランペットも演奏する。
初期の名曲「サボテン」や「渦」などの楽曲を作曲。
2004年に「自身の追求」の為に脱退するが、2026年現在も2人との交流は続いている。

ちなみに、メジャーデビュー後に発表した楽曲の半数近くを作曲していたTamaの脱退後、その抜けた穴を埋めるようにして昭仁と晴一が作曲を担当する楽曲が増えた為か、Tama在籍時と脱退後とでは楽曲の雰囲気がガラリと変わっている。


その他

厳密にはメンバーではないが、ポルノグラフィティとは切っても切れない音楽家がいる。
それが本間(ほんま)昭光(あきみつ)であり、メジャーデビュー前の準備期間から2011年まで、「ak.homma」名義でポルノのプロデューサーを務めていた。
ちなみに本間はこれまで槇原敬之や広瀬香美などといった著名歌手のプロデューサーも経験しており、ファンに「先入観を与えない為」という理由でこの名義を使った。
プロデューサー業だけでなく、「アポロ」「ヒトリノ夜」「ミュージック・アワー」など非常に多くの楽曲の作曲も担っており、彼の作ったメロディは中毒性が高い事もあってか好調な売れ行きを見せた。
ポルノが大ヒットできたのは彼の手腕によるところが大きく、まさに陰の功労者といえる。

しかし、当のメンバー達は「自分達の作曲じゃない曲がヒットしているのが不満」だったといい、自作曲ではシングルの売り上げが露骨に下がっていたのもメンバーを苦しめていた。
2008年の「今宵、月が見えずとも」で初めて自作曲でak.homma作曲を売り上げで上回るようになり、2011年の「EXIT」を最後に本間はプロデューサー・作曲業から離れ、以降は全ての曲をメンバーが作曲するようになった。


<楽曲>

シングル

  • #1:アポロ
1999年9月8日発売のメジャーデビュー曲。
当初は1stシングルながらも爆発的売れ行きを誇り、一部からは「一発屋なのでは?」と囁かれたものの、そんな噂を跳ね飛ばすかのようにヒット曲を重ねていく。
というか本人達もブレイクは予想外だったらしく、グループ名に関しては安易に命名した事を後悔しているとかいないとか……

  • #2:ヒトリノ夜
2000年1月26日発売。
アニメ『GTO』の後期オープニングテーマ。ポルノ最初のタイアップである。

  • #3:ミュージック・アワー
2000年7月12日発売。
ポカリスエットの2000年度CMソングとしてロングヒットし、次回作での1位獲得と合わせて一発屋の汚名を完全に返上した。

  • #:サウダージ
2000年9月13日発売。
初のオリコン1位獲得曲。こちらもポカリスエットCMソング。

  • #:サボテン
2000年12月6日発売。
インディーズ時代からの代表曲。
何度かアレンジを加えてこの形になった為にいくつかバージョン違いがあり、シングルには前版となるSonorityが収録されている。

  • #6:アゲハ蝶
2001年6月27日発売。
資生堂ティセラ・トコナッツココナッツのCMソング。
この曲だけ、撮影時の悪天候のせいでミュージックビデオが完成できなかった。
発売から24年の時を経て、ドラマ『良いこと悪いこと』の主題歌として抜擢され、視聴者を驚かせた。

  • #7:ヴォイス
2001年10月17日発売。

  • #8:幸せについて本気出して考えてみた
2002年3月6日発売。

  • #9:Mugen(ムゲン)
2002年5月15日発売。
2002年FIFAワールドカップのNHK中継曲。

  • #10:
2003年2月5日発売。
ドラマ『スカイハイ』の主題歌。

  • #11:音の無い森
2003年8月6日発売。
昭仁の意向により、タイアップどころか一切の宣伝もなしに発売された。

2003年9月26日発売。
アニメ『鋼の錬金術師(2003年版)』第1期オープニングテーマに起用。

  • #13:愛が呼ぶほうへ
2003年11月6日発売。
ドラマ『末っ子長男姉三人』の主題歌。

  • #14:ラック
2003年12月3日発売。
非常にレアな作品。歌自体は後にアルバム収録されているが、シングルは限定販売品なので非常に手に入りづらい。
ファンなら是非所持したい1枚。持っている人は大切にしよう。

