アドラス

登録日:2013/11/04(月) 22:25:43
更新日:2020/02/25 Tue 22:03:44
所要時間:約 8 分で読めます




アドラスとはデュエル・マスターズに登場するクリーチャーであり・・・カスレアである。

アドラス SR 文明 (7)
クリーチャー:シー・ハッカー 4000
■ウェーブストライカー(バトルゾーンに「ウェーブストライカー」を持つクリーチャーが他に2体以上あれば、このクリーチャーは次のWS能力を得る)
WS-このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、
各プレイヤーは、バトルゾーンにある自分自身の「ウェーブストライカー」を持つクリーチャー1体につき1枚カードを引く。

7という重いコストでありながら行使できる能力は条件付きの大量ドローのみ。
その条件も中々厳しく、自信を含めるとはいえそれでも2体以上のウェーブストライカーが場にいる必要がある。
更に7コストのクリーチャーはウェーブストライカーに限らず、切り札としての機能が求められる重さであり、
それ以外に何も能力を持たないこのクリーチャーはかなり肩身が狭い。
それでいてスーパーレアという最高レアリティに位置しており、
同弾のトップレアでありベリーレアの魂と記憶の盾を引き当てようとしたデュエリストたちを落胆させた。

更に彼が出てきた次の弾では・・・

星雲の精霊キルスティン VR 文明 (7)
クリーチャー:エンジェル・コマンド 5000+
■ウェーブストライカー
WS-バトルゾーンにある自分のクリーチャーすべてのパワーは+5000され、「ブロッカー」と「W・ブレイカー」を得る。

規格外のバンプアップと打点増強能力を持ち合わせた後輩が彼よりも1段階低いレアリティで登場。
数を並べて制圧能力で押し切るウェーブストライカーと完璧にかみ合っており、元々なかったアドラスの席をさらに追いやった。
ちなみにキルスティンが出た2年後の大会で、
キルスティンを採用したタイプのウェーブストライカーがジュニアクラス準優勝という快挙を成し遂げている。
(ん?登場当初はどうだったのかって?・・・まぁこいつの全盛期という時点でお察しくださいとしか…)



以上の事から彼はインフレの続いた現在はおろか当時のウェーブストライカーとしても最弱の評価である。
とはいえ大量ドローが行えるウェーブストライカーは後にも前にも彼だけなので、
その独自の能力を活かすデッキをこのページを見ている皆様方にぜひとも作ってほしい。


追記、修正はウェーブストライカーを3体並べた状態でお願いします。










































ところが日本では上記の扱いを受けているアドラスも
北米版デュエルマスターズ、kaijudoではかなり優遇されている。
アドラスはkaijudoの聖拳編にあたる「Clash of the Duel Masters」に収録。

その効果がこちら↓

Squillace Scourge SR /文明 (9)
クリーチャー:キマイラ/リヴァイアサン 8000
(This card enters your mana zone tapped.)
■Double Breaker (This creature breaks 2 shields.)
■Mindcrush-When this creature enters the battle zone, each player discards his or her hand.
■Tempest of Tentacles-When this creature enters the battle zone, your opponent can't attack or block with creatures until the start of your next turn.

   ↓  日本語訳  ↓   

(このカードはマナゾーンに置くときにタップして置く)
W・ブレイカー
マインドクラッシュ-このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、
お互いのプレイヤーは自身の(ランダムの可能性もあり)手札を1枚選んで捨てる。
テンペストオブテンタクル-このクリーチャーがバトルゾーンに出た時
相手のクリーチャーは次の自分のターンの初めまでアタックすることもブロックすることもできない。




変わり過ぎである。

変わりすぎである

大事な事なので二回言いました。

まず文明に闇が追加され、更に自身の所属も、何故生まれたかもすらわからないシー・ハッカーから
kaijudoで優遇されているリヴァイアサンとキマイラに変更された。(余談だがこの弾には環境入りクラスの大型リヴァイアサンが収録されている。)

更にコストが2上がっただけでパワーが4000も上昇。そして念願のW・ブレイカーも付与された。

そして最も恐ろしいのは3つ目の能力。
端的に言えば
どんなにブロッカーが居ようともこちらの攻撃は素通りし暴れまわった彼らに対して反撃することもできない
というフィニッシャーとして相応しく、且つ理不尽極まりない能力である。

実際に重量級リヴァイアサンを大量に搭載し、Bottle of Wishesといった山札の上がクリーチャーであれば無条件で踏み倒せる呪文を使用した
「リヴァイアサンコントロール」では堂々の3積み。更に優勝までもぎ取っている。
(補足:kaijudoは本家と違い、同名カードは3枚まで。)
当然レアリティも高いため相場も1枚25ドル(現在の日本円で2000円~2500円)の高値で取引されている。
ここまで高レートになるとはアドラス出世したものである。

……それだけではない、彼は他の渡米組とは一味も二味も違っていた。
なんと

ストラクチャーデッキ「Choten's Army」の看板クリーチャーとなり、(しかも新規イラスト!)

更には

それとほぼ同時に発売した最新弾「Invasion Earth」のパッケージイラストに抜擢される。


という2重の快挙を成し遂げている。どこまで行くんだアドラスよ。

ちなみにこのストラクチャーデッキに収録されているアドラスは黒幕Chotenの忠実な下僕、Corruptedと化したという設定になっており、
その能力を大きく変えている。

Vicious Squillace Scourge SR /文明 (5)
進化クリーチャー:Corrupted(オリジナル種族)キマイラ/リヴァイアサン 9000
(This card enters your mana zone tapped.)
■Evolution - Put on one of your Corrupted creatures, Leviathans, or Chimeras.
■Double Breaker (This creature breaks 2 shields.)
■Crushing Assault - All your Corrupted creatures can't be blocked and have "Slayer".
(When a creature that has "Slayer" loses a battle, banish the other creature.)

   ↓  日本語訳  ↓   

(このカードはマナゾーンに置くときにタップして置く)
進化-自分のCorrupted、リヴァイアサン、キマイラのいずれか1体の上に置く。
W・ブレイカー
クルッシングアサルト-バトルゾーンにある自分のCorruptedはブロックされずスレイヤーを得る。
(スレイヤーを得たクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する。)

完全なコントロールに成功したのか、能力が弱体化した代わりに
4コストダウンし、パワーに至っては1000上がった。
ブロックされない能力が「事実上自分フィールドの全てのクリーチャー」から「Corrupted限定」に変わり、
また「相手クリーチャーはアタックできない能力」は「Corrupted全員をスレイヤーにする」となって擬似的に再現されている。
オリジナルがコントロールの締めに入るタイプだとすればこちらはビートダウンのフィニッシャーと言ったところだろう。


アメリカで大成功をおさめたアドラス。
彼のこれからの活躍に期待したい。


追記、修正はデュエルマスターズもkaijudoもこよなく愛す人にお願いします。

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