スタートレック(ドラマシリーズ)

登録日:2011/12/26 (月) 14:04:01
更新日:2020/03/10 Tue 23:08:44
所要時間:約 6 分で読めます




宇宙、そこは最後のフロンティア。

これは宇宙船エンタープライズ号が任務を続行し

未知の世界を探索して、新しい生命と文明を求め

人類未踏の宇宙に勇敢に航海した物語である。


スタートレックはアメリカで制作されたSFドラマ。
スターウォーズがSF映画の金字塔だとすればSFドラマの金字塔がこれである。
その人気は(とくにアメリカでは)すさまじく、現在までに6つのドラマシリーズ、13作の映画が製作されている。
ここでは特にドラマシリーズの方を説明する。

SW同様コアなファンも多く、ギャラクシークエストなんてパロディ映画も製作されたほど。

SWと共に後のSF作品に(今までも、そしてこれからも)大きな影響を与え続けている。

全701話、525時間以上の大長編だが一日中見続ければ、わずか21日で視聴可能なので夏休みなどの長期休暇を使って視聴してみてはいかがだろうか?


◆[ドラマ作品]◆

以下はドラマ作品を紹介する。
タイトルは原題、()内邦題。

STAR TREK(宇宙大作戦)/TOS


記念すべき第1作目にして全ての始まり*1

舞台は23世紀、惑星連邦の科学調査船エンタープライズ号の活躍を描く。
宇宙船に様々な人種のクルーが乗り込んでいたり、社会問題をエピソードに盛り込むなど当時としては革新的な内容であり、ウフーラ大尉をはじめとした女性の登場人物の活躍に影響を受けて俳優となった者も少なくない。
OPはウルトラクイズのパクリ…ではなく正真正銘こちらがオリジナルである


ガンダム同様、打ち切り作品だったが名作の例にもれず放送後、ブームに火がついた*2
古い海外ドラマらしく翻訳が色々とえらいことになっているが仕方ない。
吹き替えじゃ24世紀ってことになってるし・・・

「船長、その言い方は非論理的です」


STAR TREK:NEXT GENERATION(新スタートレック)/TNG


第2作目にしてスタートレックの地位を不動にした作品。
日本でも大々的に宣伝されていたので、この作品からスタートレックを知った人も多いのでは?

舞台はTOSの約80年後の24世紀、偉大なハゲピカード艦長の指揮するエンタープライズ-Dの活躍を描く。
基本的にこれ以降のシリーズはこの作品での設定がベースとなっている。

この作品で前作の敵クリンゴン人が準主役に加わり、時代が進んだことが印象付けられる。余談だが、これ以降クリンゴン人に関する掘り下げが進み、ファンによるクリンゴン語なる学問も(本当に)誕生した。

副長ライカーの初期と最後を見比べると作中での年月の経過が良く分かる。

ピカードで比べるのはNG、あのハゲは老けない仕様に違いない若い頃にはもうハゲてた*3


STAR TREK:DEEP SPACE NINE/DS9


新スタートレックのスピンオフ作品第一弾。

舞台は宇宙船からディープ・スペース・9というカーデシア製宇宙ステーションに移り、第3シーズンからは銀河史上最大の戦争であるドミニオン戦争が描かれる。
当初は大型シャトルと言えるランナバウトで艦船要素を補っていたが、中盤から小型の戦闘用途重視艦USSディファイアントが加わる。

放送期間がTNGとVOYにかぶっていたため両方のキャストの客演がみられる。

真の主人公はクワークとモーン


STAR TREK:VOYAGER/VOY,VGR


新スタートレックの(一応の)スピンオフ作品

舞台は地球から7万5千光年離れた銀河系の反対側、デルタ宇宙域となる。

そこに迷い込んだUSSヴォイジャー(艦としては中型のイントレピッド級)は悪魔キャスリン・ジェンウェイ艦長の指揮の元、地球への帰還の旅路の中、新たなるフロンティアで破壊と略だ…調査と探検の旅を続ける…

最強の敵ボーグが雑魚キャラになってしまった最大の原因作とも…
ドクターこそが真の主役!


STAR TREK:ENTERPRISE/ENT


第5作目。
シリーズ初のOPに主題歌がつき、帆船エンタープライズから22世紀までの歴史が表現される。

時代は宇宙大作戦から100年前に遡り、人類の宇宙開拓の黎明期。
後に惑星連邦を創設するアーチャー船長が指揮するNX-01エンタープライズ号の活躍を描く。

TOS同様これも打ち切りを食らったが放送後のブームになることも映画化することもなかった不遇の作品。
時代設定やデザイン設定が他の作品と矛盾が生じているがスタートレックではよくあることである!・・・というか、シリーズが長続きしている以上昔考えられた未来と現在考えられる未来が変わってるのは仕方ない。

ポートスかわいいよ!ポートス!