  • #15:シスター
2004年9月8日発売。
Tama脱退後の初シングル。

  • #16:黄昏ロマンス
2004年11月10日発売。
ドラマ『一番大切な人は誰ですか?』主題歌。

  • #17:ネオメロドラマティック/ROLL
2005年3月2日発売。初の両A面シングル。
それぞれダイハツのムーヴカスタムとC1000タケダのCMソングに。また後者には本人が出演。

  • #18:NaNaNa サマーガール
2005年8月3日発売。

  • #19:ジョバイロ/DON'T CALL ME CRAZY
2005年11月16日発売。
前者はドラマ『今夜ひとりのベッドで』主題歌。
後者はまたもダイハツムーヴカスタムのCMソング、そしてTHE夢人島fes.では何と2人の漢らしいナースコスプレ姿で披露された。

  • #20:ハネウマライダー
2006年6月28日発売。
ポカリスエットのCMソング。

  • #21:Winding Road
2006年10月4日発売。
アニメ『天保異聞 妖奇士』の前期エンディングテーマ。
コブクロと絢香のコラボ曲とは別物。

  • #22:リンク
2007年7月18日発売。
こちらはスバルのインプレッサのCMに。

  • #23:あなたがここにいたら
2008年2月13日発売。
映画『奈緒子』主題歌。

  • #24:痛い立ち位置
2008年6月25日発売。
ミュージックビデオにはPerfumeが出演しており、その音源では一部のパートを彼女達が歌っている。

  • #25:ギフト
2008年8月20日発売。
映画『フライング☆ラビッツ』主題歌。
「ハネウマライダー」以来の爽やか系夏うた路線でかなり力が入っていたが、同時期に古豪ミスチルから同名曲がリリースされて空気化という悲劇に見舞われる。

  • #26:Love,too Death,too
2008年10月8日発売。

  • #27:今宵、月が見えずとも

2008年12月10日発売。
映画『劇場版BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ』主題歌。
ポルノのアニメタイアップはこれで通算4回目。
後にPSPソフト『BLEACH ~ヒート・ザ・ソウル6~』のOPにも起用され、初のゲームタイアップも果たした。
シンセサイザーが強調されたロックナンバーで、「太宰」や「グーグル検索」といった固有名詞が歌詞に登場するのも特徴。

収録曲を見ればわかるが、このシングルは実質1曲しか入っていない。
しかしながら、このシングルはポルノが2008年に発売した5枚のシングルの中で最高売上を記録している。
また、年間シングルランキングTOP50にもランクインしている。
ノリのいいアップテンポなサウンドが、リスナーの心を掴んだのだろう。
メジャーデビューから9年経過しても、ポルノの人気が健在であることがうかがえる出来事である……
こらそこ、「タイアップのおかげ」なんて言わない!

なお、公式発表はされていないが、劇場版で使用されている音源はアウトロの一部がシングル版と異なる。
機会があれば聴き比べてみてはいかがだろう。

  • #28:この胸を、愛を射よ
2009年9月9日発売。
10周年記念曲。レコチョクCMソング。

  • #29:アニマロッサ
2009年11月25日発売。
BLEACH』の第11期OP。

  • #30:瞳の奥をのぞかせて
2010年2月10日発売。
ドラマ『宿命 1969-2010 -ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京-』主題歌。

  • #3:君は100%
2010年10月27日発売。
カップリングにペプシNEXのCM曲「GET IT ON」を収録。

  • #32:EXIT
2011年3月2日発売。
ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』主題歌。

  • #33:ワンモアタイム
2011年9月21日発売。
東日本大震災の影響を受け、昭仁が作詞作曲。「自分達にできる事は何かを全力で模索した結果、出来上がった楽曲」と語っている。

