アットウィキロゴ

小林玉美(ジョジョの奇妙な冒険)

登録日:2013/11/01 Fri 01:34:35
更新日:2026/06/04 Thu 13:19:07
所要時間:約 7 分で読めます





この小林玉美をなめんなよッ!ションベンくせージャリがァッ!


ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』の登場人物。
CV:田中一成(ASB)/鶴岡聡(TVアニメ版)*1

東方仗助達の高校のOB。20歳。
身長153cmと小柄だが、回を追うごとに身長が縮んでいき、初回時のような悪ぶった見た目もデフォルメ化された。
(尤も、4部では背が縮むキャラは他にもいる)
口の左に十字型の傷がある。

元々はただの一般人だったが、虹村形兆にスタンドの矢で射ぬかれスタンド使いになり、彼はスタンドを利用してゆすり屋となった。


○活躍


登校途中の広瀬康一に袋詰めのを轢かせた事で「玉美の猫を轢いた」罪悪感でゆする。直後に現れた仗助と虹村億泰に詰め寄られるも、億泰に殴られた際にわざと怪我をして億泰にもゆすりをかける。
しかし仗助に玩具の猫であった*2事を暴かれ、怪我はクレイジー・ダイヤモンドにより治療された為に能力が解除。康一から奪った金を戻すことで場を収めるも、実は金の端だけを渡す*3とセコイ真似をする。

今度は康一の家族をターゲットにし破滅させようと試みるも、激怒した康一の精神力でエコーズが卵から進化し、「殴られ続ける音を貼り付ける」事で苦しめられる。
しかし玉美が最終手段として自分をわざと刺して「康一に刺された」となすりつけたことで、康一の母親が罪悪感に押し潰され自殺寸前まで追い込まれる。
玉美は音を消したら命は助けると取引を持ち掛けるも、康一は拒否。




いいや「音」は消さない


その逆だ!「音」を出す!






信 じ て !





康一は逆に「信じて!」の音を出して母親に貼り付ける。
その結果、母親は「康一は悪くない。何かの間違いだ。」と康一を『信じた』ために罪悪感から開放されスタンドが解除される。
(その際、玉美は「俺の親なんか絶対信じねーのによぉ!」と言っている。康一が真面目に生きていたおかげでもあるが、玉美が少しかわいそうな気もする。)

なすすべ無くなって泣きながら許しを請うが、康一から(冗談で)金銭を要求されるという意趣返しを食らい、その時の康一の凄み故に「冗談に聞こえなかった」と完全に心が折れ、敗北。
完全敗北した玉美は以降、康一の(自称)舎弟となり、味方になった。
が、その後の出番は間田敏和の情報を教えたことと仗助と露伴のチンチロ勝負に取立人として立ち会ったくらい。
間田の件では仗助に化けたサーフィスに頭を殴られ、重傷を負いフェードアウト。ナレーションからも「人知れず入院」とか言われてた。
また本人の出番はないが、山岸由花子と康一が対決した際、思い込みの激しさゆえにエコーズ(act1)の能力が通用しない由花子のことを「玉美とは違う」と評する場面がある(コマの間に玉美の登場エピソードを参照する旨の注釈が入った)。

その後は大手の金融会社に就職し、取立人をしているとの事。
ちなみに仗助の事は嫌いだが、仗助に化けたサーフィスに殴られた時の事は覚えてないらしい。
康一の事は打算なしで純粋に尊敬しているらしく、杉本鈴美の成仏の際にも気さくに挨拶して登場している。


○スタンド

ザ・ロック(錠前)

破壊力E/スピードE/射程距離A/持続力A/精密動作性E/成長性E

他者に取り付く南京錠型のスタンド。
南京錠には「銭」の文字が書かれている。
本体の周囲で罪悪感を感じた人間に自動的に発動する。対象の持つ罪悪感に応じて大きくなり、心身に重圧を与える。
複数の相手に同時に取り付けることも可能。
このスタンドにかかると、対象は罪悪感から逃れたい一身で言いなりにされてしまう。
しかも、一度錠前がかかってしまった状態で玉美に攻撃しようとすると、錠前を通じて自分にダメージが帰ってきてしまう。
気が弱い人や思い込みが激しい人にはこれだけでも厄介だが、
罪悪感がMAXになると罪の重さに耐え切れず、遂には自殺を選んでしまう…という、はまると恐ろしい能力である。