STAR TREK:DISCOVERY/DSC,DIS,STD


現在進行中の作品。
宇宙大作戦の10年前が舞台。
主人公はシリーズ初の一クルーであるバーナム元中佐・元受刑者。
やっぱりTOSより技術が進みまくっているし制服も全然違うがスタートレックでは(ry

最初に出てきた主人公の元上司である船長が敵艦で戦死して遺体が放置された後(このクリンゴンたちは味方に放置されどうしようもなかったとはいえ)食われてたり新しい船長は戦争屋だったりディスカバリーの同型艦の乗員全員が事故でかなりグロい死に方してたりとスタトレにしてはダークな展開になっているが細かいところに過去作のネタが仕込まれていたりと今後が楽しみである。
そしてクリンゴンとの戦争は第1シーズンで終結し*4、第2シーズンでは過去シリーズに近い雰囲気へ回帰。一話完結ながら大きな謎を追い未来を救う連続ストーリーとなった。第2シーズン・フィナーレで約1000年後の未来へと跳んだディスカバリーを待つものとは…

TOSの10年前=パイロット版の時期、ということで早い時期からエンタープライズの登場が期待されていたが、第1シーズンラストシーンで満を持して登場を果たし、第2シーズン終盤で本格的に出番がある。当時のイメージはそのままに現代的にアレンジされた姿は必見。
あと、TOSのパイロット版だけのキャラクターだったエンタープライズのパイク船長とウナ副長が50年ぶりにTVに登場。一気にキャラが掘り下げられた。

STAR TREK:PICARD/STP

現在進行中の作品。
新スタートレックの29年後が舞台で、DS9以降のドラマ作品で初めて宇宙船の名前をタイトルに冠さない&人物名を冠する。
提督になった後、宇宙艦隊に反発し辞職したピカードが主役となる。さらにライカーやセブン・オブ・ナインといった旧作のキャラの多くがオリジナルキャストで登場する。
半ば世捨て人になっていたピカードがだんだん昔の情熱を取り戻していく姿は必見。

◆[スタートレックの重要用語]◆
◆転送装置◆
スタートレックの象徴ともいえる装置、要はテレポーテーションを行う装置。
ざっくり言えば、物体をエネルギーに変換し移動先で再構成する仕組み。
惑星への上陸や他の船への移動に使う。
よく事故って死人が出たり変なところで実体化したり人が分裂したり合体したりする。

元々は製作費の節約のためにシャトルの代わりの苦肉の策だったが好評を博したため以後、シリーズの象徴となった。
スタートレックは知らなくても「転送!」という言葉を聞いた人は多いのでは?

◆ワープ◆
宇宙戦艦ヤマトなどでお馴染みの瞬間移動的な意味合いではなく、普通に超光速を出す推進システム。
物質・反物質対消滅反応で生じたエネルギーをコイルに流し、球状の亜空間フィールドを発生してフィールドごと宇宙空間を滑走することで光速度不変の法則を突破する(フィールド内では静止しているため相対性理論を無視するものではないとされる)。
TNG以前とそれ以降で単位系が異なり、TNG以前では「光速×係数の3乗」、TNG以降では「展開している亜空間フィールドの次数を基準とし、速度は光速×係数の10/3乗*5」として計算される(ワープ1が光速なのはどちらも同じ)。

◆ホロデッキ◆
TNGで登場したバーチャルリアリティーの世界を作り出す装置と部屋。
物体を分子レベルで複製する技術とトラクタービームを合わせて作られたもので、立体映像とホロデッキ内でだけ実体を保てる特殊な物質を組み合わせてリアリティを実現する。
中で移動するとそのままだと壁に向かってしまうが、そうならないように重力ビームで制御されるためいくらでも長距離を移動できる。
こいつも(転送装置ほどじゃないけど)事故頻度が高い。

刃物や銃なども生成可能で、通常はセーフティによって命中しても大丈夫になっているが、解除すると本当に武器として使用可能。機関銃をぶっ放してボーグを倒すシーンもある。

この装置で宇宙船にいながらあらゆる世界、歴史を体験できる。
つまり二次元嫁の世界も体験できる夢の装置
TNGのシャーロック・ホームズごっこは名物。

この装置の登場で多くの監督と脚本家が救われた。

◆赤服の運命◆
スタートレック最大の死亡フラグ
保安要員は赤い服を着ており、彼ら赤服はエイリアンや状況の脅威を示すために真っ先に犠牲となることに由来する

後に保安要員は赤から黄色服になったが保安要員=死亡フラグは服の色では回避できず「黄色服の運命」になっただけであった

今後もスタートレックでは多くの保安要員がその儚い命を散らしていくことだろう…合掌

そしてDSCではたった3話で保安部長が赤服(銅ライン)の宿命を背負ってしまった・・・



アニヲタの集い、そこは最後のフロンティア…
これはwiki籠り達がアニヲタwikiにおいて任務を続行し
未知の項目を探索して、新しいネタと荒らしを求め
人類未踏の項目を勇敢に追記・修正した物語である

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最終更新:2020年03月10日 23:08

*1 TOSはThe Original Seriesの略

*2 打ち切りの原因は当時の視聴率の集計方法のせいもあったらしい

*3 演じるパトリック・スチュアートは20歳の頃にはもうハゲてたらしい

*4 それでも映画6作目までは冷戦状態だが

*5 ワープ9以降は小数点以下が少しでも増えると大幅に増速し、ワープ10は無限速となる