  • #34:ゆきのいろ
2011年11月23日発売。

  • #35:2012Spark
2012年2月8日発売。
実写映画版『逆転裁判』主題歌。

  • #36:カゲボウシ
2012年9月19日発売。
ドラマ『つるかめ助産院』主題歌。

  • #37:瞬く星の下で
2013年3月6日発売。
アニメ『マギ』第1期第2クールOP。

  • #38:青春花道
2013年9月11日発売。

  • #39:東京デスティニー
2013年10月16日発売。

  • #40:俺たちのセレブレーション
2014年9月3日発売。

  • #41:ワン・ウーマン・ショー ~甘い幻~
2014年11月5日発売。

  • #42:オー!リバル
2015年4月15日発売。
映画『名探偵コナン 業火の向日葵』主題歌。

  • #43:THE DAY
2016年5月25日発売。
アニメ『僕のヒーローアカデミア』第1期OP。

  • #44:LiAR/真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ
2016年11月9日発売。

  • #4:キング&クイーン/Montage
2017年9月6日発売。
「キング&クイーン」は日本テレビ系列『2017年ワールドグランドチャンピオンズカップ「グラチャンバレー2017」』テーマ曲、「Montage」はアニメ『パズドラクロス』第3期OP。

  • #46:カメレオン・レンズ
2018年3月21日発売。
ドラマ『ホリデイラブ』主題歌。

  • #47:ブレス
2018年7月25日発売。
劇場版ポケットモンスター みんなの物語』主題歌&『ポケットモンスター サン&ムーン』第3期ED(テレビ東京系列の本放送時のみ使用)。

  • #48:Zombies are standing out
2018年9月28日、配信限定で発売。

  • #49:フラワー
2018年12月14日、配信限定で発売。
映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』主題歌。

  • #50:VS
2019年7月31日発売。
アニメ『MIX』後期OP。

  • #51:テーマソング
2021年9月22日発売。

  • アビが鳴く
2023年5月31日、配信限定で発売。
この曲以降、なぜかナンバリングが振られなくなっている。

  • 解放区
2024年3月27日発売。
上記「アビが鳴く」もここでCDとして収録されている。


アルバム

  • #1:ロマンチスト・エゴイスト
  • #2:foo?
  • #3:雲をも摑む民
  • #4:WORLDILLIA(ワールディリア)
  • #5:THUMPχ(サンプ サンプ サンプ)
  • #6:m-CABI(エム キャビ)
  • #7:ポルノグラフィティ
  • #8:∠TRIGGER(トリガー)
  • #9:PANORAMA PORNO
  • #10:RHINOCEROS
  • #11:BUTTERFLY EFFECT
  • #12:

以上のように数々のCMやドラマ、映画、そしてアニメソングを歌っており、メジャーな存在ながらもアニヲタ民にも馴染みがあるバンドと言えよう。


<余談>

さて、長々と楽曲を紹介してきたがポルノを語る上で避けられないものがある。それは……




歌詞のど忘れである。




過去にジャニーズを抑えて結婚したい男性ランキング上位に入った事もある昭仁だが、ライブではしょっちゅう歌詞をど忘れ・間違える。
Mステを始めとする数々の番組で歌詞が飛び、間違い、過去にはあの国民的歌番組・「NHK紅白歌合戦」でも間違えた事がある。
1度目は時間の都合で急がされていたという理由があるが、2度目は東京スカイツリーに見とれていたらしい。


スイマセン歌詞間違えましたーッ!


テレビだけでなく自身のライブDVDでも、歌詞が飛んで観客に謝罪している場面が映っているものもある。
「歌詞間違いの一度や二度あるさ」と言う人もいるかもしれないが、いかんせん昭仁の場合は……多過ぎる。
さすがに最近は間違わなくなってきた……と思いきや意外と減っていない。おい持ち歌だろ?

また、とあるライブではチャックの壊れたズボンに気付かずはいてしまっていたりと、かなりのドジっ子な一面も見受けられ、ポルノチームの萌えキャラとして女性ファンの人気を博している。
そんなお茶目な一面がありつつも、自他ともに認めるライブバンドである程ライブの質、評価は高い。



そして、大事な事を1つ書こう。
常識だと思うが、CDのジャケ絵やアーティストが写っている画像には、当然著作権、肖像権が発生する。
だが…一部のファン(笑)が無断で使用する事がある。
ポルノグラフィティは特に厳しいわけではないが、「ところどころに自分達の顔が写ってる画像を無断で使用しないで欲しい」とコメントしているので、本当にファンであるならば理解してほしい。
もちろん公式の画像は大丈夫。



追記・修正お願いします。


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最終更新:2026年05月12日 23:54

*1 「女子高生尿道結石」「膀胱チョップ」「餃子大王」など。

*2 なお、Extremeのアルバムの時点からそうだが、元の単語からなぜか「t」が一つ多くなっている(graffiti → graffitti)。