錠を取り付けられると、基本的には玉美が解除しない限り効果が続く。
が、能力の素である「罪悪感」が無くなれば解除される。
アニメではその際、錠前が外れて消滅する演出が追加されている。

ちなみに康一との対決時には能力の発動トリガーとなる罪悪感を覚えた時に初めてスタンド像が発現する描写だったが、露伴と仗助のチンチロリン対決では既に発現した像を持ち歩いているような格好になっていた。
さらにこの時には「玉美に仗助を見張らせ、仮に次の勝負であえてイカサマをしない選択をすれば、その心境の変化を錠前が感じ取って仗助に飛んで行く」という、疑似的なウソ発見器としての能力の新たな応用も見せている。
正直、その仗助の思惑を「罪悪感」と評するのにどこか違和感がある気がするが、能力の成長でそれ以外の心情にも反応できるようになったのだろうか?
結果的に仗助はそのまま特に動きを変えなかったため、その能力が発動することはなかった。

だが、『罪悪感を持たない相手には効果がない』のが最大の弱点
ジョジョでは悪役の殆どがぶっ飛んだ外道ばかりな上に、味方サイドも信念を持った強メンタルが多いので、ネタがばれていなくても通用する相手の方が寧ろ少ない。
また物理戦闘力は皆無な上に、そもそも本体の玉美自体が心身ともに強くない(もっとも、これは4部キャラの大半に当てはまるが)ので単純な肉弾戦ではまず勝ち目は出てこない。
そのため、「最弱のスタンドは?」というスレでは度々名が挙がるほど。
上記のステータスを見ても射程距離と持続力は最高評価、それ以外が全部最低という、ジョジョ全体を通してもそうそう見ないピーキー通り越した低スペックである*4
また、7部で上位互換ともいえる「シビル・ウォー」が登場したのも痛い。

しかし、戦闘で精神的にも肉体的にも重圧をかけられるのは地味に厄介で、自殺を誘導させるのも強力。
更に、尋問・脅迫としても有効な上に、作中の様に人質として使われるとかなり面倒。
使い手と使い方によっては大きく化ける可能性がある。康一の様な精神に呼びかける能力が無いと危険でもあり、知略戦向きのスタンドであると言えよう。
彼は借金取りとして再就職したらしいが、その「取り立て」の際にはうってつけの能力と言える。

…それ以前に、ジョジョ以外の作品なら活躍出来るんじゃないか?と言われることが多かったりするが。
特に本編のチンチロリン対決みたいにイカサマ上等のギャンブル漫画みたいなカテゴリーでは無類の強さになる可能性が高い。本体の資質も相応に要求されるが。
知略戦も数多くあれど、基本的にはスタンドや本体の直接攻撃で勝負を決するのがメインのジョジョのバトルにおいてあまりにも限定的・直接戦闘向きで無さすぎたのが痛手だったのだろう。


名前の元ネタはイギリスのロックバンド「The Who」の楽曲『The Rock』から。
スタンド側の綴りは差し詰め『The Lock』と言ったところか。



玉美のタマはキモッ玉のタマだッ!
名前に負けねーように追記・修正見せてやるぜッ!

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年06月04日 13:19

*1 鶴岡は第2部『戦闘潮流』のアニメ版では吸血鬼の一人・ベックの声で出演している。

*2 本物の猫を使っておけば確実に勝っていたはずなのだが…さすがの彼もそれは残酷だと思ったのだろうか?あるいは、猫を捕まえることができないか、または面倒くさかったのだろうか?それとも普段から同じ手口を使っていて何度も使いまわす小道具だったのか?卑怯でずるい男にしては妙な点ではある。

*3 破損した紙幣は銀行に持っていけば新札と交換してくれるが、100%の金額で交換するには一定以上の割合が残っていなければならない。玉美が渡したのは金額が見える角の一部分の為、康一は交換できず玉美側は100%交換可能という状態だった。

*4 最弱を自称する恋人(ラバーズ)さえ射程距離と持続力が同じAでスピードと精密動作性がDとわずかだが上回る判定。一応、作中でも最弱と明言されたサバイバーは持続力以外全部Eで、持続力すらCとザ・ロックの方が上回っている。